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更新日:2025年10月23日

UGCとは?マーケティングに必要な基礎知識から活用までまるわかり!

UGCとは?マーケティングに必要な基礎知識から活用までまるわかり!UGCとは?意味・事例とマーケティングでの活用方法を徹底解説!
目次

UGCとは?

UGCという言葉は、最近SNSやマーケティングの現場でよく耳にします。 企業主導の広告よりも、ユーザー自身の体験や感想がリアルな説得力を持ち、購買行動に大きな影響を与えるようになっているためです。

UGCの意味

UGCとは「User Generated Content(ユーザー生成コンテンツ)」の略で、企業ではなく一般のユーザーが自分の意見や体験をもとに発信するコンテンツを指します。
SNSでの投稿やブログ記事、ECサイトのレビューなど、ユーザーのリアルな声が多くの人に共感を呼び、企業の発信よりも信頼されやすいという特徴があります。

UGCの具体例

UGCには、私たちが普段目にしている多くの投稿が含まれます。
SNSでの商品紹介や口コミ、レビュー動画などがその代表例で、企業が広告費をかけずともユーザーの共感を通じて自然に広がり、ブランドの認知拡大や購買意欲の向上につながります。
  • ・SNSでのブランドや商品に関する口コミや感想
  • ・個人ブログでのサービスや商品のレビュー記事
  • ・ECサイトでの評価コメントや星レビュー
  • ・飲食店プラットフォームでのクチコミ投稿
  • ・YouTubeなど動画サイトでの商品紹介
  • ・採用サイトでの社員・元社員による口コミ
  • ・専門家やインフルエンサーによる体験レビュー

UGCの特徴

UGCの大きな特徴は「信頼性」と「広がりやすさ」にあります。

企業が発信する広告やPRコンテンツは、どうしても宣伝色が強くなりがちですが、UGCは実際のユーザーが自発的に発信するため、生活者目線のリアルな情報として受け止められやすいのがポイントです。
特にSNS時代においては、共感や体験の共有が拡散の起点となり、ひとりの投稿が短時間で数多くの人に届く可能性があります。
またUGCは投稿者とユーザーの間でコメントやリアクションを通じたやり取りが生まれやすく、企業と消費者の一方通行ではない「共創的」な関係を築くきっかけにもなります。

さらには多様なユーザーが参加することで、企業が想定していなかった新しい切り口や利用シーンが発見されることもあり、ブランドの価値やイメージを豊かにする効果も期待できます。

UGC / CGM / PGC / インフルエンサー投稿の違い

UGCと混同されやすい概念に、CGM・PGC・インフルエンサー投稿があります。これらは似ているようで目的や発信者が異なります。

種類 正式名称 説明
UGC User Generated Content 一般ユーザーが自発的に投稿するコンテンツ。
リアルな体験や感想に基づいており、信頼性や共感を得やすいのが特徴です。
CGM Consumer Generated Media ユーザー同士が情報を共有するためのメディアやプラットフォームを指します。
食べログ、価格.com、Yahoo!知恵袋などが代表例です。
PGC Professionally Generated Content 企業や専門のクリエイターによって制作されるコンテンツ。
高い品質やブランディングを重視し、メディア記事や公式動画などが含まれます。
インフルエンサー投稿 Influencer Post 影響力のある個人が、企業とのタイアップや報酬を受けて発信するコンテンツ。
UGCと比べて広告色が強く、戦略的な情報発信として活用されます。

UGCがマーケティング領域で重要とされている理由

UGC(ユーザー生成コンテンツ)は、企業が発信する広告とは異なり、実際の利用者が自発的に発信するリアルな声です。 信頼性が高く、SNSを通じて自然に拡散されやすいことから、今やマーケティング戦略の中心的な要素となっています。ここでは、UGCが注目される3つの理由を紹介します。

UGCは広告よりも信頼されやすい

最近の調査では、UGCは従来の広告よりもはるかに信頼されていることが分かっています。 Geng & Chen(2021)が272名を対象に行った構造方程式モデリング(SEM)分析研究では、UGCの質が高いほど、購買意欲が高まることが明らかになりました。

さらにこの研究では、UGCの中でも特に「相互作用の質」。つまり「投稿に対してコメントされている」「投稿者がコメントにさらに返信したり、また他のユーザーとやり取りしている」といった交流の活発さが重要であると指摘しています。 投稿が活発であるほど、消費者はその情報を役に立つと感じ、信頼できると判断する傾向が強まり、その結果として購買意欲が上がるという仕組みです。

また日用品や安価な商品のように、購入前に自らあまり時間をかけて調べない商品(つまり関与度が低い商品)では、UGCの影響がより大きくなります。 SNS上で話題になっているプチプラコスメやカフェメニューなどは、広告よりも「実際に使った人の投稿」が購買の決め手になりやすいということです。

広告嫌いの人にも受け入れられる

多くの人が、広告を見ると「売り込まれている」と感じてしまいます。 こうした心理を説明するのが説得知識モデル(Persuasion Knowledge Model)です。

人は繰り返し広告に触れるうちに、「これは宣伝だ」と理解する力を身につけています。その瞬間に心理的防御反応が働き、メッセージを冷静に分析したり、拒否感を持ったりします。 とくに発信元が企業だと明確に分かる場合、この反応は強くなります。
逆に、投稿者が一般のユーザーや友人であれば、「自然な体験談」として受け止められやすく、心理的な抵抗が起きにくいのです。

