公開日:2022年10月18日 更新日:2022年10月25日
Instagramストーリーズ広告とは?出し方を解説
Instagramストーリーズ広告の出し方やCTRを改善するコツを分かりやすく解説
Instagramは2019年のFacebook社の公式発表によると、国内月間アクティブカウント数が3,300万を超えるSNSへと成長しました。
マーケティング戦略上も欠かせない広告媒体であるInstagramですが、2016年にスタートしたストーリーズ機能を使った広告も注目されています。
また2020年にアライドアーキテクツが行った調査によれば、Twitter・Facebook以上に日本国内で利用されるSNSとなっており、世代割合的には特に15~29歳のZ世代、そして30代・40代にも多く利用されているのです。
上記データからも見捨ててはおけない広告媒体であるInstagram、中でもストーリーズはタイムラインへの投稿よりも見ているとするユーザーが多い点も要チェックポイント。
「アカウントの認知度を高めたい!」
「フォロワーを増やしたい!」
「ブランディング強化したい!」
といった目標を達成するのにInstagramストーリーズ広告は特に効果的です。
本記事ではInstagramストーリーズ広告とはどのようなものか詳しく解説しながら、配信方法、ストーリズ広告を効果的に運用するためのコツなどもご紹介します。
ストーリーズ広告を出稿することでどのような効果が得られるか、よりユーザーにとって魅力的な投稿をすることができる内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
Instagramストーリーズ広告とは
Instagramストーリーズ広告とは、Instagramのタイムライン投稿枠でなく、ストーリーズ枠に15秒までの動画を広告として表示することができるものです。
またInstagramユーザーはほとんどがスマートフォンで閲覧していますが、ストーリーズ広告はスマートフォンの画面前面を使用して表示されるもので、タイムライン投稿とは異なり、配信されれば確実にユーザーに見てもらえるというメリットがあります。
ストーリーズ広告はその特徴から、視聴者の目に付きやすく、ネガティブなイメージを持たれにくいのもポイントです。
続けて、ストーリーズ広告の特長、出稿にあたっての費用、効果について解説してまいります。
特徴
Instagramストーリーズ広告の特長は以下のようなものが挙げられます。
- スマートフォンの全画面に表示される
- 細かくターゲティングできる
- 一般のストーリーズを3本視聴後、ストーリーズ広告が1本配信される
- フィード投稿のようにその他の投稿に埋もれてしまうことがない
- リンク設置でなく上方向へのスワイプでリンク先に遷移できる
- 24時間で削除される
- 視聴率の良かったものをハイライトとしてトップページにまとめられる
Facebookのストーリーズのような小さな枠内での表示でなく、Instagramストーリーズ広告はスマートフォンなら全画面表示となる大きさで表示されます。
70%のInstagramユーザー、中でも若年層ユーザーは特にこのストーリーズ広告を視聴しているというデータもありますが、3本のストーリーズを視聴すると自動的に1本ストーリーズ広告が配信される仕組みになっているため、ユーザーの目にとまりやすい配慮があるのも嬉しいポイントでしょう。
フィード投稿はその他の投稿に埋もれてしまうことが課題でしたが、ストーリーズ広告はストーリーズ枠で自動的に配信されるため、埋もれてしまうリスクがないのも大きなポイントです。
24時間でせっかくのストーリーズ広告が削除されてしまう、というのはデメリットに思えるかもしれませんが、フィード内にいくつも同じような広告がでてしまうと嫌な感情を持たせてしまうデメリットになります。
その点、24時間で削除されるストーリーズ広告は、そうしたユーザーのネガティブ感情を引き出さず、また新しいストーリーズ広告を出しても抵抗感なく受け入れられやすくなります。
こうした広告投稿にはリンク先を設置し、ホームページやLP、商品ページへ飛ばすことが一般的ですが、ストーリーズ広告は上スワイプの操作だけでリンク設置先に遷移させることができ、気軽にアクセスしてもらいやすいということも特長です。
また、広告は出せばよい、というものでなくより効果的に出稿するために見せる「ターゲット」を絞ることも大切です。
Instagramストーリーズ広告は、性別・年齢・居住地・言語のほかにもライフスタイル・興味関心といった分野でもターゲティング設定できる点も大きなポイントとなるでしょう。
ハイライトとして、アカウントトップページに人気のあったストーリーズ広告をまとめて表示することもでき、この機能を活用する企業も多くあります。
「あのストーリーズみた?面白かったから見てみて!」など視聴者間の日常の会話の中での拡散にも有効なので、是非活用してみてください。
費用
Instagramストーリーズ広告の出稿費用はFacebook広告と同様、100円から出稿可能という低予算設定も魅力です。
