更新日:2025年10月10日
プライベート空間×体験型広告でサイトアクセス9倍超。指名検索を生むほど“心に残る広告接触”とは?
鉄道・運輸・観光・保険・ヘルスケア・乳酸菌飲料・通信会社・スマートデバイス・カフェチェーンなど多岐にわたるクライアントを担当。多くの人を動かしてきた一方で、増え過ぎてしまったお客様の最適な距離感の実現を思案しバカンと出会う。協業を繰り返す中で目指す世界観に共感し、2023年7月より入社。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【ビジネスマン・OLに刺さる】オフィスビルの個室トイレサイネージ広告
――御社で実施できる施策の特徴を教えてください。
オフィスビルの個室トイレでサイネージ広告を流しつつ、実際にトイレの中にその商品を設置し、体感していただく施策を行っています。
また、個室トイレのサイネージ広告で流した商品を、従業員の方に執務室内で配布するサンプリング施策も行っています。
商品の情報を理解いただいたうえで、実際に体感できるナーチャリング施策を強みとしています。
「商品自体を体験して欲しい」「実際にターゲットに体験してもらうことで、ターゲットに刺さる商品の本当の訴求ポイントを知りたい」といったクライアント様にご活用いただいています。
ターゲットとしては主に収入は平均よりもやや高い(平均世帯年収811.9万円)オフィスで働かれている女性・男性になります。

女性のトイレはすべて個室なので、リーチ数として女性のほうが多い結果となっています。また、
効果がより発揮できるように男女によって流す広告のアプローチ手法は変更しています。
男性には【左脳的な解決アプローチ】、女性には【肯定的な共感アプローチ】が跳ねる傾向があるので、
訴求する商品は同じでも性別の特性によって訴求点を変えることができます。
【認知度94.7%・理解度70.3%】プライベート空間ゆえの「認知で終わらない」効果とは?
※ 配信先オフィス従業員へのメールアンケート結果(n=235, 2020年)
――御社のサイネージ広告の強みは何でしょうか?
プライベートな空間で1対1で流す広告なので、商品への理解度70.3%※1という数値を出せるところです。広告の中に簡単なアンケートを設定し、正しい商品の特徴を選択している割合が大体7割程度の結果となっています。
商品の中身まで伝わっている割合なので、他の媒体では到達することは難しい、かなり高い数値です。
また態度変容率も
平均58.9%※2という半数以上の高い数値を出しています。
態度変容率というのは、広告を見た人たちが何らかのアクションをする確率のことで、オフィスでトイレの広告見ていた人が実際どういう行動しているのかを調査したデータになります。
最も高かった商品について検索する行動が43.3%。これはただQRコードを読み取るだけではなく、
商品のキーワードで指名検索をしてサイトのアクセスに繋がっている行動なので、通常のOOH広告よりもキーワードを覚えている割合が高い特徴があります。
※2 マクロミル「トイレ利用者意識調査2023」(男女・オフィス出社時トイレ利用あり、n=1,030)2023年9月実施
それに付随し、指名検索が増加するので
商品のサイトアクセス数が急増します。
最も高いのは「フェムテック」で929.6%、次いで「睡眠」は639.4%となっています。
こういったカテゴリに関連する商品・サービスについては、トイレ広告アンベールと非常に相性がいいといえます。
――態度変容率について凄まじい数値ですね。なぜここまで高い数字を出せたのでしょうか?
トイレの個室というのは
体調が芳しくないときに「ちょっと休むプライベートな空間」でもあります。体調が悪い時って、痛みとか辛さっていうのをすぐに解消したいのですぐ薬を買いに行きますよね。
そういった
「“今“、解消したい」というタイミングがトイレの個室では発生率が高いです。
そうした「まだドラッグストアには行ってないが、体調が悪い人達」に対して、
「今こういうお悩みありませんか」という体でそこを刺激できる広告として、アンベールはドンピシャでハマると思います。
例えば、「フェムテック商品」に関連する広告を個室トイレで配信した際に、
配信したエリアだけサイトのアクセス数が少なくとも9倍を超えるという状態が継続して発生しました。
他にもボラギノール様との施策で「ボラルーム」という広告を担当しました。
個室のトイレに10分以上滞在している人限定に広告を流すという内容です。
痔の悩みを持つ人は排便痛などの悩みがあるので、トイレの時間が長くなります。
そういった人は年間で560万人ほどいるのですが、そういった人は年間で560万人ほどいるのですが、その人たちにだけ広告を見てもらうことが可能です。
いたずらに色んな人々に広告をあてて刈り取るのではなく、今まさに「このタイミングでこの商品を買うといい」という人に対して訴求できるような、消費者に寄り添う時間・空間を揃えることで、検索行動に繋げることができます。配信先属性に「オフィス」があるのは弊社だけなので、
「働いている・女性・20代~40代をターゲット」としているのであればアンベールと相性がいいかと思います。医薬品・健康食品などは特に相性が良いですが、ハンドソープ等の消費財も面白い事例があります。
体験者の21.7%が購入した究極のサンプリング施策。季節・体感を追求した“マーケティング事例”とは?
――トイレでの施策ってこんなに様々な商材と相性がいいんですね。

「医薬品」以外にも、トイレには鏡があるので「美容・身だしなみ」、あとは「ストレス・睡眠・疲労」なども数字が上がりやすいです。
衛生・手洗い・掃除のジャンルだと、最近ハンドソープの商品でサンプリングを行いました。
ハンドソープで購入理由の1つになっているのが、まず「香り」なんですね。ただ、香りは映像だけで訴求できないので、実際に体験してもらうという点でサンプリングとの相性がいいです。
<.......
会員登録(無料)/ログインで、続きを閲覧できます。