国内No.1の広告媒体資料・マーケティング資料のポータルサイト
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LinkedIn とは、2003年5月に始まったアメリカ初の世界最大級のビジネス特化型SNSです。LinkedInによって、企業を調査して、採用コミュニティにリーチすることができるサービスとなっています。求人に直接応募したり、求人検索を保存したりできるのが特徴です。
また、転職に関心がある場合などは企業と繋がったり、採用担当者に通知したりすることもできます。 LinkedInでの会話にも簡単に参加できて便利なサービスです。採用担当者、転職希望者向けの機能があり、ビジネス関連の情報を集めやすく、ビジネスシーンに特化した仕様です。
Facebookと似ていますが、Facebookは、本名での登録でプライベートな利用も多いため、ビジネス向けのSNSとして、LinkedInを使う人が増えてきています。
LinkedInの特徴としては、世界200か国、10億人以上が登録していて、日本でも最近では300万人以上が登録している点です。他にも様々な特徴がありますので詳しく紹介します。
LinkedInは世界最大級のビジネス特化型SNSとして、世界のビジネスマン、ハイクラス層が利用しているのが特徴です。
外資系などを中心に多くの企業と世界規模で繋がることができておすすめです。個人向け、法人向けプランがあり、転職活動や仕事探し、人脈作り、情報収集などに使うことができていいでしょう。海外では、転職経路として約4割近くがLinkedInを活用していると言われています。
LinkedInでは、ユーザーのプロフィールから判断した年齢や性別の統計データ、学歴、職務経歴、ユーザーがLinkedIn内で所属しているグループや、行動から推測される関心や特徴から細かなターゲティングが可能です。ユーザーが勤めている会社名や業界、規模などの会社情報からターゲティングでき、会社及び社員のフォロワーもターゲットできます。
ユーザーが住んでいる場所や、プロフィール言語でも設定できておすすめです。
LinkedIn広告を行う際の目的としては、ブランド認知度、関心度、およびコンバージョンの 3つのマーケティングファネルへの対応が可能です。
法人として、商品やサービスのブランド認知度を上げることができ、ウェブサイト訪問や動画視聴やメッセージなどの関心度を高め、リードを獲得し、求人応募や見込みのある対象者を作ってコンバージョンをあげることができます。
LinkedInに広告を出すとコピーが LinkedIn のさまざまな場所に表示されます。テキスト広告、スポンサードコンテンツ、スポンサードメッセージ、ダイナミック広告の広告枠がありますので、選ぶといいでしょう。
テキスト広告は、デスクトップでのみ表示され、スマホやタブレットでは表示されませんので注意してください。ユーザーが興味を持つ広告の下に表示され、画面上部の枠内に表示されます。また、テキスト広告枠によっては、画像とロゴが省略されて表示される場合があるでしょう。
スポンサードコンテンツとしては、シングル画像広告、カルーセル広告、動画広告、シングル求人広告、イベント広告、ドキュメント広告、Click-to-Message 広告などがあります。
表示場所としては、ターゲットオーディエンスであるメンバーの LinkedIn ホームページフィード内に表示されます。こちらは、大半のスマホやタブレットに表示されておすすめです。
スポンサードメッセージには、メッセージ広告、会話型広告の種類があります。表示場所としては、メンバーが LinkedIn アカウントにログインした時にメンバーのデスクトップ版に表示され、またスマホやタブレットでも LinkedIn メッセージに表示されるため目立ちます。高いエンゲ―ジメントが見込めます。
ダイナミック広告には、スポットライト広告、求人広告、フォロワー広告などがあります。ダイナミック広告の表示場所としては、メンバーがLinkedInアカウントにログインした際にデスクトップ版のLinkedIn会社・団体ページの右レールに掲載されます。広告を掲載している会社の従業員の検索結果の下にも掲載されておすすめです。
ただし、スマホやタブレットでは表示されません。
LinkedIn広告の費用について詳しく紹介します。最近では、日本での利用も増えていますので、参考にしてください。
1日あたり1万円、月間30万円が相場です。Web広告の費用相場は、20~50万円ですので平均的と言えます。また、実際にかかる費用は、予算規模やマーケティング戦略などでも異なってきますので注意してください。
クリック課金と、インプレッション課金の2種類があります。課金方式は広告メニューごとにクリック課金とインプレッション課金方法の選択が可能です。
クリック課金は、求人への応募や商品・サービスへの問い合わせなど、コンバージョンの獲得を目的にした場合におすすめの課金方法です。LinkedIn広告でのクリック課金は、1クリック200~500円が相場です。ただし、他社の出稿状況や、商材のジャンルなどの条件によって異なります。
また、インプレッション課金は、多くのユーザーに見てもらいたい時に認知拡大のために有効で、他のSNS広告と同程度の数百円程度で可能です。
LinkedIn広告では、最低出稿金額が160円となっています。TwitterやFacebookでは、1円から出稿が可能ですので、最低出稿金額が高くなっているのが特徴です。
最低出稿金額は高いのですが、まだLinkedIn広告は認知度が低く利用者が少ないため、競合他社が多くありません。そのため、入札額による競争が少なく、実際には他の媒体よりも掲載費用を抑えられる可能性があるでしょう。
LinkedIn広告の注意点についても紹介します。次の注意点を守って広告を行うことが大切です。
LinkedIn広告運用の際の注意点は、1つのキャンペーンに1つの広告フォーマットだけしか掲載できないことです。同じターゲティングに複数の広告クリエイティブを表示させたい場合は、それぞれのキャンペーンごとに異なるフォーマットで、クリエイティブを設定する必要があります。キャンペーンごとに広告を作る必要がある点を注意してください。
LinkedIn広告は、他のSNSより精緻なターゲティングができるため、ターゲットを詳細にして絞りすぎると、配信量が減ってしまう可能性があります。LinkedIn広告の管理画面には、想定オーディエンス数と、予算やクリックの想定数が表示されますので、チェックして行うといいでしょう。予算を考えて、ターゲットの幅を調整するように注意してください。
LinkedIn広告を実際に行っている事例についても参考にしてみませんか。次のような広告が採用などに活用しています。
楽天では、2013年にグローバル人事部で、LinkedIn人材採用ソリューションを導入しています。楽天では、スピーディにそしてコスト面でも効率的なダイレクトリクルーティングを実施しています。そのため、世界統一のプラットフォームで、転職潜在層にアプローチできるLinkedIn広告を活用しています。
初回コンタクトから2~3ヶ月で内定に繋がったという事例もあり、特にエンジニアの転職者採用に相性が良い傾向です。採用ポジションが150種類以上もあるため、効率的な採用に成功している事例です。
参考:楽天株式会社 LinkedIn導入事例 (2013年12月)
2014年にパナソニックのグローバル&グループ採用センターで導入した事例もあります。海外採用チームでまず導入し、世界から優秀な人材を獲得するのに成功しています。
海外のキャリア採用はスピードが大事ということで、LinkedIn広告を活用。北米における採用は8割がLinkedIn広告経由で採用を成功させています。また、ブラジル、インドでも実績ができ、さらに他の地域でも展開しています。
さらに、世界的な情報共有や交換の場ともなっているのがメリットです。
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