とはいえ、配信回数をUPし期待する効果を出すため、数万円以上の費用をかけて出稿する企業が多いのも実情。
インプレッション単価でみるとストーリーズ広告はフィード投稿などと比較して、60~75%ほど安く抑えられる広告です。
課金形態は以下の4パターンあります。
- CPM方式:1000回表示される毎に費用発生
- CPC方式:広告がクリックされるたびに費用発生
- CPV方式:動画が再生された時間ごとに費用発生
- CPI方式:アプリがインストールされるたび費用発生
効果
Instagramストーリーズ広告を出稿することで、どのような効果があるかまとめました。
- 自動的に配信されるため認知されやすい
- 広告感なく受け入れられやすい
- ブランディングから反れる投稿も影響少なく実施しやすい
- リポストできるので拡散されやすい
- 足跡機能で広告を視聴したユーザーと繋がりやすい
ストーリーズ広告は、3本のストーリーズを視聴したら自動的に1本の広告が配信され、かつスマートフォンの全画面で表示されるため確実に目にとまるため、認知度向上効果が高いです。
またInstagramという媒体の特性も加味され、広告を見させられているという感覚を持たれにくい為、視聴されやすいのもポイント。
24時間で自動的に削除される特性から、例えば「高級路線でブランディングしているが、流行りのネタで路線とは全く違う投稿をしてみよう」ということもしやすくなります。
そうした投稿で新たなフォロワーを獲得したり、企業・商品・サービスに対して親和的な感情を持ってもらう効果も期待できるでしょう。
また足跡機能というものがあり、これにより視聴したユーザーにアクセスすることができるのもストーリーズ広告を利用するメリット。
このメリットを活かすことで、新たなファンを獲得したり、視聴者にDMを送るなどすることもできます。
Facebookでいうシェア、Twitterのリツイートに変わる機能として、リポスト機能というものがあり、これにより気軽にシェアすることもできるため、拡散されやすく、認知度向上の効果も見込めます。
Instagramストーリーズ広告の資料

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【インスタグラムキャンペーンはフィードからストーリーズへ!】
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「Mate」はInstagramストーリーズでのキャンペーンをサポートするサービスです。2021年現在、ユーザーはフィード投稿よりもストーリーズ投稿を多く見ていると言われています。その中でInstagramを最大限活用するためにはストーリーズをどう活かすかが重要です。
■Mateできること
①キャンペーン企画
②キャンペーン参加者のデータ管理&事務局対応
③定量・定性的な効果測定
④キャンペーン効果を高めるコンテンツ制作(ARフィルターやGIFステッカーなど)

近年注目度があがっているInstagram広告
なかでもストーリーズの活用を上手にされている事業者様がInstagram広告において成果を上げております。
今回はその活用方法をまとめてみました
【コンセプトラボ情報】
■広告媒体
Google,Yahoo
Youtube,Instagram,Twitter,Facebook
■広告運用手数料
運用額の20%(運用額に応じて割引あり)

弊社ネクストビートの基幹事業である保育士求人サイト「保育士バンク!」は国内最大級の規模を誇ります。
この弊社が保有するアセットを、広告主様への各種プロモーションメニューとしてご提供しております。
<「保育士バンク!」とは?>
・保育士バンク!は、国内最大級の保育士・幼稚園教諭専門の転職支援サイト・人材紹介サービス
・「転職が決まりやすい」「信頼できる」「保育士がオススメする」「お客様満足度」「認知度」「好感度」の6部門でNo.1を獲得
・累計35万名以上が登録
・全国の4割強の保育施設を網羅 (日本国内の保育所等:約37,000施設の内、約17,000の事業所に保育士バンク!を利用)
・ネクストビートでは、保育士人材確保に向け、全国の自治体様との連携協定等も多数締結
・2021年11月には、厚生労働省より「適正な有料職業紹介事業者」として第1回認定事業者として登録済み
・保育士バンク!の公式Instagramフォロワー数は20万人を超える人気アカウント
<提供商品>
●保育士バンク!公式Instagramストーリーズ投稿
∟アカウントテーマは、「明日の保育に役立つ保育士さんと作る保育特化のプラットフォーム」
∟発信内容は、「保育ネタ、保育士さん向け情報」です
∟累計登録者数35万人超の保育士バンク!の公式Instagramアカウントにてストーリーズ投稿。
∟フォロワー20.1万人に向けてリーチ可能な施策です。

※※※事業主様向けの実践的なノウハウについて記載しておりますため、
代理販売、情報収集目的のDLは固くお断りいたします。※※※
本資料は今からデジタル・Web広告を始められる方に向けた資料となっております。
こんな方はいらっしゃいませんか?
