公開日:2025年04月28日 更新日:2025年05月09日
なぜSNS集客?実際の事例とともに集客方法をご紹介!
なぜSNS集客をするのか?

SNS集客とは、Facebook、X、Instagram、TikTok、LINEなどを活用して認知度を上げ、集客を目指すものです。年代を問わず多くの人がSNSを活用するようになったため、SNSを使った集客が効果的な方法として注目されています。
SNS集客では、様々な特徴があり、拡散力があることや顧客とのコミュニケーションが図れることがメリットです。多くの人が利用しているため効果が高く、スピード感を持って集客に結びつけられるため、効果的な集客方法としての活用がおすすめです。
拡散力がある
SNS集客での拡散力はとても大きく、SNSを見て購買や行動に移す人が増えています。SNS映えすることで話題になり、早いスピードで拡散していくのが特徴です。クーポンなどの発行もすぐに効果が出ます。イベントやキャンペーンの実施をし、新商品の紹介などもSNSで発信することで顧客同士の話題になります。
また、多くのフォロワーを持つインフルエンサーを活用することで、拡散力が増し、集客に大きく繋がります。
相互のコミュニケーションが図れる
SNSでは、相互のコミュニケーションがリアルタイムで行える特徴もあります。コメントを投稿したり、DMなどで直接顧客と繋がったりすることができます。
これまでの広告では一方向でしたが、SNSではコミュニケーションを図りながら、直接ニーズを知ることが可能です。潜在層ともコミュニケーションを図れることがおすすめです。
圧倒的な利用者数
総務省の調査では、世界のSNS利用者数は、2022年の45億9,000万人から2028年には60億3,000万人に増加することが予測されています。6年で1.5倍になります。
日本のSNS利用者数も、2022年の1億200万人から2027年には1億1,300万人に増加が予測されています。
SNSとインターネットを通じた商品やサービスの売買は、コロナを契機にしてさらに広がる傾向です。特に、最近では、TikTokやInstagramのストーリーズ・リールなどショート動画コンテンツが流行していて、利用者数が多くなっています。
参考:
総務省 第2部 情報通信分野の現状と課題
SNS集客のポイント

SNS集客では、どのSNSを活用するのかもポイントです。ターゲットや企業や商品のイメージにいかに合う投稿を行うかがポイントになります。
ターゲットを絞る
集客のポイントとしては、それぞれのターゲットを絞ってSNSを活用する方法がおすすめです。各々のSNSに特徴があり、10代20代に人気のTikTok、20代を中心に10代、30代の女性が多いInstagramなど、年齢層によっても使い分けることが大切です。また、LINEは幅広い年齢層が利用しています。
SNS集客では、細かく年齢や性別、住んでいる場所などの属性で、ターゲットを絞りながらニーズに応じた投稿などを行うことがポイントです。
イメージに合う投稿・アカウント作成をする
SNSで集客を狙う際は、投稿内容も企業や商品のイメージに合ったものを投稿する必要があります。ブランディングが大事で、投稿によってコミュニケーションを取りながらファンを増やしていくようにしてください。
インフルエンサーに依頼する際も、イメージに合った人物や投稿内容を選ぶことがおすすめです。
また、SNS集客では、アカウント作成もする必要がありますので、公式アカウントを作って信頼性を高めてコミュニケーションを図るようにしてください。
フォロワー数に縛られすぎない
SNSでは、フォロワー数の増加だけを目指してしまうことがあります。あまりフォロワー数だけに縛らすぎないこともポイントです。
SNS映えだけを狙わずに、ニーズに合った投稿や具体的な内容、使用方法や提案などを行うことも大切です。質の高い投稿を目指し、しっかりエンゲ―ジメントに結びついているかを確認してください。集客や販売にきちんと結びついているのか、企業や商品のブランディングができているかもチェックすることが重要です。
集客できるSNSプラットフォームの種類

