公開日:2020年11月13日 更新日:2024年02月27日
ブランディングとは?目的から手順、企業成功の秘訣までわかりやすく解説!
ブランディングとは?目的から手順、企業成功の秘訣までわかりやすく解説!
目次
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ブランディングとは
ブランディングは、企業そのものや製品自体に対して魅力を感じてもらうために様々な手法で顧客に印象を与える取り組みです。
ブランディングは表現として分かりやすいブランドロゴやメッセージ、クリエイティブはもちろん、製品を通じた体験やメリットなどを通じて、信頼感や価値を伝えていきます。
ブランディングによって、顧客に魅力を感じてもらう取り組みを進めることで、ロイヤルカスタマーを創出し市場における存在感を高められる効果も期待できます。
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ブランディングの目的
ブランディングの目的は、顧客に企業や製品を認知してもらい、記憶に残ることで市場における優位性を得ることです。
特に様々な情報が溢れる現代では、顧客に認知してもらうために、ブランディングを強化する重要性が高まっています。
そもそもブランドとは
そもそも、ブランドは放牧していた牛に対して所有者を表すために押した焼印に由来します。
一般的には、
製品や企業を識別するためにブランドロゴをはじめとした様々な手法を利用し、顧客に他社との違いを伝えるものです。
ブランドを構成する要素
ブランドを構成する要素としては、ブランド名やロゴ、メッセージ、キャラクターなどが挙げられます。
顧客がマークを見た際に、「このマークはこのブランドだ」といったように理解してもらえるように一貫したアプローチが重要です。
例として、メディアレーダーの構成要素を紹介します。
ブランド名
ブランド名はブランドの根幹を成す重要なものです。
音の響きはもちろん、意味を持たせることはもちろん、商標などにも留意する必要があります。
ブランドロゴ・マーク
ブランドロゴは、ブランド名とリンクするポイントです。
一目で顧客に対して「このブランドだ」と理解してもらうために独自のデザインが用いられます。
ブランドカラー
ブランドカラーは、視覚的にブランドを訴求する上で重要な要素です。
ロゴやマーク同様、「この色と言えばこのブランド」といった印象を与えるような独自性を意識しましょう。
ミッション
ブランドミッションは、ブランドがどんな目的で存在するかを明確に示します。
ブランドミッションに即して、顧客はもちろん社会的な存在価値や従業員へのメッセージも含みます。
キャラクター
ブランドキャラクターは、ブランドと顧客を結びつけるために活用されます。
親しみやすさを感じてもらったり、メッセージをキャラクターに投影するといった効果が期待できるでしょう。
パッケージデザイン
パッケージデザインは、ブランドを構成するポイントとして視覚的に顧客へアプローチします。
特定のパッケージデザインによって、製品の価値を伝え、市場での差別化を図ります。
タグライン(キャッチコピー)
タグライン(キャッチコピー)は、ブランドの個性やメッセージを効果的に伝えるために利用されます。
広告宣伝に使われることも多く、顧客の記憶に残るように工夫して作成する必要があるでしょう。
ジングルやテーマソング
ジングルやテーマソングは、聴覚に訴えかけます。
顧客の記憶に残りやすく、顧客同士の口コミで伝播されることも期待できるでしょう。
ドメイン
ドメインは、ブランドの構成要素としてオンライン上で活用されます。
顧客は認知した後、検索を行うことが一般的となっているため、ドメインでブランド名などを利用することで一貫したアプローチが可能です。
ブランディングの分類
ブランディングは、目的や対象によって、様々なパターンに分類されます。
代表的な3パターンをチェックし、自社の取り組みを定義しましょう。
インナーブランディング
インナーブランディングは、
企業やブランドに関わる組織内で、目的や価値観、理念を浸透させるための取り組みです。
組織内でブランドへの帰属意識が高まり、取り組みに対してモチベーションを高めることはもちろん、内部での教育にも活用が期待されます。
また、確立されたブランド理念が浸透することで、
対外的な発信やプロモーション施策も一貫したものとなり、顧客に与えるブランドイメージも強固となる効果も期待できるでしょう。
商品・事業ブランディング
商品や事業ブランディングは、
顧客へ独自性や価値を届けて好意的な印象を醸成する取り組みです。
基本的に市場には競合他社が存在するため、自社の優位性について様々な手法を用いて顧客にアプローチします。
ブランディングを確立することで、顧客に一貫性のあるイメージや価値を届けやすくなり、記憶に残っていくことで顧客に想起してもらいやすくなります。
また、ブランディングによってロイヤルカスタマーが生まれると、自社からではなく、カスタマーからのブランド伝播も期待できるでしょう。