・これから自社でデジタル広告の運用を始める方
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上記に当てはまる方はぜひ資料をご覧ください。
特に「Instagram広告アカウントの作成から配信設定をしたいが、
項目が多い上に最新の情報が無く、どう設定すれば良いか分からない。」
といった悩みを抱えている方におすすめです。
【資料構成】
1,Instagram広告のはじめかた
・Instagram広告のプロアカウント
・FacebookとInstagramのリンク
・キャンペーン、広告グループ、広告の設定
・広告の配信
2,デジタルマーケティング支援サービス
・デジタルマーケティング⽀援サービスに関して
・サービスの流れと運⽤について

「TikTok / Instagramのリール動画/YouTubeのshort動画 など。縦型ショート動画が急速に普及しているが、今まで同じレクタングルサイズで入稿している」
「ショート動画を量産で作れる人材がいない。体制がつくれていない」
「そもそもtiktokの運用体制をどうすべきか正解がかわからない」
そんなお悩みを抱えていませんか?
2022年では当たり前となったスマホネイティブな縦型動画を活用したマーケティング。
SNSマーケティングが強みの弊社だからこそ、ユーザーのインサイトに刺さるクリエイティブの制作を提案可能です。
また、マーケティング起点のプランニングや戦略を年間で200本以上こなしている強みを活かし
PDCAをしっかりと意識した動画の制作体制の構築が可能です。
【弊社にて提案可能な領域】
・Tiktok広告特化型 縦型動画制作
・各SNSアカウントの企画提案/運用代行(Instagram/TikTok/YouTube 等)
+
<専門性に特化したキャスティング領域>
・Z世代ターゲティング向けインフルエンサー(YouTuber/TikToker/Instagramer等)
・食系インフルエンサー(フーディ系)
・栄養士系インフルエンサー
・お医者様・医療関係者インフルエンサー
・30代以上美容系YouTuber
・アスリート系インフルエンサー
※その他、タレント様等も幅広くキャスティング実績あり。
お気軽にご質問、ご相談からだけでもご連絡ください。
詳細なメニュー、ご予算、事例などは直接お問い合わせ下さい!

【Snapmartアンバサダープランとは】
20万人を超えるクリエイターを抱えるプラットフォーム「Snapmart」でアンバサダーを募集。
アンバサダーには、写真・動画の撮影と納品 + Instagramでの感想発信を行なってもらい、
・SNS投稿やその他媒体で使える大量の写真・動画素材収集(想定納品枚数250枚以上、無期限で商用利用可能)
・使用した感想をSNS(Instagram、Twitter)に蓄積し、UGC発生の土台作りやキャンペーンの盛り上げ
をすることが可能な、プロモーションプランです。
![[5分でCPA改善?!]Instagram広告チェックリスト(代理店DL不可)](/images/agency_item_cap/20846/400x300.webp?time=1661216837)
<以下企業様におススメ>
■Facebook広告で効果が出ていない...
■これ以上何を改善したらいいかわからない...
■代理店に任せっぱなしで運用が不透明..