この理論をもとに、オーストリアの研究者Mayrhoferら(2019)は、Facebook上での「ブランドを含むユーザー投稿(UGC)」が若年層の購買意欲にどのような影響を与えるかを検証しました。 実験では、同じブランドを題材に「広告」「企業のオフィシャル投稿」「UGC」の3つで比較。 その結果、UGCは広告や企業投稿よりも購買意欲を大きく高めることが分かりました。

理由はシンプルで、UGCは広告だと気づかれにくく、先程の説得知識が働かないからです。

また、この実験結果でおもしろいことに「投稿内容に宣伝性がないか全てを集中してチェックしてください」と指示を受けた高注意群での実験でもUGCは広告として認識されませんでした。
さらに注意深く見た人ほど「企業のオフィシャル投稿」へのネガティブ感情が湧かなかったということです。

この結果に対し研究者のMayrhoferらは「人間の認知資源や情報処理能力は有限であり、注意を向けすぎると感情処理に回す余裕がなくなる」「広告内容を精査しすぎると慣れが生まれ、不快な感情が湧きにくい」と結論付けています。

まとめると、広告嫌いな人でも「リアルな声」として自然に受け入れられるため、企業がUGCをうまく活用すれば、押しつけ感のない広告を実現できるのです。

新しいマーケティングや商品開発のヒントになる

UGCは、消費者が日々の中で感じた「リアルな声」が詰まった情報源です。 こうした投稿を分析することで、企業はアンケートや市場調査ではなかなか見つからない、消費者の本音や隠れたニーズを見つけることができます。 たとえば、SNSで多くの共感を集めた投稿内容をヒントにキャンペーンのテーマを決めたり、レビューで繰り返し指摘されるポイントを改良して新商品を生み出したりと、UGCは実際のユーザーが発信する市場データとしてとても価値があります。 さらにUGCを見ていくことで、消費者がどんな価値観やライフスタイルを大切にしているのかも見えてきます。こうした気づきを活かせば、単なる広告づくりにとどまらず、ブランドの方向性やコンセプトの再設計にもつなげることができます。

UGCマーケティングとは

UGCマーケティングとは、一般ユーザーが作成したコンテンツを活用して、ブランドの製品やサービスを宣伝・促進するマーケティング戦略のことです。
企業が制作した広告ではなく、実際の顧客や消費者が自発的に投稿した写真・動画・レビュー・証言・SNS投稿などを活用する点が特徴です。
これらのコンテンツは、ブランドに対するリアルな体験や本音の意見を反映しており、前述の通り、従来の広告よりも高い信頼性と購買への影響力を持ちます。

UGCを増やす方法

UGCは「ユーザーが自発的に発信するコンテンツ」であるため、発信したくなる仕掛けづくりが重要です。
ユーザーが投稿しやすい環境(話題になる商品・イベント・期間限定企画など)を整えることで、自然にUGCが生まれやすくなります。

ハッシュタグの活用

SNSではハッシュタグを活用することで、投稿がカテゴリごとに整理され、同じ関心を持つユーザーの目に留まりやすくなります。
企業アカウントの投稿時にハッシュタグを提示しておくことで、ユーザーが投稿する際にも同じタグを使いやすくなります。

UGCのリポスト・リツイート

ユーザーが投稿したUGCを企業公式アカウントでリポストやリツイートすると、投稿者に喜ばれるだけでなく、その後も継続的に発信してもらえる可能性があります。
また、他のユーザーがその投稿を見て新たに購入・体験・投稿を行うなど、好循環が生まれやすくなります。

発信したくなる体験の演出

商品そのものの魅力だけでなく、思わず共有したくなるような体験や予想外のサービスを提供することで、自然なUGCの創出につながります。

UGCキャンペーンの実施

特定のハッシュタグを付けて投稿したユーザーに特典を付与する「UGCキャンペーン」も効果的です。
新商品発売や周年記念、バレンタインやクリスマスなど季節イベントに合わせて実施することで、短期間で多くのUGCを生み出すことができます。

既存顧客とのコミュニケーションを大切にする

UGCを促進するには、既存顧客との日常的なコミュニケーションが欠かせません。
店舗での接客、SNSでの返信、商品の梱包など、細やかな対応が「プラスの体験」としてユーザーに印象づき、自然なUGCの創出につながります。

SNSでハッシュタグキャンペーンを行う

SNSキャンペーンはUGCを増やす代表的な手法です。
「指定ハッシュタグを付けて投稿すると抽選で○○が当たる」といった仕組みで、多くのユーザーが自発的に投稿する流れを作れます。
インセンティブを用意することで短期間で多くのUGCを集められます。

インフルエンサーを起用する

影響力のあるインフルエンサーを起用すると、フォロワーにブランドを自然に広めることができます。
ただし、「ステルスマーケティング(ステマ)」と誤解されないように、企業との関係性や報酬内容を明示することが大切です。
透明性を保つことで、ブランドの信頼を守りながら効果的なUGC促進が可能になります。

UGCを集める方法

UGCを活用するためには、増やすだけでなく効率的に「収集」する仕組みづくりも大切です。以下に主な手法を紹介します。

SNSを活用する

SNSのハッシュタグ検索や位置情報を活用し、自社に関する投稿を収集します。
Instagramではメンションやタグ付け投稿、X(旧Twitter)ではハッシュタグ検索などを通じてUGCを見つけられます。
また検索をする際、社名やサービス名だけでなく、自社サイトのドメインやPRサイトでプレリリースを出している際はその個別URLでも調べると、より多くの投稿を見つけやすくなります。
なお、SNS上のUGCを再利用する際は、著作権の観点から投稿者の許可を得ることが重要です。

