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公開日：2020年12月15日　更新日：2023年09月15日

Instagramマーケティングとは？企業の成功事例や活用方法を解説！

Instagramマーケティングとは？企業の成功事例や活用方法を解説！

マーケティングにSNSを活用する企業が増えていますが、競合が多く成果を出すのは難しくなっています。そこで注目したいのがInstagramマーケティングです。Instagramは他のSNSと比べると競合が少なく、新たな需要を獲得できるチャンスがあります。

この記事では、Instagramマーケティングのメリットや手法、成功させるコツなどをご紹介します。Instagramを活用して集客アップに繋げたい方は、是非参考にしてみてください。

Instagramマーケティングとは

Instagram（インスタグラム）マーケティングとは、画像をメインコンテンツとしてスタートしたSNSであるInstagramを活用したマーケティング手法の事を指します。
Instagramマーケティングを活用することで、得られる効果としては「企業・サービスのブランディング力向上」「集客手段の増加」「販促手段の増加」が挙げられます。

成果を上げるためにはInstagramの概要から詳細まで理解することが重要です。
本記事ではInstagramを運用するために最低限必要な情報を解説しておりますので、ぜひご参考にしていただければと思います。

Instagramの特徴

Instagramには他のSNSと比較した際に明確な違い・特徴があります。
例えば、Twitterで投稿されるコンテンツは基本的にテキストのみであったり、テキストに写真・動画が添付されている投稿であったりと「文章」を媒介としたコンテンツがメインのSNSです。
また、Facebookも画像や動画を活用する場合が多くありますが、投稿内容を伝えるのに文章を媒介としているケースが多く見られます。
その一方で、Instagramは視認性に富んでいる、または視覚的情報をメインで与えることができる写真や短時間で多くの情報量を訴求できる動画を媒介としたコンテンツをメインとしているSNSです。

Instagramの機能としては、フィードとストーリーズの２つがあります。フィードは、当初から存在する機能でアカウントのプロフィールに蓄積していく投稿で、ストーリーズは、比較的近年できた機能で24時間後に消える投稿があります。
もともとはフィード投稿のみでしたが、ストーリーズ機能がリリースされ、若年層の間では「ストーリーズ」の方が多く使うというケースも見られるようになりました。
この機能によって、手軽に写真・動画コンテンツを発信できるようになり、SNSの中でも特徴的な機能として捉えられるようになったと考えられます。

詳細として、Instagramには「リポスト」と呼ばれるシェア機能がありますが、Twitterのリツイートのような拡散効果は少ないです。
一方で、ハッシュタグを検索することで関連する写真や動画を探すことができます。このハッシュタグ機能からプロフィールへのユーザー流入が多いので、拡散を待つ受動的な姿勢よりも検索に引っ掛ける能動的な姿勢が求められます。
Instagramのユーザー数、コンテンツ数の増加を背景にユーザーの画面スクロール速度が上がり、その中からユーザーをより引き付けるコンテンツが必要になりました。
しかし、コンテンツを消費されるだけでなく、蓄積できることもInstagramの特徴の一つです。マーケティング、ブランディングなど、どの企業施策においても「ユーザーを獲得し引き付ける」ことは絶対条件なので、コンテンツが蓄積されたフィード、アイコン、プロフィールなど、目に見える全てに「自社らしさ」と「ビジュアル」の付加価値を与え整備する必要があるのがInstagramの特徴だと言えます。

インスラグラムのユーザー属性と傾向

Instagramは公式HPで2019年6月に3月時点の利用者数とユーザー層について発表しました。
発表によると、国内の月間アクティングアカウントが3300万を超え、拡大傾向にあるとのことでした。
ユーザー属性は女性が57％とマジョリティーとなっており、約70％のアカウントがストーリーズを活用する傾向にあるということが分かりました。

また、男女ともに10代から30代の比較的若年層がアクティブユーザー数のメイン層であることから、若い世代の女性を訴求対象とするInstagram広告のケースも発生しています。

Instagramと相性の良い商材

Instagramはメインコンテンツが写真または動画であるため、写真や動画越しに映える商材やサービスとの親和性が高いです。
これまでには「インスタ映え」「フォトジェニ」というような造語が若年層の間で流行になったことがあり、傾向としては「色鮮やか」「華美」「神秘的」等の被写体であることが多く、かわいい・美しい・楽しい・面白いといった感情を通してイメージを伝えられる商材やサービスがInstagramマーケティングに適していると言えます。

