公開日:2021年06月07日 更新日:2023年12月11日
新聞広告の料金を一覧比較!掲載場所別の料金・広告資料まとめ
新聞広告の料金を一覧比較!掲載場所別の料金・広告資料まとめ
目次
-
新聞広告とは
新聞広告とは、新聞に掲載されている広告のことを指します。新聞広告の主な掲載場所として、記事下広告・突き出し広告・記事中広告・題字下(題字横)広告があげられます。ここでは、新聞広告の料金について解説していきます!
また、新聞広告の概要や媒体資料は下記の記事でまとめておりますので、ぜひご覧下さい!
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新聞広告の媒体資料まとめ
新聞広告に関する資料の無料ダウンロードは<<<
こちらから>>>
新聞広告の料金の求め方
新聞の広告は、全面(見開いた時の片面)は全15段が一般的なサイズです。
広告料金は以下の式で、おおよその金額が求められます。
【(〇〇新聞の15段の料金)×(〇/15段)】
例として、
「毎日新聞」「5段(5/15段)カラー」で広告を出す際の料金を算出したい場合、
(32,692,000円)×(5/15)=約10,897,000円 となります。
新聞広告の料金
新聞広告の料金は、段と呼ばれる新聞広告の占める段数によって料金が異なります。
紙面を縦に分け、何段利用するか、そして横は全て使うのかどうかによって料金が設定されます。
段の横全てを利用する場合、全〇段、半分の場合は半〇段と呼ばれています。多くの新聞広告は、全15段・全7段・全5段・半5段・半2段で掲載されています。
ここでは、新聞広告の料金を、広告の種類と新聞社別に表にまとめました!
参照元:
朝日新聞、
日本経済新聞、
産経新聞、
毎日新聞
朝刊・記事下広告(カラー)の1回掲載料金
記事下広告は、その名の通り、
記事の下に掲載される広告です。全15段の記事で15段使う場合、一面全て広告ということになります。
| 全15段 | 全7段 | 記事下基本料金 |
朝日新聞 | ¥47,435,000 | ¥282,580,000 | ¥156,000 |
日本経済新聞 | ¥25,300,000 | ¥11,860,000 | ¥45,700 |
産経新聞 | ¥16,350,000 | ¥8,120,000 | ¥55,000 |
毎日新聞 | ¥32,692,000 | ¥18,743,000 | ¥10,800 |
参照元:朝日新聞、日本経済新聞、産経新聞、毎日新聞
記事下広告契約料金
記事下広告は、1回のみの掲載も可能ですが、期間内に掲載された段数により料金が変化する記事下契約という料金体系もあります。記事下契約は、基本的に6カ月以内に掲載された広告の段数×一段当たりの料金となります。新聞社のほとんどが、広告を掲載するほど、一段当たりの金額が低くなるシステムをとっています。
※表示金額は一段当たりの料金
| 毎日新聞 | 日本経済新聞 | 産経新聞 | 毎日新聞 |
1弾 | ¥3,305,000 | ¥1,370,000 | ¥1,020,000 | ¥1,052,000 |
5段 | ¥3,071,000 | ¥1,280,000 | ¥980,000 | ¥986,000 |
10段 | ¥2,776,000 | ¥1,219,000 | ¥945,000 | ¥904,000 |
15段 | ¥2,657,000 | ¥1,182,000 | ¥930,000 | ¥888,000 |
20段 | ¥2,600,000 | ¥1,167,000 | ¥910,000 | ¥870,000 |
30段 | ¥2,482,000 | ¥1,140,000 | ¥870,000 | ¥843,000 |
50段 | ¥2364000 | ¥1,101,000 | ¥810,000 | ¥787,000 |
100段 | ¥2,289,000 | ¥1,022,000 | ¥730,000 | ¥729,000 |
200段
| ¥2,184,000 | ¥954,000 | ¥700,000 | ¥706,000 |
300段 | ¥2,092,000 | ¥913,000 | - | ¥683,000 |
