公開日:2019年04月18日 更新日:2024年06月28日
【最新】TikTok広告とは?種類や特徴、費用、成功事例を解説!
TikTokは、いまや若者だけでなく幅広い年代に利用されるSNSへと成長しました。
そんなTikTokで広告主やマーケターも注目する手法がTikTok広告です。ショート動画の需要が高まる中、TikTok広告は企業のプロモーションに欠かせないツールとなりつつあります。
しかし、TikTok広告の種類や特徴、そして実際の費用感など、まだまだ理解が進んでいないのが現状ではないでしょうか。
そこで本記事では、TikTok広告の基礎知識から、各種類の広告費用の相場、そして成功事例までを詳しく解説します。
TikTokマーケティングを検討中の企業の方はもちろん、これからTikTokを活用したいと考えている方にも、必見の内容となっています。
ぜひ最後までお読みいただき、TikTok広告の全体像を掴んでください。
【SNS集客】TikTok広告はじめてガイド! カルテットコミュニケーションズ
本資料は、TikTok広告に興味はあるけど、どういうもの
かよくわからない・・・ という方に向けた資料です。
TikTok広告の概要から課金の仕組み、ターゲティング設定
についても触れています。
SNS広告、とりわけTikTok広告について知りたい方
・Web集客に興味を持たれている方は、
是非ダウンロードしてご活用下さい。
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TikTokの特徴は、なんといってもZ世代ユーザーの多さでしょう。
総務省の調査によれば、令和5年度におけるTikTokの国内月間アクティブユーザー数は1700万人で、全年代のうち利用率が最も高いのは10代で62.4%という結果がでています。
この傾向は世界規模で見ても似通っており、ユーザーの年齢は若年層に偏り気味です。具体的には、全世界のユーザーの内、18歳から24歳のユーザーがおよそ半分を占めています。
出典:
DIGITAL2022:TIKTOK'S RAPID RISE CONTINUES by DataReportal
TikTok利用者層の平均年齢は36歳!?
とはいえ、TikTokの利用者層はほとんどが10代かと言われると、
案外そうでもないのです。
出典:
DIGDAY
博報堂が行った2023年の消費行動調査では、TikTok利用層の平均年齢は36歳だと判明しています。
これはTikTokというサービスが、より多くのユーザーに浸透してきている現状を示していると考えられます。日本の平均年齢に徐々に近づいているからです。
もはや
TikTokは、若い世代のみが楽しむSNSではなくなっていると言えるでしょう。
TikTok広告を出稿すべき企業は?
結論、
動画視聴に積極的な、10~40代までのユーザーをターゲットにしている企業は、TikTok広告の出稿を検討するべきです。
筆者がそう考える理由は、実はTikTokの公式ページで言及されていました。
理由:TikTokと他のSNSでは、視聴態度に違いがあるから
・ユーザーの多くは音声ありで動画視聴をする
・ユーザーの多くは全画面表示で動画視聴をする
・いわゆる「ながら視聴」をするユーザーは少ない
つまり、TikTokの利用者は、動画視聴にアクティブな姿勢を見せていることがうかがえます。
ではなぜアクティブなのか?その答えも、TikTok公式は結論づけています。
Q:なぜTikTokユーザーはアクティブな動画視聴をするのか?
