公開日:2022年12月12日 更新日:2024年06月10日
店内サイネージとは?メリットや事例を解説!
店内サイネージとは?メリットや事例を解説!
店内サイネージとは
店内サイネージとは、例えば普段は見えない飲食店のキッチンの中の風景や、スーパーなどでの総菜制作中の風景などをサイネージで表示するものです。
サイネージとは英単語では「看板・標識」を意味しますが、家以外のところで設置される電子メディアの総称で、店内サイネージでは上記のような風景を動画や静止画のコマ送り再生などで見せているものを指します。
店内サイネージを設置するには、それなりのコストはかかりますが、普段お客様に見せられていないこだわり、工夫などを視覚的に伝えることができます。
お店にとってのアピールポイントを顧客だけでなく潜在顧客に伝えられるため、ファンを増やしたり購買意欲を掻き立てる効果が期待できるでしょう。
デジタルサイネージとは
デジタルサイネージは店舗だけでなく、駅などの公共施設や、オフィス、街頭などに設置するサイネージです。
看板やポスターなどと比較して、電子メディア上で動画や静止画を動画のように見せることができるため、より視覚に訴える訴求力のある広告として活用されています。
サイネージ=デジタルサイネージ、と言葉の垣根もなくなりつつあることも実感できる時代になりました。
様々なものが電子化される今、よりインパクトを与えられる広告手段として広く活用されるようになったと実感せざるを得ません。
またデジタルサイネージには、USBやSDカードを使い配信するスタンドアローン型のほか、ネットワークを介して配信するネットワーク配信型があります。
店内サイネージの関連資料
以下で店内サイネージに関する資料を紹介しております。資料のダウンロードは無料ですので、ぜひお役立てください。

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店内サイネージの市場規模
株式会社CARTA HOLDINGSと株式会社デジタルインファクトが共同で行った、2021年度のデジタルサイネージ市場規模の調査結果によると同期で594億円の見通しとなり、3年後となる2025年時点では更に拡大し1,083億円に到達することが見込まれる結果となりました。
4年で2倍にまで市場規模の拡大が見込まれる、ということでその注目度の高さ、浸透率の高さが伺えます。
一度は2020年の新型コロナ禍でそこを打ったものの、2021年度はピークであった2019年の市場規模には到達しておらず、ネットワーク型の普及でより進化したデジタルサイネージは今後更にいろいろな場所で掲出されていくことでしょう。
店内サイネージのメリット
店内サイネージを設置することで、どのようなメリットがあるかリストアップしました。
- 時間帯により配信内容を変えられ、ターゲット毎の訴求が可能
- キャンペーンやセールなど内容の変更による張替が必要ない
- 視認性が高く興味を惹きやすい
①に関して、スタンドアローン型ではデータの差し替えが手動のため少し手間はありますが、ネットワーク型であれば複数のデータをアップロードしておき、スケジュール設定しておくことで自動で切り替えできます。
例えば飲食店の店内サイネージの場合、ランチタイムとディナータイムでメニューも違えば、アピールポイントも違ってくる場合もありますが、それぞれの時間帯で効果的な訴求をすることも可能なのです。
②については、ポスターや看板であれば作成しなおして張り替えて、と手間・時間がかかります。
場合によっては通常時と、キャンペーン時だけポスターを入れ替えたいというニーズもあるでしょう。店内サイネージであれば時期によって変更するのに張り替える手間は必要なくなります。
③に関しては言うまでもないかも知れませんが、張り出してあるポスターはそれほど目を引かないこともありますが、動きのあるものはどうしても気になって目が向いてしまうもの。
動きをつけてアピールできる店内サイネージは、自然と人目を惹き付ける効果もありますから、潜在顧客を掘り起こす効果も高くなります。
店内サイネージ導入事例
訴求力・視認性が高い店内サイネージですが、導入して成果を感じられる結果を出すには、どのような内容で訴求するかも重要です。
実際に期待する効果が得られた事例を参考にしてみると、より効果的な店内サイネージが導入できるのではないでしょうか。
芽吹き屋
1つ目の事例として、デジタルには無関係なイメージのある和菓子屋「芽吹き屋」の事例をご紹介します。
同社は被災地でもある岩手県花巻市の店舗の、物販コーナーにメニューボードとなるものを3面、さらに制作過程におけるこだわりなどを配信するものを一面導入しました。
地域素材を積極的に使っていること、無添加にこだわっていること、こだわりの製法に忠実に多品種の甘味を販売している芽吹き屋。
メニューボードではその時期のおすすめ商品などを紹介するなどもしており、顧客に伝えたかったメッセージをしっかり訴求することができるようになったのだそうです。
和菓子屋というとショーケースに並べられた商品をみて選ぶだけ、というイメージがありますが店内サイネージを導入することで多店舗との差別化にも効果が出た事例です。
東京恋テラス
2つ目の事例でご紹介するのは、東京都心お台場の和カフェスイーツ&雑貨店の「東京恋テラス」の事例です。
「思わず恋がしたくなる可愛い和スイーツ」がウリということで、同店で取り入れたのはナチュラルな風合いの木製スタンドに埋め込まれた店頭サイネージです。
いろいろなお店がある都心部において、人目を惹きやすいデジタルサイネージを取り入れることで、店内に足を踏み入れやすい雰囲気を出すことにも成功しています。
お店のコンセプトと雰囲気にあわせた「しずる感」のある動画で構成することで、どういったお店なのかわかりやすく伝えられる効果も得られる事例です。
ポスターを掲出するだけでは伝えきれなかったメッセージを、動画というわかりやすい形で訴求できるのは店内サイネージならではです。
店内サイネージのまとめ
店内サイネージとはどういったものか、またどのような効果・メリットがあるかなど解説してまいりました。
店内サイネージは人目を惹きやすいデジタルサイネージですが、内容、メッセージ性も重要であるということもご紹介した事例などからご理解いただけたことと思います。
お店のこだわり、工夫、雰囲気、アピールポイントなどを効果的に伝えられる店内サイネージ、時間帯によって配信内容を変えたい場合にはスタンドアローン型よりもネットワーク型がおすすめです。
今後さらに普及が見込まれる店内サイネージ、こちらでご紹介した情報をもとに、効果的なサイネージを掲出し今後のご発展に役立てていただければ幸いです。
ライタープロフィール
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メディアレーダー 運営事務局株式会社アイズ
- 広告・マーケティングに特化した媒体資料のポータルサイト「メディアレーダー」のマーケティング担当。
BtoBマーケティングを始め、Web広告やリード獲得目的の施策を展開中。
「めでぃつぶ」では、広告業界の方、マーケター必見のマーケティング知識・ノウハウを発信しています。
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