近年のユーザーのInstagramの使い方

近年、Instagram（インスタグラム）は簡易的な検索エンジンの一種になりつつあります。
購買行為を事例に見ると、以前は「マス広告から与えられる情報を基に認知し興味を引かれた後、Googleなどの検索エンジンで比較検討し、実店舗で購買」という一連の流れでした。
しかし、近年の主流な購買の流れは「SNSやインフルエンサーの投稿や＃検索で商品を発見し、実際の口コミやイメージを検索し比較検討後、Googleなどの検索エンジンで本検討、実店舗で購買となり、以前と比較するとユーザーが購買に対しより能動的であることがわかります。ユーザーの認知・興味はマス広告だけでは補えず、双方向的な広告が必要になります。
そのため、BtoC商品を扱う企業がInstagramなどのSNSで発信することは非常に重要になりました。タグやフィードを利用しながら、UIを生かしUXを高めることがユーザーから求められます。

まだ未着手な企業も多い

Instagramは写真や動画に特化していることもあり、まだ未着手な企業も多いのが現状です。
また、BtoB企業との相性があまり良くなく、需要を獲得できるのは主に若年層向けの商品やサービスを提供しているBtoC企業などに限られます。

しかし、競合の少ない成長市場を開拓することで、新たな需要を獲得できる可能性はどの企業にも十分あります。

Instagramマーケティングのサービス資料

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押さえておくべき！ママに向けたInstagramマーケティング【代理店DL不可】 | 株式会社コンセプトラボ

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▼ご提供サービス一覧
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【SNS運用】Instagramマーケティングでブランディングを行うために。 | 株式会社QANDO

ソーシャルメディアを通じて消費者とコミュニケーションを取ることが当たり前になった昨今、
本質的な企業ブランディングに繋げるためにはどうすれば良いのか？

今回は「Instagramの運用」という観点で弊社が支援していること、
またSNS運用をする前にお伝えしたいことをまとめました。

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1. 株式会社QANDOについて / 一人ひとりが専門性を持つクリエイティブ集団
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　-問いから始めるブランディングデザイン
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　-会社概要、支援体制のご紹介

2. SNS運用の前にお伝えしたいこと
　-そもそもソーシャルメディアって？
　-ブランディングとマーケティングの違いって？
　-ブランドタッチポイントの整理について
　-結局、アカウント運用の前に何をすべきなのか？

3. 弊社のInstagram運用支援サービスについて
　-Instagram運用支援の流れ / 初期戦略策定・クリエイティブ制作・運用&アドバイザリー・月次定例会
　-初期戦略策定のイメージ　/ アカウント運用の方向性・ターゲットの整理・コンテンツ案・トーン&マナー設定
　-定期的な効果検証の方法 / ブランド認知度とブランド好意度の計測
　-支援体制
　-サービス紹介&料金体系
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Instagramマーケティング｜成功事例から見た動画広告の種類〜成功原則7選 | シャトルロックジャパン株式会社

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美容・コスメメーカー様におけるInstagramマーケティング施策大全 | 株式会社FinT

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最新の調査データから見る、2021年Instagramマーケティング大予想 | 株式会社FinT

各企業様のマーケティング活動におけるSNSの重要性は年々高まりつつあります。
そのような動きを受けてSNSマーケティング市場は現在急成長しており、5年後の2025年には市場規模が現在の約2倍の1兆円に達すると予測されています。

一方で、SNSマーケティングに関する明確な理論やデータは未だ普及途上の段階にあり、各企業の担当者様に於いても確信を持ち運用されている方は少ないように感じます。理論やデータを把握しておくことは、方向性の決定において大きな意味を持ち、延いてはSNSマーケティングにおける大きなアドバンテージとなります。

本資料では、
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Instagramマーケティングのメリット

商材・サービスの販促や店舗への集客等にInstagramを活用するメリットは主に5つあります。
下記にてそれぞれ紹介します。

運用に費用が掛からない

これまでに説明してきた通り、Instagramは消費者にとって検索エンジン的な役割を果たすことが多くなってきており、現代のマーケティングにおいて必要不可欠と言えます。
多くの場合、マーケティング施策には広告代理店に施策を依頼してみたり、広告媒体の活用・運用に費用がかかりますが、Instagramを始めとしたSNSであれば、運用に対する費用をかけることなくマーケティング活動ができるため、企業にとっては比較的リスクを抑え試すことができるマーケティング手法です。

