公開日:2023年10月12日 更新日:2023年10月16日
パブリックDMPとは?プライべートDMPとの違いや成功までのポイント解説!
パブリックDMPとは?プライべートDMPとの違いや成功までのポイント解説!
DMPとは?
DMP(Data Management Platform)は、オンライン上の様々なデータを収集、整理、活用するためのプラットフォームです。主にマーケティング分野で使用され、顧客の行動履歴や属性情報などを一元管理し、効果的な広告配信やターゲティングを実現します。これにより、企業は顧客のニーズを理解し、売上向上に貢献します。
パブリックDMPとは?
パブリックDMPは、オープンなデータ交換プラットフォームを指します。複数の企業や広告主がデータを共有し、相互の収益拡大を目指すことができます。通常のDMPと異なり、独自のデータだけでなく、他社のデータも利用できるため、市場全体の情報を踏まえた広告戦略を立てることが可能です。
パブリックDMPの機能
パブリックDMPでは、以下の機能が提供されています。
- データ収集と整理
ユーザーの属性や行動データを一元的に管理します。
- セグメント作成
類似する属性や行動パターンを持つユーザーをグループ化します。
- ターゲティング広告
セグメントに合わせた効果的な広告配信をします。
- データ分析
データの視覚化や解析による改善案の提案します。
- データ共有
他の企業とのデータ交換をします。
これらの機能を駆使することで、パブリックDMPは効果的なマーケティング活動を支援します。

pinpointとは
pinpoint は、デモグラフィックが明確な独自のオーディエンスデータや提携企業各社のデータを活用し、精密なセグメント設定によって本当に届けたいターゲット属性に、多数のwebやSNSを通じて広告配信が可能なターゲティング広告です。
就活生をターゲットとしたナビサイト・採用サイトへのWeb集客やインターン募集などにもご活用いただけます。
※競合調査・逆営業目的のダウンロードは固くお断りいたします
pinpointの特徴
39万団体700万人※が利用する日本最大級の無料メーリングリストサービス「らくらく連絡網」のユーザー属性データ(大学名、学部名、卒年度、年齢、性別、職業、居住地域 etc)をもとにした明確なデモグラフィックターゲティングが実現可能です。また、団体活動で利用されているため、スポーツ系サークル・趣味系サークルなどのコミュニティ属性でのセグメントも可能です。
※2022年9月30日現在
ユーザー・読者の属性
ターゲット:男性全般,女性全般,学生
pinpointの強み・メリット
イオレが運営する「らくらく連絡網」の会員ユーザーデータを基盤としたオリジナルのpinpointDMPを保有していることで、他では叶わない登録情報を元にした正確で詳細なセグメントを行うことが可能となります。
新卒採用プロモーションにおいて重要となる「大学名・文理・卒年度・エリア」等の会員自らが入力した確かな情報を元にターゲティングすることが可能です。
pinpointの広告・料金メニュー
LINE、Instagram、Facebook、YouTube、TikTok等の各種SNS広告、Google、Yahoo!、TVer…etc
課金形態
クリック課金,その他
料金・費用
資料ダウンロードのうえご確認ください。
資料ダウンロード(無料)お問い合わせはこちら(無料)

PIA DMP Cross Ads(2025.07-09)とは
国内最大級のライブエンタメユーザーのデータを活用できる統合データマーケティングプラットフォーム「PIA DMP」のアクティブで熱狂的なファン、豊富なデータ群、テクノロジーを活用し、Instagram、Facebook、LINE、X、Google、TVer等(※)でアプローチできます!