SNSの種類を紹介しながら、具体的にどのような利用者が多いのかを見て行きますので参考にしてください。ターゲットを考えて、誰にアプローチできるSNSなのかをよく知って活用することが大切です。
Instagram
Instagramは、世界で10億人を超える利用者がいて、日本で3300万人のユーザーがいるSNSです。20代の若者層を中心に幅広い利用者がいます。また、女性が過半数を占めているSNSです。
写真投稿型のSNSとなっていて、おしゃれな写真などが拡散をして話題となっています。Instagramでは、画像の投稿で企業や商品のイメージを作り、ブランディングすることが大切です。グルメやファッションなどの「インスタ映え」する写真が人気です。最近では、より身近な具体性のある生活感のある投稿も人気となっています。
また、ストーリーズやリールなどの動画も注目度が高い傾向です。インスタライブなどを行って、商品やイベントの紹介などを行うこともおすすめで、コミュニケーションがリアルタイムで取れます。
また、人気の「インスタグラマー」に商品の紹介などをしてもらうことで、大きな影響力があっていい方法です。
facebook
Facebookは実名式で、企業やコミュニティの利用者が多くいます。日本で2600万人のユーザーがいて、世界では30億ほどのユーザーがいると言われています。
また、日本では20代より上の40代~60代の年齢層が多く、若者の利用者はそれほどいません。企業同士やコミュニティを作っていくにはおすすめのSNSです。
友達の投稿に「いいね」をしたり、コメントを交換したりして交流が図れることが魅力で、密なコミュニケーションが図れます。
ただし、最近では企業の投稿より友人同士の投稿が優先されるようになりつつあり、企業投稿は広告を使わないとリーチを伸ばしにくく目立ちにくい傾向です。
また、企業がPRや人材採用のためにFacebookを活用してあまり費用を掛けずに高い効果を挙げています。
X(Twitter)
Xは日本では6700万人が利用しています。Xは10代・20代の若年層が多く、企業や高齢者なども広く利用しているのが特徴です。短文の投稿が多いコミュニケーションアプリで、匿名性となっていて、リアルタイムで多くの投稿が行われています。
多くの人が活用しているため、企業についての評判や現在人気の商品やサービスなどについても知ることができます。新商品やイベントなどは、Xで投稿することで一気に拡散させることが可能でおすすめです。
集客についてもリアルタイムの効果が生まれやすく、その都度、様々な内容を投稿して拡散させることで、高い効果を生み出しています。例えば、雨の日などで集客が見込めない時などに、雨の日限定のサービスなどを投稿することで集客ができておすすめです。
TikTok
10代を中心に若者層が多く利用していて、日本では2700万人ほどが利用しています。動画で音楽に合わせてサクッと投稿でき、インパクトのある紹介ができます。
最近急成長をしているSNSで、音楽に合わせてダンスなどをしたりすることで、拡散スピードもとても大きなSNSです。
Z世代に向けての集客を目指す場合は効果的と言えます。また、最近ではSNSでの動画投稿が人気となっていて、特にTikTokの縦型短尺動画が話題になることが増えています。旅行の紹介などとも相性がいいSNSです。
面白い投稿をすることで、一般のユーザーが行っている投稿とも馴染み、効果が高くなります。企業がオリジナルのハッシュタグを作って、ユーザーにも参加してもらってキャンペーンを行うなどが効果的です。TikTokを活用したプロモーションが盛んになっていると言えます。
どんな方法で集客をするか?

具体的にSNSでどんな集客を行うのかについても紹介します。企業がどのように活用したらいいのかについて見て行きます。
アカウント運用
まず、ビジネスアカウント、公式アカウントを作って運用していくことが大切です。Instagramなどでは個人アカウントとビジネスアカウントが区別されています。
企業が自社の商品やサービスのPRをする際にビジネスアカウントを運用することで、様々なことができて便利です。
ビジネスアカウントを持つことで、分析などもしやすく有効に活用できるようになります。企業のイメージアップやブランディングにも繋がり、公式アカウントを持って信頼性を高めるといいでしょう。
広告
SNSでは広告を出す方法もいい方法です。広告を出すことで、よりユーザーの目に触れ、拡散効果なども高くなります。
SNS広告では、細かなターゲティングができ、ユーザーの登録情報を利用して、関連性の高い広告を配信することが可能です。位置情報から特定の地域向けの広告ができ、ユーザーの趣味・志向によってターゲティングできます。それぞれのSNSの特徴を活かして広告してみることがおすすめの方法です。
ユーザーの検索によって広告を出すリスティング広告などよりも、さらに低コストで効率的機に集客や売上アップが見込めるようになります。
キャンペーン
SNSではキャンペーンを行うことも可能です。企業がSNSで商品やサービスの認知度を高めたり、新商品を紹介したりするためにキャンペーンを行えておすすめです。フォロワー増や認知度や集客、売上アップなどを目的にキャンペーンを展開することができます。様々なキャンペーンを行ってみるといいでしょう。
早く広範囲に情報を拡散できるようになり、ブランディングなどにも役立ちます。ユーザー参加型のキャンペーンを行うことで、コミュニケーションが図れ、話題となり、拡散できます。
インフルエンサーマーケティング
SNSで多くのフォロワーを持ち、影響力が大きいインフルエンサーを活用した集客や売上アップの方法もあります。
自社の商品やサービスに合ったインフルエンサーを活用し、紹介してもらうことで、拡散効果がとても大きくなります。話題性が高くなり、ブランディングにも役立ついい方法です。
また、その際にはインフルエンサー選びも大事で、具体的にどのようなフォロワー、ファンがいるのかもしっかり調査した上で、イメージに合った人物を選ぶことが大切です。
SNSで集客する際の注意点

