公開日:2022年12月13日 更新日:2023年06月30日
リワード広告とは?メリット、ポイントを紹介
リワード広告とは?メリット、ポイントを紹介
リワード広告とは
リワード広告とはアフィリエイト広告の一種で成功報酬型の広告を指します。
リワード広告は主にスマートフォン向けユーザーをターゲットにしているという特徴があります。
広告にあるアプリケーションをインストールしたり、動画広告を最後まで視聴したりすることで訪問者にリワード(報酬)が付与される仕組みです。
もらった報酬はポイントとして買い物に使ったり、現金に換金したりできるためポイント目当てでアクセスする人も少なくありません。
また、広告掲載メディア側にもリワードの一部が支払われます。
このようにして、リワード目的でインストールしたアプリケーションは、インストール上位にランキングされることで、多くのユーザーに認識してもらえるため、短期間でブランディング効果が期待できるというわけです。
リワード広告に関連する資料
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日系アドネットワーク事業者において、日本のiOS App Storeアプリへの広告SDK導入率トップシェア(※)を誇るため、
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■アイモバイルの特徴
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バナー広告
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動画リワード広告
動画インタースティシャル広告
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様々な導入事例をご紹介させていただきますので
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(※)data.ai、平均ユニークアプリインストール数2021年5月〜2022年4月実績(i-mobile Ad Network SDK、maio SDKの累計シェア)
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長期的なメディア収益の向上をサポートしております。
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リワード広告とアフィリエイト広告・ブースト広告との違い
リワード広告は、アフィリエイト広告やブース広告と似て非なるものです。
アフィリエイト広告は、仲介業者であるASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)に
広告の出稿を依頼し、アフィリエイトサイトに広告が掲載されます。
ユーザーは広告を見てアプリのインストール、資料請求や購入のアクションなどコンバージョンに至れば、ASPがサイト管理者に報酬を支払い、広告主である企業がASPに報酬を払います。
一方、リワード広告は訪問したユーザーにも、アプリケーションのインストールや商品購入することでポイントという形で報酬が付与されるのです。
次にブースト広告は、リワード広告を短期間に大量に配信する目的の広告で、リワード広告の中にブースト広告があるというイメージです。
新製品をいちはやくユーザーに認知してもらいたい時にブースト広告が有効といえます。
リワード広告のメリット
リワード広告のメリットは、報酬が付与されることからユーザーによる高い視聴率が期待できます。
また、アプリケーションをインストールすれば、ユーザー自ら疑似体験ができるため、認知度向上におすすめです。
さらに、アプリケーションをインストールや動画を視聴したユーザーには店舗で利用できるクーポンが付与されたり、一時的にアプリの利用を制限したりするなど、掲載方法の幅が広いことです。
詳しく見ていきましょう。
動画の視聴完了率が高い傾向にある
リワード広告の視聴率はおよそ85%と高く、最後まで動画を見てくれるユーザーが多いのが特徴です。
そのため企業は商品やサービスの魅力やこだわりをしっかり伝えられます。
また、リワード広告特有の報酬は誰でももらえるため、最後まで視聴してくれるのが最大のメリットです。
ユーザーはお小遣い稼ぎの感覚で気軽に楽しみながら視聴できます。
そのため、これまで投稿サイトで思ったような効果が得られなかった企業もリワード広告を利用する傾向が強くなってきています。
アプリの認知度向上に繋がる
リワード広告はアプリの宣伝広告としての効果も期待できます。
