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公開日:2024年08月28日 更新日:2024年09月05日

アンケートアドのメリット・デメリットや行うコツ、アンケート制作の流れについて解説

アンケートアドのメリット・デメリットや行うコツ、アンケート制作の流れについて解説

アンケートアドとは

アンケートアドとは「アンケート広告」とも呼ばれる、ターゲットにアンケートに参加してもらうことで認知向上とマーケティングが同時に行える広告手法です。

アンケートに答えるために商品やサービスについて、積極的な関わりが生まれるだけでなく、同時に商材に対する改善点やイメージを把握できるので費用対効果も見込めます。

アンケートアドのメリット・デメリット

アンケートアドを行うメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。

メリット

アンケートアドを実施するメリットは以下です。

・低コスト・短期間で多くのサンプルを集計できる

アンケートは無料で使えるGoogleのサービスを使うこともできますが、自社サイトとして作成する場合の費用相場は3万円ほどです。クラウドソーシングでアンケートを実施する企業が増えていて、中には1ユーザーあたり50円から(クラウドワークス)、短時間で結果を集めることができるものもあります。

Webで気軽に回答できるアンケートということで、ユーザーの関心をひきつけやすいため、スピード感のある結果が得られやすいのは大きなメリットでしょう。

・ユーザーのニーズに合わせて内容を変えられる

「ユーザーに見せる」という従来の様々な広告手法と異なり、ユーザーの生の声を即座に集められるのがアンケートアドを実施するメリットの1つです。

想定していただターゲット層と異なるユーザーの反応が得られるケースも多く、そうしたターゲット層も把握したうえで、興味関心を持ってくれるターゲット層に向けたアプローチを展開しやすくなります。

・アンケート結果を活用して様々なアプローチが可能

ユーザーからの生の声を集められるため、「ここを変えてほしい」「もっとこうだったら良いのに」など改善点や、購入理由などを分析でき商品・サービスの改善に活かしていくことができます。

またアンケートに回答してくれたユーザー属性を分析し、それぞれに適したアプローチ方法を展開するのも容易になるでしょう。

デメリット

アンケートアドを実施するうえで検討しておきたいデメリットについて解説します。

・大量の集客につながりづらい

ユーザーとの個別のコミュニケーションがとりずらい、ユーザーの詳細な属性を把握できない場合ではアンケートアドだけで大量集客につなげるのは難しいでしょう。

SNSも併用したりと別の方法と組み合わせてのアンケートアドを企画・実施することで、興味関心のあるユーザーを大量集客しやすくなります。

また、アンケートの設問数が多い・面倒に感じるものになっていると、思うような結果が得られません。「気軽に回答できる設問数・回答方法になっているか」を検討しましょう。

あわせて大量の回答が得られやすいSNSを活用する方法もありますが、媒体によっては外部に回答データを持ち出すのが容易ではないケースもある点も留意ください。

・良質なリード獲得につながことが難しい

回答者の情報を詳細に得られる場合を除いて、明確な人物像をつかみにくく、また経営者や決裁権を持つ良質なリード獲得にはつながりにくいのはデメリットです。

コストと手間がかかるものの、独自に回答者を選出し回答を得るなどすれば良質なリードや、想定するターゲット層からの回答を得ることはできますが、一般的には回答者に制限を設けることは難しいでしょう。

アンケートアドを出稿できるSNS媒体の種類

アンケートアドの出稿が可能なSNS媒体に代表的なものは以下です。

Youtube

Youtubeでできるアンケートアドは手短に回答できるオンラインアンケート「ブランドリフト調査」です。ユーザー負担が少ないインバナーサーベイが利用できるため、表示されたアンケートアドから直接回答できるため、動画視聴を中断することなく回答できます。

得られた回答は集計情報のみがアンケートアド出稿者に提供されるため、特定される心配なく気軽に回答してもらえます。アンケートアドの表示回数は1日1回、週3回までです。同じユーザーが同じアンケートに回答できるのは1度までと制限もされています。


参考:ブランド リフト調査について - Google 広告 ヘルプ

Facebook

Facebookでは動画広告に対して二者択一で簡単に回答できるアンケートアドを設置できます。ユーザーが回答するとその場で、その時点までの投票結果を閲覧できる仕組みになっており、積極的な回答を促しやすいのが特徴です。