400段 | ¥2,032,000 | ¥900,000 | -
| ¥666,000 |
500段 | ¥1,972,000 | ¥887,000 | -
| ¥650,000 |
参照元:朝日新聞、日本経済新聞、産経新聞、毎日新聞
突き出し広告の料金
突き出し広告とは、
記事下広告欄のすぐ上、左右両側の記事欄に突き出すように出稿された広告のことです。
| 朝日新聞 日
| 日本経済新聞
| 産経新聞
| 毎日新聞
|
突き出し広告
| ¥1,050,000
| ¥768,000
| ¥360,000
| ¥1,092,000
|
記事中広告の料金
記事中広告とは
編集記事の中に掲載される広告枠です。
| 朝日新聞
| 日本経済新聞
| 産経新聞
| 毎日新聞
|
記事中広告
| ¥980,000
| ¥752,000
| ¥250,000
| ¥810,000
|
題字下広告の料金
題字下広告は
新聞のタイトルの下、若しくは横に出稿できる広告枠で
1枠のみと決められています。
| 朝日新聞
| 日本経済新聞
| 産経新聞
| 毎日新聞
|
題字下広告
| ¥1,499,000
| ¥865,000
| -
| ¥967,000
|
新聞広告の料金に関する資料
新聞広告に関する情報や、地方新聞から全国新聞まで様々な新聞社の資料を下記にまとめております。
ダウンロードは無料ですので、ぜひご活用下さい!
全国紙を出版している新聞社の広告媒体資料
全国紙を出版している新聞社の料金や広告メニューが分かる媒体資料を下記にまとめています。
株式会社朝日新聞社の広告媒体資料一覧
株式会社毎日新聞社の広告媒体資料一覧
株式会社読売新聞社の広告媒体資料一覧
株式会社日本経済新聞デジタルメディアの広告媒体資料一覧
株式会社産業経済新聞の広告媒体資料一覧
朝日新聞SDGs ACTION!は、国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」を協力して実現するためのメディアです。「気候変動」「再生可能エネルギー」「ジェンダー」「多様性」「働き方」など17の目標(ゴール)に添ったコンテンツを展開します。
●メディアの特徴
朝日新聞の政治・経済の現場を多数踏んできた記者経験者が構築するSDGsに特化したwebメディアです。
●コンテンツ例
・インタビュー 企業や行政、教育、NPOなどのトップが語るビジョンやリーダーシップ
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ウェビナー「SDGs ACTION! LIVE」を不定期で実施しています。「アメリカ大統領選と気候変動」、「ダイバーシティーが会社を強く、豊かにする」など時流に合ったテーマを取り上げ、セッション時間の長いエンゲージメントの高いイベントです。
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企業、団体、自治体、学校等の意思決定層やSDGsに関心を持つ一般消費者がメイン読者です。25歳から54歳の現役ビジネスパーソンに多く読まれています。
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雑誌社 ・・・ 59社
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その他 ・・・ 5社
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(2023年6月30日現在)
※新聞・雑誌・ラジオをお取扱いの企業様以外のダウンロードはお断りさせていただきます。
愛知県を中心とした東海地方で圧倒的なシェアを持つ中日新聞が、購読者に対して配布している情報誌です。
旅・暮らしに役立つ情報や料理、東海エリアの地元情報を中心とした旬な情報が満載で「表紙を見れば知っている」と東海地方の多くの家庭に浸透しており、保存性の高い媒体です。
■発行日 毎月20日頃から随時
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■配布対象 中日新聞の購読者