SNSで集客する際には、注意点もありますので、事前に知っておくことが必要です。イメージダウンになったり、すぐに炎上したりするリスクもありますので知っておいてください。
自社のイメージに合った投稿をする
SNS投稿では、SNS映えだけを気にせず、自社のイメージに合った投稿をすることがおすすめです。自社や商品のイメージとかけ離れた投稿をすると、逆に信頼性がなくなります。自社独自のイメージを分析して、それを崩さないように投稿するようにしてください。
SNS投稿の目的をきちんと持って、過剰表現になったり、映えだけに流されたりしないことが重要です。
炎上に備える
SNSは炎上することも多く、拡散スピードも早いため、あっという間に悪いイメージが付くため注意してください。
どのような投稿が炎上しやすいのかを知っておくことや、投稿の前に充分チェックすることが大切です。インフルエンサーを活用した場合も、しっかり内容もチェックし、広告であることなどを投稿で伝える必要があります。
SNS集客の成功事例

ここからは、企業がSNS集客で成功した事例を紹介します。マクドナルド、ユニクロ、コカ・コーラ、ドミノ・ピザなどがSNSを有効に活用して成功しています。それぞれ、どんなSNSをどのように活用しているのかを参考にしてください。
日本マクドナルド株式会社
マクドナルドでは、拡散力が大きいXで公式アカウントを運用しています。クイズ形式の投稿をし、リツイートや「いいね!」を増やして、話題性を高めています。
多くのフォロワー数を獲得し、商品の新発売やキャンペーンの開催などをリアルにすぐ発信できる点が強みです。フォロワーからのコメントにもすぐに返信し、コミュニケーションを図って成功しています。また、インフルエンサーなども活用しながら拡散性を高める施策を行っています。
具体的なX投稿としては、「明日なにかが起こる!?チキンタ◯タ」と投稿し、わざと商品の一部を隠して、注目を集めています。
「正体不明の怪盗ナゲッツ!」という企画キャンペーンでチキンナゲットの話題性を高めた事例もあります。怪盗ナゲッツの正体が誰かをハッシュタグをつけて投稿したユーザーにプレゼントをするなどの企画が反響を呼んでいます。
Xの場合は、投稿文字数が全角で140字と少ないため、その文字数でユーザーの興味関心をどれだけ惹くかがポイントです。ユーザーも参加できるような投稿が特におすすめと言えます。
参考:
マクドナルドのマーケティング戦略とは?自社のマーケティングに活かせる事例などについて解説!
株式会社ユニクロ
ユニクロは、特にInstagramを中心に画像による投稿を行っています。オシャレで統一感のあるフィード投稿が魅力です。
また、多くの人気のファッションインフルエンサーとのコラボ投稿も行っていて、幅広い層にリーチして、ブランディングに成功しています。
多くのフォロワーを持つ渡辺直美さんとのコラボ投稿なども積極的に行い、話題性を集めています。若者層だけでなく、多くの潜在層へのブランディングにも成功しています。
また、「#uniqloコーデ」のハッシュタグでユーザー自身が様々なコーデを紹介していて、キャンペーンにもしているのが特徴です。ユーザー自身が投稿することで、多くのコミュニーションが行われ、ユーザーとの繋がりも深めています。より身近なブランドとしてイメージを確立させています。
また、他にもXやFacebook、LINE、TikTok、YouTubeなどもそれぞれの特徴、ターゲットに合わせた投稿を実施。YouTubeでは、着こなしやお手入れ方法などのノウハウを動画で投稿し、ユーザーのニーズに応えています。
参考:
ユニクロのSNS戦略から学ぼう!
日本コカ・コーラ株式会社
コカ・コーラでは、X(旧Twitter)キャンペーンを実施し、成功をおさめています。レモンサワーブランド「檸檬堂」の2周年を記念したTwitterキャンペーンを実施。レモンサワーとしては後発でしたが、拡散効果の高いXで注目を集め、ブランディングにも成功した例です。