A:理由は3つ
①1本当たりの尺が短いので気軽に視聴できる
②視聴する動画を選べる(強制されない)
③レコメンド機能が有益
ここまでの話を総括し、TikTokという媒体の特徴をまとめると、下記のようになります。
特徴
・利用者は若年層に偏っているが、30代以上の視聴者も増えてきている
・動画視聴にアクティブなユーザーが多い
よって、TikTok広告を出稿すべき企業は
「動画視聴に積極的な、10~40代までのユーザーをターゲットにしている企業」と言えるでしょう。
縦長ショート動画の需要は高まってきている
ここまでは、TikTok広告の特徴をユーザー層という軸で見てきました。
しかし、単に自社のターゲット層と合致しているからといって、それのみでは広告出稿の決め手にはならないことがほとんどです。
そこで、ここでは動画広告市場というマクロ的な視点から、TikTok広告を出稿すべき理由を見ていきたいと思います。
根拠:縦型動画広告市場の規模拡大
サイバーエージェントが発表した
動画広告市場推計(出典:サイバーエージェント)では、縦長動画広告の市場規模が、2024年には773億円に達すると見込んでいます。
背景として、大手SNSや動画配信サイトにおける縦型ショート動画コンテンツの視聴時間が急速に拡大していること、世代を限定しない幅広い支持を受けていることが挙げられます。
23年の市場規模を見ても526億円と昨対比で156.3%の伸長です。
縦型動画広告への需要は、クリエイティブ技術の発展による制作コスト低減なども相まって、ますます拡大していくでしょう。
出典:
株式会社エビリー
また、
ショート動画の月間投稿本数の推移も参考になります。
2021年1月時点でYouTubeに投稿されていたショート動画は8296本(全動画のうち1.26%)でしたが、2022年12月では88.850本。
たった2年で、
月間投稿数が10倍になっているのです。
TikTok広告の種類と各種費用相場
TikTokで用意されている広告メニューをご紹介します。
各メニューの費用相場もまとめて付記しますので、参考にしてください。
起動画面広告(予約型広告)
起動画面広告とは、TikTokを起動すると同時に全面に表示される動画もしくは静止画の広告です。1日1社のみの広告のため、枠を確保することは難しく、掲載料金も高額になっているため、起動画面広告は企業のブランディングに利用されています。また、全てのユーザーの目に入る広告なので、自社製品・サービスの認知度を高める効果に極めて優れている点も特徴です。
もっとも、広告嫌いのユーザーも一定数いることは避けられないので、悪い意味でバズるリスクもあることを注意して対策と広告制作に取り組む必要があります。
起動画面広告の費用相場
費用
| 500万程度
|
特徴
| 画面起動時に広告表示
|
おすすめする企業
| 短期間で多くのユーザーに訴求したい企業
|
インフィード広告(運用型広告)
インフィード広告とは、TikTokのおすすめ欄に掲載される動画もしくは静止画の広告です。
おすすめ欄といっても、一般ユーザーの投稿動画と同じように掲載されるので、受け取るユーザーの多くは広告だと気付きません。このため、広告を避ける潜在的顧客にもアプローチできる点がこの広告の強みになっています。広告主は、一般投稿者と同じように「いいね」やコメントを獲得でき、自然なユーザーの反応が得られる広告として重宝しています。また、通常の投稿と同じようにシェアやハッシュタグにより拡散される可能性が高いメリットもあります。さらに表示される時間も商材の良さを簡潔に伝えるには充分な10秒前後である点もこの広告の利用を促す利点となっている点も特徴です。
インフィード広告の種類 | 特徴 |
Top Feed
| Top Feedは、1日の中でランダムなセッションで「おすすめ」フィード内の4ポスト目に表示される広告です。
1日1社限定の広告で、広告感なくユーザーに訴求が可能です。
|
Reach&Frequency
| Reach&Frequencyとは、自身が希望するリーチとFrequencyにたいして最適化できる広告のことです。狙いたいセグメントに対してターゲティングも可能です。また事前にリーチやフリークエンシーを設定できるので、合計インプレッションを推定で算出できます。そのためKPIや予算を立てやすいことが特徴的です。
