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地域集客を成功させるためには?ポイントやメリットを解説!
BS10 (ビーエステン)とは
【BS10とは】
BS10(ビーエステン)は、2022年(令和4年)3月27日から放送を開始したBSデジタルテレビジョン放送局。ジャパネットホールディングスの子会社であるジャパネットブロードキャスティングが衛星基幹放送事業者として運営する。
2025年1月10日に開局したBS放送局で、BSJapanextとスターチャンネルが統合して生まれ変わりました!
BS10 (ビーエステン)の特徴
【特徴】①自社アプリ「つながるジャパネット」にてテレビ放送と同時配信! ②自社制作番組比率がBS放送局内トップクラスの56%! ③編成の三本柱として「地域の魅力」「スポーツの感動・リアル」「スターチャンネルの映画の魅力」を届ける事を掲げています。
【対応可能業界・実績】
化粧品/健康食品/飲料/食品/不動産/飲食/自治体/スポーツ等、シニア層・富裕層をターゲットにした多くの企業様のご実績有ります。
ユーザー・読者の属性
ターゲット:男性全般,女性全般,シニア・高齢者
BS10 (ビーエステン)の強み・メリット
毎シーズン60試合中継&応援番組も放送!
BS10 (ビーエステン)の広告・料金メニュー
タイム枠のご提供(30秒・60秒) ※スポットでのご出稿も可能です!
料金・費用
資料ダウンロードのうえご確認ください。
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調剤薬局インストアメディアとは
<調剤薬局=「健康情報」発信ステーション>
地域における健康支援の拠点である調剤薬局は、
60代以上のシニア世代を中心に、
健康に対する関心が高い層に
ダイレクトにアプローチできるロケーションです。
ブックマークジャパン(BMJ)は、
全国の複数の調剤薬局と提携し、
薬局店舗を活用したプロモーションメニューを提供しています。
調剤薬局インストアメディアの特徴
<BMJの調剤薬局ネットワーク>
◆提携・調剤薬局 店舗数合計:全国2,000店舗以上 ※2025年9月時点
<広告審査基準について>
本媒体の実施は、原則、下記条件のいずれかにあてはまる企業・団体様に限定させて頂いております。
・上場企業、またはそのグループ企業であること
・非上場の場合
a)「通販」業種:JADMA正会員であること
b)テレビ・新聞等媒体に全国規模での出稿実績があること
ユーザー・読者の属性
ターゲット:男性全般,女性全般,シニア・高齢者
調剤薬局インストアメディアの強み・メリット
<プロモーション拠点としての調剤薬局の強み>
・来局者の中心層は健康志向のシニア世代(来局者全体の約60%が60代以上)
・必然的に健康意識が高まるシチュエーション
・健康サポートの専門家である薬剤師とのコミュニケーションを通じた情報訴求
調剤薬局は、主にシニア世代に向けた
健康・衛生に関わる商品/サービスのプロモーション、
疾病の啓発、QOLの訴求等に最適なロケーションと言えます。
調剤薬局インストアメディアの広告・料金メニュー
<レジ袋封入広告>
調剤薬局で使用するレジ袋に広告チラシを封入し、薬剤師が手渡しで配布します。
◎あらかじめチラシをレジ袋に封入した状態で各店舗に納品するため
もれのない配布が可能となります。
※有料対象外となる「環境配慮型のレジ袋」を使用しております。
<サンプリング>
投薬/会計時に、疾患啓発に関わる冊子/チラシ、
ヘルスケア・健康食品等の商品・試供品を直接手渡しで配布します。
課金形態
配信数課金,その他
料金・費用
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訪日観光客向けのインバウンド対策として、地域と観光客を結びつける「超トク」の具体的なサービス内容や事例をまとめた資料です。
完全オリジナルのクーポンブックやWebサイト制作を通じて、観光客の満足度向上、地域活性化、企業のプロモーション効果を最大化する方法をご紹介しています。
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▽こんな方におすすめ
――――――――――――
・訪日観光客向けに地域の魅力を発信したい方
・地域活性化や観光業の収益向上を目指している方
・訪日観光客の満足度向上やリピーター獲得を目指す方
――――――――――――
▽この資料でわかること
――――――――――――
訪日観光客向けの「超トク」サービスの概要と活用方法
地域活性化や観光客満足度向上を実現するための具体的な事例紹介
観光地や企業が効果的に訪日観光客を引きつけるためのアプローチ方法
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※競合調査、および逆営業目的のダウンロードは固くお断りいたします。
--商品概要--
音声AR(拡張現実)を利用した限定コンテンツによって、リスナーの集客・散策を促す
「ラジオ×街歩き」タイアップ企画です
TBSラジオの番組とタイアップして、貴社オリジナル音声ARコンテンツ制作。
パーソナリティにARを体験してもらい、その様子を放送することで、
リスナーのAR体験→スポンサー商材体験を促します。
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こんなお悩みはございませんか?