ハッシュタグを活用した検索ができる

Instagramにはハッシュタグ検索という機能があります。
ハッシュタグ検索とは、投稿上にあるハッシュタグ（ハッシュタグ＝＃）をタップした際に、そのハッシュタグがついている投稿を一覧表示されることを指します。

具体例を挙げると、「＃旅行」と検索した場合、他のユーザーが「＃旅行」を記載した投稿を一覧で閲覧することができます。

ユーザーのサイト内遷移のパターンの1つに関心のある投稿を閲覧し、その後ハッシュタグ検索機能をして様々な投稿を閲覧していく場合があります。
本来はなかなか企業が発信するコンテンツにたどり着きづらい場合もありますが、ハッシュタグにKWを追加して投稿することでコンテンツの露出機会を多くすることができます。

企業のブランド力向上ができる

企業のブランドイメージを消費者に伝える方法として、これまではテレビCMをはじめとしたマス媒体を活用するか、あらかじめ接点があるユーザーに個別訴求をしていくかというケースが多かったかと思います。
しかし、Instagramでは自社が発信したい・伝えたいことをコンテンツとして蓄積しておくことでこれまでにないユーザーコミュニケーションが取れるようになりました。

企業の公式アカウントを運用する際にはコンセプトを設定し、統一したコンテンツを投稿することで、閲覧ユーザーにブランド・サービスイメージを効率的に与えることができるので、Instagramマーケティングは企業ブランディング・企業ブランド力の向上に活用できます。

潜在層から検討層への昇華ができる

Instagramは様々なユーザーのコンテンツを閲覧することができるため、時に受動的に、時に能動的に情報を獲得することができます。
例えば、あるユーザーがフォローしているユーザーの投稿をみて、いままでは特に有用性を感じていなかった商材・サービスに対して利用への関心が芽生えるということがあります。
フォローするユーザーの特徴として、「憧れがある」「生活に有用な情報が発信されている」等のケースが挙げられます。
このようなケースでは、フォローしているユーザーの紹介する商材やサービスに前向きなイメージを抱くことがあるので、これまでは特段気にしていなかったような商品やサービスの投稿をみたことで潜在層から検討層へ昇華することもあります。

購買行動の促進につながる。

Instagramマーケティングは上記で紹介した潜在層から検討層への引き上げ以外にも、検討層からの直接的なコンバージョンも狙うことができる手法です。
後程紹介する機能も一部ありますが、Instagramには「ショッピング機能」「地図検索機能」「予約機能」等のユーザーに対して、販促・集客を促進する機能があります。

ショッピング機能

投稿したコンテンツの写真や動画にリンクを設置し、簡単にショッピングページに遷移させることができる機能です。
コンテンツを閲覧し、そのまま購買行動に移すことができるので、わざわざ検索エンジンで商品を調べることがなく、CVまでの導線を減らすことができます。

地図検索機能

店舗や商業施設の位置情報を登録することで、Instagram上のマップに情報を表示することができます。
ユーザーの行動パターンの1つにマップから行きたい店舗を選ぶというケースもあるため、位置情報を登録し、地図検索機能を活用することで販促・集客の導線を増やすことができます。

予約機能

アカウントのプロフィール上からサービスの予約ができる機能の事を指します。
上記のショッピング機能と同様にコンテンツからそのままCVに繋げる導線を確保することができます。

集客や販売に繋げる機能が豊富にある

Instagramマーケティングのメリットは、集客や販売に繋げる機能が豊富にあることです。
主な機能として、「ショッピング機能」「ウォッシュリスト」「地図検索機能」「予約機能」「チャット機能」などがあります。

これらの機能を上手に活用することで、潜在層へのアプローチから販売、顧客囲い込みまでを一貫して行えます。

Instagramマーケティングのデメリット

上記でInstagram（インスタグラム）マーケティングを活用するメリットをご紹介しましたが、それに対してデメリットも存在します。
ただデメリットといっても下記に記載することはInstagram（インスタグラム）の特徴でもありますので、運用する際に考慮すべき点として認識をし、そのうえで運用手法を考えていくのがおすすめです。

写真や動画を活用しずらい商材の販促が難しい

「親和性の高い商材」にてInstagramマーケティングと親和性の高い商材・サービスを紹介しましたが、反対に販促が難しい商材・サービスも存在します。
Instagramは写真・動画で視覚的に魅力訴求をすることができるプラットフォームであるため、写真・動画コンテンツでの視覚的な訴求がしづらい商材・サービスは販促が難しい傾向があります。
具体的には、金融商品や情報商材、ITサービス、コンサルティング等が挙げられます。
その他にも訴求したいターゲットが一般消費者でないBtoB向けサービスや商材を取り扱っている場合も販促が難しいと言えます。

