公開日:2025年12月11日
【企業の採用担当者必見!】学生向けイベントに効果的な集客方法とは?原因と成功のコツ・具体策を解説
目次
学生がイベントに求めていること
学生は企業主催の採用イベント(説明会やインターン)と合同企業説明会にどんなことを求めているのでしょうか。採用イベントは、企業と志望学生が直接出会うことができる貴重な機会と言えます。
学生が採用イベントや合同説明会などのイベントで求めている情報や希望などについては次のようなものがありますので、参考にしてください。
- ・会社の理念
- ・事業内容や具体的な業務内容
- ・求められる人材
- ・待遇
- ・それぞれの企業の雰囲気、社風
- ・現場社員などとリアルな交流
- ・現在の会社の具体的な状況
また、単独で開催する個別説明会と様々な企業が参加する合同会社説明会によっても、学生が求めるものは異なってきます。合同説明会ならば、多くの企業の中で比較検討する具体的な情報や独自の雰囲気を知りたい学生が増えます。
イベントに学生を集客できない原因
ここでは、イベントに学生を集客できない原因について解説しています。
原因①学生が参加しにくい日時や場所
イベントに学生を集客できない原因は、日時や場所にある場合があります。

学生向けイベントの場合は、大学などの行事予定や学生の動きなどもしっかりリサーチした上で日時を決定することが大切です。大学の行事に重なって参加しづらい場合があります。また、開催時間に関しては、長すぎると拘束時間が長くなり、参加のハードルが高くなります。また、短すぎると有益なイベントになるかどうかが不安視されます。
イベント開催時期についてですが、他の企業のイベントと重なってしまうことも多く、それらと調整しながら日程を決めることも注意点の一つです。そして、開催期間については、なるべく長めにすることで、参加の機会が増えていいでしょう。
さらに、イベントを開催する場所は学生にとってアクセスがいい場所を選ぶ必要があります。通学圏内などにしたり、交通アクセスがいい所を選択したりしてください。
原因②イベント告知の方法や内容
また、イベントの告知の方法や内容が原因で集客できない場合もありますので、注意してください。

開催告知が当日間近と遅かったり、あまりできていなかったりしたために集客が見込めないことも多くあります。また、学生向けだからとSNSだけの告知方法にしているのもあまりよくありません。様々な告知方法を取ることがおすすめです。
そして、告知方法としては、イベントの見出しを魅力的なものにすることもとても大事です。参加することで、どんな情報が得られるのか、イベントを通して体験できることや選考の際の優遇などについても詳しく書いておくことが必要となります。
原因③学生のニーズに合わないイベント内容
イベントの内容自体が学生の求めるニーズに合わないことが原因の場合もあります。