※:Redプレミアム動画による、TverPMP配信
PIA DMP Cross Ads(2025.07-09)の特徴
国内最大級のライブエンタメユーザーや独自のデータ分類技術で、「Facebook」「Instagram」「X(Twitter)」「LINE」「TVer」といったメジャープラットフォームへ広告配信を通じて、消費意欲の高いアクティブなファンに的確にアプローチができます。
約 2,200 万人の会員組織、年間 8,500 万枚を超えるチケット購買、メディア、パートナーデータ等のデータを活用。
ユーザー・読者の属性
ターゲット:男性全般,女性全般,ファミリー
PIA DMP Cross Ads(2025.07-09)の強み・メリット
・独自のデータ分類技術とSNSテクノロジーを保有しています。
・広告データとPIA DMPデータ活用し、分析が可能です。
PIA DMP Cross Ads(2025.07-09)の広告・料金メニュー
資料ダウンロードのうえご確認ください。
課金形態
インプレッション課金,クリック課金
料金・費用
資料ダウンロードのうえご確認ください。
資料ダウンロード(無料)お問い合わせはこちら(無料)

Retty株式会社(レッティ)とは
【Rettyとは】
Rettyは外食頻度の高いユーザーが多く利用している日本最大級の"実名型"グルメサービスです。
消費意欲の強い20代〜40代の方々に、ご支持をいただいており実名口コミ数百万件以上、
店舗登録数は70万店強となり日本全国の飲食店数を網羅しております。
Retty株式会社(レッティ)の特徴
【Retty DSPとは】
Rettyが所有するDMP(FoodDataPlatform)を用いて作成したセグメントに対してターゲティングが可能な運用型広告です。
Rettyにて収集された飲食店オーナーや外食ユーザーの閲覧ログを分析し提携媒体を介し貴社の要望に沿った広告配信を実現。
飲食店オーナーやグルメに関心のあるユーザーに対して、
Rettyサイト外でリーチできる広告出稿サービスです。
ユーザー・読者の属性
ターゲット:社会人・OL,ファミリー,経営者
Retty株式会社(レッティ)の強み・メリット
【こんな商品・サービスのPRに親和性があります】
・自社の新商品やサービスを、広告を通じてグルメユーザーへ認知させたい!
・飲食店オーナーへダイレクトにアプローチをしたい!
・20代・30代・40代のグルメ好きユーザーにアプローチしたい!
・ファミリー層に向けた販促をしたい!
・サンプリングを実施したい!
Retty株式会社(レッティ)の広告・料金メニュー
【事例】
■クライアント
・某飲料メーカー様
■ご出稿金額
・300万円
■利用セグメント:
・アルコール好き
・20歳以上
■利用意図
・コロナ禍において自宅で飲めるアルコール飲料を訴求したい
・外食傾向から効率よくアプローチがしたい
当事例以外にもサンプリングイベントの実施など飲食店やグルメをかけわあせた施策も行なっております。
ご検討の際はお気軽にご連絡くださいませ。
課金形態
インプレッション課金,クリック課金
料金・費用
資料ダウンロードのうえご確認ください。
資料ダウンロード(無料)お問い合わせはこちら(無料)

プロファイルパスポート DMPとは
Profile Passport(プロファイルパスポート DMP)は、
GPSデータを収集・整理・活用するサービスです。
本資料では、Profile Passportについてや活用事例をご紹介しています。
資料目次については、「活用事例」にてご確認ください。
プロファイルパスポート DMPの特徴
●国内最大級のデータ量
●高頻度・高密度で取得する位置情報
●柔軟で豊富な分析メニュー
ユーザー・読者の属性
ターゲット:社会人・OL,経営者
プロファイルパスポート DMPの強み・メリット
・人流データを活用し自社ビジネスに活用したいと考えている方
・自社で活用している位置情報データに課題感を感じている方
・データを保有しているがうまく活用できていないと感じている方
上記のような課題を抱えている方は、ぜひ一度弊社にお問い合わせください!
プロファイルパスポート DMPの広告・料金メニュー
費用詳細は、資料をダウンロードのうえご確認ください。
料金・費用
資料ダウンロードのうえご確認ください。
資料ダウンロード(無料)
パブリックDMPのメリット
パブリックDMPのメリットは、以下の通りです。
新規顧客獲得に役立ちやすい
パブリックDMPを活用することで、新規顧客獲得が容易になります。他社のデータを利用できるため、自社だけではカバーできない潜在顧客にアクセス可能です。また、最適なターゲティング広告により、関心の高い顧客に効果的に訴求し、購買意欲を喚起することができます。
パブリックDMPのデメリット
パブリックDMPにも欠点があります。
データ精度が低い可能性あり
データ精度が低い理由として、以下が考えられます。
- 収集されたデータの質が悪い
- データの収集方法が不適切
-
- サンプル数が十分ではない
-
これらの理由から、データの分析や活用において誤った結論に至る可能性があるため、データ精度の向上が求められます。
プライベートDMPとは?