採用・育成ブランディング
採用・育成ブランディングは、企
業の人事戦略において優秀な人材を採用し、入社後の定着を促進する取り組みです。
採用のフェーズでは、自社が目指すミッションをはじめとして、福利厚生、職場環境など対外的に企業の取り組みを発信し、求職者の好意を醸成するアプローチを行います。
また、育成のフェーズでは社内文化や価値観の共有、様々な研修を通じた成長機会、キャリアパスなどを提示することで、入社後のスムーズな活躍や定着を図ります。
ブランディングと混同しやすい施策とその違い
ブランディングは、使う場面によって様々な定義がされるため、他の施策と混同しがちです。
特に多く混同されがちな2つと違いを把握しましょう。
マーケティングとブランディングの違い
マーケティングは顧客に自社や製品を選んでもらい売上が上がる仕組みづくりを指します。
市場調査や顧客ニーズの把握、どのような製品をいつ、いくらで販売するのかを決めることから始まり、初回購入、リピート購入の効率化、購入者との接点維持など幅広い領域を扱います。
一方でブランディングは、顧客に商品やサービスの独自性のある価値を届け、好意を醸成する取り組みです。
一貫性のあるイメージを醸成し、ブランドメッセージを浸透するための戦略を強化します。
それぞれ対立するものではなく、相互に補完する形で両輪で実施することが効果的でしょう。
プロモーションとブランディングの違い
プロモーションは、商品やサービスの販売促進を目的とした取り組みを指します。
販売促進を目的として、主に認知獲得や比較検討、購買意欲の向上などを様々な手法を用いてアプローチします。
ブランディングのメリット
ブランディングによって顧客の好意を醸成することで、市場において競合他社と比較する上で優位性を得られます。
価格競争を回避できる
ブランディングが確立されると、顧客に独自の価値を感じてもらうことができます。
顧客に
「このブランドでないとダメだ」と感じてもらえれば、価格ではなくブランドの魅力によって購買行動を促進できるでしょう。
他社がどれだけ価格を下げていても、競争に巻き込まれることなく、適正な価格を維持して顧客に販売できます。
結果的に、企業の利益は増えていくことで、ブランドの価値を高める投資ができるため、より顧客にとって魅力的なブランドに育っていくでしょう。
広告宣伝費を削減できる
ブランディングが強化されると、広告宣伝費の削減にも寄与します。
ブランドの認知度が高まり、顧客の口コミやレビューが増加することでオーガニックな露出も増加するでしょう。
広告宣伝にコストをかけなくても認知を得られるため、プロモーションへの依存度を低減できるため費用対効果を高めることに繋がります。
また、プロモーションを実施した際も顧客の好意を得られている状態であり、1つの施策で高い拡散性により、二次拡散も期待できます。
ロイヤルユーザーを獲得できる
ブランディングが強固になればなるほど、ロイヤルユーザーの獲得においても効果が期待できます。
顧客の中でも、特にブランドに強い愛着を持つロイヤルユーザーは、ブランドメッセージや使うメリットなどブランド価値を他の顧客へ積極的に伝達してくれる存在です。
安定したブランディングを元に、ロイヤルユーザーとの関係性を強化する取り組みを深めることで、より顧客との結び付きは強くなり、更にブランドへの愛着が高まるでしょう。
信頼性が高まる
ブランディングは、企業やブランドの信頼性向上にも効果的です。
一貫性のあるメッセージやブランドイメージを提示することで、顧客へ「いつ見てもこのブランドは取り組みがぶれず、安心できる」といった印象を与えられるでしょう。
もちろん、信頼感の醸成にはブランドのアイテムの品質や顧客の期待に応える製品を提供し続けることが求められます。
対外的なブランドイメージだけでなく、実質的な価値も担保する取り組みも強化しましょう。
人材採用しやすくなる
ブランディング強化により、人材採用の促進も期待できます。
ブランドを通じて独自の企業の魅力や価値観を届けることで、候補者の好意を醸成できます。
また、企業のブランディングにおいては社内文化やどんな成長機会があるかなど、入社後に活躍するイメージを提示することで、マッチした候補者の採用を強化できます。
企業ブランドに親和性の高い社員が増えれば、自ずと企業としての統一感が強化され、対外的な発信や社員同士の関係性も深まるでしょう。
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企業がブランディングをする8つの手順を解説
企業がブランディングをスムーズに実施するためには、様々なポイントを適切にクリアする必要があります。
現状分析や組織内での認識統一、ブランドイメージを決めるクリエイティブの設定などを押さえ、効果的なブランディングを実施しましょう。
①自社の現状を正確に把握
ブランディングを進めるためには、まず自社の現状を正確に把握する必要があります。