■主な読者層 ファミリー層・シニア層
■配布方法 新聞販売店より無料配布
■配布エリア 愛知県、岐阜県、三重県、静岡県、長野県、福井県、滋賀県
■体裁 B6判36ページ(全ページカラー)
■広告サイズ
表4:天地18.2㎝ 左右12.3㎝
表3・表2・本文:天地18.2㎝×左右12.8㎝
※広告代理店はご遠慮ください
三栄広告社オリジナルの新聞の買い切り連合企画。
紙面を数社でシェアし、記事体広告として掲載します。
WEB広告ではリーチできない、新聞を購読している高所得のシニアに訴求できます。
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・記事下広告より獲得効率が良い場合があります
■ 掲載媒体
読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、産経新聞、中日新聞、東京新聞
■ 実施月
毎月
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食品・化粧品・健康食品・雑貨通販・自治体 他
【東海エリアのユーザーへ信頼できるニュース届けています!】
愛知(名古屋)、岐阜、三重、静岡中心に230万部を超える新聞を発行する中日新聞の公式WEBサイト「中日新聞CHUNICHI Web」。地域に密着した細やかな取材ネットワークで、政治・社会・経済などの主要ニュースからローカルニュースまで、信頼できる情報を発信しています。
<主な広告メニュー>
◇各種バナー広告枠
◇タイアップ記事広告
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↓中日新聞グループWEBメディア タイアップ記事広告メニューはこちら↓
https://media-radar.jp/detail8361.html
■■サービス概要■■
中日新聞WEB、東京新聞WEB、中日スポーツ・東京中日スポーツHPのページ体裁に合わせたタイアップ記事広告を作成掲載します。「新聞広告にプラスしてもっと長期間でアピールしたい」、「安心できるメディアでしっかりとブランディング・㏚したい」「オウンドメディア以外でもっとたくさんの人に広告配信したい」という課題にぴったりです。
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✓各ウェブサイトにマッチしたページ編集で、違和感なくユーザーへ貴社情報を訴求!
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■■オプションメニュー■■
⒈外部メディアサイトへ広告掲載するブーストオプション
⒉記事配信しているLINEやSmartNewsへの誘導枠設置
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電子版会員の多くは大都市圏に住む30〜50代男性、
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毎日新聞のニュース・情報サイト。事件や話題、経済や政治のニュース、スポーツや芸能、映画などのエンターテインメントの最新ニュースを掲載しています。
毎日新聞の前身・東京日日新聞が創刊されたのは明治5年2月21日。
2022年には創刊150年を迎え、現存する日刊紙として最も古い歴史を
誇ります。日本のインターネット黎明期からニュース情報を配信し、
常に時代の最先端を追求し続けています。
メディアユーザー
・女性ユーザーが年々増加。ニュースサイトといえば男性という構成からは変化。
・スマートフォンユーザーが、約60%を占める。
・30歳代までのユーザーで半数を超え、40代までで80%。
主な広告メニュー
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政治の未来を考え、議論するサイト「政治プレミア」、
時代をとらえ、知性を磨くためのビジネスサイト「経済プレミア」、
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政治、経済、医療を深掘りするバーティカルメディアです。