プライベートDMP(データマネジメントプラットフォーム)とは、企業が自社で管理・活用する顧客データを一元管理するプラットフォームのことです。これにより、企業はデータの活用を最適化し、効果的なマーケティング施策を実施できます。
プライベートDMPの機能
プライベートDMPでは以下の機能が提供されます。
- 顧客データの収集・統合
- セグメント化・ターゲティング
- データの可視化・分析
- マーケティング活動の最適化
これらの機能により、企業は効果的なマーケティング戦略を立案・実施できます。
プライベートDMPのメリット
プライベートDMPのメリットは以下の通りです。
- 顧客データの一元管理による効率化
- マーケティング効果の最大化
- コンプライアンス対応
- 自社データの独自性・競争優位
これらのメリットにより、企業は顧客との関係を強化し、ビジネスの成長を支えることができます。
既存顧客に対するアプローチがしやすい
プライベートDMPを活用することで、既存顧客に対するアプローチが容易になります。顧客データの分析により、顧客のニーズや関心を把握し、ターゲティングを行うことが可能となります。これにより、効果的なプロモーションやリピート購入を促す施策が実践できるでしょう。
プライベートDMPのデメリット
プライベートDMPにはデメリットも存在します。その理由としては、データが限定的であるため、ターゲットの特定や市場分析に課題が生じることが挙げられます。また、データの管理が自社内で行われるため、リソースや技術が不足している企業には難しい点もあります。加えて、プライバシーに関する法規制の影響も受けやすくなります。
導入コストが高い
プライベートDMPの導入には、高いコストが伴います。その理由は、初期投資が大きく、システムの構築やデータの整備に費用がかかるためです。さらに、専門的なスキルを持ったスタッフの採用や研修にも費用が必要です。また、システムの維持・運用に関しても、定期的なアップデートやトラブル対応が求められ、経済的負担が増します。
Cookie規制が及ぼすプライベートDMPへの影響
Cookie規制はプライベートDMPに影響を与えます。プライベートDMPはユーザーの行動データを収集し、分析するため、Cookie規制によって収集できるデータが制限されることになります。これにより、ターゲティングやパーソナライズに制約が生じ、マーケティング活動の効果が損なわれる可能性があります。
DMP導入成功のポイント
成功するDMP導入には次の要素が重要です。まず、明確な目標を立てることです。次に、組織全体でのデータ活用文化の醸成。最後に、テストと改善の繰り返しです。ここでは、DMP導入成功におけるポイントを解説します。
具体的な運用プランを立てる
まず、具体的な運用プランを立てることが重要です。これには、以下の要素が含まれます。
- 目標設定
DMP導入によって達成したいビジネス目標を明確にします。
- KPI設定
目標達成のための評価指標を設定します。
- ターゲットユーザーの明確化
プロファイリングやセグメンテーションを活用し、最適なアプローチ方法を検討します。
- 実施内容の具体化
キャンペーンやコンテンツ戦略の策定します。
- 効果測定と改善
テスト実施、レポート作成、分析による改善活動を行います。
適切なツールの選定
選定にあたっては、以下のポイントを考慮してください。
- 企業のニーズに合った機能
データ収集、分析、活用の機能が企業の目的や目標に適していることです。
- 実績のあるツール
他企業や業界において成功事例があることです。
- コストパフォーマンス
経済的負担が適正で、ROIが期待できることです。
- サポート体制
初期導入から運用までサポートが充実していることです。
- 柔軟性
今後の業務拡大やシステム変更にも対応できる柔軟性があることです。
DMPツールの例
DMPツールは、企業が顧客データを集約、管理、活用するために使用されるプラットフォームです。具体的なDMPツールの例として、juicer、Adobe Experience Cloud、Rtoasterなどが挙げられます。これらのツールは、データ分析やターゲティングなどの目的で使用され、企業のマーケティング効果を向上させるでしょう。
juicer
juicerは、SNSやウェブサイトの情報を自動的に収集し、顧客プロファイルを生成するDMPツールです。公式ウェブサイトから取得できる情報によると、マーケティング戦略の最適化や効果測定などの機能を提供しています。
参考:ユーザー分析DMP Juicer|ユーザー分析やA/Bテスト、NPSが ...
Adobe Experience Cloud
Adobe Experience Cloudは、Adobeが提供するDMPツールであり、複数のデータソースから顧客データを収集し、リアルタイムで分析する機能を持っています。
参考:Adobe Experience Cloud: 顧客理解と優れた顧客体験の提供 ...
Rtoaster
Rtoasterは、BrainPadが開発したDMPツールで、CRMデータやECデータなどを利用して1対1のコミュニケーション戦略を実現します。
参考:Rtoaster - Webもアプリもパーソナライズ (アールトースター)
まとめ
DMPツールの例としてjuicer、Adobe Experience Cloud、Rtoasterを紹介しました。企業が自社のマーケティングニーズに合ったDMPツールを選択することで、より効果的な戦略が実現できます。
ライタープロフィール
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