二者択一の回答方式なため、詳細な情報を得るには設問に工夫が必要ですが、簡単に回答できることからリーチ獲得しやすいのもメリットでしょう。Facebook広告マネージャーから簡単な操作で設置でき、結果もFacebook広告マネージャーで簡単に閲覧できます。

参考:Facebook

Instagram

短く魅力的な動画コンテンツで人気のSNS、Instagramのストーリーズでもアンケートアドを設置できます。Facebook同様、二者択一の簡単な回答方法で、気軽な参加を促せるのが特徴です。

Instagram特有の空気間で広告感が薄く、主たるInstagramユーザーである若年層のリーチ獲得には適した方法といえるでしょう。Facebook広告マネージャーから気軽に設置・アンケート回答の閲覧もできます。


参考:Instagram

Twitter

X(旧Twitter)では、複数の広告を出稿できますがアンケートアドもその1つです。複数の広告種類から3つ以上使用で認知度+20%、購買意欲+7%になるという公式発表もあります。(参考:X公式

X(旧Twitter)は一般ユーザーもアンケートを気軽に設置できるため、アンケートアドへの拒否感が薄いのも特徴です。選択肢は4つまで設定可能で、フォロワー以外も回答可能、回答したら投票結果も閲覧できるので、積極的な回答を促しやすい仕組みが評価されています。

参考:X広告のフォーマット

アンケート作成の流れ

アンケートアドで提示するアンケート作成の流れは以下です。

1.適切なアンケート作成ツールを入手

どのようなアンケートを行うのが効果的か決まったら、見合うアンケートツールを選定しましょう。無料で使えるツールも多くありますが、設問数や回答方法はそれぞれ異なります。

回答数はどのくらい必要か、どのような回答方法だと回答しやすいかを検討し、ツールを選定してください。

2.質問を設定

自社が集めたいデータを収集できるよう、質問内容を検討し設定しましょう。質問内容が曖昧でなく、選択肢を選びやすいよう設定してください。アンケートを行う目的を踏まえて、質問内容を検討すると的確な質問を設定しやすいでしょう。

3.作った質問の並び替え

質問を複数作成する場合、質問する順番に違和感がないよう順序を検討してください。例えば、「この商品の何が手にとるきっかけになったか」と質問した後、「どこで買ったのか」を聞いてしまうと、違和感が生じやすいです。

アンケートアドにおけるコツ

アンケートアドにより多くの有効な回答を得るためのコツを4つに絞りご紹介します。

目的を明確にする

アンケートアドを行う目的が明確でないと、質問内容が適切ではなくなり、期待する結果が得られなくなります。目的は何かを念頭に入れ、アンケートを作成しましょう。

アンケートの結果を新商品開発に生かしたいのか、対象商品のリニューアルに活かしたいのか、選ばれているユーザー層を把握したいのかにより質問内容も変わってきます。

興味関心を引く質問を作る

「答えよう」という意思を持ってもらえるよう、興味関心を引き付けられる質問文にしましょう。

短くてわかりやすい文章で質問する

質問文章が長い、わかりにくいものになっていると「面倒だな」と回答してもらえない可能性が高いです。答えやすい、誰が見てもわかる質問文にしましょう。回答に関しても、答えやすいか、選択式のばあい選択肢が少なくないかも検討が必要です。

商品・サービスの魅力と○○を組み合わせる

アンケートだからとPRしないのはもったいないです。商品やサービスの魅力と、アンケートアドのクリエイティブを組み合わせ、アピールしましょう。魅力的に感じられれば、アンケートアドをより有効なものにできます。

アンケートアドに関する資料

アンケートアドに関する資料をまとめました。ぜひご覧ください。

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ライタープロフィール

メディアレーダー 運営事務局株式会社アイズ
広告・マーケティングに特化した媒体資料のポータルサイト「メディアレーダー」のマーケティング担当。
BtoBマーケティングを始め、Web広告やリード獲得目的の施策を展開中。
「めでぃつぶ」では、広告業界の方、マーケター必見のマーケティング知識・ノウハウを発信しています。
メディアレーダーについて詳しく知りたい方はこちら
https://media-radar.jp/about.php

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