公開日:2020年12月15日 更新日:2022年05月19日
点ではなく、線と面で。ギフティが目指す「ギフトマーケティング」のカタチ
【提携社インタビュー】
株式会社ギフティ様
株式会社ギフティ
Business Development Div.
Manager 池田 亜矢子様
石井 雄基様
現在までの御社の歩みを教えてください。
当社は2010年8月10日に設立し、まだ国内で「デジタルギフト」「eギフト」という言葉がなかったころから、オンライン上で気軽にギフトを贈り合えるCtoCサービスとして、「giftee」を提供開始しました。
その後、デジタルマーケティングの需要が高まる中で、企業が消費者とコミュニケーションをとるために、「
すぐに、好きなものを、手軽におくれる」デジタルギフトの注目度が高まったことから、企業のギフトマーケティングを支援する「
giftee for Business」を提供しています。
さらに、LINEの友だち獲得促進や継続的なコミュニケーション、Twitterでの認知拡大、イベントの集客施策など、企業ごとの目的に合わせたプロダクトも揃えていて、企業の総合的なマーケティング支援を行っています。
特に直近では、オフラインの展示会が軒並み中止になり、企業のリード獲得の場がウェビナーに移っています。
企業は自社で開催するウェビナーへの集客方法の一つとして、またはアンケート回答への謝礼として、デジタルギフトを選択していただくことが増えてきていて、BtoCのみならず、BtoBマーケティング支援にも活用の幅を広げています。
「giftee for Business」の強みを教えてください。
あらゆる企業のマーケティング施策には、企業と顧客の“接点”があり、giftee for Businessはその接点における関係構築を後押しするようなものとなっています。
単純に情報やメッセージを送るだけでは、顧客との接点づくり、またその関係を育んでいくことは難しいと思います。
また、商品を送る際のコストや工数に対してソリューションがなく、定型のモノしか送れなかったことも、これまで業界内の課題として横たわっていました。
しかし、giftee for Businessでは、用途にあわせて様々な商品が簡単におくれるようになり、より適切なタイミングで、メッセージや気持ちを伝えられます。
また、単なるインセンティブではなく、ギフトという形でおくるため、
企業と顧客が良好な関係を築けるようになり、マーケティング活動を円滑に進められます。
「顧客が特定の行動を起こしたタイミングでギフトを渡したい」という要望も多く、例えば、「SNS上で特定のアクションを起こしたタイミング」、「アンケートに回答してもらったタイミング」、「イベント(ウェビナー含む)に来場したタイミング」などがあります。giftee for Businessでは行動をトリガーにギフトを発行できるため、そういった要望にも対応可能です。
ここまで「giftee for Businessができること」にフォーカスしましたが、単に施策のプランニングやデジタルギフトを発行することだけではなく、ツールと合わせて年間5,000件の事例とともに提案、運用が可能である点が当社の強みです。
過去の事例・実績について教えてください。
音楽系アプリのクライアントから、アンケート調査でアップデートの効果を測定したいという要望をいただきました。
クライアント側にモニター募集を行っていただき、アンケート回答を成果地点としてギフトを付与する施策を行ったところ
、普段のアンケート調査よりも反応率が向上したとの報告を受けました。
建設・不動産系クライアントの事例では、LINEの公式アカウントからアンケートページに誘導する施策を行いました。
当社は普段からLINE上でのマーケティング支援を行うことも多いのですが、効果測定の重要な指標として「ブロック率」があります。いわゆるスタンプ系の施策ですと、ユーザーが登録後にスタンプを取得するとすぐにブロックし、その後の継続的なコミュニケーションにつながらないケースが多くあるようです。
この事例では、「2週間に一度、〇〇が当たるキャンペーン」のような施策によって、「このアカウントと繋がっているといいことがある!」とユーザーに思ってもらうことで、
ブロック率を抑え、企業とユーザーの継続的なコミュニケーションに繋げることができました。
その他、Twitterのインスタントウィンなどの事例も豊富にあり、フォロワー・リツイート獲得単価を安く抑えられるノウハウが溜まっています。
投稿のクリエイティブについても、Twitterの画像掲出仕様に合わせた提案ができると思いますので、ご相談いただきたいですね。
これからの展望をお聞かせください。
引き合いをいただく中で、最近はSNSを利用したマーケティング施策が非常に多いです。
社内では「
点ではなく、線と面でのお手伝い」という言葉をよく使うのですが、1回の施策だけではなく、企業の中長期的なマーケティング活動をお手伝いしたいと考えています。
そしてその道のりを、ソリューションを携えて並走する準備ができつつあります。
giftee for Businessがお手伝いするのは「
ギフトマーケティング」です。
これはすなわちマーケティングにおける、「ギフトを通じた顧客理解」、「データに基づくキャンペーン設計」、そして「より良いコミュニケーション」を意味します。
マーケティング活動において、キャンペーンやその他の施策などで顧客接点を持ち、それを正しく捉え直すことは、エンゲージメント・ロイヤリティの向上に必要不可欠です。
このギフトマーケティングの手法を使って、顧客との関係構築・維持・強化を行い、あらゆる企業のマーケティングをギフトの力を使って支援していきたいと考えています。
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株式会社ギフティ
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