|
Brand Auction(運用型広告)
| Brand Auctionは運用型広告で、TikTokユーザーの属性に合わせてターゲティングすることのできる広告です。少額からの出稿も可能で、希望するボリューム感で出稿できます
|
TopView
| TopViewとは、アプリ起動時に直ぐにフルスクリーンで表示される動画広告のことです。1日につき1社展開できる広告で最大60秒表示されます。
最初に表示されるため注目度が圧倒的に高く、インプレッションは1,500万前後、リーチは500万前後程度の効果が期待できます。
|
Spark Ads
| Spark Adsは、クリエイターのオーガニック投稿をおすすめフィードでブースト出来る広告です。
配信の最適化やターゲティング設定も可能なので、狙ったターゲット間で拡散されやすくバズが生まれやすいことが特徴的です。
|
インフィード広告の費用相場
費用
| 42万~
|
特徴
| オススメ欄に表示される広告
|
おすすめする企業
| ショート動画に融和する形で広告したい企業
|
#Chalenge(ハッシュタグチャレンジ)
ハッシュタグチャレンジ広告とは、キャンペーンやテーマとなる#(ハッシュタグ)を広告主が制作し、その#(ハッシュタグ)に合った動画をユーザーに制作して投稿してもらう、ユーザー参加型の広告です。
他のSNSより優れた#(ハッシュタグ)文化と豊富なクリエイターを有するTikTokだからこそ、成立する広告で、拡散力が高く、バズリも期待できます。動画制作へのハードルが低く、承認欲求の高いユーザーが多いメディアであるため、多くの参加者を呼び込み、認知を獲得するには極めて高い適性を有します。さらにクリエイターや「いいね」をつけたユーザー、ハッシュタグで拡散させたユーザー等、このチャレンジに主体的に参加した潜在顧客層を自然な形でファンにできるメリットがある点もこの広告の魅力です。
ハッシュタグチャレンジ広告の費用相場
費用1000万~
| 1000万~
|
特徴
| ハッシュタグを活用した広告
|
おすすめする企業
| 中長期で多くのユーザーに訴求したい企業
|
TikTok広告のターゲティングの種類
TikTok広告には、下記の通り大きく分けて4つのターゲティングがあります。
出典:
TikTokビジネスセンター
ターゲティング名 | 特徴 |
デモグラフィックターゲティング
| 性別(男性/女性/無制限)、年齢、ロケーション(国別/都道府県)、言語の4項目の設定が可能です。
|
ユーザーリストターゲティング
| 「カスタムオーディエンス」「類似オーディエンス」の設定が可能です。
「カスタムオーディエンス」は自社で作成したカスタムシルトに対して広告が配信できます。
「類似オーディエンス」では、作成されたカスタムオーディエンスに類似したユーザーリストに配信可能です。
|
興味&行動ターゲティング
| 名前の通りユーザーの興味やユーザーアクションをベースにターゲティングを実施できます
|
デバイスターゲティング | 「デバイス」は流入元となったデバイスの環境について、ターゲティングができます
|
TikTok広告のアカウント開設方法
広告アカウントの開設は、2ステップです。
①広告アカウントの登録
②ビジネス情報の登録
それぞれ、実際の画面を見ながらご説明していきます。
※動画でもご確認いただけます。
①広告アカウントの登録
まずは
「TikTok for Business」と検索し、画面上の始めるボタンをクリックします。
次にメールアドレス(もしくは電話番号)。パスワードを入力し、「検証コードを送る」のリンクをクリックします。
すると入力したメールアドレスにコードが送られますので、そのコードを入力します。
入力したら、下のチェックボックスにマークをつけ、登録ボタンをクリックしましょう。
次の画面では国や地域、登録タイムゾーンなど必要な項目を入力します。
先と同様、入力を終えたらチェックボックスにチェックをし、登録ボタンをクリックします。
これで、広告アカウントの登録は完了です。
②ビジネス情報の登録
続いてビジネス情報の登録に移ります。
TikTok広告マネージャーへようこそ!というページで、「プロモーションサービスのURL」と「業界」を入力します。
次は御社の住所を入力しましょう。(この住所は請求書(もしくは領収書)に印字されます!)