例えば、ゲーム好きなユーザーは、報酬を付与する条件として「レベル10までクリアで〇〇ポイント」などの条件を付けることでアプリをインストールするだけでなく、ゲームを楽しみながら報酬がもらえます。
さらに課金すれば上のステージに行けるなど特典を用意すればユーザーの獲得にもつながるでしょう。
こうしたコアなユーザーはSNSでゲームの楽しみ方や感想を投稿してくれるので、情報が拡散し、多くのユーザーの目に留まりやすくなります。
ディスプレイ広告などにはない魅力といえるでしょう。
掲載方法の幅が広い
動画広告は頻繁に表示されるとユーザーに疎まれる傾向が高くなりますが、ゲームの場合、リワード広告ではアイテムがなくなると広告が再表示され、アイテムが付与されます。
また、ゲーム中にも表示させてアイテムを付与するなど掲載方法が多様化できるのがポイントです。
報酬がもらえることが分かっているユーザーは、広告が表示されるのを期待して待っています。
通常であればゲーム中に表示される広告は邪魔ですが、報酬を得られるため他の広告とは違う親和性があるといえるでしょう。
リワード広告のデメリット
メリットが多いリワード広告にもデメリットはあります。
リワード広告は、商品の認知度を上げるためには配信量を増やさなければならないため、どうしてもコストが高くなりがちです。
ユーザーの目も肥えていくので動画広告には訴求効果があるものが要求されるため、制作費が高くなるのがデメリットです。
また、報酬目的でアプリをインストールしているユーザーといっても、やはり表示回数が多すぎると嫌悪感が出てきます。
同じゲームはある程度遊んでしまえば飽きるため使用率が減っていくことにつながります。
詳しく見ていきましょう。
動画の制作コストがかかる
リワード広告で動画を自社で制作する場合、社内で人材を集めなければなりません。
そのためには時間と人件費がかかります。
また、外注すれば緻密な映像制作のため、バナー広告やテキスト広告よりも費用がかかり企業には大きな負担になるといえるでしょう。
ゲームなどを日頃から楽しんでいるユーザーは、動画コンテンツにこだわりがあるため、高いクオリティの画像とストーリーを考えなければなりません。
高い訴求効果を求めると、それなりに費用と人件費がかかるので、費用対効果を考えながら制作することがポイントです。
同ユーザーに複数回同じ広告を見せてしまう可能性がある
リワード広告の特徴として、アプリのインストール数が急激に上昇する一方、同じユーザーに複数回同じ広告を見せるとアプリの評価が下がりやすくなる傾向があります。
その主な原因は、動画広告やゲームが本当は好きではないが報酬のためインストールしたり、動画を最後まで閲覧したりしている人も相当数いるからです。
そういったユーザーは同じ広告を何度も見せられることに嫌悪感を抱き、評価を下げる原因となり、アプリの使用率が低下する原因につながるといえるでしょう。
リワード広告の目的
リワード広告は、ユーザーが動画広告の視聴やゲームを体験することで報酬が獲得できる広告です。
短期間で動画やアプリのブランディングや認知向上することで、多くのユーザーを確保できるリワード広告は企業にとっても大切な広告媒体になっています。
掲載方法の幅が広いリワード広告は、広告主にとってはエンゲージメントが期待できる費用対効果の優れた広告なのです。
それでは企業がリワード広告を活用する目的について見ていきましょう。
視聴者にポジティブな気持ちで広告を見てもらう
リワード広告の魅力は、なんといっても視聴者にとって利益になる広告ということです。
報酬がもらえるリワード広告は、他の広告に比べて心理的にネガティブに感じることが少ないのも制作する企業にとってはポイントといえます。
広告の長さや繰り返される配信に不快感を持つユーザーもリワード広告なら、動画再生後に報酬が付与されるためポジティブな気持ちで広告を見てくれるのです。
企業にとっても認知度を高めるのにリワード広告は使い勝手が良く、掲載方法もさまざまなのでメリットが大きいといえるでしょう。
スマートフォンユーザーをターゲットにしたい
リワード広告がターゲットにするのはスマートフォンのユーザーがほとんどです。
若者を中心に幅広い世代に広がるスマートフォンは今や生活必需品。
多くの人が動画広告を視聴し、ゲームを楽しんでいます。
企業にとってどこでも気軽にスマートフォンを使って情報を享受するユーザーは、マーケティング戦略には欠かせない存在です。
そのためユーザーに自社商品を認知してもらい、購入に誘導するためには企業もスマートフォンユーザーをターゲットにしたいのです。
費用対効果が高くなることが望める
リワード広告の特徴として費用対効果が高くなることがあげられます。
バナー広告やオーバーレイ広告などユーザーが意図しないのに勝手に再生される広告と違い、リワード広告はユーザー自らの意思で視聴するため企業が期待するターゲットにリーチできるといえます。