イベント参加には、過去のイベントに参加した学生からの口コミやレビューも影響します。上記のような学生のニーズに合っていないイベントを行ってしまうとマイナスな評価に繋がり、口コミやレビューの悪さから、参加を辞退してしまう学生も出ることがあります。
学生のニーズに合った内容であるか、知りたい情報が網羅されているか、有益なオンライン/オフライン形式のイベントであるかなどがチェックされますので、気を付けることが大切です。
学生のニーズについては、この記事の後半で詳しく解説しています。
イベントに学生を集客する効果的な方法
ここでは、イベントに学生を集客する効果的な方法についてご紹介します。
①SNS
学生にとって身近であるSNSでの宣伝はイベントの集客においても効果的な手法です。SNSの中でも、広告費を抑えて利用できるInstagramやTikTok、Xの利用が特におすすめです。以下でそれぞれについて詳しく解説しています。
Instagram
Instagramをイベント集客に利用するメリットは、社員のリアルな日常や職場の雰囲気を定期的に画像で伝えることができる点にあります。企業の価値観や理念を表現するようなビジュアル投稿が可能となります。
また、採用イベントの告知や当日の様子をストーリーズで共有することも可能です。インフルエンサーや人気アカウントとのコラボやコメント、DM(ダイレクトメッセージ)を活用して、学生との直接のコミュニケーションも取れておすすめです。
TikTok
TikTokをイベント集客に利用するメリットは、10代~20代の若者に特に支持されているSNSであり、ターゲットにリーチしやすい点にあります。リズミカルな短尺動画ならではの臨場感あふれるリアルな社内風景などが投稿可能です。
話題を呼び、企業への親近感なども増し、集客や資料請求に繋げることが可能です。また、TikTokでは再生数・保存率・遷移率を常に分析しながら、集客のために改善を図ることができます。低コストで話題性と認知度を高められておすすめです。
X
集客の面では、Xの特徴の拡散性を活かして、リツイートキャンペーンなどを実施することで、多くの集客が目指せます。
Xをイベント集客に利用するメリットは、イベントのライブ配信や実況ツイートなどが可能です。また、質問箱を設置し、学生からの質問に随時回答することもできます。業界のトレンドや自社のニュースをリアルタイムで発信して、興味を惹くといいでしょう。ハッシュタグを活用したイベント参加者とのコミュニケーションを図ることもできておすすめです。
②大学内に広告を掲載
大学内の生協や食堂などにデジタルサイネージの広告を出したり、自動ドアにサイネージ広告を出したりすることも効果的な学生の集客方法の1つです。
大学内に広告を掲載するメリットは、大学内に掲示してあるので、認知されやすいということ、また学内にあるために安心して参加できる信頼できるものとなることです。有益なイベントだろうと認知してもらえます。
また、学内のデジタルサイネージなどで見ることで、会社の知名度も上がります。多くの学生が社名などを知ることになるでしょう。動画ですので、イメージをブランディングしながら伝えやすくておすすめです。
③大学のキャリアセンターとの連携
大学のキャリアセンターと連携して、集客を目指す方法もおすすめです。それぞれの大学のキャリアセンターへ行き、インターンシップ案内用チラシの掲示や配布を依頼するのもいい方法と言えます。
キャリアセンターと連携を取って、センターの担当者から学生に宣伝をしてもらう、適性がありそうな学生に個別で声がけをしてもらうなど、集客を募ってもらうことが可能です。キャリアセンターに相談に来る学生に、学校経由で直接アプローチできていいでしょう。
④ナビ媒体の利用
リクナビやマイナビなどのナビ媒体の就活支援サイトを活用するのもいい方法です。自社の求人や説明会への参加を促す広告を掲載してみるといいでしょう。
マイナビは学生約62万人が登録、リクナビは学生者数約49万人が登録し、登録数がとても多い点が特徴です。広く多くの学生を集めたい場合には、ナビ媒体を活用して集客するのがいい方法と言えます。
ただし、多くの他の企業も利用しているため、その中で目立つ内容をインフォメーションする必要もあります。
⑤スカウトサイトの利用
人材紹介会社のスカウトサービスを利用することも可能です。スカウト媒体は、自社が求める人材にピンポイントでアプローチできる仕組みとなっています。ターゲットをより絞って集客できることがメリットです。
企業がデータベースに登録された学生のプロフィールやスキル、興味・関心を見て、そこから集客を行うことができます。直接学生を検索しながらアプローチすることが可能です。企業側から学生に直接アプローチでき、潜在層にも知ってもらうことが可能となります。
学生をイベントに集客する3つのコツ
ここでは、学生をイベントに集客するコツを解説しています。
①学生のニーズを理解する
学生を集客するには、まず学生のニーズを理解することが大事なコツと言えます。学生にも様々なニーズがあります。それぞれのニーズ、学生のタイプに合わせて次のようなイベントを用意することがおすすめの方法です。
<とりあえずイベントに参加してみようというタイプの学生>
気軽に参加しやすいオンライン説明会で、広く多くの人に参加してもらう方法がおすすめです。認知度や感心を高め、企業の雰囲気を知ってもらえるようにするといいでしょう。
<目的をしっかり持ってイベントに参加するタイプの学生>
実際の業務体験会や現場社員との座談会といったプログラムがあるオフラインの対面イベントを用意することがおすすめです。対面形式にすることによって、具体的でリアルな雰囲気、知りたい内容を質問しやすい場を提供します。実際に社員との交流ができ、親睦を深めることが可能です。
その時間だけでしか体験できないような特別感のあるイベントにすると参加率も高まります。
②複数の媒体を使って告知する
最近ではSNSを中心にした告知が多くなっています。学生にとって身近なSNSを中心に告知をすることは効果的です。動画などでよりリアルに紹介できることや、口コミなどで広がり、拡散していくスピードが速いことがメリットとなっています。
しかし、それだけでなく、大学内や大学のキャリアセンター、ナビサイトやスカウトサイトなど様々な媒体を使って告知することも忘れないでください。
ターゲットにしたい学生を集めるために、様々な媒体を使って告知をすることが重要となります。様々な媒体で告知をし、学内外の多くのサイトなどから紹介してもらい、認知度や信頼度を高める工夫が必要です。
③参加するメリットを明確に提示する
そして、集客のためにはイベントに参加するメリットを明確に提示することもコツです。イベントに参加することで、選考優遇や早期選考への案内が受けられるメリットがあれば、それを強調することで参加率が高まります。
どんな情報が得られ、どんな人と交流でき、採用におけるどんな参加メリットがあるのか、学生にとっての参加メリットを明確に伝えることが大切です。学生にとってのこうした具体的なメリットは、口コミやレビューですぐに広がっていくため、参加したい学生が増えるでしょう。
動画、映像を通して、会社側から具体的なイベント内容、詳しい会社情報、交流イベントや選考優遇、早期選考への案内などを直接伝えるととても効果的です。
まとめ
学生向けのイベント集客や採用活動について、集客や告知を上手く行う方法について紹介しました。
学生にも様々なタイプがいて、とりあえず参加したいと思っている学生、しっかり情報を得たいと思っている学生などがいます。それぞれのニーズに合わせたイベントを行っていくことがおすすめの方法です。
また、告知の方法についても、SNSなどのオンライン、また大学のキャリアセンターなどのオフラインなど、複数の媒体を活用して狙った学生を集客してみるといいでしょう。
特に情報だけでなく、リアルな社員の声などを知りたいという学生は多いため、学生にも主体的に参加してもらいお互いに親睦交流ができるイベントなどを行って魅力を伝えることが重要です。

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