SNSの中での拡散力が低い

Instagramは他のSNSと比較した際、特定の投稿コンテンツを拡散するという機能がありません。
他のSNSでの具体例として、Twitterであれば「リツイート」、Facebookであれば「シェア」という拡散機能があるため、ユーザーが多くの人に共有したいというような投稿コンテンツがあれば広く拡散されやすいという傾向があります。
実際に「バズる」という造語があるようにSNSでは拡散機能が活用され、多くの情報が拡散されています。

そのため、Instagramは他のSNSと比較した際に拡散のしづらさが挙げられることがあります。
ただ、同プラットフォーム上での拡散機能はありませんが、TwitterやFacebookといった他のSNSへの共有は簡易的に行えるため、拡散を通してより多くのエンゲージメント獲得するための手段としてInstagramを活用する場合もあります。

即効性がない

上記の「拡散力が低い」ことから、Instagramでは投稿したコンテンツが瞬く間に多くのユーザーに閲覧されるといった現象は起きにくい傾向にあります。
Instagramのオーソドックスな運用スタンスとして、設定したペルソナに対して有用な情報をコンテンツとして投稿し続け、フォロワーを獲得していき、その後サービス訴求をしていきます。
そのため、商品の購買やサービスの体験をコンバージョンとすると運用のスタートから多くの時間を要するため、即効性というよりは地道にCVまでの導線を整備していくのが重要だと言えます。

運用にかけるリソースが必要

Instagramの運用にはもちろん人的なリソースが必要となります。
内部・外部問わずリソースが必要となるため、プラットフォーム利用には費用は掛かりませんが、運用に対してコストがかかることは理解しておかなければなりません。
内部での運用の場合、コンテンツの企画設計からコンテンツ作成、投稿更新まで取り組まないといけませんので、内部にInstagram（インスタグラム）マーケティングのノウハウがない場合は担当者に多くの負担がかかる可能性があります。
また、外部で運用する場合は、社内の人的リソースは消費しませんが、コストがかかってくるため、費用対効果の整合性を加味して実施の検討をする必要があります。
いずれにしても、Instagram運用を行う際にはリソース投下が必要と言えます。

Instagramマーケティングの手法

Instagramマーケティングの手法には下記の2つが挙げられます。
・コストをかけないInstagram運用
・コストをかけたInstagram運用

「コストをかけないInstagram運用」というのは社内で企業アカウントの運用を行うということです。
Instagramの特徴や機能を把握し、社内で獲得してきた・保有しているノウハウを駆使したマーケティング手法です。
一方で、「コストをかけたInstagram運用」というのはInstagram広告を活用したり、運用業務を社外に委託するといったことが挙げられます。
Instagram広告にフォーカスをすると、通常のアカウント運用では実施することができないようなターゲットを絞ったセグメント配信ができます。
運用の業務委託にフォーカスをすると、通常のアカウント運用に加えて、広告の運用までも頼むことができますので、社内の人的リソースを使うことなく安定的な投稿や広告のPDCAを回すことができます。
下記にてそれぞれの違いを解説します。

Instagram広告

Instagram広告とは、Instagramを利用しているユーザーに写真や動画形式で広告を配信できる機能です。広告はフィード（タイムライン）やストーリーズなどに自然な形で表示されるため、違和感なく見てもらえます。

ターゲティングを詳細に設定でき、費用を抑えてターゲットユーザーに効果的に訴求できます。費用は1日あたり1ドル（約130円）～となっており、極めて低料金で広告を配信することが可能です。

アカウント運用

Instagramマーケティングにおける「アカウント運用」では、自社アカウントのフィードやストーリーに写真や動画を投稿したり、ショップを開設したりと様々な手法でユーザーにアプローチすることができます。
自社で公式Instagramのアカウント運用をする場合は、意思決定や新施策の反映がスピーディです。
また、外部のInstagramアカウント運用代行に外注することも可能です。下記の記事では、アカウント運用の詳細について解説されています。
【関連記事】Instagramアカウント運用について徹底解説！

Instagramキャンペーン

Instagramキャンペーンとは、Instagram上で行うキャンペーンによるプロモーション施策の事を指します。
具体的に、キャンペーンを行っている企業のアカウントをフォローし、対象の商品やサービスに関するコンテンツをInstagram上に投稿してもらいます。