続いてスクロールしていくと、プルダウンで広告主か代理店かを選択します。ご自身に当てはまるものをお選びください。
さらにその下では支払いタイプを選択します。「手動決済」か「自動決済」かを選びましょう。
・自動決済……一定量配信すると自動で決済が入る
・手動決済……配信前に任意の金額を決済する
※支払い方法の変更は不可
すべて入力、選択し終えたら、ページ最下部の右矢印を押下しましょう。
請求書情報の入力が完了すると、お支払いカードの登録に移ります。
「支払い方法を追加」の箇所にある「カードを追加」のボタンをクリックし、お支払いカードを登録しましょう。
そのまま画面の指示にしたがい、カード情報を入力すれば、ビジネス情報の登録は完了です。
TikTok For Businessの初期設定
アカウント開設も完了したので、初期設定についての説明を簡単にしておきます。
「TikTok For Business」の初期設定では、下記の4つを設定する必要があります。
- 支払い情報の登録
- ピクセル(タグ)設置
- イベント設定
- オーディエンス設定
こちらの設定が完了しないと基本的に広告の配信はできませんので、ご注意ください。
「TikTok For Business」からの広告配信
「TikTok For Busiess」から広告配信するまでには、下記の手順があります。
①キャンペーンの設定
②広告セットの設定
③広告の設定
④動画クリエイティブの作成
⑤広告クリエイティブ審査
大まかな流れとしては他のSNS広告と近いものがあります。この段階で行うターゲティング設定などが、費用対効果よく成果を生むためには非常に重要と言えます。
広告予算はどれくらい?
TikTok広告の費用について、公式ではウェブ上に公開されておらず、
TikTok for Businessより媒体資料をダウンロードする必要があります。
TikTok広告の認定代理店でゴールドパートナーを務める
株式会社アイズによると、Brand Auction(運用型広告)の費用感は、小規模の運用であれば30万から50万円程度、大規模な運用であれば100万円以上が相場となっているそうです。
テストマーケでTikTok広告運用をする場合には、50万円以上が適しているそうです。
小規模の運用 | 大規模な運用 | テストマーケティング |
30万~50万円程度 | 100万以上~ | 50万円以上~ |
また、Spark Adsでは上記のような運用費に加えて、別途クリエイターのアサイン費がかかります。
クリエイターによってアサイン費が異なるので、実際に行う場合には代理店に問い合わせましょう。
さらに、起動型広告など一部の純広告メニューについては、メディアレップが独占的に担当している場合もあるので、こちらも併せて代理店に問い合わせましょう。
TikTok広告の入札方式
TikTok広告では、プロモーションの目的や戦略に応じていくつかの入札方式があります。
自社の場合、どれに該当するか見極めて入札していくことが重要です。
TikTok広告の入札方式の主なものは4種類、それぞれの特徴を下記にまとめましたので是非ご確認ください。
課金方法 | 特徴 |
インプレッション課金型(CPM)
| インプレッション課金型では、2秒または6秒の動画広告1000回再生あたりのコストで入札する方式です。
TikTok広告では、「起動画面広告」や「運用型広告」で利用されます。
|
最適化インプレッション課金型(oCPM)
| 最適化インプレッション課金型は、広告1000回表示あたりの入札をしますが、システムがコンバージョンまたはアプリインストールなどの成果をもとに自動で入札する仕組みです。
課金はインプレッションごとに発生します。
|
再生課金型(CPV)
| 再生課金型は、6秒または2秒の動画再生1000回あたりのコストで入札します。
選択した秒数分の広告を視聴する可能性があるユーザーに最適化される仕組みで、1000回あたりの入札設定額に近づくように自動調整します。
|
クリック課金型(CPC)
| クリック課金型は、1クリックあたりの広告コストで入札する仕組みです。
クリックしそうなユーザーに広告を配信し、クリックあたりのコストが入札額にできる限り近づけるように自動調整します。
|
広告費の支払い方法は手動と自動の2種類!