Grokを活用する

X(旧Twitter)のGrokを使えば、X内のUGCの検索だけでなく、ある程度の感情分析まで行うこともできます。 これにより、UGCが持つ感情的な部分をより深く理解し、マーケティング戦略に活かすことも可能です。 おすすめのGrokへのプロンプトは以下の通りです。
AIプロンプト
対象プラットフォーム: X(旧 Twitter) 期間: 過去7日間 キーワード:「〇〇 商品名」
・感情割合(ポジティブ/中立/ネガティブ、% 形式) ・ポジティブな意見の主な理由トップ3 ・ネガティブな意見の主な問題点トップ3 ・よく使われる関連キーワード・フレーズランキング(上位10)
上記条件で分析してください。
// 期間指定は変更(例: 過去30日間などにも)することができます。

メールを活用する

購入者やサービス利用者にレビュー投稿を依頼するメールを送ることで、UGCを集める方法です。
レビューや写真など、依頼内容を明確にすることで、目的に合ったUGCを得やすくなります。

自社サイトやオウンドメディアを活用する

自社サイトやオウンドメディア上にレビュー欄を設けることで、再訪問ユーザーからUGCを集めることができます。
コメントだけでなく写真や動画を投稿できる仕様にすることで、多様なUGCを収集できます。

UGCを活用した際のデメリット

UGCは多くのメリットをもたらす一方で、活用する際には注意すべきリスクや課題も存在します。特にマーケティング活用においては、下記の3点を押さえておくことが重要です。

不正確な情報が発生してしまう。

UGC(ユーザー生成コンテンツ)は一般のユーザーが自由に投稿するものです。したがって、投稿者の主観や勘違い、誤情報が含まれていることがあります。 そのため、UGCをマーケティングに活用する際には、既に世に出ている自社関連のUGCを定期的にモニタリングし、分析できる体制を整えておくことが重要です。

高品質なUGCの特定が難しい。

ユーザーが任意で投稿する情報には質のバラつきがあります。魅力的で信頼できるUGCもあれば、そうでないものも混ざっています。 マーケティング用途に使える「高品質なUGC」を見分けるには、一定のリソース(人員、時間、評価基準など)が必要です。 たとえば、ハッシュタグの付与を必須にする、写真付き投稿限定とする、投稿文にガイドラインを設けるなど、投稿内容に条件を設けておくと、生成されるUGCの質をある程度コントロールしやすくなります。

収集に(時間的、人的等)コストがかかる。

UGCを集めるには、SNSや検索エンジンでキーワード検索して投稿を探す手法などがありますが、ひとつひとつ目視で確認する必要があります。 特にユーザーが自発的に投稿したUGCは、ハッシュタグなどで明示されていないことも多く、発見が困難です。 自社発信でUGCを促す施策(キャンペーンでハッシュタグを設定するなど)を行えば特定はしやすくなりますが、それ自体にも企画・運営・フォローアップのコストがかかります。

UGCを活用するときに注意すべきこと

UGC(ユーザー生成コンテンツ)をマーケティングに活用する際は、単に「ユーザーの声を使う」だけでなく、法的・倫理的な観点からも慎重な対応が求められます。
特に著作権や肖像権の扱い、ステルスマーケティングへの配慮、薬機法など関連法規の遵守を怠ると、意図せず炎上や行政指導につながるリスクがあります。

ここでは、企業がUGCを安心して活用するために押さえておきたい主な注意点を整理します。

UGCの著作権と利用許諾の確認

UGC(ユーザー生成コンテンツ)は、投稿者本人が著作権や肖像権を持っています。
そのため企業がUGCを自社のSNS、LP、ECサイトなどで再利用する際には、原則として投稿者本人の許可を得る必要があります。

一部では「埋め込み機能を使えば許可は不要」と誤解されがちですが、Meta社は「Instagramの埋め込み機能は画像利用の権利を保証するものではない」と明言しています。
つまり、たとえ埋め込みであっても、企業がUGCを自社の販促目的で利用する場合は投稿者への明示的な利用許諾を取ることが安全です。
最近では、UGC活用の同意を取得するために「#〇〇使用許諾」など専用ハッシュタグを活用する企業も増えており、法的リスクを回避しながらスムーズにUGCを活用する手法として利用され始めています。

ステルスマーケティング(ステマ)対策

ステルスマーケティングとは、企業から報酬や商品提供を受けているにもかかわらず、それを明示せずに投稿を行う行為を指します。
この行為は2023年10月1日に消費者庁によって「不当表示」として正式に景品表示法の規制対象となりました。

UGCマーケティングでも、企業と投稿者の関係性を明示せずに投稿が行われると、ステマとみなされる可能性があります。
したがって、インフルエンサーや一般投稿者を巻き込む際には、「#PR」「#広告」「#提供」などの明示をルール化することが欠かせません。
一方で、報酬の有無を正しく開示したうえで、投稿者自身の率直な感想を伝えることができれば、UGCの信頼性はむしろ高まります。

薬機法(薬事法)への配慮

医薬品や健康食品、化粧品などを扱うUGCマーケティングでは、薬機法への理解が不可欠です。
UGCが自然発生的な投稿であっても、企業が広告やLPに再利用した瞬間に、そのコンテンツは「企業の表現物」として薬機法の適用対象になります。

