公開日:2023年01月13日 更新日:2023年01月16日
店頭デジタルサイネージとは?導入効果や注意点を事例を交えて解説
店頭デジタルサイネージとは?導入効果や注意点を事例を交えて解説
店頭デジタルサイネージとは
店頭デジタルサイネージとは、店舗の入り口や壁、店前に設置されているデジタル看板・広告のことです。
街ゆく人々は店頭デジタルサイネージの表示に引き寄せられ、入店することもしばしばあるでしょう。
例えば、ショッピングモールにあるモール内デジタル案内板なども店頭デジタルサイネージの一つであり、客をそれぞれの店舗へと誘導する役割があります。
また、最近ではスーパーや映画館、飲食店などでも店頭デジタルサイネージが採用されている光景をよく目にします。
これらは客が欲している情報を分かりやすく提供し、購買行動を活性化させるための一助となっています。
本記事では、店頭デジタルサイネージの導入効果や注意点を事例を交えて解説します。
サイネージとは
サイネージとは「電子看板」の意であり、「デジタルサイネージ」「デジタル看板」「液晶看板」などと同義です。
一般的には四角い形状のディスプレイが付いた機器のことを指し、店頭に置けるだけでなく壁への埋め込みや天井からぶら下げも可能です。
身近な例を挙げると、バス車内の行き先案内板などもデジタルサイネージだと言えるでしょう。
デジタルサイネージが普通の看板と違う点は、音や映像を流すことが可能である点です。
デジタルサイネージはこの特性を利用し、街中の様々な場所で広告媒体としても活躍しています。

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店頭デジタルサイネージの効果
デジタルサイネージを店頭に置くことで様々な良い効果があります。
今回は看板やポスターと比較して、店頭デジタルサイネージが効果を3つご紹介します。
コスト削減
店頭デジタルサイネージは看板やポスターにおいて必要とされていた「プリンターによる出力」や「張替え作業」などの手間がかからず、コスト削減に繋がります。
特に頻繁にイベントが行われるショッピングモールなどの大型店舗やおすすめメニューが入れ替わる飲食店などでは、コスト削減効果も顕著に表れます。
もちろん店頭へのデジタルサイネージの導入にも初期投資費用はかかりますが、中長期でのサイネージ利用や張替え作業などの人的コストを含めると、結果的にコスト削減に繋がるでしょう。
情報量の増加
店頭デジタルサイネージでは音や映像を流すことが可能であり、通りかかるユーザーに伝えられる情報量の増加が期待できます。
また、LEDライトを使用しているので夜間でも視認性が良く、より遠くからでも正確な情報を伝えることが可能です。
他にも、タッチディスプレイを使用することでユーザーに情報の取捨選択を促すようなデジタルサイネージもあります。
情報量が増加することで文字や画像のみでの訴求よりも、より集客・販促に繋がる結果となります。
リアルタイム情報配信
店頭デジタルサイネージでは画像データや映像データを読み込むことでリアルタイムでの情報の表示・配信ができます。
これによりコストや工数の削減のほか、日時に合わせた内容の変更が可能となります。
例① :休日はファミリーに訴求できる内容の配信をする
例② :昼はシニア、夜はビジネスマンに訴求できる内容を配信する
店頭デジタルサイネージで配信できるコンテンツ
店頭デジタルサイネージでは、画像以外に動画形式でのコンテンツ配信も可能です。
ここでは、配信できるコンテンツの種類と活用方法を解説します。
動画
動画コンテンツはデジタルサイネージだからこそできる訴求方法です。
静止画のみの看板やポスターと比較し、音と映像で情報を伝えることが可能なので、よりユーザーの耳目を集めることが可能です。
結果として動画コンテンツの配信は集客・販促効果が増します。
欠点として、文字を使用した訴求には適していないので注意が必要です。
動画によりユーザーの購買意欲を刺激するようなものの販促に適しており、映画館店頭での予告映像やスーパー店頭での調理動画などで利用されることが多いです。
画像
店頭デジタルサイネージでは、画像形式のコンテンツ配信も可能です。
画像コンテンツは看板やポスターと比較し、視認性が格段に上がります。色の発色が良く、夜でもはっきりと視認できます。
店の外に置かれる店頭デジタルサイネージでは、画像コンテンツの訴求がされることが多いです。
例として、マクドナルドのドライブスルーにおけるメニュー表などが挙げられます。
テキスト
店頭デジタルサイネージでは、テキスト形式の配信も可能です。
伝えたい情報量が少ない場合はテキスト形式で配信することでよりユーザーに伝わりやすい傾向にあります。
例として、ガソリンスタンドの給油料金表などが挙げられます。
店頭デジタルサイネージの導入事例
店頭サイネージには様々なサイズや配信形式がありますが、実際の店舗がどのように店頭サイネージを利用しているのか気になります。
そこで、身近な店舗では店頭サイネージがどのように扱われているのか、店舗ごとに事例を紹介していきます。
飲食店〈マクドナルド〉