・検索結果が上位表示されない
・集客や売上向上に苦戦している
・Web広告に費用をかけているが、効果を感じない
弊社は地域特化型SEO対策の全面サポートを通じ、最適な戦略で企業の売上増加を支援します。
エリアマーケティングにおける課題を根本から解決し、成果をお届けするためのサポートプランをご用意しています。
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湾岸メールとは
「湾岸メール」はセキュリティが厳しくアプローチが困難な【 タワーマンション 】の居住者へ直接広告をお届けします。
不動産登記簿謄本(公開情報)をもとに住所・宛名を記載したラベルを添付、透明封筒にチラシ等の広告物を封入し居住者のポストへ投函!
湾岸メールの特徴
配布エリアは東京都内でも富裕層が多く居住する注目の【東京湾岸エリア】
●東京2020オリンピックのレガシーにより開発が進む【江東区 豊洲・有明、港区 臨海副都心】エリア
●山手線 高輪ゲートウェイ駅の巨大開発により発展する【港区 港南・芝浦】エリア
●湾岸地区開発の先駆けであり新たなタワーマンション建設が進む【中央区 晴海・月島・勝どき】エリア
選手村跡地「晴海フラッグ」も配布できます!
メディア・媒体データ
発行部数:約36,500部
ユーザー・読者の属性
ターゲット:高所得・富裕層,主婦(ママ),ファミリー
湾岸メールの強み・メリット
▼東京都 港区・中央区・江東区の富裕層へアプローチが可能。
▼30・40代の子育て世代も多く居住しているエリアのため
富裕層ママ、パパや子ども(乳幼児・未就学児・小学生、中高生など)向けの認知・集客にも効果的。
▼配布エリアのセグメントができます。
▼高額商材から地域に密着して展開されている企業様まで幅広くご活用いただいております。
▼オリンピック選手村跡地「晴海フラッグ」にも配布可能。
湾岸メールの広告・料金メニュー
▼カタログ・冊子等の厚さのある物の同封、試供品等のサンプリング同梱も可能です。
▼配布日程を自由に設定できる1社様限定での【単独配布】も可能ですのでご相談ください!
▼ご希望の方には、見本誌、配布マンションリストをお送りいたします。
タワーマンション居住者へのアプローチ、富裕層施策をご検討中の方はお気軽にお問合せください。
課金形態
その他
料金・費用
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DiGJAPAN!(ディグジャパン)とは
DiGJAPAN! はまっぷる・ことりっぷを出版する昭文社グループである「マップル」が提供する訪日外国人向け日本観光情報WEBメディアです。WEBとSNSを中心に情報発信しています。
WEB, Facebook, YouTubeを通じて 世界各地 212 か国・地域の185万人 に日本の情報をお届けしています。
台湾・タイを中心に特にアジア圏から圧倒的な支持を得ています。
DiGJAPAN!(ディグジャパン)の特徴
■6言語対応
英語・中文繁体字・中文簡体字・韓国語・タイ語・日本語に対応
■ターゲットに特化した編集力
外国人目線を重視した日本の深掘り情報を、オリジナル記事にて作成・掲載
■SNS ファン 140 万人の拡散力
記事と Facebook が連動した拡散力のあるプロモーションが可能
メディア・媒体データ
月間PV数:1,000,000
月間UU数:450,000
ユーザー・読者の属性
ターゲット:男性全般,女性全般,海外・外国人
年齢:10代後半~60代
性別:男性3割、女性7割
DiGJAPAN!(ディグジャパン)の強み・メリット
ファンとのコミュニケーションを密に行い、SNSでファンを獲得。WEBとFacebook の組み合わせで、各国の興味関心に合わせた日本の観光・グルメ・ショッピング・カルチャー情報が、各国へ瞬く間に拡散されます。
台湾Facebook フォロワーの 95 %は、口コミ力の高い女性であり、1投稿でのリーチ数、エンゲージメント率も高い評価を得ています。
DiGJAPAN!(ディグジャパン)の広告・料金メニュー
タイアップ記事広告
■スタンダードプラン:1言語(選択)、1記事(~3,000文字、画像15~20点) ※現地取材あり
■ライトプラン:1言語(選択)、1記事(~1,200文字、画像5~12点) ※現地取材なし
その他、バナー広告プラン(純広告)など、詳細は媒体資料をダウンロードください。
ほか
課金形態
掲載課金,その他
料金・費用
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Aoki D Mediaとは
「Aoki D Media」はAOKIグループメディア事業として、
グループ全体で4,500万人の会員に向けた広告媒体を提供しています。
■AOKIグループとは?