例えば、企業がブランドイメージとして「親しみやすさ」を訴求したいと考えた場合でも、顧客の感じる印象と乖離があれば対外的な発信と実際の価値がチグハグなブランディングとなってしまいます。
自社が市場においてどのポジションにあり、外部環境要因、強みや弱み、リソースなどを様々な分析によって把握し、顧客にどんなイメージを届けると効果的かを検討しましょう。
3C分析
3C分析は、Company(企業)、Customers(顧客)、Competitors(競合他社)の三つの要素を分析することで、自社を取り巻く事業環境を理解する分析方法です。
分析結果により、競合他社が薄い分野の強化、自社が持つ差別化要因を打ち出すなど戦略の土台となります。
PEST分析
PEST分析は、Political(政治)、Economic(経済)、Social(社会)、Technological(技術)の4つの要因を分析し、ビジネス環境の変化を把握する分析手法です。
幅広い視野で自社の状況を分析するためにうってつけです。
SWOT分析
SWOT分析は、Strengths(強み)、Weaknesses(弱み)、Opportunities(機会)、Threats(脅威)を分析する手法です。
自社にとって、どんな領域を強化するか、リスクヘッジはどうするかなど具体的な手段の検討に効果的です。
5フォース分析
5フォース分析は、業界内の競争、買い手の交渉力、供給者の交渉力、新規参入の脅威、代替品の脅威の5つの観点から、自社が属する業界の客観的な状況を把握するための分析手法です。
新規事業の参入検討や、市場へのリソース分配や撤退判断などを検討できます。
②組織でブランディングの必要性を共有
組織でブランディングを進めるにあたって、共通認識の醸成は非常に重要です。
どれだけ伝えたいメッセージやイメージがあっても、組織内での認識が統一されていなければ対外的な発信はもちろん、様々な施策の根幹がぶれてしまい、顧客へマイナスの印象を与えかねません。
ロゴやメッセージといったプロモーション領域だけでなく、顧客への対応や、物流や販促物に至るまで、一貫性のある取り組みを実現するため組織内のブランド理解を強化しましょう。
③ブランドコンセプトの決定
ブランディングにおいて、ブランドコンセプトはすべての取り組みの根幹を成すものです。
ブランドコンセプトによって自分たちが「どういった価値を顧客に提供する」のかに加えて、「どんなことはしない」のかといった重要な判断軸を規定しましょう。
顧客は、コンセプトを中心に展開されるブランディングによってブランドへの印象を持ちます。
クリエイティブやメッセージは効果性や時代と共に変化する必要がありますが、余程のことがない限り基本的にブランドコンセプトは変更しない方が望ましいでしょう。
④ブランドアイデンティティの設定
ブランドアイデンティティは、「他社ブランドと何がどう違うのか」を企業側が定義して表したものです。
ブランドアイデンティティを設定することで、商品企画をはじめとして、対外的な発信やクリエイティブの表現によって顧客にどんなイメージを持ってもらいたいかを明確に示すことができます。
一般的に、ブランドアイデンティティは企業側の意思、ブランドイメージは実際の顧客が抱いている印象となるので、定期的なヒアリングで顧客へのブランドアイデンティティの浸透が把握できるでしょう。
⑤ブランドの提供価値の設定
ブランディングにおいて、コンセプトやアイデンティティの設定後は具体的に顧客へ提供する価値を設定しましょう。
例えば、「ナチュラル&エコ」といったコンセプトであれば、オーガニックな素材を用いたアイテムでお手頃な価格帯のものしか扱わず、包装なども極力簡易にするなどが効果的です。
顧客は一連の流れでブランドへの印象を感じるので、掲げているブランドメッセージと実際の取り組みが違うと与えたい印象とは違うように感じてしまうでしょう。
明確なコンセプト、メッセージを一貫性のある施策で伝えることが重要です。
ブランド価値には3種類ある
ブランド価値には、品質の良さによる「機能的ベネフィット」、好印象に繋がる「情緒的ベネフィット」、自己実現を満たす「自己表現ベネフィット」の3種類があります。
自分たちのブランドの強みや顧客のニーズに沿って、どのベネフィットを強く打ち出すかなどを設定しましょう。
⑥ブランド名・ブランドロゴを作成
ブランディングの表現でブランド名やブランドロゴは重要な役割を果たします。
例えばブランド名では、伝えたい価値観をネーミングに落とすことで一貫性のある表現が実施できるでしょう。
また、ブランドロゴは色や形状、レイアウトによって顧客に与える印象などを左右するため、どんな心情になってほしいかを意識して作成する必要があります。
いずれも、顧客がブランドに触れる接点となるので効果的に良い印象を与えられるよう徹底的に検討しましょう。
⑦ブランディングのタッチポイント決定
ブランディングの中身やクリエイティブ、ロゴなどが決まったら、顧客とのタッチポイントを定めます。
小売店なのかECなのか、セレクトショップなのか家電量販店なのかなど、販売手法や場所によっても顧客の印象は大きく変わります。
