国内No.1の広告媒体資料・マーケティング資料のポータルサイト

現在の資料登録数8,604件  会員数116,772人
媒体資料のメディアレーダー

■ ダウンロード会員様ログイン

■ 資料掲載企業様ログイン

アンダーライン
公開日:2021年11月29日 更新日:2023年09月15日

面白いキャッチコピー!作り方、コツを紹介

面白いキャッチコピー!作り方、コツを紹介面白いキャッチコピー!作り方、コツを紹介

キャッチコピー(広告コピー)とは

キャッチコピーとは、catch+copyと書いて、人の注意をひく広告文、宣伝文を意味します。
英語では、単にcopyまたはsales messageで表すのに、日本ではわざわざcatchをプラスして作った和製英語です
注意を引いて何を狙うのか、広告・宣伝の意味が問題となります。

広告宣伝は、一般的に、広告と宣伝が同義として扱われ、使われる言葉は「広告」が多く、意味は「宣伝」を示す割合が多いのが特徴です。
広告は、アドバータイジング(advertising)の訳語で、広く知らしめることを意味し、認知させることに重きがあります。
宣伝は、プロパガンダ(propaganda)の訳語で、大衆操作を意味していました。
その際、集客のため、メディア媒体を大々的に使用していたのが宣伝の特徴です。

従って、キャッチコピーとは、媒体を使って、キャッチーな文言で、人の注意を引き、消費者の認知から興味関心、比較検討、購買までの消費サイクルを促すものと解します。
マーケティング部門のプロモーション活動に位置するキャッチコピーを特徴づけているのはキャッチーな言葉を使う点とメディア媒体を使う点です。
その目的はどこにあるのでしょうか。

キャッチーな言葉を使う目的

キャッチーな言葉を使う目的は、以下のような記憶付け、ブランディング、コンバージョンの3つの効果を狙える点です。

記憶付け効果

単なるコピーではなく、消費者の視覚、聴覚、知覚を刺激し注意を引くキャッチーな言葉であるがゆえに、しっかりした記憶付けに効果があります。

ブランディング効果

キャッチーな文言で、消費者の潜在意識に語り掛けたり、企業の問題解決姿勢や社会問題への姿勢を示したりすることで、共感を促し距離を縮め、企業や商品・サービスのブランディングを獲得することが可能です。

コンバージョン効果

お得な情報の数値・実績・効果又は新情報を、キャッチーな言葉で強調して、コンバージョン(購買、資料請求、会員登録など)を促します。
ブランディング効果を狙ったものをイメージキャッチコピー、コンバージョン効果を狙ったものをセールスキャッチコピーともいいます。

メディア媒体を使う目的

販売員を使う直接的なプロモーション活動と異なり、メディア媒体を使う目的はそのリーチの広さと保管機能にあります。
キャッチコピーの媒体はTVCMが印象的ですが、web媒体、特にTwitterなどSNSを使えばTVより遥かに遠くのターゲットにリーチすることが可能です。
保管機能のあるチラシ等紙媒体もいまだ重宝されています。
地元密着型の飲食店やリフォーム店などにとっては、チラシでの集客が非常に効果的です。例えばリフォームの場合、必要となる時期が必ず来るビジネスモデルにもかかわらず、その時期が潜在顧客ごとに大きく異なりプロモーション活動に大変苦労します。しかし、ポイントを絞った地域に定期的にチラシをポスティングすることで認知を広げ、自宅に保管してもらえれば、リフォームが必要となった時期に連絡をもらえるきっかけになるので、チラシは便利な媒体です。


キャッチコピー(広告コピー)に関する資料まとめ

キャッチコピーに関する資料や、キャッチコピーの作成に役立つ資料をまとめています。 資料のダウンロードは何度でも無料ですので、ぜひお役立てください!
また、メディアレーダーでは、日々開催されいているオンラインセミナーに申し込むことも可能です。
セミナーへの申込も無料でできますので、ぜひ無料会員登録して、気になるセミナーにお申込みください。

【“言葉と画”のブランディング】御社をロゴマークとキャッチコピーで表現します! | 株式会社ビズアップ

【“言葉と画”のブランディング】御社をロゴマークとキャッチコピーで表現します!