マクドナルド店内のメニューボードには店頭デジタルサイネージが導入されています。
横長の大型ディスプレイを縦に4分割しており、様々な分け方でデジタルサイネージならではのコンテンツ配信を行なっています。
左2画面では期間限定商品、右2画面ではレギュラー商品を、それぞれで動画と静止画を使い分け紹介することで動画と静止画の良さを両立させているようです。
また、時間帯に応じたメニュー変更も瞬時に行なっており、店頭デジタルサイネージの特性を使いこなしている店舗であると言えます。
参考:
マクドナルドの今昔 | 日本マクドナルド 50年の歴史 |
映画館〈MOVIX〉
MOVIXでは、映画の臨場感を訴求するために予告映像を放映する店頭デジタルサイネージが店舗内や壁に設置されています。
これを見たユーザーは映画への高揚感を想起させられ、映画館へと足を運ぶようです。
また、O:der Kiosk(オーダー・キオスク)というディスプレイ型セルフ決済端末を設置しており、ユーザーがディスプレイをタッチ操作することで座席の予約から支払いまでを可能としています。
参考:
セルフオーダー&KIOSK-POS導入により
コンセッション販売の稼働率向上と人件費削減を実現
ドラッグストア/スーパー
ドラッグストアやスーパーなどの小売店では、店外や入り口に店頭デジタルサイネージを設置し、チラシ広告でピックアップした商品をサイネージでも再度告知することで入店促進と購買促進を図っています。
また、店頭でのサイネージ配信は派手な色合いと音声で通行客の目を引き、衝動買いを誘発する効果も見込めます。
ガソリンスタンド
ガソリンスタンドでは、ガソリンの料金表にデジタルサイネージが使用されています。
料金表において伝えたい内容は簡潔で、ガソリンの種類と料金のみです。
そのため、テキストを大きく表示するのが活用方法として適しています。
ユーザーに車内で遠くから視認してもらうために、テキストコンテンツをデジタルサイネージで配信しているようです。
ショッピングセンター
ショッピングセンターでは複数店舗が自店舗に顧客を誘導するために店頭デジタルサイネージを活用しています。
多種多様な人が訪れる場所として、高齢者や外国人にも配慮した情報配信ができるのもデジタルサイネージの特徴です。
横浜岡田屋では、エレベーターやエスカレーターの上など、来客の目に入る位置にデジタルサイネージを設置し、各店舗のお得な情報を発信しました。
結果として、回遊性の向上と待ち時間のストレス軽減に繋がったようです。
参考:
お客様事例 株式会社横浜岡田屋 川崎モアーズ 様
店頭デジタルサイネージ導入時の注意点
店頭デジタルサイネージの導入には初期投資コストがある程度かかります。
だからこそ、デジタルサイネージを導入する上で失敗はしたくないですよね。
ここでは、店頭にデジタルサイネージを導入する上での注意することを3点ご紹介します。
ロケーション
店頭デジタルサイネージを導入する上でまず注意しなくてはいけないことはロケーションです。
ロケーションとは、デジタルサイネージをどこに置くか、ということを指します。
店外か店内か、店内であれば床に設置するか壁に設置するかなど、ロケーションによってデジタルサイネージの効果は大きく変わります。
店舗面積や事業内容により適したロケーションは異なるため、確実に適しているロケーションをお伝えすることはできませんが、ロケーションにおいて大切なことは『人の流れに沿っているか』、です。
サイネージは人の目に触れなくては意味がありません。人の流れと視線の集まる場所にデジタルサイネージを設置するように心掛けましょう。
コンテンツ形式の選定
店頭サイネージの導入においてコンテンツ形式の選定もとても注意するべき点です。
上記にて動画、静止画、テキストという3形式をご紹介しました。
これらの特性を理解し、自社サービスや立地において何が適しているかを選定する必要があります。
コンテンツ形式においてミスマッチが起きていると、店の雰囲気を損なったり、伝えたい情報量を届けられないという事態に陥ります。
そのような事態を避けるためにも配信コンテンツの選定は慎重に行いましょう。
画面サイズと輝度
店頭サイネージを導入する上で画面サイズと輝度も重要な役割を占めています。
画面サイズは大きすぎても小さすぎても商品の魅力が伝わりません。
基準に困ったら、既に使用している看板やポスターを参考にしてみるのも良いかもしれません。
また、サイネージの魅力の一つである視認性の高さを発揮するためには輝度が重要です。
特に屋外で使用する際には輝度の高いものを導入しないと太陽光に負けて視認性が悪くなってしまうため注意してみてください。
参考:
初めてのデジタルサイネージ導入。失敗しない4つのコツ。
ライタープロフィール
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メディアレーダー 運営事務局株式会社アイズ
- 国内No.1媒体資料ポータルサイト「メディアレーダー」を運営中。
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