・ファッション事業:AOKI / ORIHICA
・ブライダル事業:ANNIVERSAIRE(アニヴェルセル)
・エンターテイメント事業:快活CLUB / コート・ダジュール / FiT24 / 自遊空間
・ヘルスケア事業:寿本舗
Aoki D Mediaの特徴
創業60余年のAOKIが築き上げてきた1,300を超えるリアル店舗のネットワークを最大限に活用!
・男女比率:男性約70% / 女性約25%
・年齢構成:20~40代が全体の70% / 50代以上が25%
AOKIでしか出来ないアプローチを、クライアント様へ提供いたします!
(おすすめの業界)
住宅メーカー様、不動産会社様、シニア住宅様、保険会社様、金融機関 など
ユーザー・読者の属性
ターゲット:男性全般,社会人・OL,シニア・高齢者
Aoki D Mediaの強み・メリット
①4,500万人の圧倒的な会員数
フレッシャーズからシニア層まで幅広い年代を網羅しており、
貴社商材に合わせたデータ活用が可能です。
②会員の高いロイヤリティ
地域密着型の店舗運営と販促手法から、DMやメルマガの開封率の高さを誇ります。
③AOKIグループ独自の付加価値
居住形態や購入日、購入品目などの他にも
スーツの号数を参考に、身長・体重・ウエストサイズ目安も抽出可能です。
Aoki D Mediaの広告・料金メニュー
ロイヤリティの高いアクティブ会員に貴社の情報をお届けできます。
・DM:約2,000万人
・SNS:約1,900万人
・メルマガ:約300万人
・サンプリング
・ポスター掲示
・ビラ/チラシ
・快活CLUB TOPバナー
AOKIのみならず、「快活CLUB」の大人気プランもご案内可能
課金形態
期間課金,掲載課金
料金・費用
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Nativ.media(ネイティブ.メディア)とは
<<地方創生専門メディアとしては国内最大級!>>
自治体が移住促進や関係人口創出関連の情報発信をするために活用できるプラットフォームとしては、国内最大級のView数を誇っています。
また閲覧者は地方に関心の高い層が集まっているため、情報発信の効果が高く、地域の認知度向上・移住イベント集客、地域おこし協力隊などの人材募集にも活用頂いています。
Nativ.media(ネイティブ.メディア)の特徴
☆SmartNewsやグノシーへも掲載記事が転載!
☆大都市圏在住の現役(25~54歳)世代が60%以上!
☆移住促進/関係人口に関わる全都道府県の掲載実績4000本以上
☆記事掲載用のアカウントを発行し自由に発信ができるネイティブ.チャンネル機能が人気
☆記事広告作成・掲載や、移住促進オンライン・セミナーの開催、そのた個別の企画や提案などもご一緒に検討可能!