→上記のようなお悩みを解消いたします。
Facebook広告は画像や動画クリエイティブが占める要素が多く、広告媒体の設定を商材に合わせず疎かにしがちですが、
設定一つで広告費用の無駄やブランド毀損等が発生している可能性があり、企業イメージや広告効果に大きな影響を与えます。
そのため、広告設定の中でリスクがある項目をチェックリスト形式で纏めました。
▼対応媒体
・Facebook/Instagram広告
■チェックリストについて
資料内にてチェックリストの最初の5項目について抜粋して解説しておりまして、
ご要望いただいた場合20個のExcelチェックリストをご送付いたします。
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※広告代理店様・代理導入目的の本資料DLはNGとなります。
代理販売不可のサービスのため、広告代理店様や代理販売ご希望の方はDL不可となります。
DLにより費用が発生しますため、代理店の方々は情報収集目的でのDLを実施されませぬようお願いいたします。
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現在のSNSでは、InstagramリールやTikTokなどのショート動画を活用し、短時間かつ直感的なブランド訴求が注目されています。
また、多くのファンを抱えるメディアアカウントを活用して発信することで、自社アカウントからの発信だけでは届かなかった層へのアプローチが可能です。
本資料では、Z世代に人気の4媒体における、ショート動画投稿の事例をご紹介します。
ショート動画市場が盛り上がる中で、どのような動画コンテンツが支持されるのかを把握することができます。
▼こんな方におすすめ!
・InstagramリールやTikTokなどのショート動画投稿を検討している方
・ショート動画制作の外注を検討されている方
・メディアタイアップ事例が知りたい方
▼ご支援が可能な領域
・メディアタイアップ投稿(Instagram / Twitter / TikTok等)
・ショート動画制作代行
・広告配信
・タイアップキャンペーン(Instagram / Twitter/ TikTok等)
▼業界実績
・ アパレル
・ コスメ/美容 (コスメブランド / ヘアケアブランド / スキンケアブランド)
・ 観光/レジャー (地方公共施設 / 商業施設 / お出かけスポット / イベント)
・ 生活関連 (トイレタリー / 製薬 / インテリア / 文具)
・ 食品 (菓子 / 飲料 )
・ 飲食店(カフェ / レストラン)
上記、業界以外にもご紹介が可能です。
SNSのメディア活用に課題を感じている方、SNSメディアを活用したプロモーションをご検討の方は、お気軽にご相談ください。

若年層に親和性の高いInstagramのリール投稿タイアッププランです。
Instagramのリールに合わせたクリエイティブをMERY編集部でディレクションし、AD配信します。
動画再生回数は200万回再生保証!

リールでは、音やARカメラエフェクト、その他の新しいクリエイティブツールを使って動画を撮影・編集し、最大30秒の短尺動画を作成可能です。
近頃ではインスタグラムのメインタブにリールが追加されるなど、リールの重要性は高まっています。マーケティングフェーズの中でもとくに 興味関心 / 比較検討 フェーズにおいて最も効果が高く、話題化や理解促進を促す効果が見込めます。
ただ、新機能であるリールをどう活用すべきかわからない、リールを投稿しても再生回数が伸びない、というお悩みの声を多数いただきました。
そこで、本資料では、実際の成功事例を紹介しながら、弊社メディア「Sucle」から培ったバズるリールの制作ポイントを解説いたしました。ぜひ日々のリール運用にお役立てください。
【リールの制作実績】
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・弊社クライアント様にて、一日当たりのフォロワー増加数推移が2倍~8倍ほど増加する成功事例を複数創出

近年注目度があがっているSNS媒体「Instagram」
ターゲットの選定と広告手段を上手く活用されている事業者様がインスタ広告において成果を上げております。
本書では活用方法とサービス概要をお伝えいたします
【コンセプトラボ情報】
■広告媒体
Google,Yahoo
Youtube,Instagram,Twitter,Facebook