例えば、「このサプリを飲んだら乾燥肌が治った」「この化粧品でシミが消えた」といった表現は、医学的根拠がない限り薬機法・医薬品等適正広告基準に反する誇大表示・虚偽表示となるおそれがあります。
UGCを活用する際は、医薬品的な効能表現を含んでいないかを必ず確認し、必要であれば専門家による法務チェックを行うことが望ましいです。

ネガティブレビューへの対応

UGCにはポジティブな意見だけでなく、ネガティブなレビューも一定数含まれます。
一見マイナスに見える意見でも、実はブランドにとって有益なデータになり得ます。

信頼性を高める効果

良い評価ばかりのUGCは「サクラではないか」と疑念を持たれがちです。
一部にネガティブレビューが存在することで、コンテンツ全体の信頼度が上がり、消費者に「本物の声」として受け入れられやすくなります。

購買前の理解促進

たとえばレビューサイトで「サイズ感が思ったより大きい」といった指摘は、購入検討者にとって有益な情報です。
こうしたリアルな意見があることで、購入後のギャップを減らし、顧客満足度の向上や返品コストの削減につながります。

信頼回復のチャンスになる

ネガティブレビューに対して誠実に対応し、原因や改善策を明確に示すことで、ブランドへの信頼をむしろ高めることができます。
近年では、顧客対応の透明性やレスポンスの速さがブランド評価に直結するため、「批判を恐れず、活用する姿勢」がUGC運用の新しい鍵となっています。

UGCが出やすい商材と出にくい商材

UGCを促進したいと考える上で、出来ればUGCが出やすい商材について知りたいという方もいると思います。ここでは、UGCが出やすい商材と出にくい商材についてそれぞれ紹介していきます。

UGCが出やすい商材

UGCが出やすい商材は、何でしょうか。UGCが出やすい商材としては以下のようなものが挙げられます。
UGCが生まれやすい商材
  • 見た目が魅力的な商品
    ファッション、コスメ、おしゃれなカフェメニュー、旅行先など、写真や動画で「映える」商品は、自然とSNSでシェアされやすくなります。
  • 感動体験を提供する商品・サービス
    ホテル、レストラン、イベント、ゲームなど、使った人の心を動かす体験型の商品は、その感動を誰かに伝えたくなるものです。
  • 気軽にシェアできる商品
    アパレル、飲料、ガジェットなど、人に見せても恥ずかしくない、むしろ自慢したくなるような商品は投稿のハードルが低くなります。
  • 自分らしさを表現できる商品
    ファッション、美容、ライフスタイル関連など、「私ってこういう人です」と表現できる商品は、積極的に発信したくなります。
  • 共有したくなる体験ができる商品
    旅行、グルメ、エンタメなど、「これ、みんなに教えたい!」と思わせる体験は、自然とUGCにつながります。
  • 誰でも評価しやすい商品
    食品、アパレル、美容、家電など、専門知識がなくても「美味しい」「使いやすい」と感想を持ちやすい商品は、投稿のきっかけになります。
  • リピート購入される商品
    食品、コスメ、ファッションなど、定期的に買う商品は、投稿の機会も自然と増えていきます。
  • ファンが集まりやすい商品
    ゲーム、趣味用品、ブランド品など、熱心なファンコミュニティができる商品は、ファン同士の交流からUGCが生まれます。
  • 話題性のある商品
    新商品、限定品、人気カフェのメニューなど、「今これが来てる!」という商品は、SNSで拡散されやすい傾向があります。
  • こだわりを感じる商品
    高級品、特注品、趣味性の高い商品など、価格帯が高かったり特別感のある商品は、所有する喜びを共有したくなります。

UGCが出にくい商材

UGCが出にくい商材は、何でしょうか。UGCが出にくい商材には以下のようなものが挙げられます。
UGCが生まれにくい商材
  • 見た目が地味な商品
    日用消耗品、事務用品など、ビジュアル的に映えない商品は、わざわざ投稿する動機が生まれにくいです。
  • 感情が動きにくい商品
    「便利だけど特に感動はない」という商品は、シェアする理由が弱くなります。
  • プライベート性が高い商品
    医薬品、下着、デリケートケア商品など、人に見られたくない、言いたくない商品は、当然投稿されにくくなります。
  • 個性を出しづらい商品
    汎用品、BtoB製品、工業製品など自分らしさを表現できない商品は、UGCが生まれにくいです。
  • 共有する理由が見つからない商品
    ルーティンで買う商品や、機能だけを重視して選ぶ商品は、「わざわざ投稿しよう」という気持ちになりにくいです。
  • 専門知識が必要な商品
    産業機械、業務用ソフトウェア、専門的な工業製品など、使いこなすのに知識が必要な商品は、一般の人が評価しづらく投稿のハードルが高くなります。
  • めったに買わない商品
    不動産、葬儀サービス、図鑑など、一生に一度や数十年に一度しか買わない商品は、投稿の機会自体が少なくなります。
  • コミュニティが育ちにくい商品
    汎用日用品や個性のない商品は、ファンが集まりにくく、語り合う文化も生まれにくいです。
  • 話題になりにくい商品
    ずっと変わらない定番品や、新しさのない商品は、「今これを投稿したい」という気持ちが湧きにくいです。
  • 低価格で関心が低い商品
    安価な日用品や消耗品など、「買ったけど特に思い入れはない」という商品は、投稿する理由が見つかりません。