メディア・媒体データ
視認数:月40万~年500万View
ユーザー・読者の属性
ターゲット:男性全般,女性全般,社会人・OL
年齢:24~54歳
Nativ.media(ネイティブ.メディア)の強み・メリット
1.自由に発信できる「チャンネル」が開設できます。
2.地方移住・関係人口創出関連の情報発信、イベント/セミナー募集などの発信を効果的に実現
3. 地域おこし協力隊募集求人、移住オンラインセミナーの開催、アンケート集客などででも実績多数
4. SmartNews、グノシーなどの大手ニュースサイトに配信可能
5, 自社Facebookページは「地方創生関心層」が12000人以上などSNSへの展開も
Nativ.media(ネイティブ.メディア)の広告・料金メニュー
☆自治体の情報発信を支援する地域事業者や、関連代理店などのパートナー大募集中!☆
・アカウントサービス(Nativ.チャンネル)の利用 ※企業向けパートナーチャンネル(14P参照)
・自治体への事業企画提案のサポート
・地域関連事業者へのマーケティング支援/ アライアンス事業推進
お気軽にお問い合わせください。
課金形態
掲載課金,成果報酬,月額課金
料金・費用
資料ダウンロードのうえご確認ください。
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TimeTree Adsとは
登録ユーザー数6800万突破!日付を伴うプロモーションならTimeTree!~
TimeTree(タイムツリー)とは家族、カップル(夫婦)など身近な人とカレンダーをシェアするアプリです。
【ユーザー層】
・共働き夫婦や子育て家族がメインのユーザー層です。
・家族以外でも、職場や店舗、友達、部活やサークル、地域のコミュニティ等、多様なシーンでご利用頂いています。
TimeTree Adsの特徴
・従来のWEB広告のように「過去」の閲覧履歴から広告を表示するのでは無く、日々登録される「未来」の予定に最適なタイミングで広告を配信できます。
・カレンダーサービスならではの広告メニューをご用意。日付認知広告では日付の上にアニメーションを掲載し、セール開始日や放映日など特定の日付を訴求することが可能です!
・広告の健全性を高める為に、Viewable impressionでご提供しています。
ユーザー・読者の属性
ターゲット:高所得・富裕層,主婦(ママ),ファミリー
年齢:20-30代
性別:男性・女性
TimeTree Adsの強み・メリット
カレンダーの特徴(フォーマット・予定データ)を生かした広告の形をご提供しています。
TimeTree Adsの広告・料金メニュー
【広告商品「TimeTree Ads」】
カレンダーサービスだからできる広告の形をご提供しています。
・日付認知広告(予約型):特定日を強く印象づけることが可能
・習慣化広告(予約型):新習慣の定着を促すことが可能
・未来行動ターゲティング(予約型・運用型):カレンダーに登録された予定データを活用し、ユーザーのモーメントを捉えた配信が可能
料金・費用
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地域集客は戦略的に進めていったほうがよいでしょう。地域集客は複数の店や企業などの店主やオーナー、経営者が結束して取り組むので、統一した戦略がないとバラバラな活動になってしまい効果が大きくならないからです。
地域集客のポイントを解説します。
まずは地域集客に意欲を示す店の店主やオーナーが結束する必要があります。客足の減少や将来展望に対して危機感を持っている人たちが集まって、「協力して地域集客に取り組んでいこう」と決めます。
ただ結束といっても難しいことはなく、例えば商店街組合や商工会、法人会のメンバーが集まって任意の地域集客委員会といったものをつくればよいのです。
地域集客はグループでの取り組みになりますが、最終的な利益は自分の店の客を増やすことで得られるので、個々の取り組みも重要になります。
自店舗の現状を把握しましょう。
店のオーナーが個人事業主であっても、確定申告で青色申告をしていれば決算書を作成しなければならないので、日々の売上高や利益、経費といった現状は把握できていると思います。株式会社などの法人が店を経営していれば、経営者はもちろんのこと、経理や営業、販売の担当者もある程度は現状を知っているはずです。
しかし地域集客で行いたい現状把握はマーケティング手法を使ったものです。外部環境、内部環境、ターゲット(狙う顧客層)、ポジショニング(自店舗の位置づけ)、差別化、顧客の利益といった観点から自店舗を分析してみてください。
それによって店主やオーナー、経営者は「自分の店は実はこういう店だったのか」という気づきを得ることができます。自店舗を知ることなくして地域集客を進めることはできません。