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コンテンツ型広告
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ディスプレイ広告
幅広い情報を届ける毎日新聞ニュースサイト内のディスプレイ枠
新聞広告のサイズ
新聞広告のサイズは主に天地に15段、左右に振り分けられた単位を使用して表現されます。
天地に15段とは、新聞を正面から見たときに上下となる部分から紙面を15分割にしたもので、左右とは誌面の横幅を指し、1ページを丸々使う場合は全〇段、1ページを左右に分割する場合は〇段1/2などと表記されます。
尚、一段のサイズは各新聞社によって異なりますが、N-SIZEという日本新聞協会広告委員会が推奨する広告原稿の制作サイズでは1段32mmとされています。
ここでは代表的な新聞広告サイズについてご紹介します。
全面・全15段
全面、全15段とは、1ページを丸々使った広告サイズです。
全5段
全5段とは、1ページの5段分を左右いっぱいに使った広告サイズのことを指します。
半5段・5段1/2
半5段・5段1/2とは、全5段の左右を2分割にしたサイズのことです。
半3段・3段1/2
半3段・3段1/2とは、1ページ内の段を3段取り、その左右を2分割にしたサイズのことです。
新聞の種類
新聞の種類は、新聞の配布エリアや専門性、また新聞で扱うコンテンツによって種類分けすることができます。
ここでは、新聞の種類について解説していきます。
全国紙
全国紙とは、日本全国のニュースを取り扱っている新聞紙のことを指します。
現在、日本で全国紙とされてる新聞は5つあり、「
朝日新聞」「
毎日新聞」「
読売新聞」「
日本経済新聞」「
産経新聞」とされています。
ー広告媒体資料ー
株式会社朝日新聞社の広告媒体資料一覧
株式会社毎日新聞社の広告媒体資料一覧
株式会社読売新聞社の広告媒体資料一覧
株式会社日本経済新聞デジタルメディアの広告媒体資料一覧
株式会社産業経済新聞の広告媒体資料一覧
ブロック紙
ブロック紙とは、地方紙よりも範囲が広く、複数の都道府県が販売エリアとなる新聞のことです。
関東や関西、東北など地方区分がそのまま新聞の販売エリアとされることが多くあります。
ー広告媒体資料ー
北海道新聞社・
南日本新聞・
中日新聞社
地方紙
地方紙とは、新聞のエリアが限定されている新聞の事を指します。
販売エリアは各都道府県ごとやさらに狭まる地域ごととなるため、全国紙の各都道府県支社や自治体などが発行元となります。
また、地域紙とも呼ばれることもあり、各県や地域によって扱うニュースが異なります。
ー広告媒体資料ー
■北海道・東北
河北新報
・
秋田魁新報
■関東
東京23区新聞
・
房日聞社
・
ちいき新聞社
・
中央区新聞東京新聞
■中部地方
静岡新聞
・
にいがた経済新聞
■関西地方
神戸新聞
■中国地方
山陰中央新報
■九州・沖縄地方
沖縄タイムス
その他(業界紙、スポーツ新聞、英字新聞)
・業界紙とは、広告業界やマーケティング業界など特定の業界に特化した新聞のことを指し、専門紙とも呼ばれています。
各業界の協会や団体などが発行元となっており、刊行される時期も業界によって異なります。
ー広告媒体資料ー
財経新聞・
聖教新聞・
日本農業新聞・
日本ネット経済新聞
日本教育新聞・
ウーマンライフ・
日本食糧新聞・
全国賃貸住宅新聞
老友新聞・
繊研新聞・
日刊自動車新聞・
住宅産業新聞
日刊工業新聞・
観光経済新聞・
日本医事新報
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・スポーツ新聞とは、通常の新聞と異なり、スポーツやエンターテイメント、ゴシップなどを中心に取り扱う新聞の事を指します。
通常の新聞ではあまり扱われない、芸能や娯楽、スポーツに関するニュースが中心です。
全国紙を取り扱っている企業がスポーツしを刊行していることもありますが、出版社などがスポーツ紙を刊行しているケースもあります。
ー広告媒体資料ー
スポーツ報知・