UGCに関連する資料まとめ

ここまでUGCの意味や活用方法について解説してきました。 以下でUGCに関連する資料もまとめてご紹介しております。
資料のダウンロードは無料ですので、お気軽にお役立てください。

保存版|UGCマーケティング活用マニュアル SNS インフルエンサータイアップ | 株式会社レポハピ

保存版|UGCマーケティング活用マニュアル  SNS インフルエンサータイアップ

本マニュアルでは、2016年の当社創業時より、多数の企業様のご支援実績を通して蓄積してきたノウハウについて、UGC創出、活用に特化して基本的な内容をまとめています。

インフルエンサーを活用するケースやSNS戦略を検討する際にご参考になれば幸いです。

内容
・世の中の潮流 UGCが求められる理由
・UGCがもたらすメリット
・UGC創出手段の例
・UGC創出する際に注意すべきこと
・UGCを創出したら、目的は達成?
・UGCマーケティングで成果を上げるコツ
・ステルスマーケティングの遵守には専門知識が必要
・UGC戦略を安全、かつ費用対効果を上げるために
・専門事業者の選択イメージ
・当社 レポハピ タイアップブーストの運用例

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人気|SNSでUGC強化 instagramインフルエンサーマーケティング | 株式会社レポハピ

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マッチング、進捗、運用、投稿内容確認、リスク管理、レポーティングなど、すべて一元でサポートする体制です


消費者目線のリアルの感想や体験レビューを投稿するので、共感を得られやすく、UGCの質が高いことが特長です。
Instagram(インスタグラム)、X(エックス)に対応。リール動画もOK

◎消費者が投稿するため、親近感を持ちやすい「日常の商品」がマッチします。

 ・食品・飲料
 ・コスメ・化粧品
 ・雑貨
 ・家具インテリア
 ・キッチン商品
 ・玩具、ゲーム
 ・文具
 ・スポーツ用品
 ・ガーデニング商品
 ・ペット関連
 ・釣り
 ・アミューズメントパーク
  など 


◎タイアップブーストの強み(SNS大量投稿)

① 独自の特許技術で工程の大半が自動システム化されているため、
  運用が圧倒的に軽く、リーズナブルなサービス提供が可能。

② ステマ規制を遵守する投稿ガイドなど強固な機能を搭載

③ 投稿内容チェックは投稿前の同意事項承認と投稿後目視監視で安心。
これまで不具合率0.1%以下、重大なものは0。

④ 投稿依頼ユーザー指定が可能
  性別、フォロワー数、地域、年代など

⑤ 繰り返し利用により、生産性アップできる仕組み
  投稿ユーザー解析により、貴社にとって最適な依頼ユーザーを抽出


◎大量の消費者投稿を様々な目的でご活用可能

 ・ブランドイメージ大量拡散
 ・新商品認知一斉向上
 ・公式サイトのコンテンツ大量シェア
 ・購入体験レビュー大量投稿
 ・商品口コミ大量創出
 ・投稿キャンペーンの拡散
 ・ギフティング
 ・新規顧客獲得
 ・リール動画大量投稿
  など

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【UGC・クチコミ創出】ユーザー行動促進!推し行動マーケティングプラットフォーム | TieUps株式会社

【UGC・クチコミ創出】ユーザー行動促進!推し行動マーケティングプラットフォーム

弊社TieUpsが提唱する推し行動促進マーケティングは、コミュニティ内でユーザーの「推し行動」をAIで評価し、スコアとしてミエル化する新しいマーケティング手法です。
「推し行動」とは、企業が顧客に期待する具体的な応援行動を指し、コミュニティを通じて顧客の自然なアクションを促進します。

例えば、自社のサービスや商品の
・おすすめの使い方をユーザーに広めてくれる
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といった行動を弊社のコミュニティプラットフォームを用いて促進いたします。

弊社のサービスが目指すのは、セールや告知に過度に依存せず、企業が望む理想的な活用・推奨の文脈(=推し行動)をコミュニティとAIで設計し、育て、広げることです。
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上記のような課題感をお持ちの企業様は、ぜひお気軽に資料請求くださいませ。

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在日中国人コミュニティでUGC創出!中華圏インバウンド・越境プロモーション支援 | アライドアーキテクツ株式会社

在日中国人コミュニティでUGC創出!中華圏インバウンド・越境プロモーション支援

BoJapan(ボージャパン)は中国SNS向けUGC・コンテンツクリエイターからKOC、ソーシャルバイヤーまで、5,000人以上の在日中国人を擁するUGCクリエイターネットワークです。

【ご活用施策イメージ】
・商品モニター
・店舗体験
・ライブコマース
・テストマーケティングや商品開発・企画に活用できる調査
・座談会

RED(小紅書)、WeChat、Weibo、Douyinなど様々な中国SNSに対応!
SNS内での指名検索数の増加や売上増加につながる事例も増えています。
SNS上への良質な投稿の発信・蓄積が情報検索の受け皿となり、検索上位に表示されることでより広範に情報を伝達できるため、中国語圏生活者の認知を向上させることが可能です。

近年、SNSへの情報発信や良質なUGCの創出が商品やブランドの認知、売上向上につながる事例が相次いでおり、当社へのマーケティング施策のご相談も増加しています。

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【TikTok広告でROAS改善】UGC風動画のポイントやPDCAの回し方を解説 | 日辰広告株式会社