Twitterでキャッチコピーコンテストを開催!あなたの商品をネットで拡散! | 株式会社メルタ

Twitterでキャッチコピーコンテストを開催!あなたの商品をネットで拡散!

面白いキャッチコピー(メーカー業界)

「24時間戦えますか。」-リゲイン

広告対象:栄養ドリンク
広告主:三共(現:第一三共ヘルスケア)株式会社
ターゲット:一般消費者
掲載媒体:TVCM
掲載開始時期:1988年
キャッチコピーの解説
「戦えますか。」と消費者に問答して知覚を刺激し記憶付けに効果を発揮しました。
「24時間」という数値で効果を強調し商品のコンバージョンを促し、企業戦士という言葉が生まれるほど厳しい労働環境だった1980年代終盤当時のビジネスマンをサポートする姿勢を示して企業のブランディングにも貢献した事例です。
参考:リゲインについて

「やめられない、とまらない かっぱえびせん」-かっぱえびせん

広告対象:スナック菓子
広告主:カルビー株式会社
ターゲット:一般消費者
掲載媒体:TVCM

キャッチコピーの解説
語尾を揃え、自然に口ずさむインパクトのあるメロディーで聴覚を刺激し記憶付けに成功し、食べ始めたら止まらない飽きのこない美味しさを「やめられない、とまらない」というキャッチーな表現で強調しコンバージョン効果を獲得しています。息の長いキャッチコピーで企業のイメージを形成しブランディングに成功した例文です。
参考:かっぱえびせんオフィシャルサイト

面白いキャッチコピー(流通・小売業界)

「セブンイレブン、いい気分」-セブンイレブン

広告対象:コンビニエンスストア
広告主:株式会社セブン-イレブン・ジャパン
ターゲット:一般消費者
掲載媒体:TVCM

キャッチコピーの解説
語尾を揃え、韻を踏むメロディーで聴覚を刺激し、コンビニエンスストアという新たなビジネスモデルを消費者に記憶付けました。
24時間買い物に困らないお得な効果を「いい気分」というキャッチーな言葉で強調し来店を促しています。現在は「近くて便利」というシニア世代を意識したキャッチコピーに変わりましたが、勤務時間多様化による買い物難民という当時の社会問題への解決姿勢を示し企業のブランディングに貢献しました。
参考:セブン-イレブン

「お、ねだん以上。ニトリ」-ニトリ

広告対象:家具インテリア店
広告主:株式会社ニトリ
ターゲット:一般消費者
掲載媒体:一般ポスター

キャッチコピーの解説
「安かろう悪かろう」だけではないことの気付きを消費者に示し、「お値段以上」ではなく「お、ねだん以上」というダジャレで笑いを誘い、記憶付けに成功。
市場にまだ浸透していない「安くて高品質」という常識を浸透させようとする姿勢を示し企業のイメージを向上させブランディングに貢献しました。
「お値段以上」というお得な情報をキャッチーな言葉「お、ねだん以上」で強調し、来店を促しています。
参考:ニトリホールディングス

面白いキャッチコピー(金融業界)

「買い物するとき、気が大きくなってません?」-全国銀行協会

広告対象:キャッシュカード
広告主:一般社団法人全国銀行協会
ターゲット:一般消費者
掲載媒体:一般ポスター
掲載開始時期:2009年11月

キャッチコピーの解説
「気が大きくなってません?」という疑問形で消費者に問答して知覚を刺激し効果的に記憶付け。
カード破産という社会問題への解決姿勢を示すことで、銀行全体のブランディングに貢献しています。
参考:全国銀行協会

「あなたの代わりに注釈を読みまくっています。」-保険クリニック

広告対象:来店型保険ショップ
広告主:株式会社アイリックコーポレーション
ターゲット:一般消費者
掲載媒体:一般ポスター
掲載開始時期:2016年2月

キャッチコピーの解説
注釈を読むという消費者にとって面倒な問題に対して解決姿勢を示し企業のブランディングに貢献。「代わりに注釈を読みまくっています。」でクスッとした笑いを誘い記憶付け。
お得な効果を強調して、来店を促しています。
参考:宣伝会議賞受賞作品の活用事例①アイリックコーポレーション