条件に沿ったコンテンツを投稿することで、キャンペーンにおける応募が完了し、応募されたコンテンツの中から抽選を行い当選者を決定します。
当選者へはキャンペーン実施元の商品やサービス等がプレゼントされる形式が一般的となります。

キャンペーンに応募するユーザーは条件に沿ったコンテンツを投稿するだけで、プレゼントを獲得できる可能性があり、キャンペーン実施元の企業は認知向上、UGCの獲得等が見込まれます。
認知向上をすることができるため、短期的な売上も期待できるうえ、UGCを獲得することができるため、素材を利用し、新たな販促用クリエイティブ等にも活用することもできます。

なお、Instagramを活用したキャンペーンを行う場合は、ガイドライン等を確認して、健全な販促活動を行うのがおすすめです。
また、Instagramキャンペーンの詳細について下記の記事で紹介しています。
【関連記事】Instagramキャンペーンについて徹底解説！

インフルエンサーマーケティング

インフルエンサーマーケティングとは、SNSに多くのフォロワーがおり、影響力のあるユーザーであるインフルエンサーを活用したマーケティング手法の事を指します。
インフルエンサーマーケティングには、Instagramの他に、TwitterやTikTokをプロモーション媒体として実施される場合も多々ありますが、インスタグラマーという造語ができるほどInstagramにおけるインフルエンサーは影響力が強いということが分かります。インスタグラマーにはそれぞれが発信しているコンテンツに傾向や特色があるため、マーケティングに活用する場合は傾向や特色を踏まえ、ユーザーを選定することで訴求力を上げていくことが可能になります。
上記もメリットの1つですが、インスタグラマーを活用したインフルエンサマーケティングを実施するメリットとしては、ユーザーに与える影響度が大きいということが挙げられます。
SNSの特徴として、フォロワーというのはインスタグラマーに対して好印象を抱いている場合が多く、そのユーザーが発信する情報を受け入れやすいという側面もあります。
そのため、インフルエンサーマーケティングは訴求したい商品を適当なターゲット層に影響度を大きく、リーチすることができるマーケティング手法と言えます。
【関連記事】インフルエンサーマーケティングの成功のコツとは？

Instagramショップ

Instagramショップとは、2020年に開始された機能でInstagram上で商品購買することができます。
InstagramをECプラットフォームのように活用することで、画像で商品を訴求することができます。
ほとんどのECプラットフォームは、どこかで商品に関する情報を取得した後、検討し、ECプラットフォームで購買という順序となりますが、Instagramショップを活用すると、商品に関する情報を取得し、気に入ればそのまま購買するという順序となります。
マーケティングにおいて、最初の認知から購買までの距離が遠くなればなるほどCVRは下がりますが、認知から購買までの動線が一直線上にあるため、CVに結びつきやすくすることが可能となります。
【関連記事】インスタコマースについて解説！

Instagramマーケティングと他の施策の比較

Instagram運用

Instagram運用で想定される獲得リード層は、潜在層から顕在層まで及びます。効果が出るまでの期間は半年程度で、想定されるCPAは運用代行会社に依頼すると1,000円〜2,000円程度です。なおアカウントは無料で開設できます。

Instagram運用は他の施策と比べると競合が少ないため、適切に行うと比較的短期間で効果を出せることが特徴です。また、ユーザーからの反応が良かった投稿が資産として残ることも有利なポイントでしょう。

SEO対策

SEO対策で想定される獲得リード層は主に顕在層です。効果が出るまでの期間は6〜12ヶ月程度で、想定されるCPAはサイト開設や記事コンテンツの制作費を含めると10万円〜20万円以上になるでしょう。

なお、SEOコンサルを利用すると効果が出る可能性が高まりますが、最低でも20万円～30万円程度の費用がかかります。良質なコンテンツは資産となって残る点はメリットがあるものの、競合が多く効果を持続させるには労力と費用がかかります。

その他のSNS（Twitter・Facebook）運用

Twitter

Twitter運用で想定される獲得リード層は主に潜在層です。効果的な運用を行うと半年　程度でフォロワーを増やせます。Twitter運用はリード獲得よりも認知度向上やブランディングを目的に行われるケースが多いです。

リード獲得は主たる目的ではないため、CPAではなくフォロワー数やいいね数などが指標になります。Twitterは強力なリツイート機能があり、投稿が拡散されると認知度向上に大きく貢献する反面、炎上には注意が必要です。　