「地域集客の商圏」と聞くと、自分たちの地域(店がある地域)やせいぜい近隣の地域を想像するかもしれませんが、もっと広げてもよいでしょう。
例えば、抜群においしいラーメン店や新鮮な魚介類を大量に直販している道の駅は、県をまたいで客が押し寄せます。地域集客では、「他県から客を呼び込む方法はないか」といったことも検討したいところです。
そして地域集客の商圏を狭めてしまうと、どうしても地域間競争になってしまいどちらも消耗してしまいます。
なお商圏は重要なので、後段の「地域集客の商圏分析のポイント」の章でさらに解説します。
地域集客では広告戦略がカギを握ります。そして広告こそ地域集客の効果が出やすい領域です。
店のオーナーが自身や自社の予算だけで広告を出しても大きな効果が得られません。なぜなら広告は規模が大きくなるほど大きな効果が生まれるからです。予算が少ない広告は小規模になってしまい、大多数の消費者に届きません。
地域集客では参加者たちが目標を立てて、それに沿った広告戦略を考えます。今は広告を載せる媒体が増えているので、ターゲット(狙う客層)が多用している媒体に広告を出稿しましょう。
地域集客活動で商圏を分析するときは、まずは自店舗と競合する店の場所を把握します。例えば雑貨店であれば、オーナーがライバル視している雑貨店がどこにあるのか確認します。
次に国勢調査などの公開データを使ってターゲットになる顧客がどこにいるか探ります。
これにより、自店舗とライバル店では、どちらがよりターゲットに近いかといったことがわかります。客は、内容が同じ店が2つあれば、自分により近い店に行く傾向があります。したがって商圏分析により、自店舗とライバル店では商圏的にどちらが有利でどちらが不利であるかがわかります。
自店舗が商圏的に有利であれば、強みを活かす地域集客戦略を打ち出します。商圏的に不利であれば、弱みをなくす地域集客戦略を考えます。
商圏分析は、先ほど紹介した自店舗の現状把握と並んで、地域集客に関連する分析の基礎になります。基礎を固めたら応用編に移りましょう。自店舗現状把握と商圏分析が終わったら、そのほかの分析にも取りかかります。
売上予測分析では、地域集客に取り組んだときの売上高と取り組まなかったときの売上高を推定します。もちろん地域集客に取り組んだときの推定売上高のほうが大きくなるわけですが、その代わり地域集客では広告を打ち出したりイベントを実施したりと経費がかかります。そこで推定売上高と推定経費額から推定利益を算出できます。その推定利益が魅力的な額であれば「地域集客に取り組むべきである」と判断できるわけです。
そのほかにも、販売促進分析や顧客分析もあります。いずれも分析には一定のスキルが必要になるので、時間をかけて分析スキルを身につけて1つひとつ確実に実行していってください。
地域の店が地域集客に取り組むメリットには、客が増えて利益が増えること以外もあります。例えば、さびれていた商店街に人が戻ってくれば地域が活性化します。それは店の人だけでなく地域住民も喜ばせるでしょう。客がもたらすものはお金だけではないのです。
ここでは地域集客の活用メリットとして1)営業を効率化できる、2)事業計画を策定できる、3)ニーズを把握できる、の3つを紹介します。
これまでの経験と勘による集客活動から、マーケティングの手法を使った戦略的な地域集客に切り替えることで、自店舗の営業を効率化することができます。
小規模事業者の場合、本業と営業活動が明確に区別されていないことがあります。例えばレストランであれば、おいしい料理をつくること(本業)で、客がほかの客を連れてくる(営業活動)ようになれば、本業と営業活動を区別する必要はないわけです。
しかしこの方法では事業規模を拡大することは難しいでしょう。大企業が本業に関わる部門とは別に営業部門を設置しているのは、営業を効率的に行いたいからです。地域の店もこれを真似ましょう。
集客活動では複数の店の店主やオーナーが集まっている「合同営業」のような営業活動を行えることが理想です。
大企業は3年ごとや5年ごとに一度、事業計画を見直しています。しかし地域の店でそこまでしているところはないのではないでしょうか。
事業計画には、ビジョン、理念、目的、事業内容、自店舗の強みと弱み、市場環境、競合の様子、販売状況、マーケティング戦略、仕入れ状況、売上状況、資金調達、利益状況などを盛り込みます。
1店舗、または2、3店舗しか運営していなければ、経営者が「そこまで大規模な事業計画を持つ必要はない」と感じても仕方がないところです。
しかし地方の小さな店でも、大企業が運営する店がライバルになることはありえます。例えば小さな喫茶店がある地域に、全国チェーンのカフェができたら客が分散されます。
