どのようなサービスを運営されていますか?
いわゆるキャスティング会社です。ただ、他のキャスティング会社と差別化するために、「多ジャンル多展開」を徹底していて、キャスティングできるタレントのジャンルも、その起用の仕方も、「徹底的に広げる」という方向性で運営しています。
キャスティングに関してはユニット制を敷いていて、ジャンルや起用方法から現在は9つのユニットを作っています。代表的なものでは、様々なプロモーション・PR・キャンペーン向けにタレントをキャスティングする「広告ユニット」があります。最近は、いわゆるYouTube・Instagram・TikTokで活躍する方々をキャスティングできる「デジタルキャスティングユニット」への相談が多いです。また、声優やキャラクター、2.5次元俳優のようなカルチャーを扱う「ジャパンカルチャーユニット」もニーズは大きいですね。
当社は「持たない」ことを徹底していて、当社所属のタレントは一人もいません。
そのかわりに、芸能事務所さんやフリーのタレントさん、Youtuberやインフルエンサーと呼ばれる方々に対して膨大なネットワークを持っていまして、
クライアント様の要望に合わせて適切にピックアップする、いわばコンシェルジュ的なポジションをとっています。
メディアレーダーを導入されていかがですか?
2014年から長いこと利用していて、
案件化した数はもうあまり覚えていないです。
直近でも、大手代理店の方にダウンロードいただき、タレントの広告契約案件を何度かご発注いただいたことや、香水メーカー様にダウンロードいただき、タレントやキャラクターのコラボ案件を複数回実施したことが記憶に新しいです。
当社はメディアレーダーへの掲載はPRの側面も兼ねていると思っているため、リード件数に対する受注率を統計的に出したり分析したりはしていないのですが、
メディアレーダーは当社の成長にかなり寄与してもらっていると思います。
メディアレーダーのメリットとして感じている点を教えてください。
並行してずっとリスティング広告も出していますが、興味を持っていただける方の幅は非常に広いです。
そういう意味ですと、メディアレーダーのダウンロード会員様は広告関係者に限られているので、より広告・マーケティングに近い方たちにアプローチできるのがいいなと思います。もちろんリスティング広告にもメリットはあるので、ミックスして使うのはいい作戦だなと感じています。
またキャスティングという業態は、相談があってから動き出すものなので、どうしても受け身になりがちなのですが、事業の打ち出し方をメンバーに考えてもらうために、各ユニットにメディアレーダー掲載用の資料案をブレストしてもらうことがあります。実際に資料化しなくてもトレーニングになりますし、いい案は採用して資料を掲載するとリードが取れる、とてもいいサイクルを生んでいます。こちらはメディアレーダーが成果報酬型の料金形態だからこそできることですね
メディアレーダー活用のコツがあれば教えてください。
メディアレーダーを使う上で意識していることは、「こういうおもしろいキャスティング会社があるんだ」と覚えていただくことです。
そのためには、まずは切り口を変えて資料を多く作成し、掲載します。そしてダウンロードしていただいた方には、ご挨拶という形でご連絡させていただいていますね。その場で案件相談にならなくても、覚えていただくことで、そのあと相談があるかもしれません。獲得したリードは当社からのメルマガ配信にも活用していますが、
時間差で案件化することもよくありますよ。