スポニチ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・英字新聞とは、日本語ではなく英語で刊行される新聞のことです。
日本の新聞社が、日本の新聞の英語版として発行していることもありますが、海外の新聞社発行の英字新聞もあります。
また、日本国内で発行された英字新聞の場合、日本語訳がついていることもあります。
ー広告媒体資料ー
The Japan Times・
The Japan News(ジャパン・ニューズ)・
ジャパントゥデイ(Japan Today)
新聞広告の料金の仕組み
新聞広告の料金設定は、新聞社や紙面のサイズによって異なりますが、多くの新聞社は広告が占める段数によって料金を設定します。
全国新聞と地方新聞の料金の違い
全国新聞とは
毎日発行される日刊新聞のうち日本全国に普及している新聞のことをいい、首都に本社のある新聞は中央紙と呼ばれています。
朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、日本経済新聞、産経新聞の5紙を示すのが一般です。
地方新聞とは日刊新聞のうち複数の都道府県に普及している新聞又は北海道で普及している新聞のことをいい、特に広域に普及しているものはブロック紙と呼ばれています。
新聞広告の料金は主に発行部数に基づいて算出されるので、全国新聞の方が地方新聞より高い料金が設定されています。例えば全面広告で比較した場合、朝日新聞全国版約4000万円に対しブロック紙である西日本新聞は約600万円です。発行部数で割ると朝日新聞全国版は1部5.1円なのに対し西日本新聞は13.9円ですから全国新聞の方が割安になります。
また新聞広告最大のメリットである自社及び商材への信用力・ブランド力付与も全国新聞の方が高い効力を持っていることからも費用の違いを説明できるでしょう。もっとも、地域によっては全国新聞以上に信用され人気の地方新聞もあります。全国新聞でも全国版と地方版の広告料の違いが単純な発行部数割でないことからも地域ごとの信用力に差があることを物語っています。
発行部数
発行部数とは新聞を印刷した部数を示し、実際の配布世帯数や実際の売り上げた数とは異なります。広告効果の面からは配布世帯数と実売数を合計した数から広告料を算出すべきですが、物理的なコストがかかる新聞広告では発行部数に基づいて主に広告料が算出されているのです。一見高額に思える新聞広告料金も発行部数で割るとその実態が明白になります。朝日新聞の全国版広告料金約4000万円を発行部数778万部で割ると1部5.1円ほど。DMやポスティングする場合1通の相場が約50円、リスティング広告はワンクリック80円からですから新聞広告は割安感さえあります。ポスティングやリスティング広告ほどターゲッティングできませんが、新聞購読者は高所得者層で必ず目を通し信用性も付与されるので発行部数により広告料金が決定されても必ずしも割高とはいえないでしょう。
掲載場所
新聞広告は掲載場所により料金が異なります。新聞全面の「全面広告」から記事に挟まれる広告まで掲載場所は千差万別です。主な広告は7種類で全面広告の他、全面の半分の「半面広告」、記事下の特別広告枠の「記事下広告」、記事下広告枠からはみ出した「突き出し広告」、1面新聞社名下の「題字下広告」、特定記事と特定記事の間に挟まれる「記事中広告」、特定記事内に挟まれる「記事挟み広告」があります。
主にこの順番で広告料金の高低があり、後の4広告は雑報(小枠)広告と呼ばれています。
雑報広告は他の3種類とは異なる役割を果たしている点が特徴です。「突き出し広告」は連絡番号を掲載したり、クーポンにしたりして使われます。「記事中広告」と「記事挟み広告」は小さな枠でインパクト残すため画像やキャッチコピーが掲載されるが多いのが特色です。「題字下広告」は極めて高い信用力付与やブランディングに使えます。小さな枠でも活用次第で大枠広告以上の費用対効果が得られる場合があるのです。
サイズ・カラー
新聞広告のサイズは、縦15分割、横2分割に分けられ、全面広告は「全15段」、半面広告は「全7段」、その半分は「7段1/2」と表示されるのが一般です。もっとも新聞社により「1/2」を「半」と呼んだり「2割」と呼んだりする場合があり、英字新聞では縦と横が反対の場合もあるので注意が必要です。料金は1段ごとに設定されるので、「7段1/2」の広告料金は「1段の料金×7÷2」となります。もっとも、雑報広告はこれとは異なる基準で新聞社毎に料金が設定されます。