また、広告を気に入ったユーザーは情報をSNSで拡散する傾向があるため費用対効果が高く、広告費用も節約できる広告です。
そして、リワード広告は、動画をシェアした人数が把握できるため、データを分析して次の戦略に役立てられます。
リワード広告の効果的に活用するためには
ここまでリワード広告の概要やメリット・デメリットについて解説してきました。
それでは実際にリワード広告を効果的に活用するためには、どのような点について注意したら良いのか見ていきましょう。
ここではポイントを3つにしぼって解説します。
デザインのポイント
リワード広告はほとんどがスマートフォンで配信される形式なので、ターゲットに響くデザイン性が重要になります。
ユーザーが動画やゲームを視聴したり、プレイしてみたりしたいと感じるのは、表示された画面のデザインの良し悪しによるといってもいいでしょう。
優れたデザインは再生回数に影響し、視聴率も上昇します。
しっかりとした統一性のあるデザインやカラーパターンは、ユーザーに高い訴求効果をもたらし、最後まで視聴してくれます。
親しみやすい明るいカラーは見た目にきれいで、目に優しいため疲れにくいといった特徴があります。
また、ターゲットユーザーの好みに合わせデザインを変えて表示することもできるので、親和性にも優れているといえるでしょう。
配置のポイント
リワード広告の成功の鍵は広告の配置方法です。
配置を決定する際、ユーザーがスマートフォンを使う時に何を重要視するか考えることがポイントになります。
配置を間違えるだけでユーザーエクスペリエンスが下がり、評価の低いアプリケーションと
なるからです。
例えばユーザーがレベルアップを図ろうとしている時に、ライフポイントを使い切ったらリワード広告を画面の上部に表示させることで、ゲームを継続しやすくします。
また、ユーザーがゲーム内でアイテムを獲得した瞬間に、プロンプトを送ることで他のアイテムを獲得したくなるように促せるといったメリットもあるのです。
リワード広告を最後まで視聴すればライフポイントが倍になるなど特典を設けることもユーザーを惹きつける上で大変重要です。
実装する際のポイント
リワード広告はかならずしもユーザーが好意を持って視聴するとは限りません。
そのためゲーム内で広告を見たくないユーザーのためにオプトイン方式を導入するといいでしょう。
こうすることでエンゲージメント率が高くなり、コンバージョン率も向上するのです。
また、ユーザーが最も求めるリワードを用意することで視聴率が上がります。
その際にコインやアイテム、ライフポイントなど特典を用意して、テストを実施してニーズの高い特典を実装しましょう。
ゲームの魅力を幅広いユーザーに知ってもらい、その情報を拡散してもらうことでさらなるユーザーが」獲得できます。
次にユーザーに課金して上のレベルに行くと付加価値の高いリワードがもらえるなど、リワード広告でPRすることも大切です。
リワード広告の仕組み
アフィリエイト広告の一種であるリワード広告は、広告主、ポイントサイト、ユーザーの3者が絡むスキームです。
アプリケーションのインストールや動画の視聴、商品購入することで広告主からECサイトに対して成果報酬が支払われ、媒体からユーザーにECサイトで利用可能なポイントが付与される仕組みです。
ユーザーは好きな広告を選んで、設定された条件を満たすことでポイントがもらえ、ECサイトでショッピングする際にポイントが使えるというメリットがあります。
広告主はユーザーエクスペリエンスをしてもらい、課金することでさらにクオリティの高いサービスが得られることを認知してもらい誘導できるのです。
また、リワード広告は特にゲームとの相性が良く、長さも最長で30秒のためユーザーの負担になりにくく、ユーザー自ら進んで視聴してくれます。
リワード広告が配信可能なサービス
(h2:100字 h3:各200字)
リワード広告を始めるにあたって、配信可能なサービスがいくつかあります。
それぞれの特徴を理解して、自社に最も効果的な配信方法で情報をユーザーに届けたいものです。
ここでは4つの代表的なサービスをあげておきましょう。
Google AdMob
Google AdMobとは、Googleがモバイル向けに展開するアドネットワークで、バナー広告をはじめネイティブ広告などさまざまな形式の広告を無料配信できるプラットフォームです。
特にアプリケーションのインストール、ゲーム、カード発行、商品購入など広告主が成果地点を自由に設定できるのがポイントです。
外部メディアとも連携できるため、ユーザーを大規模に誘導できる国内最大のリワードネットワークになります。
クリック単価が高いのもメリットといえるでしょう。
