国内No.1の広告媒体資料・マーケティング資料のポータルサイト

現在の資料登録数9,204件  会員数131,097人
媒体資料のメディアレーダー

■ 会員ログイン

■ 掲載社ログイン

アプリリターゲティング/Remerge株式会社【広告・マーケ事例インタビュー】

アンダーライン
【めでぃぱす】Remerge株式会社【めでぃぱす】
Remerge株式会社

Remerge株式会社
山根竜二様

メディアレーダーの掲載社様に対して、提供サービスや活用事例についてインタビューする企画「めでぃぱす」。今回はRemerge株式会社様から、アプリに特化したリエンゲージメント・広告プラットフォーム事業についてお伺いしました。

御社について教えてください。

Remergeは、2014年にベルリンで創業しました。現在は、ドイツ、米国、日本、シンガポール、韓国、中国と全世界で6拠点、従業員約140名で事業の展開をしています。
プロダクトは、ユーザーごとにパーソナライズされた広告を配信する、アプリに特化したリエンゲージメント・広告プラットフォームを提供しており、広告主様のアプリビジネスの成長と収益の向上、アプリ利用ユーザーのロイヤリティの促進をお手伝いしています。
また、Remergeは、個人情報保護規制とGDPRに準拠したプロセッサのDSPであり、リターゲティングに特化しているのが特徴です。そのため、広告の配信先を全て開示しております。
2014年の創業以来、ゲーム、LIVE配信、Eコマース、旅行など、あらゆる分野で数百ものアプリの成長に貢献してきました。私たちの国際的なスペシャリスト・チームは、広告主様と密接に協力し、強力な情報インフラに支えられた革新的なソリューションを通じて、高いパフォーマンスを提供します。
また、Remergeは広告識別子(AdID/IDFA)を使用しない広告の未来がどのようになるか、という課題に早期から取り組んできています。今後来ると予想されている広告識別子(AdID/IDFA)の無い世界に向けて、広告費のROI(投資利益率)を計測し、成長要因を正確に分析するインクリメンタリティ測定を強化しています。

アプリリターゲティングとは具体的にどのようなものですか。

アプリリターゲティングは、既にアプリをインストールしている既存ユーザーにアプローチするための強力な手段です。1度アプリをインストールしたユーザーに対して、アプリ離脱後に、広告を表示することで、アプリの再利用、課金/購入率やイベント登録率を高めます。

アプリのオーディエンスの行動を分析し、アプリ利用ユーザーに関して収集・保有しているファーストパーティデータを利用することで、パーソナライズした広告を作成して表示し、アプリの再利用、課金/購入、再インストールを促すことができます

事例をお聞かせください。

まず、AliExpressのロシアでのアプリリターゲティングの配信事例についてご説明します。

AliExpressはeコマースプラットフォームで、ウェブサイトやアプリを通じて、幅広い商品を提供しています。ロシアでは既にビジネスとして成功を収めており、2020年時点で約61,000の現地のサプライヤーが同社のプラットフォームを利用しています。ロシアと独立国家共同体(CIS)地域を合わせると、最大級のアプリ市場を構成しており、年間を通じてある複数の季節性のイベントが、ローカルおよびグローバルのEコマースアプリのキャンペーンに大きな影響を与えています。

Remergeは、2020年からAliExpress ロシアと提携し、世界で最も人気のあるオンラインショッピングの日である11月11日 (独身の日) に向けて、リターゲティングキャンペーンを実施しました。このイベントでは70%〜80%の割引を提供することで、既存ユーザーがアプリにアクセスして購入することを促すプロモーションを検討していました。

どのような結果が得られましたか。

結果的に、プロモーション期間前に実施していたキャンペーンと比較して、クリック率(CTR)が大幅に向上し、ROASも100%以上向上するなど、驚異的な成功を収めることができました。AliExpress ロシアは2020年7月から11月にかけて、Remergeの予算を3倍に増額し、同社のGMV(流通取引総額)は4倍に増加しました。

「Remergeを通して、AliExpressの収益性が向上し、キャンペーンが効果的に最適化されました。」とAliExpress ロシアでシニア・ユーザー・グロース・マネジャーを務めるアレクシー・ソボレフ氏は述べています。 

AliExpress ロシアは、独身の日以前のテスト段階で得られたインサイトと、今回のプロモーション期間中に実施したリターゲティング戦略を引き続き活用しています。テストで使用されたクリエイティブ・テンプレートの一部と、2020年の独身の日セールで最もパフォーマンスが高かったテンプレートは、現在も継続して使用されています。

他の事例も教えてください。

次に、Playrix でのID(AdID/IDFA)を使ったインクリメンタル配信/計測の事例についてご説明します。

グローバル全体の売上トップ50のアプリにランクインしているPlayrixは、ユーザーのリエンゲージメントのパイオニア企業です。彼らは2016年にマーケティング戦略にアプリリターゲティングを導入し始め、Remergeを導入した結果、大きな成功を収めてきました。

特にROASと収益率が向上しましたが、アプリリターゲティングがもたらした真の価値を評価するために、インクリメンタル測定をしたいと考えていました。これにより、広告を見た人のグループ(テストグループ)と見ていない人のグループ(コントロールグループ)とで結果を比較して、広告によって生み出されたビジネス価値をより細かく算出することができます。

Playrixは、有機的に発生した購買においてカニバリゼーション(共食い)や誤認がされていないことを確認するために、Remergeでインクリメンタル(リフト)テストを実施し、キャンペーンの透明性を高め、付加価値を証明しました。

どのような施策を行ったのですか。

Playrixは、より高い透明性とインサイトを求めつつ、アプリのリターゲティングが他のマーケティング活動に加えて提供している付加価値について、より詳しく知りたいと考えていました。
そこで、Playrixは、自社データのリアルタイムイベントストリームを提供しました。これは、リターゲティングキャンペーンとインクリメンタル(リフト)テストを成功させるための最初のステップです。前回の購入者グループをコントロールグループとテストグループに分け、すべてのインクリメンタル(リフト)コンバージョンを追跡しました。

初期のキャンペーンでは、概念レベルのA/Bテストを行い、最もコンバージョンの高い組み合わせを見つけました。例えば、クリエイティブは、ユーザーを飽きさせないように月ごとに、季節性を考えたもの、新しいストーリーに更新するようにしました。   さらに、ライブキャンペーンのバックグラウンドで、継続的なインクリメンタル(リフト)テストを実施しました。これには、Googleが開発したGhost Adsのコンセプトに基づいた「Ghost Bids」と呼ばれる手法を使用しています。 このキャンペーンでは、まずターゲットセグメントにおいてリアルタイム入札 (RTB)で見つけたオーディエンス全体を、コントロールグループ(10%)とテストグループ(90%)の2つのグループに分けました。そして、テストグループのみにRemergeの広告を表示させました。

インクリメンタル測定を使い、両グループのインクリメンタル(リフト)結果を比較し、キャンペーンを成功に導きました。結果として、iROAS(インクリメンタルROAS)は、300%以上のインクリメンタル(リフト)があったことが実証されています。

Remerge株式会社様の資料はコチラ
【アプリの休眠ユーザーの再稼働】アプリリターゲティング Remerge

=========
Remerge株式会社
〒100-0005 東京都千代田区丸の内 1-6-5 丸の内北口ビルディング内 WeWork 9階

案件マッチング メディアレーダーキャリア
    欲しい資料をダウンロード。
    最新業界情報を受け取れます。
    メディアレーダーメンバー登録
セミナー動画用バナー
めでぃぱす
No.1訴求用バナー
メディアレーダー背景
このページの先頭に戻る