■広告運用手数料
運用額の20%(運用額に応じて割引あり)
Instagramストーリーズ広告の配信方法
Instagramストーリーズ広告の配信方法について、以下にまとめました。
Facebook広告マネージャーから入稿
Instagramストーリーズ広告の出稿は、フィード投稿と同じく、Facebook広告マネージャーを使います。
Instagramアカウントだけでは出稿できませんので、Facebookアカウント、Facebookページも事前に準備しておきましょう。
以下に出稿までの流れをまとめましたので、ご覧ください。
- キャンペーン作成より目的選択
- 配置設定
- 予算と掲載期間の設定
- 広告形式の設定
- 配置ごとのクリエイティブ設定
- 公開処理
それぞれ詳しく解説してまいります。
キャンペーン作成より目的選択
Facebook広告マネージャーで、「キャンペーン」「作成」します。
この際、マーケティングの「目的」を設定する部分では、「エンゲージメント」を選択すると、キャンペーンの目的が「いいね!」の獲得や好感度を高めることに誘導されてしまいますので、リーチに繋がりにくくなる可能性があるので避けておくと良いでしょう。
いずれかの目的を選んだら「次へ」をタップしましょう。
配置設定
続いて配置を設定します。
ここでは「自動配置」か「手動配置」を選ぶことができますが、「自動配置」にすることで予算に応じて最大限の広告効果がでるよう配置されます。
「手動配置」にすると広告を表示する場所は選んだ位置に固定して表示されるため、まずは「自動配置」にするのがおすすめです。
予算と掲載期間の設定
続けて「予算と掲載期間」を設定します。
予算はプルダウン表示されるものから、希望にあわせて選択する方式です。
掲載期間は開始日時・終了日時を選択します。
広告形式の設定
次に広告の「形式」を設定します。
広告形式は以下の2パターンから選びます。
- 1件の画像または動画:動画もしくは画像1件、複数画像のスライドショー1件で広告をだしたい場合
- カルーセル:スクロール可能な2件以上の画像・動画で広告を出したい場合
上記2つから希望にあったものを選び、「フルスクリーンのモバイルエクスペリエンス」として以下の機能を追加することもできます。
- インスタントエクスペリエンスを追加
- プレイアブルソースファイルを追加
インスタントエクスペリエンスを追加すると、広告作成の際複数あるテンプレートを使って作成できるほか、ユーザーがクリックしたら全画面表示となるようにすることができます。
配置ごとのクリエイティブ設定
続けて実際に配信する広告クリエイティブを設定します。
配信する動画や画像を選び、見出しや説明を入力しますが、この際テンプレートを使用して手持ちの画像などを簡単に目を引く広告として文字入れなどを行い編集することもできます。
広告に使える画像や動画は以下の仕様です。
- ファイル形式:画像【jpgもしくはpng】 動画【mp4もしくはmov】
- ファイルサイズ:画像【30MB以内】 動画【4GB以内】
- 動画の再生時間:最大120秒
- アスペクト比(推奨):9:16
- 画像解像度(推奨):600×1,067~1,080×1,920
公開処理
ここまでの設定を行えば基本的な設定は完了ですので、「公開する」ボタンをクリックすると公開されます。
必要に応じて遷移先URLや、追加するテキストなどの設定も行いましょう。
Instagramストーリーズ広告運用でCTR改善するコツ
Instagramストーリーズ広告を運用してCTR(Click Through Rate:クリック率)を向上させるコツについてまとめました。
- 重要情報は冒頭に
- 動画を用いる
- 音声を入れる
- コンテンツはストーリーズ広告専用にする
- 工夫したCTAを用いる
- 重要情報はテキストも併用する
- モバイル視点のコンテンツを用いる
- 縦型画像を用いる
それぞれ詳しく解説してまいります。
重要情報は冒頭に
短い時間でまとめるInstagramストーリーズ広告ですが、スキップも簡単にできるためユーザーへの心理的負担が軽減されているのも特長です。
広告出稿側としては、スキップ
されてしまわないように、冒頭でユーザーの心を掴むことが最大の課題となります。
訴求メッセージと併せて、特に伝えたい重要な情報を冒頭部分にまとめるなど工夫することが大切です。