面白いキャッチコピー(サービス・インフラ業界)

「全米が泣いた映画で、泣けなかった。」-ECC

広告対象:英会話スクール
広告主:株式会社ECC
ターゲット:一般消費者
掲載媒体:一般ポスター

キャッチコピーの解説
「全米が泣いた」という普段からよく聞くフレーズと組み合わせるアイデアで、消費者の目に留まるという広告の課題を解決しました。
英語がわかって泣けるようになるお得な効果をキャッチーな言葉「泣けなかった。」で笑いを誘い記憶付け、会員登録、資料請求、来店を促しています。

「きっとキミは来ない…じゃあ、こっちから行こう。」-楽天トラベル

広告対象:宿泊予約サイト
広告主:楽天トラベル
ターゲット:恋人・カップル
掲載媒体:Web広告

キャッチコピーの解説
季節の風物詩ともいえる山下達郎の名曲「クリスマス・イブ」のサビ「きっと君は来ない」に対して、「じゃあ、こっちから行こう。」というクスッと笑わせるレスポンスで記憶付け、さらにアクションで終わらせる作成方法で、宿泊予約サイトへのコンバージョンを促しています。

面白いキャッチコピー(ソフトウエア・通信業界)

「本日より、あるきスマホは略して「あホ」へ。」-ドコモ

広告対象:移動体通信事業者
広告主:株式会社NTTドコモ
ターゲット:一般消費者
掲載媒体:一般ポスター
掲載開始時期:2015年6月

キャッチコピーの解説
歩きスマホという社会問題を解決したいという企業姿勢を示しドコモのブランディングに貢献したキャッチコピーです。歩きスマホを「あホ」と略し、「アホ」を連想させ、気付きと笑いを誘い知覚を刺激、聴覚も刺激して消費者に記憶付けしました。
参考:withnews

「「現地集合」と言われて、緊張するあなたに。」-ナビタイム

広告対象:総合ナビゲーションサービス
広告主:株式会社ナビタイムジャパン
ターゲット:一般消費者
掲載媒体:一般ポスター

キャッチコピーの解説
誰しも経験しそうな場面を連想させ笑いを誘い記憶付け、少しのお金で解決できるお得な情報を「緊張するあなたに。」と消費者に語り掛けるキャッチーな言葉で強調しコンバージョンを促し、企業のブランディングをしています。

面白いキャッチコピー(広告・出版・マスコミ業界)

「ピッカピッカの一年生」-小学一年生(小学館)

広告対象:小学1年生の児童を対象にする総合雑誌
広告主:株式会社小学館
ターゲット:一般消費者
掲載媒体:TVCM

キャッチコピーの解説
自然に口ずさむインパクトのあるメロディーで聴覚を刺激、全国の個性的な小学生が出演することで視覚も刺激して、TVCMを見た誰もの記憶残る名作キャッチコピーです。このCMを制作したのは「セブンイレブン、いい気分」も手掛けた大手広告代理店のクリエイティブディレクターでした。その著書で「「なんちゃってを語尾に付けること」がコピーライティングの作り方の極意と語るなど、コピーライターの参考になるメッセージを沢山残しています。
参考:「ピッカピカの一年生」新CM公開!

「「あなたっていい人ね」と言われたことがあるみなさん、新明解国語辞典で「好人物」をひいてみてください。」-三省堂

広告対象:国語辞典 広告主:株式会社三省堂
ターゲット:一般消費者
掲載媒体:一般ポスター

キャッチコピーの解説
「ひいてみてください。」と自分も間違っているかを消費者に問答させ、知覚を刺激し記憶付けています。
広い層からの購買を促すため、「あなたっていい人ね」という誰もが言われたことがありそうな言葉を採用しているのが特徴です。

面白いキャッチコピー(官公庁・公社・団体業界)