顧客がブランドに接点を持つポイントを工夫することで、伝えたいメッセージがより効果的に伝わることも期待できるでしょう。
ただし、似通った場所のみで接点を持ってしまうと顧客の幅の広がりが減少してしまう可能性もあります。
ブランドに好意を持ってくれる顧客を増やすためにも、顧客層の拡大とブランドイメージの維持のバランスを意識しましょう。
⑧認知度の効果測定
ブランディングの効果測定は、取り組んだ施策の結果を評価するために必要です。
アンケートでブランド想起率を測ったり、施策前後で購入後の動向を追うことで効果的な施策だったかを検証します。
また、効果測定はブランドのフェーズによって検証するポイントを検討しましょう。
立ち上げの際には、ブランド名やメッセージの浸透が出来ているかを測ることが効果的です。
一方で、ある程度認知が取れているブランドでは好意率やブランディング施策が購入など実際のアクションに繋がったかを測る方が効果的と考えられます。
ブランディングを成功させる3つのポイント
ブランディングを成功させるためには、3つのポイントを押さえる必要があります。
施策を検討する際にも、ポイントを押さえられてるかのチェックを行うことでスムーズなブランディング施策に繋がるでしょう。
自社の強みを打ち出す
ブランディングを行う上では、まず自社の強みを理解し、表現方法を考えてクリエイティブに落とし込んで顧客に伝える必要があります。
自社の強みではない部分を取り繕って表面的に整えても、日々の取り組みや一貫性が見られずブランディングとしては効果性が低くなりかねず、場合によってはマイナスの印象を与えかねません。
市場分析、外部環境分析、競合調査など自社の強みを客観的に評価することを意識して、顧客に届けるべき価値を統一しましょう。
ブランドコンセプトをしっかりと打ち出す
自社の強みを把握し、顧客に届けたい価値を統一した後は、ブランドコンセプトをきちんと表現して顧客に届けましょう。
どれだけ考えられたブランドメッセージやロゴでも、顧客に届けたい印象と違うクリエイティブ表現をしてしまうと、ブランドイメージの乖離が生まれます。
例えば男性向け化粧品のブランディングを行う際に、シックさや大人の男という印象を与える場合とカジュアルで中性的な印象を与えたい場合には表現を大きく変えるべきでしょう。
企業規模を考えたブランディング戦略を立てる
ブランディング戦略を考える上で、企業規模に応じた現実性を加味することも意識しましょう。
壮大なブランディングコンセプトがあっても、それを表現するためのリソースが足りなければ実現はできません。
限られたリソースを工夫して、どうすれば顧客に届けたい印象を感じてもらえるかを考えましょう。
また、一貫した取り組みもブランディングには重要なため、一過性のものではなく、継続できる取り組みであるかも留意すべき点です。
ブランディングの成功事例
ブランディングは様々な企業が取り組んでおり、成功事例も多種多様です。
多様な業種のブランディング事例をチェックして、自社に活用できる点を検討しましょう。
ジョンソンエンドジョンソン
ヘルスケア大手の「ジョンソンエンドジョンソン」は、企業としての価値観を定めるためにクレドを規定しています。
顧客を最初におき、続いて社員、社会、株主に対して責任を果たすことを掲げています。
商品製造やマーケティング手法といった手段の部分ではなく、企業が果たすべき責任を表明することで、様々な取り組みにおいても根本がズレにくくなるでしょう。
ヘルスケアメーカーとして重大なトラブルが発生した際にも、クレドに沿って製品の全回収や顧客目線で様々な判断をしたことで、企業イメージはより強固となりました。
参考:
ジョンソンエンドジョンソン公式HP
星野リゾート
トラベル業界で強いポジションを確保している「星野リゾート」は、複数のブランドを持ち顧客ニーズに沿った価値を提供しています。
顧客体験を重視しており、一組の宿泊者に対して特定のスタッフが全ての業務を担当するという取り組みを行っています。
滞在期間中、何度も同じスタッフと会うことで親密な印象を醸成し、心地よい体験が生まれるでしょう。
顧客がリゾートで得たい価値と、企業が実施している取り組みがマッチしている好例です。
参考:
星野リゾート公式HP
アサヒビール
ビールを始めとしたアルコール飲料大手の「アサヒビール」は、ブランディングとマーケティングの両輪を活かす取り組みを行っています。
「美味しいビールをつくるる会社」というイメージから、「美味しいビールのあるいい人生をつくる会社」という方針に戦略の舵を切りました。
全てのタッチポイントで、顧客の心を動かす価値を届けることを意識し、データをしっかりと分析することで、主力ブランドの「スーパードライ」のリニューアルや楽しい体験を与える「生ジョッキ缶」の販売など顧客に価値を届け続けています。
参考:
アサヒビール公式HP
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