公開日:2025年04月28日 更新日:2025年05月09日
応援広告どうやって出す?デザイン依頼について解説!
目次
応援広告を出す前に
応援広告(韓国発祥で「推し広告」「センイル(誕生日)広告」とも呼ばれる)を出す際は、ファン団体としての申請や、所属事務所などへの許可取得が必須です。
広告のバリエーションもいくつかあるので、デザイン依頼の前に、手順やポイントも併せて確認していきましょう。
どの応援広告を出すのか?
応援広告には様々な種類があります。韓国発祥の文化で「推し広告」とも呼ばれ、以下のような形式があります。
- ・ポスター
- ・告知フライヤー
- ・カップホルダー
- ・SNS広告
ではそれぞれの種類の概要をチェックしていきましょう。
ポスター
駅にポスターを掲出する場合、費用は駅の等級やサイズによって異なります。例えば、JR東日本の等級Aの駅でB0サイズのポスターを7日間掲出する場合、約76,000円(税抜)となります。掲出までの期間は、申込みから掲出まで約1〜2ヶ月程度を見込んでおくと良いでしょう。詳細は公式サイト(
駅ポスター B0・B1・B2ポスター
)をご参照ください。
掲出までの期間は、申込みから掲出まで約1〜2ヶ月程度を見込んでおくことをおすすめします。
参考:
駅広告の費用・出稿方法・よくある質問をお届け!ポスター広告の費用は最低いくら?
告知フライヤー
告知フライヤー(イベントなどの告知で1枚の紙に印刷された宣伝物)は、手軽に配布できるため、イベント告知やファンへの情報提供に適しています。デザインや印刷費用も比較的安価で済むため、予算を抑えたい場合におすすめです。
カップホルダー
カフェや飲食店でドリンクを注文した際に、オリジナルデザインのカップホルダーが提供される形式の応援広告です。ファン同士の交流のきっかけにもなります。費用はデザインや数量によりますが、一般的に数万円から制作可能です。
SNS広告
SNS広告は、動画や静止画を用いてオンライン上で広く拡散できる応援広告です。自己制作も可能ですが、専門の代行業者に依頼するケースも多く、予算や目的に応じて選択できます。
デザイン依頼の簡単5step!
応援広告のデザインから制作まで依頼する場合、以下のステップで進めるとスムーズです。
- ①どこに依頼するか決める
- ②問い合わせ、申込みする
- ③内容のすり合わせ、依頼
- ④状況に応じて再度すり合わせ
- ⑤完成!
①どこに依頼するか決める
個人のフリーランスから法人のデザイン会社まで様々な選択肢があり、それぞれに特徴があるため、目的を達成できる依頼先かを見極めることから始めましょう。
フリーランスは柔軟対応&低価格なケースが多い一方、スケジュールや品質にばらつきがあるケースもあります。たいして法人は料金がやや高めでも、対応や納期管理が安定している傾向があります。
もう一つ重要なポイントは、応援広告に慣れているかどうかでしょう。過去の実績やSNSでの反応を確認すれば、希望するクオリティで仕上げてくれるか判断しやすいです。
②問い合わせ、申込みする
依頼先・掲載予定日・希望する広告種類の種類を決めたら、問い合わせましょう。人気のデザイナーはスケジュールが早めに埋まるため、掲載日の1か月以上前に動き出すのが理想です。
料金体系は「一式〇〇円」と提示されるケースもあれば、「デザイン費+修正費」と細かく分かれている場合もあります。問い合わせ時には希望イメージや使用したい写真素材・参考デザイン例があると話がスムーズです。
納期・修正回数制限などもこの段階で明確にしておきましょう。
③内容のすり合わせ、依頼
内容のすり合わせでは、サイズ・希望カラー・レイアウトイメージ、記載文言を明確に伝えられるよう準備しておくと、スムーズにすすみます。
素材を持ち込む場合は、画像の画質確認、肖像権などの許諾を得られていることの証明も必要です。
口頭だけでなく、やり取りはなるべく書面やメールなどで残しておくと、後々のトラブル回避に役立ちます。
④状況に応じて再度すり合わせ
初回のデザイン案が届いたら、内容を細かく確認し、必要があれば修正依頼を行いましょう。無料修正回数は1~2回までとしているケースが多く、「背景の色をもう少し淡く」「文字の配置を中央に」など、具体的に伝えると伝わりやすく、料金内で希望通りの仕上がりが実現できます。
⑤完成!
完成品が届いたら、データをしっかり確認し、誤字脱字・色味・レイアウト・解像度などに問題がないかチェックしましょう。広告媒体への入稿や印刷を伴う場合は、入稿データの形式やサイズも事前に確認してから受領してください。
デザイン依頼の注意点
応援広告のデザインを依頼する際は、単なる「デザイン発注」ではなく、法的・実務的な配慮が欠かせません。以下のポイントを押さえておくことで、トラブルなく理想の広告を実現できます。
写真や画像の肖像権
画像や写真を持ち込んでデザインを依頼する場合、タレント本人や所属事務所に使用許諾を取ることが必須です。 無断使用した場合、法的なトラブルに発展するリスクもあります。特にSNS等で二次利用を考えている場合は、慎重な確認しましょう。
掲載場所のルールに従う
OOH広告(街中や交通広告など)での応援広告掲載は、場所ごとに細かな掲載ルールやガイドラインが設けられていることがほとんどです。 広告サイズ・フォント・配色・メッセージ内容の制限、審査の有無などがある場合もあります。公共性の場への掲載の際は事前にルールを確認しておきましょう。
費用感・納期は間に合っているか
イベントや記念日に合わせて応援広告を出すケースが多いですが、納期管理がしっかりしているか・希望に間に合うか確認してから依頼しましょう。また、先述の通りデザイン費用は依頼先により差が大きくなることもあります。見積段階で納期と金額をしっかりすり合わせ、トラブル回避につなげましょう。
まとめ
納得できる応援広告をだすには、目的に合った計画と依頼、必要に応じて確実に許諾を得ておく必要があります。推しの大切な日を、あなたの思いを込めた応援広告で、安心・安全に彩りましょう!

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ライタープロフィール
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メディアレーダー 運営事務局株式会社アイズ
- 広告・マーケティングに特化した媒体資料のポータルサイト「メディアレーダー」のマーケティング担当。
BtoBマーケティングを始め、Web広告やリード獲得目的の施策を展開中。
「めでぃつぶ」では、広告業界の方、マーケター必見のマーケティング知識・ノウハウを発信しています。
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