一般的な新聞広告はモノクロですが、カラー広告も掲載可能です。カラー広告の場合朝刊で50%程度、夕刊で30%程度の割増料金になります。他の広告や記事との関係上カラー広告で使える色やロゴに制限があり、写真の解像度によって正常に印刷できない場合があるので事前確認が重要になります。
その他かかる費用
新聞広告費用を左右するのは発行部数や掲載場所だけではありません。広告主側の都合で費用が増減する場合があるのです。複数回掲載した場合に割引となる「契約金」や特段のプロモーション効果を狙った場合に割増となる「指定料金」、広告主側の都合で増えた作業に対する「切替料金」や迷惑料として「キャンセル料金」などがそうです。新聞広告は高額なプロモーションなので、こうした広告主側の都合で費用が増減する場合があることを知っていることは他のメディア以上に重要です。どういった場合に発生するのか説明していきます。
【契約金】
契約金とは、契約が成立した場合に広告主が広告代理店に支払う金銭です。契約が成立するのは単回掲載の場合と複数回掲載の場合、長期掲載の場合があります。それぞれ、広告出稿料や掲載環境上の優遇措置が適用される場合が異なります。具体的な優遇内容は新聞社毎に異なりますが、出稿回数が多いほど、出稿期間が長いほど優遇される傾向があるのは一緒です。広告予算でも高価な分類に属する新聞広告では、出稿料の割引率は重要な選択基準になるので事前に十分に調査し、各社比較検討することを忘れてはなりません。次回以降の広告戦略を立てる際には、初回とは異なる契約金・掲載環境になるため広告ポートフォリオを改める必要がある場合がでてくるのです。
【指定料金】
指定料金とは、掲載場所やサイズ以外に掲載日や掲載ページを指定する場合に発生する料金です。性別や年齢、職業でターゲッティングできるweb広告やSNS広告とは異なり、新聞広告はターゲットを絞れません。しかし、サラリーマンに読んでもらいたい場合は政治面や経済面に掲載され、主婦層に読んでもらいたい場合は生活面に掲載されれば、ターゲッティング効果が期待できます。また、新製品発売日やキャンペーン開始日に掲載できれば即時性・即効性のプロモーション効果が得られます。もっとも、認知度獲得やブランディングのため誰もが一読する一面の広告を狙っても、枠自体が少なく掲載日を指定しても必ず押さえられるわけではありません。お正月など特定日も競争が激しく枠を獲得することは難しくなっています。このように、指定料金は高いプロモーション効果を獲得できる反面、競争率と料金の高さで一般広告以上に調査・分析を要するのです。
【切替料金】
切替料金とは、複数回出稿するときや長期間出稿するときに、広告主側の都合で掲載条件を変える場合に発生する料金です。
例えば、掲載後望み通りの成果が出なかったので、掲載場所を変えたり、前回以上のインパクトを残すためカラー広告にしたりした場合、切替料金が発生します。
単回出稿後、その掲載効果・成果を分析し次回掲載条件を改めて単回出稿するのが費用対効果は優れたものになります。しかし単回ごとの料金より複数回出稿・長期出稿の方が費用を抑えられるのが一般です。そのため、複数回・長期契約後掲載条件を変える必要が出てくるのです。従って、単回ごとの合計料金と切替料金を考慮した複数回・長期出稿料金を比較検討する必要があります。
もっとも、予め掲載効果・成果を十分に調査できれば掲載条件を変える必要が無くなるので切替料金は発生しません。調査次第で予算を軽減できるのです。
【キャンセル料金】
キャンセル料金とは、広告主の都合で広告掲載前に掲載を取りやめる場合に発生する料金です。掲載スケジュールの進行具合により契約金の一部で済む場合と全額請求される場合があります。新聞広告掲載には、広告代理店や新聞社だけでなく、広告審査協会や印刷会社、配達業者など複数の関係者が動いています。さらにキャンセルされると掲載予定枠を埋める広告の選定や代替広告の掲載作業など新たな作業も加わるのです。その物理的工程の多さ故、デジタル広告以上にキャンセル料金が高額になる場合があります。契約内容を事前に十分確認しておくことはもちろん、契約前の詳細な計画と準備が重要です。マーケティング部門や広告部門だけでなく、全社的な備えをしておくことも必要です。
