公開日:2022年01月04日 更新日:2024年08月29日
Google広告の画像表示オプションとは?設定方法やポイントを解説!
Google広告の画像表示オプションとは?設定方法やポイントを解説!
2021年5月27日にGoogleは検索広告でこれまで以上にユーザーに訴求が期待できる「画像表示オプション」を全世界に向けてリリースしました。
画像表示オプションはユーザーが検索した商品について、商品やサービスの内容や特徴を視覚的に伝えるためのサービスとして期待されています。
画像表示オプションを使えば商品やサービスと関連性が高い画像が設定できるため、テキストだけだったこれまでの検索広告を今まで以上に際立たせることができるのです。
今回はGoogleが新たにリリースした画像表示オプションの設定方法やポイントについて詳しく解説します。
▼画像をクリックで無料会員登録!
【関連記事】
【資料無料】Google広告とは?基本から配信手順まで徹底解説!
画像表示オプションとは
画像表示オプションとはGoogle広告の表示オプションの一つで、リスティング広告が表示されるときに広告の右側に正方形や長方形の画像が表示できる機能になります。
Googleの調査で画像表示オプション導入後のモバイルクリック率が平均で10%以上改善したという結果も出ているほどです。
画像表示オプションの特徴について詳しくみていきましょう。
ビジュアル的にアプローチできる
従来のリスティング広告は文字のみでしか表示できませんでした。
Googleの画像表示オプションを導入すれば、文字だけでなく画像も表示できることからユーザーへの訴求効果が強くなり商品やサービスを印象付けられるでしょう。
カウントダウン機能
リスティング広告だけでなく動画広告においてもカウントダウンが利用できるためユーザーの購買意欲の刺激にも効果が期待できます。
サービス内容を瞬時に伝えられる
Webにおいて商品広告は限られた文字数でしかも瞬時に自社の優れた商品性やサービス内容をユーザーに伝えなければなりません。
しかし、ユーザーは表示された広告文を端から端まで全て読んでいるとは限りません。
興味がなければスルーするだけで広告として認識すらしてもらえない可能性もあるのです。
しかしそれが画像であれば広告文は読まなくてもビジュアルで商品性や特徴を伝えることが可能になります。
画像表示オプションならユーザーの検索結果、表示された画面を見て気になる商品であれば一瞬でその魅力が把握できるのが最大の特徴といえます。
広告のクリック率の向上
広告文では伝わりにくかった商品性やサービス内容を視覚的にユーザーに訴求できるので、広告のクリック率が向上することが期待できます。
画像表示オプションのメリット
Web広告で画像表示オプションを導入すればさまざまなメリットをもたらしてくれます。
広告の視認性が向上する
画像表示オプションは文字と画像を使い訴求するためユーザーにサービスのイメージを強く訴求させることが可能になります。
検索結果が1位でなくても画像広告は鮮明にイメージとしてユーザーの目に残るため視認性は優っているといえます。
またディスプレイされる専有面積も広いことから商品を見て購入を検討する人にはおすすめです。
導入が簡単
Googel広告の画像表示オプションの設定は専門の知識がなくても簡単に設定できる点も大きなメリットです。
広告表示オプションには画像表示オプションの項目が既に追加されているのであとは画像を選ぶだけです。
選べる画像は静止画のみですが画像選択において難易度の高いプロセスはありません。
画像ごとにデータを確認できる
リスティング広告と同じようにクリック回数、検索キーワードとったデータの抽出が可能なため画像効果を検証できます。
また画像ごとにデータの確認が可能なため、どの広告の訴求効果が高かったか分析ができて今後の広告戦略に役立ちます。
画像表示オプションのガイドライン
画像表示オプションのガイドラインをまとめてみましょう。
画像表示オプションの利用条件
画像表示オプションを利用するにあたりGoogleでは画像表示オプションを使用する要件を細かく規定しています。
●これまでポリシーを遵守してきた実績があること
●Google広告アカウントが対象のカテゴリまたはサブカテゴリであり、デリケートなカテゴリに対応していないこと
●開設から90日以上経過しているアカウントであること