【TikTok広告でROAS改善】UGC風動画のポイントやPDCAの回し方を解説

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トラミー(trami)とは

【2025年6月最新版の資料をダウンロード可能!】
Instagram・XをはじめとしたSNSやブログで、商品やサービスをご紹介することができます。

・UGC支援
・CGMサイト(クチコミサイト等)支援
・SNSプロモーション
・マストバイプロモーション
・SNSキャンペーン支援
・認知拡散/認知向上
・比較検討材料増加
・インフルエンサー キャスティング
・モニター 施策
・レビュー 施策

トラミー(trami)の特徴

「IT導入補助金2025の対象ツール」に認定される事となりました!
※詳しくは資料をDL

日本最大級のクチコミプロモーションサービスです。
※2025年6月 当社調べ

サービス開始:2009年~
会員数:152,376人
記事掲載件数:780,444件
プロモーション数:21,848件

【業界実績】
化粧品・コスメメーカー(デパコス・プチプラ)
日用品メーカー
食品メーカー
etc...

ユーザー・読者の属性

ターゲット:女性全般,主婦(ママ),ファミリー

トラミー(trami)の強み・メリット

①指定媒体への投稿率100%(Instagram・X)
②情報に敏感な一般消費者を大量に活用可能
③2次利用無期限無料でコンテンツ獲得可能
④アンケート回収可能
⑤薬機法、景表法の徹底チェック
⑥安価で大量なUGCを獲得可能
⑦他媒体への任意投稿率の高さ
⑧マストバイ施策によるリード獲得が可能
⑨実施後レポート作成、及び実施レポートを営業資料に!
⑩長期プランによる長期的に新鮮なクチコミ波及が可能

トラミー(trami)の広告・料金メニュー

◯商品・サービス紹介(動画撮影&投稿可能)
○商品サンプリング
◯商品購入(店舗、WEBどちらも可能!)
○イベント(座談会・試食会・サロンや施設など)派遣
○ブログ以外、ソーシャルメディア活用(現在はInstagramでの要望が増えております!)
○アプリ体験
○キャンペーン参加
○アンケート・意識調査データ取得
○コンテンツ獲得

課金形態

期間課金,成果報酬,月額課金

料金・費用

資料ダウンロードのうえご確認ください。

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【EC専売スキンケアメーカー様】SNS・UGCを活用して売上3倍になったインフルエンサー施策の事例 | 株式会社スリーツープロダクツ

【EC専売スキンケアメーカー様】SNS・UGCを活用して売上3倍になったインフルエンサー施策の事例

今回はEC専売のスキンケアメーカー様の、UGCを活用した成功事例をご紹介いたします。


■ 背景と課題

D社様は、ECサイト限定で展開するスキンケアブランドを運営しており、これまで広告費をかけずに自然流入で販売を行っていました。
しかし、競合商品の増加により露出が減少し、ブランドが埋もれてしまうという課題を抱えていました。


■ クライアントの要望

SNSやインフルエンサーを活用してブランド認知を高めたいというご要望がありました。
ただし、単なる広告投稿ではなく、「投稿の質」を重視し、消費者のリアルな声が伝わるコンテンツを求めていました。


■ 施策内容

弊社の独自UGC生成ノウハウを活用し、実際の消費者が商品を使用した感想や口コミを自然に発信できる仕組みを構築。
PR表記やタイアップ表示のない“リアルな体験投稿”を多数生成・拡散しました。


■ 成果

UGC(ユーザー生成コンテンツ)の投稿数が大幅に増加。
SNS上での口コミが拡散され、消費者の信頼性が高い情報源として機能しました。
その結果、

・新規顧客の流入が増加
・売上が施策実施後に3倍以上アップ
と、クライアント様にも大変ご満足いただける成果となりました。

■ 成功要因

UGCの増加により、既存ファンからの推奨が拡大。
これが潜在顧客の認知・購入のきっかけとなり、
「消費者の声が新たな顧客を呼び込む循環(UGCサイクル)」が生まれた点が成功の鍵でした。

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「共感が、いちばん届く」 カメラ女子のUGCでつくる、共感発信×情報拡散×資産化 | 株式会社ビートル

「共感が、いちばん届く」 カメラ女子のUGCでつくる、共感発信×情報拡散×資産化

「共感が、いちばん届く」
カメラ女子コミュニティのUGCでつくる、共感発信 × 情報拡散 × コンテンツ資産化

<サービス概要>
camellは、全国のカメラ女子が集う日本最大級の写真コミュニティプラットフォーム(設立2013年)。
約14,200名の会員・Instagramフォロワー約28,000・WEBマガジン月間93,400PVを誇り、SNSと親和性の高いUGCを活用した共感型プロモーションを展開しています。

・イベント設計から集客・発信・納品までワンストップで対応
・参加者が「心から共感した体験」を自発的に発信
・高品質な写真・ショート動画を資産化(著作権・使用期限なし)
・自治体・観光・大手企業など導入実績多数

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Instagram リール動画 UGC|インフルエンサータイアップマーケティング | 株式会社レポハピ

Instagram リール動画 UGC|インフルエンサータイアップマーケティング

タイアップターゲットは24万SNSユーザー

レポハピ タイアップブースト MOVIE は、
商品、ブランドのユーザー体験をInstagramリール動画等で UGC で創出する
オールインワンサービスです。
※募集、起用、契約、シナリオ、投稿品質管理、報酬支払までパッケージ化

動画UGC創出は、シナリオ作成、投稿品質確保、ステマ規制遵守、権利処理等、
十分なノウハウが必要です。
本サービスは、運用のすべてを当社にお任せいただくことができますので、
ノウハウを丸ごと補うことができます。

Instagram マーケティング タイアップ プロモーション 動画 SNS

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#PR表記ナシUGC生成!Instagramやレビューサイトへリアルな口コミ量産 | 株式会社Laymoa

#PR表記ナシUGC生成!Instagramやレビューサイトへリアルな口コミ量産

※※同業者等、情報収集目的のダウンロードは固く禁じます※※

LaymoaのUGC施策は、化粧品・コスメ業界に特化した口コミサービスで、※PR表記※なしで投稿できるため広告感のない自然な口コミを生成できます!