「蟹取県」-鳥取県

広告対象:地方公共団体
広告主:鳥取県
ターゲット:一般消費者
掲載媒体:webサイト

キャッチコピーの解説
web広告のカニの印象的なイラストで視覚を刺激し、「蟹取県」という語句で聴覚を刺激するとともに、クスッと笑わせ知覚も刺激、サイト訪問者に記憶付けています。
美味しいカニがいただける県として消費者の潜在意識へのブランディングに貢献。
旬の蟹が当たる・・・?!チャンスは毎月100名様にというキャンペーン情報をキャッチーな言葉「蟹取県」で強調し、観光客増加を促しています。
参考:蟹取県ウェルカムキャンペーン

「vs東京」-徳島県

広告対象:地方公共団体
広告主:徳島県
ターゲット:一般消費者
掲載媒体:webサイト

キャッチコピーの解説
「vs東京」という印象的な言葉で視覚を刺激。徳島と東京を比べるの?とサイト訪問者に反応させ、笑いを誘い知覚も刺激し記憶付けています。
東京への一極集中という社会問題への解決の姿勢を示すことで徳島県のブランディングに貢献。
大都市東京と比較することで、徳島の良さを再認識させるというお得な効果をキャッチーな言葉で強調し、移住者増加などコンバージョンを促しています。

参考:徳島県

キャッチコピー(広告コピー)の種類

キャッチコピーには次の4つの種類があります。
  • キャッチコピー
  • サブコピー
  • リードコピー
  • ボディコピー
1つの広告文の中でこの4つのコピーが適切な表現・大きさ・順番で配置されることにより、最大の広告効果を発揮します。

キャッチコピー

キャッチコピーは、広告紙面の中でもっとも目につく位置に、もっとも大きな文字でレイアウトされる短い文章または語句です。 キャッチコピーの目的は、一言で消費者の心を捕まえ、商品に興味、関心を抱かせることにあります。印象的なキャッチコピーは、1度見ただけで消費者の記憶に残るとともに、商品に対する好意的なイメージを与えます。
だれもが知っているようなキャッチフレーズには、商品(企業)のブランドイメージを高める力もあります。

サブコピー

サブコピーは、キャッチコピーに添えてその内容を補完するコピーで「サブキャッチ」とも呼ばれます。 インパクトを重視するキャッチコピーをできるだけ簡潔にしようとすると、ある意味で説明不足にならざるを得ません。その不足を補うのがサブコピーです。知名度があるキャッチコピーは、それだけで商品やブランドを想起させるのでサブコピーはむしろ蛇足になりますが、目新しいキャッチコピーはサブコピーを添えることで、意味が分かり、魅力が伝わるようになります。 サブコピーはキャッチコピーの近くに、キャッチコピーより小さい文字で添えて1セットとします。一般的にキャッチコピーよりも長い文言になります。

リードコピー

リードコピーは読者(消費者)を広告本文へ導くコピーです。キャッチコピーで捕まえた読者を、詳しい商品説明が書かれた本文にスムーズに誘導する役目をはたします。 キャッチコピーに興味をひかれた読者も、長い広告文を読むことには抵抗があります。その抵抗(めんどくささ)のハードルを取り除くのがリードコピーです。 そのためリードコピーでは、①読者の関心・課題に共感を示す、②本文に解決策やメリットがあることを約束する(読まないと損をする気にさせる)、などを簡潔な文章で表現ことが大切です。 リードコピーは広告本文が短い場合は省略されることがあります。その場合も、広告本文の書き出しは、リードコピーの意味を持ちます。

ボディコピー

ボディコピーとは広告本文のことです。キャッチコピーとリードコピーで導かれた読者に、商品の内容・価値を説明して納得してもらい、購買意欲を高めるのが目的です。 ボディコピーは、キャッチコピーで喚起した「?」の謎解きになっているのが効果的です。キャッチコピーで心をざわつかせて、ボディコピーで癒すと言ってもよいでしょう。そこに生じる「なるほど」の納得感が商品の機能や効能の説得力になります。 キャッチコピーは感覚的でも象徴的でもOKですが、ボディコピーは論理的、具体的でなければなりません。客観的な数字や権威づけが必要な場合もあります。