そのため、事業規模が小さい店だから立派な事業計画は要らない、とはならないのです。
地域集客に複数の店で取り組めば、その全体の事業計画を参加者全員でつくることができます。これで大手と戦えるようになります。
マーケティングでターゲット(狙う客層)を設定するのは、その人たちのニーズを把握するためです。なぜならターゲットの種類によってニーズが大きく変わるからです。
そして店側はターゲットのニーズを把握して、そのニーズを満たす商品やサービスを提供していかなければなりません。つまり、ニーズを把握した結果、自店舗が今、そのニーズを満足させる商品やサービスを提供できていないことがわかったら、新しい商品やサービスを考えていかなければなりません。
地域集客ではITツールが役立ちます。最近のITツールは「誰でも簡単に使える」ように設計されているので、普段からインターネットやスマホ、パソコンを使っている人なら、すぐに使いこなせるようになるでしょう。
ここでは地域集客でおすすめできるツールを4つ紹介します。
Terra Mapはマップマーケティング株式会社(本社・東京都渋谷区)が提供している、販売促進・店舗開発・顧客分析ツールです。
国勢調査や昼間人口のデータを使って、町ごと、丁目ごと、番地ごとの地域分析ができます。これを使えば特定地域の時間別商圏も確認できます。
まさに「自店舗の客がどこにいるのか」がわかるツールです。
MarketAnalyzerは技研商事インターナショナル株式会社(本社・名古屋市)が開発した商圏分析ツールです。人口、世帯、年収、消費支出といった公的統計データと、GPSとWi-Fiで集めた人流データや行動データを組み合わせることで、さまざまな角度からターゲットを分析することができます。
株式会社パスコ(本社・東京都目黒区)のMarket Plannerはクラウド型の商圏分析・売上予測ツールです。
Market Plannerは国勢調査のデータや人流データ、年収データ、貯蓄額データ、将来人口データを使って商圏を判定します。歩行者専用道路を歩く人のデータである歩行者ネットワークデータはオリジナリティが高いもので、新しい気づきが得られそうです。
また、パスコは店舗の物件分析の実績があるので、新店舗を展開したいオーナーはMarket Plannerを使えば良物件に出会えるかもしれません。
株式会社デジタルアドバンテージ(本社・東京都世田谷区)のロケスマWebは、特定地域内のあらゆる店舗の情報を盛り込んだWebアプリです。さらにカフェを検索すれば、カフェや喫茶店だけが表示されます。これを使えば自店舗のライバル店の様子がわかります。
地域集客にはオンライン(≒インターネット)を使ったものとオフライン(≒非インターネット)のものがあります。
先に地域オンライン集客を紹介します。1)キーワード・マーケティング、2)MEO、3)ブランディング、の3つをみていきましょう。
キーワード・マーケティングとは、グーグルなどの検索エンジンで入力されることが多いキーワードと自店舗のWebサイトのコンテンツを関連させて、自店舗Webサイトを検索上位に表示させる取り組みのことです。
例えば、ある人が「地域名、隠れ家的カフェ」で検索したときに自店舗Webサイトが上位表示されれば、その人が自店舗に来てくれるかもしれません。
MEOはマップ・エンジン・オプティマイゼイションの頭文字を取ったもので、マップ検索エンジン最適化と訳されます。
グーグル・マップを使って店を探す人が増えているので、グーグルの地図エンジン(マップ検索エンジン)で自店舗がヒットすることは集客につながります。
地図エンジンにヒットされやすい施策を実施することがMEOです。
ブランディングは企業や自社製品や自社サービスをブランド化する取り組みなので、オンラインでもオフラインでも必要になりますが、ここではオンラインによるブランディング活動を紹介します。
例えば、デザイン性に優れていて美しい画像が掲載されていて見やすいレイアウトになっているWebサイトと、単調なデザインのWebサイトがあったら、どちらのほうに好印象を持つでしょうか。答えはいうまでもないと思いますが、このようにWebサイトのデザインは店舗や商品、サービス、企業のイメージを一変させる力があります。
また、店内をリフォームしてオシャレな内装に変えたら、それを写真に撮ってインスタグラムにアップすれば魅力をPRすることができます。
インターネット・ツールを使ったブランディングは地域集客でも可能です。自分たちの取り組みをSNSで発信し続けると、閲覧者たちに「活気がある地域だな」と思ってもらえます。
ダウンロードにあたり、アンケートにお答えください。
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