景表法・薬機法に完全対応しており、法的リスクを気にすることなく運用可能です。

投稿されたUGCは二次利用も可能で、広告素材として再利用することもできます。

このサービスは、口コミが少なく認知度を上げたい企業や、自社運用では投稿率が安定せず限界を感じている企業、広告感のない自然な口コミを作りたい企業に最適です。

Instagram、口コミサイト、ECサイト、さまざまなチャネルでの活用も可能です。

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UGCマーケティングの活用事例

近年、SNSやレビューサイトを通じたUGC(ユーザー生成コンテンツ)の活用が様々な業界で注目されています。 ファストファッションから老舗ホテルまで、UGCをマーケティングに取り入れることで、ユーザーのリアルな声や体験を効果的に発信し、ブランドの信頼性向上や購買促進につなげています。

アパレル・ファッション

アパレル業界では、お客様が投稿したコーディネート写真をマーケティングに活用する動きが活発です。実際の着こなしを公式サイトや店舗で紹介し、そこから商品購入につなげる仕組みを整えている企業が増えています。 UGCを通じてリアルなファッション情報を共有することで、特に若い世代からの共感を得て、購買意欲を高めることに成功しています。

GU

GUは若い世代をメインターゲットに、積極的なUGC戦略を仕掛けています。 GU公式の着こなし発見アプリ「StyleHint」を通じてユーザーや各店舗の店員さんがコーディネートを投稿できます。 一般のユーザーのコーディネートが公式サイトやアプリ内のギャラリーで紹介される仕組みです。 投稿写真から直接ECサイトの商品ページにアクセスできる導線を整え、「このコーデ素敵!」と思ったお客様がすぐに商品を購入できる便利な仕組みを実現しました。 商品単体の紹介ではなく、一般ユーザーの着こなしというコンテンツでブランドの魅力を伝え、若年層の高い拡散力を活かして販促効果を上げています。
参考:GU公式サイト「Styling Book」

ユニクロ

ユニクロもコーディネート検索アプリ「StyleHint」や独自ハッシュタグを駆使した本格的なUGC戦略を推進中です。 商品カテゴリーやシーズンごとに「#ユニクロ21春夏何買った」「#ユニクロワンピース族」など、バラエティ豊かなハッシュタグを展開してユーザー投稿を促しています。 また2020年にオープンしたユニクロ原宿店では、壁一面に設置された240台のモニターにStyleHintアプリのUGC投稿を表示し、タッチパネルで店内在庫を確認できるオンライン・オフライン融合の仕組みを導入しました。 さらに「StyleHint公式アンバサダー」制度で一般のお客様の投稿参加を促し、リアルな着こなし情報を継続的に集めて発信しています。
参考:StyleHint公式サイト(2020年9月27日時点のアーカイブ)

コスメ・美容

コスメ・美容業界は最もUGC活用が重要視されている業界です。化粧品ブランドはInstagramやTikTokでユーザーの投稿を促進し、実際の使用感やビフォーアフターといったリアルな声を拡散しています。 多くのユーザーはUGCから生まれた口コミを参考にすることが多く、商品コンセプト自体に活かされるケースも出てきています。

資生堂

資生堂は、日本の化粧品メーカーの中でもいち早くTikTokを中心としたUGC戦略に力を入れた企業です。2021年には日焼け止めブランド「アネッサ」でTikTokキャンペーン「#アネッサおうちで夏フォトチャレンジ」を実施し、ユーザーによる動画投稿が7,600本以上、再生数は約2億5,200万回に到達しました。 また2024年には、TikTok上でファンが生み出した「ファンデ美容液」というキャッチフレーズを公式プロモーションに採用し、ユーザーの声を商品コンセプトに取り入れて一貫して発信する「UGCアップサイクルマーケティング」を実施しました。 質の高い口コミがさらなるUGC創出を促し、多くの新規ファン獲得にもつながっています。
参考:WWD「資生堂“ファンデ美容液”ビッグヒットの裏側 TikTokを重要視する理由とは?」

カネボウ化粧品

カネボウ化粧品でも先進的なUGC活用の取り組みが見られます。 日やけ止めブランド「ALLIE(アリィー)」は2021年にInstagramキャンペーン「#DressUpChallenge」を展開しました。ユーザーがオリジナルARフィルターを使って肌見せファッションの写真・動画を撮影し、「#ピンクのアリィー仕上げ」「#ホワイトのアリィー仕上げ」の2種類のハッシュタグをつけて投稿する参加型企画です。 投稿されたUGCはキャンペーンページ上で紹介され、当選者には公式アカウントから連絡する仕組みで、SNS上で話題作りと商品訴求を両立しました。 さらに、集まったUGCコンテンツを自社ECサイトや特設ページで二次活用することで、ユーザーのリアルな反応をマーケティングに取り込んでいます。
参考:PR TIMES「カネボウALLIE Instagramキャンペーン『#DressUpChallenge』の動画プラットフォームにvisumoを採用」