見出しコピー

見出しコピーは、ボディコピーが長文の場合に使用されます。本文をいくつかのブロック(段落)に区切って、各ブロックの見出しとなるのが見出しコピーです。ボディコピーだけが長々と続く読みづらさを解消する役割があります。 見出しコピーは、各段落で何が書かれているかを示す表題の意味がありますが、それだけではなく、各段落のキャッチフレーズ的な要素を持たせることもあります。 各段落の結論(もっとも言いたいこと)を書くなど、見出しコピーの書き方はいろいろありますが、いくつかある見出しコピーの書き方を統一することが大切です。

キャッチコピー(広告コピー)の重要性

キャッチコピーの価値は3秒で決まるともいわれています。
耳で聞いたり、目で見たりするPOP広告・チラシ・テレビCMなど消費者が3秒の間に興味を持たなければ購買意欲につながらないからです。
ECサイトでは最初のページで目に入る広告の良し悪しでスルーするかどうかが決まります。
サイトを訪れるユーザーはこの商品が自分に果たして価値があるものなのか瞬時に判断します。
商品の価値を端的に伝えられればそのまま読み進めてくれますが、そうでなければどんどん離れてしまうのです。
また、売上が伸びなかった商品のキャッチコピーを改善したら商品が飛ぶように売れたといった事例もあります。
このようにキャッチコピーは商品の売れ行きを左右する生命線的な役割を果たしているといえます。

自分のことだと思わせられるか

キャッチコピーは消費者にこの商品は自分のためのものだと思わせることが大切です。
そのためにはニーズに合ったキャッチコピーが必要になります。
ターゲットとなる顧客層を決めてから製品の品質・利便性・コストパフォーマンスなどに基づいたキャッチコピーを考えましょう。
Webサイト・POP広告・チラシは特に想定する購買層をターゲットにすることで、ピンポイントでアプローチができて購買欲を高められます。
また、キャッチコピーはCMであれば繰り返し放送をすることが大切です。
何度も聞いたり見たりすれば商品への親近感が強くなり、ふとした瞬間に商品を思い出したりするからです。
記憶に残れば人はネガティブよりも良いイメージを思い浮かべ商品購入につながるといわれます。

キャッチコピーで商品に付加価値をつける

消費者の心を捉える優れたキャッチコピーは商品の付加価値を高められ、成約率も向上します。
例えばこの商品を購入すればどういったメリットがあるのか、どのような悩みが解決できるのかを明確化することも購買意欲を駆り立てるポイントといえるでしょう。
また他社製品との違いを際立たせ、商品の優位性を強調することで購入者は安心感が持てるのです。
例えば「商品購入後試して効果がないと感じたら使用済みでも返品可能」などまさにそうです。
どのような商品でも優れたキャッチコピーが一言あるだけで商品の価値はさらに高まり、消費者の興味や関心を高めてくれます。

キャッチコピーの作り方

では消費者の関心を高めるキャッチコピーはどのように作ればいいのでしょうか。
魅力のあるキャッチコピーの作り方を具体的に説明します。

ターゲットを明確にする

先に述べたようにキャッチコピーはターゲットを明確にすることで効果が全く違ってきます。
ステップとしては下記のように進めていきます。

●広告の目的を明確にする
●誰に伝えたいのか
●どのように伝えるのか

キャッチコピーは何を目的に作るのか、そして誰に向けて訴えかけるのかが重要です。
ターゲットが決まらなければ消費者の心を動かすキャッチコピーは作れません。
また記憶に残すためには何度もリピートすることが欠かせません。

ターゲットになる属性には次のようなものがあります。

●性別・年齢・居住地・職業・収入・家族構成
●趣味・ライフスタイル
●解決したい悩み

万人に向けてPRする方が売上高は伸びると考えがちですが、集客にはプラスでも売上には反映しないのが実態です。

ピンポイントでターゲットに深く訴えかけることで商品の魅力は伝わりやすく訴求効果が期待できます。

気づきを提供する

数々のヒット商品にいえることは消費者に気づきを提供できたことでしょう。
キャッチコピーを作る時に考えなければならないのは、消費者が抱えている悩みや課題です。
コピーライティングでは掲載された商品でどうやって悩みや課題を解決するのかアイデアをしぼってことばにすることで気づきにつながるのです。
そのためには市場の声を常に耳を傾け、消費者目線でメッセージを伝えることが大切になります。