新聞広告の料金を抑える方法
新聞広告の特性を活かしてコスト抑える方法があります。広告料金の主な基準である発行部数を減らす「地域を限定する」ことと、物理的作業数を減らす「まとめて出稿する」こと、紙面を有効活用することに助力する「余りの広告枠へ出稿する」ことです。
地域を限定する
新聞広告の料金を決める主要要素が発行部数であるので、同じ全国新聞社の広告でも全国版と地方版では料金が異なります。全国新聞から地方新聞に変えることでもコストを抑えられます。このように地域を限定しても特にプロモーション効果を望む地域や商材と地域住民層がマッチするなど高い効果が望める地域に絞り込めば費用対効果は向上させられるのです。そのためには出稿ごとに掲載効果・成果を調査しPDCAを回すことを怠らないことが必要です。また地域によっては全国紙より地方紙の方が高い信頼性と人気を有する場合があります。この場合もコストを抑えながら効果を向上させられます。各新聞社の信頼性や購読者層の特性を地域ごとに十分調査しておくことがコストを抑えるコツです。
まとめて出稿する(出稿回数を増やす)
まとめて広告枠を埋めたい新聞社側の販売促進上の観点と、同じ広告主・同じ広告内容なら出稿回数が増えるだけで物理的作業は減るコスト的観点から、まとめて出稿すると割引されます。このため、事後的に回数を増やすのでなく事前出稿の場合にこの割引が適用されるケースが多いのが特徴です。適用されるケースや割引率は新聞社毎に異なるので見積もりを取り事前に比較検討しておくことが必要です。商材がシリーズものである場合や長期のキャンペーン期間中、認知度向上、ブランディングなど出稿回数が多くなるプロモーションは様々考えられます。また通常広告コンテンツでも細分化することで従来とは異なる広告効果が得られマンネリを回避できるので、出稿回数を増やすことを新聞広告の一手法として取り入れることは有効です。
余りの広告枠へ出稿する
余り広告枠とは、縦15分割・横半分の広告枠設定の関係で余った部分、記事と雑報広告との関係で余った部分が割引価格で臨時的に募集される広告枠です。料金の設定が段落ごとに決められる新聞広告の特性と記事校正上の必然性から生まれる割安な広告枠といえます。
紙面の有効活用という観点からディスカウントでも埋めたい枠が非公式に広告代理店に持ち込まれるわけです。こうした枠は通常広告より手狭だったり、変形枠だったりしますが、画像やキャッチコピー、切り取り連絡先、クーポン等効果的な使い方もあるので費用対効果も悪くありません。あくまで非公式募集なので、こうした広告を狙っている場合は普段から代理店とコミュニケーションをとり、事前にアピールしておく必要があります。
新聞広告はこんな方におすすめ
新聞広告は、下記ような方におすすめです。
・自社及び商材の信頼性獲得・ブランディングを望む方
・発売日・キャンペーン期間の即時・即効のプロモーション効果を望む方
新聞広告は、web広告やSNS広告のよう年齢・性別・職業等による細かいターゲティング出来ないデメリットがあります。
しかし、毎日決まった時間に配達される習慣性から発売日やキャンペーン期間における即効性・適時性あるプロモーション効果が望めます。
また、
「新聞オーディエンス調査2021」(一般社団法人日本新聞協会)によれば、情報の信頼性が高いメディアに関するアンケートで、インターネット18%、テレビ36.7%に対して新聞は47.1%の支持で、数ある広告の中でも信頼性が一番高いのです。幕末から明治時代に広まり1990年代末には5000万部まで達した歴史的信頼性や、広告主と広告内容について新聞社と広告審査協会の2重の事前審査があるなど他のメディア以上に厳粛な掲載ルールで内容的信頼性も担保されています。
従って、即時・即効性のある広告効果を望む方、自社及び商材の信頼性獲得・ブランディングを望む方におすすめです。
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