Google AdMobの最大の特徴は、アプリ内に掲載している広告成果を分析できるため、改善点を見つけ出し今後の対策に利用できることです。
また、AdMobアカウント保有者のダッシュボードで、アカウントの日々の動きや掲載結果、表示回転数・広告掲載率などがチェックできます。
Facebook Audience Network
Facebook Audience Networkは、Facebook における詳細なターゲティングと外部アプリを利用して、複数の外部アプリへ配信できるのが強みです。
Audience Networkを利用すれば、広告主はFacebook広告をアプリに表示させて収益を得ることができます。
Audience Networkは、アプリや広告配置の管理、パフォーマンスの把握に役立ち、収益の最適化を実現することが可能です。
Facebook Audience Networkに対応するフォーマットとしては、動画広告、画像広告、カルーセル広告などです。
リーチ量を向上させたい広告主にはFacebook Audience Networkはおすすめの機能といえるでしょう。
LINE広告ネットワーク
日本最大のSNS メディアLINE広告は、スマホユーザーに幅広くリーチできるのが最大のポイントです。
これまでのSNSを使った広告ではリーチできなかった新規顧客獲得も期待できます。
LINE広告は、さまざまな広告を展開していて、配信画面やその目的にあった配信機能を持っています。
配信先には、「トークリスト」「LINE NEWS」「LINEマンガ」「LINE BLOG」「LINEチラシ」「LINEクーポン」など多岐に渡るので、ターゲットを絞って配信することが重要です。
中でも「トークリスト」はアクティブ率が高いとされるトーク画面の最上部に広告が表示されるため、ユーザーに最も親和性が高いとされています。
nend
nendは、スマホユーザーが利用するサイトやアプリに、広告を自動配信するサービスで、リワード広告をはじめとした動画広告、バナー広告、ネイティブ広告に対応したプラットフォームです。
国内ではトップクラスの広告量を誇り、訪問したユーザーの端末を判断して広告の表示・非表示を切り替えられる機能を持っています。
クリック率型広告では「Googleアドセンス」が有名であり、単価も高いことで知られていますが、広告の貼り方やサイトのチェックが厳しいためハードルが高いとされています。
nendは審査が通りやすく、クリック型広告としても報酬が高めなので利用しやすいといえるでしょう。
また、ジャンルを問わずどんな広告でも貼れるのは広告主にとって利用しやすいのではないでしょうか。
リワード広告の市場規模
スマホの普及で動画広告やアプリの開発が進み、リワード広告市場は年々拡大し続けています。
2018年には170億円、2022年には378億円にまで拡大しています。
こうしたリワード広告が急拡大した理由は、スマホの開発・普及、SNSの普及で人々のライフスタイルが変化し、さらに新型コロナでここ数年生活環境も大きく変わったことがあるでしょう。
自宅にいながらSNSを楽しむ時間が増え、それに伴いコンテンツも充実してきました。
特に、報酬がもらえるリワード広告は、見るかどうかはユーザーに選択権があるため、ポイントを稼いでECショッピングを楽しみたい人には最適です。
動画やアプリなどさまざまなコンテンツの中でも、ゲームアプリの出稿率が圧倒的であり、インストール率もうなぎのぼりです。
ユーザーから求められる広告を投稿できる広告主がリワード広告市場を席巻する流れは、今後もさらに強くなると予想されます。
リワード広告のまとめ
リワード広告は、動画視聴やアプリのインストールサービスを享受してくれるユーザーに報酬を付与する広告です。
ユーザー自ら見る見ないを選択できる広告であることから、不必要に不快感を与えにくい広告といえるでしょう。
費用対効果も高いリワード広告は、ユーザーにクオリティの高いサービスを訴求できる広告です。
リワード広告の理解を深め、自社のビジネスにマッチしているかどうか検証しながら、ぜひ活用してみてください。
ライタープロフィール
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メディアレーダー 運営事務局株式会社アイズ
- 広告・マーケティングに特化した媒体資料のポータルサイト「メディアレーダー」のマーケティング担当。
BtoBマーケティングを始め、Web広告やリード獲得目的の施策を展開中。
「めでぃつぶ」では、広告業界の方、マーケター必見のマーケティング知識・ノウハウを発信しています。
メディアレーダーについて詳しく知りたい方はこちら
https://media-radar.jp/about.php