売れるキャッチコピーを作るコツ

売れるキャッチコピーを作るコツは、3秒間で自分に関係ある商品だと感じさせることです。
ターゲットの悩みの延長線に自社の商品があることがイメージできれば消費者は興味を持ち商品を買ってみようと思うのです。

ターゲットの悩みに寄り添う

アンケートや市場調査などで消費者が抱える悩みに耳を傾けましょう。
例えば企業のコールセンターやお客様係には商品に対する悩みや苦情が寄せられます。
こうした声は企業にとって重要な宝です。
商品を企画する際にこうした声を活かせれば消費者の悩みが解消するかもしれません。
消費者の声を拾い集め分析することがキャッチコピーを作るヒントにつながるのです。 また、主語をターゲットにすることもオススメの手法になります。

あたかも自分のことかしらと思わせることが気づきにつながり、詳しく商品を見てみようという気持ちになるのです。
例えば「消費者満足度〇〇%」「組立はスリーステップで女性の方でも簡単」など具体的な数字を使うことで商品性がよく理解でき訴求効果が一気に高まります。
成約率を高める目的で架空の数字を使ってはいけませんが、根拠のある数字であれば消費者は商品の効果を把握できやすくなり、商品を購入したいと考えるきっかけになります。

盛りすぎない

商品を深く知ってもらいたいためにキーワードをいくつも使用するのは逆効果になります。
一番伝えたいことば1つにしましょう。
売れるキャッチコピーはシンプルなことばによる文章なのです。
いくつもキーワードがあると商品性が伝わりにくくなり、何が言いたいのか焦点がぼけることで消費者の気持ちが冷めてしまいます。
あくまで3秒間を意識したキャッチコピー作りが鉄則です。

キャッチコピーを作る際の注意点

キャッチコピーで広告効果を高めるためにネガティブな単語を使ったり、不安をあおりすぎたりすることがあります。ですが、これらのことを行ってしまいますと景品表示法の不当表示として罰則の対象になることもあるので注意が必要です。
特別なフレーズを使うことは良いですが、事実に基づいたものを作成することで消費者トラブルを避けることもできますので、違法性のある表現は避けましょう。

まとめ

キャッチコピーの作り方を解説してきました。
万人に受け入れられるキャッチコピーは、実は魅力があまりありません。
ターゲット層に投げかけるからこそ心に響き、多くの人に支持され売上に大きく貢献できるのです。
優れたキャッチコピーを作るのには時間がかかりますが、商品の売れ行きを左右する大切なものです。
大企業なら広告代理店やプロのコピーライターに依頼するところですが、コストを抑えて魅力あるキャッチコピーが自社で作れないことはありません。
今までキャッチコピーを作るのに悩んできた方やこれから作ろうとお考えの方は是非参考にして記憶に残る素敵なキャッチコピーを作ってください。

ライタープロフィール

メディアレーダー 運営事務局株式会社アイズ
国内No.1媒体資料ポータルサイト「メディアレーダー」を運営中。
「めでぃつぶ」では、広告業界の方、マーケター必見のマーケティング知識・ノウハウを発信しています。

公式Twitter:@mediaradar_jp
中の人Twitter:@mediaradar_
TEL:03-6427-6331

お問い合わせフォーム

  • お問い合わせの種類 *

  • お問い合わせ内容

  • 提案の立場 *
  • 実施確度 *
  • 想定予算 *
  • 想定時期 *

※送信後、本ページに掲載されている資料がDLされます。

※送信後、登録情報と問い合わせ内容が資料掲載社に提供されます。
逆営業や広告出稿目的以外のお問い合わせなどはご遠慮ください。

案件マッチング SNSマーケティングの一括DLバナー セミナー情報一覧用バナー セミナー動画用バナー 事例記事バナー No.1訴求用バナー 会員サポート
    欲しい資料をダウンロード。
    最新業界情報を受け取れます。
    メディアレーダーメンバー登録
めでぃぱす
メディアレーダー背景
// seminar entry