Facebook

Facebook運用で想定される獲得リード層は主に潜在層です。効果的な運用を行うと半年程度で認知獲得ができるでしょう。Twitter運用と同じく、リード獲得よりも認知度向上やブランディングを目的に行われるケースが多いです。

CPAではなく投稿のリーチ数やページへのいいね数などが指標になります。Facebookページは無料で作成でき、低コストで運用できます。また、Twitterのようなリツイート機能がないため炎上しにくいです。

SNS広告

SNS広告で想定される獲得リード層は主に潜在層です。効果が出るまでの期間は6〜12ヶ月程度で、想定されるCPAは配信する広告の種類によって異なりますが、2,000円～1万円程度になるでしょう。

SNS広告の平均的なクリック単価は40円〜100円程度で、リスティング広告と比べると低めに設定されています。ただし、魅力的な広告を配信しないと見てもらえないため、必ずしも費用対効果の高い施策であるとはいえません。

Instagramマーケティングの成功事例

天王寺ミオの成功事例

大阪のJR「天王寺」駅に直結する駅ビルの「天王寺ミオ」は、インフルエンサーマーケティングでリーチ数が平均の約5倍、保存数が平均の約9倍という数字を出すことに成功しました。

5名のインフルエンサーを起用し、天王寺ミオで揃えたコーディネートの写真をPR投稿するという手法です。インフルエンサーの世界観に合わせてコーディネートすることで、フォロワーに違和感なく受け入れられたことがプロモーションの成功に繋がっています。

【参照】インスタラボ「ベストなマッチングで保存数9倍！天王寺ミオとFind Modelがおこなったインフルエンサーマーケティング成功事例」

Visit Japan Internationalの成功事例

独立行政法人日本政府観光局が運営する「Visit Japan International」は、英語のハッシュタグを活用することで、訪日外国人旅行者の促進とフォロワー増加に成功しています。

Instagramは拡散力が弱いため、閲覧数を増やすにはハッシュタグを上手に活用することが不可欠です。Visit Japan Internationalはハッシュタグだけでなく、他のユーザーが投稿した写真や動画を引用するリポストも活用して閲覧数を増やしています。

【参照】インスタラボ「日本政府観光局(JNTO)に聞くインバウンド訪日外国人観光客向けInstagramマーケティング」

razerの成功事例

シンガポールのゲーミングデバイスメーカー「razer」は、他社とコラボをすることで新規リード獲得に成功しています。他社とのコラボはシナジー効果を生み出すことができ、Instagramマーケティングでは効果的な手法です。

コラボの相手を選ぶ際はフォロワーのニーズを徹底的にリサーチすることが重要になってきます。フォロワーの好みや親和性に基づき、コラボの相手にサンリオのキャラクターを選んだことが成功の要因です。

【参照】インスタラボ「【解説】ガジェット関連のInstagram企業アカウント運用事例5選」

Instagramマーケティングを成功させる3つのコツ

アルゴリズムを理解する

Instagramマーケティングを成功させるには、InstagramのAIのアルゴリズムを理解することが欠かせません。アルゴリズムとは、フィードやリールタブなどで投稿が表示される順番を決める仕組みを指します。

アルゴリズムを理解できると大勢の人に投稿した写真や動画を見てもらえるようになり、短期間で成果を出せます。

Instagram運用のツールを活用する

ツールを活用するとInstagramの詳細な分析ができるようになり、フォロワーを増やすことに役立ちます。ツールを使用すると保存率やホーム率、プロフィールアクセス率、フォロワー転換率などをチェックでき、数値を分析することで改善点などが判明します。

ツールで分析して改善を繰り返し、PDCAサイクルを回すことが成功のポイントです。

外部にInstagram運用を委託する

短期間で確実に成果を出すには、プロにInstagram運用を委託することも検討しましょう。プロに委託することで、社内リソースが不足していても運用が可能になり、アカウント設計から分析までの全ての業務を一任できます。

外部委託の方法は運用代行やコンサルがあり、最短で結果を出したい場合は運用代行がおすすめです。

まとめ

Instagramマーケティングは、適切に行うと比較的短期間で効果を出せることが特徴です。潜在層から顕在層までアプローチでき、販売、顧客囲い込みまでを一貫して行え、他のSNSと比べると高い効果が期待できます。

成功させるコツは、AIのアルゴリズムを理解してツールを活用することです。ノウハウがない場合は外部に運用を委託することをおすすめします。プロに依頼すると、短期間で成果を出せる運用が可能です。

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