公開日:2018年09月14日 更新日:2025年01月15日
マイクロインフルエンサーとは?効果と費用、探し方を解説!
目次
マイクロインフルエンサーとは
マイクロインフルエンサーとは、フォロワー(ファン)数がそれ程多くなくても、メイク、ファッション、旅行など絞られたテーマでのキャラクターが確立していて強い影響力を持ち、熱量の高いフォロワー(ファン)が多いインフルエンサーのこと。熱烈なファンからのライク数、コメント数が多く、一般的なインフルエンサーと比べエンゲージメント率(ユーザーの反応)も高めであるのが特徴といえます。
インフルエンサーとは?
インフルエンサーとは、世間や人の思考・行動に大きな影響を与える人物のことを言います。
また、インフルエンサーは、フォロワー数の規模によって、1万人〜10万人ほどに影響力を持つ「マイクロインフルエンサー」と、フォロワー数が1,000人~10,000人規模の特定のニッチなコミュニティで影響力があるインフルエンサーなどに分けられます。
マイクロインフルエンサーのメリット、特徴
コアなユーザーにリーチできる
マイクロインフルエンサーはフォロワーが少ない分、
コアなユーザーを狙って訴求できるため専門的な内容のもの、コアな分類の情報訴求において大きな効果が期待できます。
メガインフルエンサーを起用しマスに訴求することは可能ですが、特にこのようにターゲティングの内容がコアである場合はあまり効率のいい方法であるとは言えません。それよりも、少し時間をかけて目的に合ったマイクロインフルエンサーを選出した方が、より質の高い訴求ができるようになります。
コストを安く抑えられる
上記でも述べた通り、
マイクロインフルエンサーは依頼費用を安く抑えられるというメリットがあります。インフルエンサーの報酬はフォロワーの数によって変わり、1フォロワーあたり2~4円、人気のインフルエンサであればそれ以上の単価が適用されます。100万人のフォロワーがいるトップインフルエンサーだと1件200万円~400万円程度かかる計算になりますが、1万人のフォロワーを持つマイクロインフルエンサーであれば1件2万円~4万円程度に抑えられます。
フォロワーとの距離が近い
マイクロインフルエンサーの特徴の一つに、フォロワーとの距離感が近いことがあります。多くのフォロワーを持つメガインフルエンサーは広範囲において影響力が強い分、遠い存在に感じがちです。一方
マイクロインフルエンサーはフォロワーが少ない分、フォロワーに対してより親しみやすいという印象を持ってもらいやすい傾向にあります。よってマイクロインフルエンサーのPRでは「広告っぽい」印象をフォロワーに与えづらく、より効果的な訴求を行うことが可能です。
起用しやすい
マイクロインフルエンサーは、影響を与える規模が大きいだけでなく、マーケティング施策の案件に活用されることにも慣れています。そのため、あまり期間をかけずにスムーズにSNS投稿などを進められる点がメリットです。
これまでの経験に基づいて自分自身で意見を提案してくるケースも多く、より効果的な施策が可能となります。企業側があまり説明しなくても、どのような商品やサービスをどう紹介したらいいのか、紹介する手法にも慣れていて起用しやすいメリットがあります。
マイクロインフルエンサーの探し方
マイクロインフルエンサーはメガインフルエンサーなどに比べフォロワーが少なく、事務所などにも属していないケースが比較的多いです。また母数も多いため、ブランド感に合ったインフルエンサーを探すのも簡単ではありません。ここではそんなマイクロインフルエンサーを探す方法についてご紹介します。
①検索をかける
ハッシュタグなどを使い、ブランドやキャンペーンなど、目的と相性の良いキーワードで検索をかけます。人気のあるハッシュタグだと選択肢が多く選定に時間がかかるため、その場合は変換予測などを使いリーチを狭めて再検索をかけます。
②マーケティングツールを使う
マーケティングツールの中には、インフルエンサーを選出する機能を持っているものもあります。それら多くのツール内ではインフルエンサーのレベルや属性、タイプなど、詳細な条件が設定でき、その中から相性の良いインフルエンサーを選ぶことができます。
③代理店へ依頼する
多くのマイクロインフルエンサーを抱えている代理店に依頼する方法もおすすめです。インフルエンサーマーケティングやキャスティングの事業を行っている代理店に頼むことで、スムーズにインフルエンサーが見つけられて時短になります。
また、多くのマイクロインフルエンサーから選べるため、自社の商品やサービス、ターゲットに合った人材が選べておすすめです。
株式会社ナハト
株式会社ナハトでは、創業時から主力事業としてインフルエンサーマーケティングを展開しています。 さまざまなSNS媒体のインフルエンサー関する知見も豊富です。中でも強みは、SNS広告全体の市場を熟知したマーケターが、タイミングに合わせて最も適したインフルエンサーの選定をしていることです。また、同社では専属契約を含む1万2000人以上のインフルエンサーを抱えており、マーケターの力と掛け合わせることでクライアントの目標達成をコミットしています。
各インフルエンサーの費用目安一覧