またその際、より効果的にストーリーズ広告を出すための縦型表示を利用するとメインテキストなどは表示されなくなりますから、動画・画像内で伝えられるように配慮することも大切なポイントになります。
動画を用いる
Instagramといえば画像、というイメージもありますがユーザーが視聴するストーリーズは動画が多く、画像のみでは興味関心を惹きにくくなります。
Instagramストーリーズ広告を出稿するのであれば、できれば動画、どうしても画像である必要がある場合には動きが感じられるスライドショー形式でクリエイティブを作成するのがおすすめです。
特にスマートフォンで閲覧するユーザーが多いInstagramですから、全画面表示できる縦型表示はスペースも大きくなります。
そこに静止画像をぽんと表示するとインパクトが弱く、ユーザーの興味を惹きにくくなってしまうのです。
音声を入れる
動画を用いるのがポイントと上でご紹介しましたが、その際ぜひ音声も入れて動画を作成することをおすすめします。
基本的に広告は音声なしで表示しても伝わるようにするのが、現代社会の暗黙の了解ともなっていますが、Instagramストーリーズに限っては60%が音声ONで視聴されているというデータがあります。
デフォルト設定はOFFでも良いですが、せっかくの動画広告ですから音声もいれたクリエイティブを制作しておくことで、よりユーザーに訴求できるのはいうまでもないでしょう。
コンテンツはストーリーズ広告専用にする
ストーリーズとフィード投稿に同じものを使いまわすのはおすすめできません。
これにはInstagramストーリーズを頻繁に視聴するユーザーが、「入り込める」クリエイティブを好むという特長に沿う目的があります。
フィード投稿に同じものを投稿してしまうと、その他の投稿と比較した時違和感を与えてしまうこと、その逆も同じく違和感がぬぐえず、ユーザーが魅入ってしまう状況を作り出すことができないためです。
他のストーリーズを見てきた流れで自然と視聴できるか、ということを作成時の判断基準として持っておくと良いでしょう。
工夫したCTAを用いる
Instagramストーリーズ広告の目的の設定を誤らないことは、効果的なストーリーズ広告配信に欠かせないポイントです。
それとあわせて重要なのが、広告内で使用するCTA(Call to Action)を適切に使い分けるということ。
詳細説明を見るためのページへ導入する際の「詳しくはこちら」というメッセージや、「上にスワイプ」といったメッセージを上手に使い分けることで、ユーザーの警戒感をあおることなくアクションを促すことができるのです。
CTAを上手にこなすことこそ、ストーリーズ広告の効果を最大限に引き出すことに繋がるでしょう。
重要情報はテキストも併用する
動画広告を配信する上で知っておいていただきたいのが、「重要なことはテキストも使って伝える」ということです。
テキストばかりになってしまうと動画広告のメリットも損なわれてしまいますから、ポイントを絞って短いメッセージで集約してテキストを盛り込むと効果的。
動画を見ていて「なんて言っていたのか聞きそびれた」という経験は、多くの方があるかと思います。
このようなときにも重要なことが適宜文章で見れることで理解度が深まりますし、耳からの情報収集が得意ではない方に対してもメッセージを届けることができる効果もあります。
モバイル視点のコンテンツを用いる
スマートフォンで視聴するユーザーが多いInstagramですから、ストーリーズ広告を出す上で重要なのはモバイル視点のコンテンツを作成するのがポイントです。
先にもお伝えしたように、ストーリーズを好むユーザーは「入り込める」動画の視聴を好んでいますし、そのためには他のストーリーズ投稿の流れで見たとき「違和感なく視聴できる」ということもポイントになります。
例えば他のストーリーズ投稿にあわせて、1ユーザーのような感覚でスマートフォンで作成した動画広告を使用することも効果的です。
商品の認知度を高めたい、購買意欲を掻き立てたいといった時には、実際にその商品を使用している体験動画のような感覚で見られるクリエイティブを作成することで、視聴者にリアリティのある動画をして受け入れてもらうことも期待できます。
縦型画像を用いる
Instagramストーリーズ広告を出稿する上では、そのメリットを最大限に活かせる縦型画像を用いることをおすすめします。
なぜ縦型画像をおススメするのかご理解いただくため、縦型画像を利用するメリット、そして効果的な配信を実現するための注意点について続けてまとめてまいりますのでご覧下さい。
縦型画像を用いる2つのメリット