飲食

飲食業界では、スターバックスをはじめ多くの企業がSNS上のUGCを通じたファンマーケティングを展開しています。 ユーザーが自社商品を楽しむ様子をハッシュタグで共有する流れを促し、その投稿を公式アカウントで紹介したりキャンペーンに活用したりすることで、ブランド体験の拡散とユーザーのロイヤルティ向上につなげています。

スターバックス

スターバックスは、UGCを活用したファンマーケティングの成功例としてよく知られています。公式に「#スタバで一息」などのハッシュタグを呼びかけ、お客様がスターバックス商品でくつろぐ様子をSNSに自発的に投稿するようにしました。 投稿された写真やコメントはブランドのPRにも活用され、広告費を抑えながらリアルな顧客体験を広めることに成功しています。UGCによって信頼性の高い口コミが生まれ、インスタグラムのストーリーで友人がスタバで楽しむ様子を見ると、見ている本人も購買意欲が刺激されます。 季節限定商品の発売時には、SNS上でユーザー投稿がブームとなり、特別なキャンペーンを打たなくても話題が拡散するなど、UGCがマーケティングの重要な柱となっています。

食品・飲料

食品・飲料業界でも、ユーザー投稿を活用したマーケティングが盛んです。 レシピコンテストで消費者のアイデアを商品化したり、日常の食卓での商品利用シーンの写真を集めてプロモーションに活かす事例が見られます。UGCにより食品の魅力や使い方を消費者目線で伝えることで、ブランドへの親近感を育て、購買意欲を駆り立てます。

エスビー食品

エスビー食品は、調味料やスパイスを扱う企業として、UGCを上手に活用しています。同社はユーザーのアイデアレシピを募集する「レッチャ!グランプリ」というコンテストを開催し、優秀なレシピを実際に商品化する取り組みも実施しました。 2019年の第1回では8,372件もの応募が集まり、ユーザー参加型の企画が大きな盛り上がりを見せました。UGCを通じて商品開発に消費者の声を反映させるこの試みは、ファンとの共創によるブランド価値向上につながっています。
参考:日本食糧新聞(2018年12月21日)「エスビー食品、『レッチャ!』開始 消費者案を商品化」

キリンビール

キリンビールもSNS上でのUGC活用に積極的で、Instagramでは自社公式・ユーザー双方の投稿にハッシュタグ「#きょうのキリン」を付ける運用を徹底しています。 あえてタグを一つに絞り、ビールのある日常風景の投稿を蓄積することで、他のビール党たちも「自分も同じようなシーンで飲んでいるな」と商品を身近に感じられるようになりました。 公式アカウントで紹介されたユーザーはブランドへの愛着を深め、その周囲にも「自分も投稿してみようかな」と参加意欲が広がる好循環が生まれています。 社内でも「UGCは売上に貢献している」という実感が共有されており、UGC施策は重要なマーケティング手法として認識されています。
参考:Letro「キリンビール社に学ぶ!UGC施策の裏側とこれから【UGCディスカッション イベントレポート】」

旅行・観光

旅行・観光業界では、美しい景色や旅先での体験写真などUGCの影響力が極めて大きく、ホテルや旅行サイトがその活用に力を入れています。 SNS上でフォトコンテストやアンバサダー募集を実施し、ユーザーの旅の思い出投稿を公式サイトなどで紹介する取り組みが広がっています。UGCにより臨場感あふれる旅行情報が共有され、行き先選びや宿泊予約のきっかけづくりにつながっています。

楽天トラベル

楽天トラベルは、UGCを活用したフォトコンテスト施策で成功した事例です。 公式Instagramで「#楽天トラベル絶景宿」というオリジナルタグを使った投稿キャンペーンを開催し、日本国内の宿で撮影されたフォトジェニックな写真を募集しました。 優秀賞には高級ホテルの無料宿泊券をプレゼントする企画で、ユーザーは積極的に絶景宿の写真を投稿しています。応募作品は特設ページで紹介され、結果として多数のUGC生成に成功しました。 このようなフォトコンテスト形式の施策はInstagramとの相性が良く、旅行先の魅力を多くの人に伝えるとともに、新たなお客様の行先提案や認知拡大につながっています。
参考:楽天トラベル「#楽天忘れられない絶景 フォトコンテスト」
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ホテル椿山荘東京

ホテル椿山荘東京では、宿泊客や利用客がInstagramに投稿した写真(美しい庭園風景や結婚式の様子など)を自社サイトで紹介する先進的なUGC活用を行っています。 2024年よりSNSマーケティングツール「OWNLY」を導入し、Instagram上の投稿を公式サイトのトップページおよびウェディング紹介ページに埋め込む施策を開始しました。 従来の施設発信情報に加えて、実際に訪れたゲストの生の写真・コメントをコンテンツ化することで、サイト訪問者に第三者視点のリアルな口コミとしてホテルの魅力が伝わり、信頼性の向上につながっています。 UGCコンテンツによってWebサイト情報が充実し、利用を検討しているお客様の予約決定を後押しする効果も期待されています。
参考:ownly「ホテル椿山荘東京 InstagramのUGCを自社公式サイトに活用」
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