キャンペーンでは、フォロー&リツイートで応募できるようにし、投稿数によってインセンティブを変える方法を取っています。そのことにより、前年比158%とユーザー投稿が増加。Twitterトレンド1位を数時間維持して話題となりました。多くの人に認知してもらうことができた例です。
ブランディングや売上アップにも繋がり、潜在層への「檸檬堂」の認知度を上げることに成功しています。フォロー&リツイートで、ユーザーとの繋がりも深められたことが大きく売上アップとなっています。
2024年には「檸檬堂を飲んで、侍ジャパン応援キャンペーン」を開催。人気のサッカーの応援とのコラボキャンペーンを行っています。Xは拡散力が高いために、こうしたユーザーを巻き込んだキャンペーンを行うことで、一気に盛り上がっておすすめです。
参考:
SNS集客とは?おすすめプラットフォーム、メリット、成功のコツを解説
株式会社ドミノ・ピザ ジャパン
Watch on TikTok
ドミノ・ピザでは、TikTokでのハッシュタグによるキャンペーンを行って成功しています。SNS動画投稿キャンペーンで、「求ム! ドミノ 最高チーズ責任者」を展開、「#チャレンジ」のハッシュタグで、様々な投稿を促しました。
ドミノ・ピザの新商品「ウルトラチーズ」のPRのために、「ウルトラチーズがどれくらい伸びるか」というチャレンジ動画を多くのユーザーに投稿してもらっています。ユーザーのリアルな投稿に多くの人が面白いと思い、注目を集めて成功。多くの人がTikTokに投稿して、ウルトラチーズが伸びる様子に驚きを感じた人も多数出た例となっています。
その際、「#ドミノチーズ100万」のハッシュタグで投稿してもらい、当選者は報酬100万円をもらえるというキャンペーンで、参加する動機を盛り上げています。
また、リアルな動画があげられるTikTokだけでなく、TwitterやInstagramなどのSNSでも同じようにキャンペーンを実施。ユーザー間で盛り上がり、新商品の認知度と購買の拡大に成功した例です。
参考:
TikTokマーケティングとは?集客方法や戦略・成功事例をご紹介
まとめ
SNS集客の様々な種類とどのように行うのかについてポイントを紹介しました。SNS集客は費用をあまりかけずに、ターゲットを絞って行うことができ、拡散や影響力が大きく、ブランディングもできておすすめです。有効に活用して、認知度や集客、売上拡大を目指してみるのがいい方法です。
そして、その際にはSNS集客の目的をしっかりと持ち、ターゲットを絞って、ユーザーとのコミュニケーションを図りながら行うことが成功の秘訣と言えるでしょう。

資料ダウンロード(無料)
お問い合わせはこちら(無料)

資料ダウンロード(無料)
お問い合わせはこちら(無料)

資料ダウンロード(無料)
お問い合わせはこちら(無料)

資料ダウンロード(無料)
お問い合わせはこちら(無料)

資料ダウンロード(無料)
お問い合わせはこちら(無料)

資料ダウンロード(無料)
お問い合わせはこちら(無料)

資料ダウンロード(無料)
お問い合わせはこちら(無料)

資料ダウンロード(無料)
お問い合わせはこちら(無料)

資料ダウンロード(無料)
お問い合わせはこちら(無料)

資料ダウンロード(無料)
お問い合わせはこちら(無料)

資料ダウンロード(無料)
お問い合わせはこちら(無料)

資料ダウンロード(無料)
お問い合わせはこちら(無料)

資料ダウンロード(無料)
お問い合わせはこちら(無料)

資料ダウンロード(無料)
お問い合わせはこちら(無料)

資料ダウンロード(無料)
お問い合わせはこちら(無料)

資料ダウンロード(無料)
お問い合わせはこちら(無料)
ライタープロフィール
-
メディアレーダー 運営事務局株式会社アイズ
- 広告・マーケティングに特化した媒体資料のポータルサイト「メディアレーダー」のマーケティング担当。
BtoBマーケティングを始め、Web広告やリード獲得目的の施策を展開中。
「めでぃつぶ」では、広告業界の方、マーケター必見のマーケティング知識・ノウハウを発信しています。
メディアレーダーについて詳しく知りたい方はこちら
https://media-radar.jp/about.php