こうした要件を満たしていれば最大20枚まで画像がアップロードできて、費用は検索広告と同様にクリック課金制となります。
画像の仕様
使用する画像は以下の条件に当てはまっている必要があります。
●スクエア(1x1): 最小ピクセル数(300x300)、推奨ピクセル数(1200x1200)
●横向き(1.91x1): 最小ピクセル数(600x314)、推奨ピクセル数(1200x628)
●ファイル形式:PNG、JPG、静止GIF
●ファイルサイズ: 5120KB(最大)
●配置(推奨):メインコンテンツを画像の中央80%に配置されていること
許可される画像
画像表示オプションはクリエイティブに関する審査にパスすることが求められます。
下記のような画像は許可されません。
●テキスト、グラフィックを重ねたもの、ブランドロゴ
●空白が過度に多い画像、商品やサービスを認識できない画像
●コラージュ編集されているもの(カタログや卒業アルバムなど撮影したものは可能)
●ぼやけた画像、不鮮明な画像、内容の識別ができない画像、反転している画像
●メインコンテンツが判別できない画像、切り抜きに問題がある画像
●ヌード描写、性的な画像
画像表示オプションの設定手順
画像表示オプションの設定手順を解説しましょう。
設定手順
1.Google広告の管理画面の左側にあるメニューから「広告と広告表示オプション」を選択し、青い「+」ボタンをクリックします。
2.次に表示されたメニューから「画像表示オプション」をクリックしてください。
3.アカウント内に既に作成済みの画像表示オプションがあれば「既存のものを使用する」を選択し、新しく作成する場合は「新規作成」を選択します。
4.使用したい画像を画面の指示に従いアップロードします。最大20枚まで画像を使用できます。
5.画像表示オプションに使用する画像は「ウェブサイトをスキャン」して取得したり、「最近使用した画像」の中からも選択したりできます。
6.画像のアップロード、選択が完了したら「保存」ボタンをクリックして設定は完了です。
効果的な画像表示オプションを作成するポイント
画像表示オプションで良い成果を出すポイントについて解説します。
アスペクト比1:1(1080x1080)の画像を設定する
アスペクト比1:1(1080x1080)の方がアスペクト比1.91:1(1200x628)の画像よりも表示されやすいのです。
アスペクト比1:1(1080x1080)の画像を複数設定して結果を比較することでより効果が高い画像が見つけられるでしょう。
商品との関連性が高く鮮明な画像を選定
画像表示オプションは登録しているキーワードと関連性の高いキーワードがユーザーによって検索された時に表示される仕様になっています。
そのためにはマーケティング分析して見込み客の嗜好を把握し検索すると思われる関連性の高い画像表示オプションを設定することが重要になります。
ユーザーが検索してディスプレイされた画像を見た瞬間に「これだ」と判断できる画像をいかに多く設定しておくと良いでしょう。
まとめ
Google広告の画像表示オプションの特徴、設定方法および効果的なポイントについて解説してきました。
画像表示オプションはGoogleが推奨する規定サイズの画像さえあれば導入できる便利なツールです。
リスティング広告でクリック率をあげたい企業にとって画像表示オプションはWebマーケティング戦略上重要なツーでもあります。
これまでのようにテキストだけの広告違い視覚的にユーザーに訴えかけられるので購買意欲を高め企業収益に大きく貢献するでしょう。
この機会に一度ぜひGoogle広告の画像表示オプションの導入を検討されてみてはいかがでしょうか。
ライタープロフィール
-
運用型広告 運用代行担当株式会社アイズ
- 運用型広告の広告運用代行サービスを2007年より提供開始、15年以上の広告運用実績でGoogle Partner、Yahoo!セールスパートナー、Twitter広告認定代理店、TikTokゴールドパートナーです。
運用代行可能な広告の種類:Google広告、Yahoo広告、Twitter広告、TikTok広告、Facebook広告、Instagram広告、LINE広告、SmartNews広告、Amazon広告など
運用型広告の運用代行のご相談はこちら
https://www.eyez.jp/admlp/