縦型画像を用いることで、以下の2つのメリットが得られます。
- 集中して広告を見てもらうことができる
- 縦スクロールで見られるため視認性を高めることができる
Instagramストーリーズ広告はスマートフォンの全画面サイズで表示される、とお伝えしました。
Instagramは、縦スクロールで新しいものから古い投稿をチェックすることができる仕様ですので、画面全てを広告で占めることができれば、必然的に「広告しか目に入らない」状況を作り出すことができます。
もし、広告の下により知り合いや友人の投稿が見えてしまえば、そちらに興味を引かれてしまうことも考えられますね。
ですが画面全てが広告となれば、その他の情報に気が取られることは避けることができます。
また、画面全てを使って広告を出すことができるメリットには、視認性が高まるというものも挙げられます。
大きく表示できるため、細かな部分も見せることができることで、「良く見えない」ということで離脱される可能性も避けられるでしょう。
気になるデータとして、横型よりも縦型のフォーマットで表示される広告は「最後まで視聴される確立が高い」という報告(Snapchat調べ)もあるのです。
横長の画像は見慣れた印象も受ける反面、縦型はその形状でもユーザーの興味を惹きやすいためおすすめします。
縦型画像を用いるとき、3つの注意点
縦型のメリットを活かすため、以下の3つのポイントに注意していただくとより楽に、効果的な広告が打ち出せます。
- 1から作成が難しい場合には横型動画をリサイズして対応も可能
- 横型でみても違和感の少ない構成にする
- 横型をリサイズするなら段積み配置も要検討
①のポイントは、縦型の動画が手元になく横型の動画を縦型に配信することで時間短縮するための工夫です。
一度縦型にリサイズして、違和感がないかチェックしてみましょう。
もし仮に横のままが最適、となるのであれば縦位置中央に動画が流れるようにし、動画の上下を黒画面にしておくことで違和感なく見られるようになります。
②に関しては、Youtubeなどの動画を見る際スマートフォーンを横に持つユーザーが多いため、そのようなケースに配慮するためのポイントです。
Instagramをその他のアプリの流れで視聴するユーザーもいる為、縦だけでなく横にも配慮したほうが良いターゲットに向けた訴求に有効な対策でしょう。
③は、どういうことかというと、②で解説した横型を縦型にリサイズした場合に、動画の上下部分を黒画面にするというものの応用です。
印象的な動画にするための手法で取り入れられていることがある、同じ動画を縦画面の上半分、下半分に同時に流すことで、よりインパクトの強い広告配信が実現します。
Instagramストーリーズ広告の配信ができない原因
Instagemストーリーズ広告を配信するべく、公開処理を行ったのに配信できない、そんな時には以下の理由が考えられます。
- 画像サイズ・規格が不適切
- 推奨されていない文字要素が使われている
- 投稿済みのコンテンツを利用している
- アカウント起因のアクセス許可エラー
それぞれ詳しく配信できない理由と対策について解説致します。
画像サイズ・規格が不適切
配信ごとのクリエイティブ設定で詳しく触れていますが、Instagramストーリーズ広告には利用する画像や動画に規定があります。
- ファイル形式:画像【jpgもしくはpng】 動画【mp4もしくはmov】
- ファイルサイズ:画像【30MB以内】 動画【4GB以内】
- 動画の再生時間:最大120秒
- アスペクト比(推奨):9:16
- 画像解像度(推奨):600×1,067~1,080×1,920
上記の規約に添えていない規格のものが使われていると、配信できないケースもあります。
またアスペクト比は推奨となっていますが、【1.91:1】【16:9】【1:1】【4:5】でも配信は可能です。
配信できない時は上記の規格に見合ったものになっているか、再度ご確認ください。
他にも「規格にはおさまっているのに配信できない」、ということがある場合には「スマホでInstagramアプリのカメラを立ち上げ撮影したものを使用する」ことで配信できます。
推奨されていない文字要素が使われている
ストーリーズ広告で配信するクリエイティブに以下の要素がないか、ご確認ください。
- 絵文字・GIF・ミュージックスタンプ・リンクスタンプなどを使っている
- 位置情報スタンプ・ハッシュタグ・タップ可能なテキスト・@メンションスタンプが6個以上使われている
