都心オフィスワーカー白書2026|23区1,000人調査・決裁関与63.4%
東京23区で働くオフィスワーカーの「休憩時間と情報行動」を、公的統計・13,000人のスクリーニング調査・1,000人の本調査という三層で明らかにした調査レポートです(2026年9月・初版/全38ページ)。 出社した1日には、昼休憩のほかに数分単位の小さな休憩が何度もあります。ただし国の生活時間統計は15分単位で記録する設計のため、この「隙間」を捉えたデータはほとんど存在しません。本書は、休憩のたびに人が集まる「定点」=喫煙所を観測点として、そこに誰がいて、何が起きているのかを数値で示します。 ■本書が答える三つの問い 【どこに、人がいるのか】都心オフィスワーカーの30.9%が喫煙所を利用。1日3回以上が73.8%、1回3分以上の滞在が87.4%。休憩で屋外に出る人は非喫煙者の4.04倍。 【そこにいるのは、誰か】勤務先の購買・導入の決裁または選定に関与する人が63.4%(1.52倍)。課長クラス以上48.8%、世帯年収1,000万円以上41.8%。一方、勤務先の従業員規模の分布は両群でほぼ同一で、大企業に偏った集団ではありません。 【そこで、何が起きるのか】休憩中に見た情報が「記憶に残る」は2.46倍、「不快だ」は0.64倍。社内の人に共有した1.84倍、「会議の合間」の情報収集3.09倍。 ■収録内容(全6部+巻末) 第1部 都心というオフィス街の現在地/第2部 喫煙所という休憩の「定点」/第3部 二つの層(性年代を完全一致させた500人×2の比較)/第4部 そこにいるのは誰か(役職・企業規模・決裁関与・経済力)/第5部 何を消費しているか(購買倍率表・セルフケア・資産形成・AIとサブスク)/第6部 休憩時間と情報の関係/商材カテゴリ別ファクト索引/本書で測っていないこと/調査概要 ■本書の方法論 倍率は「喫煙所利用者の比率÷非喫煙者の比率」。両群は性別・年代の構成を完全に一致させたマッチング割付のため、年齢や性別では説明できない行動そのものの差を読むことができます。有意水準は各チャートの見出しに明記し、実数15〜29人は「約◯倍」+実数併記、15人未満は掲載しない基準を設けています。差がなかった項目も差がないものとして掲載しています。