ここでは、インフルエンサーの気になる広告費用の目安についてご紹介します。下表は1フォロワーあたり2~4円で換算しています。
区分
| フォロワー数
| 費用目安
|
トップインフルエンサー
| 100万人~
| 300万円~
|
ミドルインフルエンサー
| 10万人~100万人
| 20万~400万円
|
マイクロインフルエンサー
| 1万人~10万人
| 2万人~30万円
|
ナノインフルエンサー
| 1000人~1万人
| 2000円~2万円
|
下記では、マイクロインフルエンサーマーケティングの広告をまとめました。
媒体資料もダウンロード出来ますので、マイクロインフルエンサーマーケティングをご検討中の方はぜひダウンロードの上ご活用ください。

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マイクロインフルエンサーの起用事例
マイクロインフルエンサーは、特に次のようなジャンルに多く活用されていますので、参考にしてください。
コスメや美容の事例
コスメや美容のジャンルでは、口コミで決める人も多くいます。マイクロインフルエンサーが実際に試して紹介しているものなどはとても説得力があるものです。
使用感などを聞きたい人が多いために、影響力のある人の意見が拡散していくため、新商品を試してもらう事例などに特におすすめです。
グルメや飲食店の事例
グルメや飲食店の紹介は、マイクロインフルエンサーが動画にすることで、それを見て行きたくなる人も多くいます。
動画によって、料理を見せる見せ方も上手なため、つい惹き込まれてしまいます。インフルエンサーが体験することで、同じものを自分も体験したいと思う人が多く生まれます。
旅や展示会の事例
旅や展示会の一部を紹介し、魅力をピックアップしてくれるため、興味が深まる人が増える事例が多くあります。実際に展示会を見に行って体験している様子が投稿されることで、よりリアルに魅了が伝わっておすすめです。
場所別などでおすすめをまとめて紹介しているインフルエンサーも多く、それをもとに出かける人も多くいます。
ママや子育て層向けの事例
忙しいママや子育て層向けには、具体的に役立つマイクロインフルエンサーの情報などがとても効果的です。おむつなどの臭いが防げるゴミ箱などを提案している例があり、とても実用的です。
身近な悩みを解決してくれるようなマイクロインフルエンサーを選ぶことで、共感してもらえる部分が多くなります。すぐに試してみたいと思ってもらえるため人気です。
マイクロインフルエンサーの起用時の注意点
企業がマイクロインフルエンサーを起用する際には、次のような注意点がありますので、気を付けてください。炎上しないようにすることや、成果が出るように、次のようなことに注意してください。
ステマに注意する
マイクロインフルエンサーを起用する際には、ステルスマーケティング(規制)に注意する必要があります。
そのため「#PR」とタグ付けをしたり、「タイアップ投稿」と明記したりするなど、広告とわかるようにすることが重要です。見ている人に誤解を生まないように、わかりやすいようにしておいてください。
フォロワーの質を確認する
マイクロインフルエンサーを活用する場合は、そのフォロワーがアクティブユーザーが多いのかどうかを確認することも大切です。アクティブユーザーでなければ、実際の購買や集客にはつながりづらいため注意が必要です。
依頼する前に、フォロワーの質を確認することも大事なことです。
同時に多数のインフルエンサーを起用しない
インフルエンサーを起用する場合は、多数のインフルエンサーを同時に起用すると、管理が大変になり、分析もしづらくなります。
どのインフルエンサーがどんなターゲットに実際に効果的だったのかなど、分析しながら、動向を見ながら活用することがおすすめです。どんなブランディング効果があったのかもそれぞれのインフルエンサーを活用しながら分析していくことが重要です。
マイクロインフルエンサーの活用のポイント
マイクロインフルエンサーの活用については、企業側でポイントをしっかり考えておくことも大切です。
投稿ルールを明確にする
マイクロインフルエンサーに依頼する場合は、企業側から投稿のルールをある程度決めておくといいでしょう。
ステマにならないように「#PR」と付けること、投稿文で決めておきたいこと、写真の提供などを明確にしておくことなどで、それぞれの認識の差や思わぬ投稿にならずに済みます。企業のブランドイメージなどもしっかりと伝えておくことが大切です。
インフルエンサーへの対応体制を整える
企業側のインフルエンサーへの対応体制もしっかり整えておくことが重要です。対応の担当も決め、いつも同じような姿勢で依頼することが大切です。
インフルエンサーへの対応も商材イメージに繋がりますので、統一したイメージで誠実に対応することが大事になります。
ライタープロフィール
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メディアレーダー 運営事務局株式会社アイズ
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