- ②を使っているのにカウントダウンスタンプを使用している
- カウントダウンスタンプを2つ以上使用している
- アンケートスタンプ・上にスワイプのCTAを使用している
上記①~⑤は全て、配信ができない条件になってしまいますので、確認の上公開するようにしてください。
投稿済みのコンテンツを利用している
過去に投稿した画像や動画を広告クリエイティブとしてしまうと、配信されない可能性もあります。
ストーリーズ広告に使うクリエイティブは、使いまわしをせず新しいものを準備するようにしましょう。
アカウント起因のアクセス許可エラー
ビジネス用Instagramアカウントでストーリーズ広告を配信した後で、リンクされたFacebookページを変更した場合、Instagramストーリーズ広告が「アクセス許可エラー」となってしまいます。
Instagramストーリーズ広告はFacebookと紐づけられます。
Instagramストーリーズ広告を投稿した際、プロフィール上リンクされているFacebookページに基づき、連携済みの広告アカウントを特定する仕組みになっているために起こるエラーです。
もしリンクさせるFacebookアカウントを変更するのであれば、Instagramの設定メニューから、リンク済みのアカウントを一度解除しましょう。
そのうえで、Instagramのプロフィール編集メニューから、ビジネスの公開情報で新たにリンクさせるFacebookページをリンクさせ、ストーリーズ広告を再度公開設定することで配信できるようになります。
Instagramストーリーズ広告の事例
Instagramストーリーズ広告を使用した事例を3つ、ご紹介致します。
事例①:若年層向けスマホプランの新規顧客獲得「楽天モバイル」
Instagramは特に若年層のユーザーに人気のSNS。Instagramを舞台に楽天モバイルが仕掛けたのが、25歳までの学生に向けた割引サービスである「楽天学割」の認知向上と新規顧客の獲得戦略でした。
同社はターゲット層に親近感を持ってもらう目的でスマートフォンで作成した動画を使ったストーリーズ広告を打ち出し、見事成功をおさめたのです。
前月比で新規顧客獲得数が338%増えた大成功の事例です。
事例②:大手メーカー新規ブランド認知拡大に成功「キリン|iMUSE」
キリンが発売したシールド乳酸菌を配合した「iMUSE」も、ストーリーズ広告を使用してターゲット層への認知拡大に成功した事例があります。
21~49歳の男女という広めのターゲット層に向けたストーリーズ広告を使ったマーケティング戦略ですが、7日間の他媒体と比較してリーチ数は3.2倍という結果を出しました。
この時のリーチ単価は60%も削減することができている、というデータもあわせて発表されており、ストーリーズ広告を使うことでコストは抑えつつ、期待以上の効果を出すことも可能である事の裏付けになる事例です。
事例③:海外ブランド日本Eコマース認知向上・購買促進に成功「FURLA」
男性女性ともに利用されているものの、女性ユーザーの割合が多いInstagramと相性の良いアパレル企業の成功事例もあります。
もともと実店舗ですでに認知されているイタリアファッションブランドの「FURLA」ですが、日本のEコマース市場への参戦のためストーリーズ広告を打ち出しました。
高級なイメージが先行する同ブランドですが、ターゲットユーザーと同年代のモデルを起用し日常の様子を動画配信することで、「気軽にECでFURLAが買える」という印象を持たせることに成功し、親近感を持たせることに成功した事例です。
Instagramストーリーズ広告を始めよう
事例も含めてInstagramストーリーズ広告について解説してまいりました。
Instagramストーリーズ広告を配信することで、低コストでありながら高い効果が期待できるということはご理解いただけたのではないでしょうか。
また配信にあたって、よりユーザーに見てもらうためのポイント、配信開始までの流れや手順についても今一度ご確認いただき、御社にとって最適なマーケティング戦略となるよう役立てていただければ幸いです。
若年層だけでなく、利用者の年齢層も広がりを見せるInstagramは今や画像だけでなく、ストーリーズで動画を配信する舞台にもなっています。
事例も参考にしつつ、ターゲットに向けた最適な戦略を繰り出していきましょう。
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