TikTok広告は、「手動決済」と「自動決済」の2種類の支払い方法に対応しています。
支払い方法はアカウント登録完了後に表示されるビジネス情報ページで選択することになっています。
注意点は、一度選択した決済方法は変更できない点です。よく検討したうえで決定していただければと思います。
※なお、手動決済を選択している場合に限り、PayPalでの支払いも選択可能です。詳しくはTikTok公式サイトをご覧ください。
TikTok広告の成功事例
ここでは、話題になったTikTok広告の事例を紹介します。
その他のTikTok広告の事例は、TikTok公式が出している「
TikTok Creative Center」より見ることが可能です。出稿方法別や商材・業界別に広告事例を見ることができますので、気になる方は是非ご確認ください。
花王ビオレUVのTikTok事例
出典:
TikTok売れでシェア1位に 花王ビオレUVのTikTok活用戦略
花王株式会社が販売する「ビオレUV」は2021年からTikTokの活用を開始しています。
2021年~2022年の施策では、ブランド自体の認知・興味関心を向上させることを目的にプロモーションを展開しており、ブランドの認知が浸透した2023年はハッシュタグチャレンジを活用して販売促進に取り組んでいます。2023年のプロモーション施策では、美容系インフルエンサーを起用しUGC創造にも繋げています。その結果、TikTok内で「日焼け止め」と検索した際に、ビオレUVに関する動画が上位に上がっており、発売約6カ月で累計600万本を出荷する結果となっています。
引用元:
#瞬感ミストuv TikTok
日本マクドナルドの「#ティロリチューン」チャレンジの事例
出典:
約3週間で総再生数1億回突破! 日本マクドナルドの「 #ティロリチューン」 /TikTok for Business
ポテトが揚がったときのあの「ティロリ♪ティロリ♪」の音に合わせて、女優の山之内すずさんらインフルエンサーがダンスを躍る参加型のキャンペーン。
インフィード広告で動画を流し、ハッシュタグチャレンジ「#ティロリチューン」へ誘導したところ爆発的に拡散され、多くの動画再生とUGCを獲得しました。
既に消費者に浸透しているものを資産として再利用し、さらなる話題を生んだ戦略は、マーケティング巧者として有名な同企業の貫禄を感じさせました。
「#ブックオフなのに本ねーじゃん」ハッシュタグチャレンジの事例
出典:
企業側から “楽しくいじらせる”コンテンツを提供/TikTok for Business
寺田心さんのテレビCMでおなじみの有名なミーム「ブックオフなのに本ねーじゃん」がもともとTikTok内で流行を見せていたところに、企業公式が乗っかるという画期的な取り組み。マス広告→UGC→TikTok→UGCの好サイクルをつくることができた事例です。広告っぽくないコンテンツをフックに若年層のブランドリフトアップに成功したお手本のような事例です。
引用元:
BOOKOFF【公式】 / Tikok
ゲーム「豆腐少女」のプレイアブル広告の事例
出典:
【広告活用事例】タップゲーム『豆腐少女』、プレイアブル広告でコンバージョン率が3倍に! / TikTok for Business
豆腐少女はJoyPacから配信されているゲームアプリです。ゲームは女の子のキャラクターをジャンプさせ、豆腐の上に移動させていくというシンプルなもので、中毒性があり幅広い年代のユーザーから人気です。日本でのユーザー数獲得に向けてTikTok広告機能であるPangleを導入したところ、多くのユーザー数獲得に成功しました。中でもプレイアブル広告といい、広告をタップすれば広告画面上でプレイできるというインタラクティブな動画広告を出稿した際に多くのユーザーを獲得することに成功しました。
TikTok広告のメリット4選
TikTok広告は、動画で見てもらいやすく、また、全画面で表示されますので、視覚的なインパクトも大きい点などのメリットがあります。また、拡散スピードも早いなど多くのメリットがあります。下記ではさらに4つに分けてメリットを解説します。
①若者への認知拡大
TikTok広告は、特に10代~20代の若い層に訴求しやすく、音楽やリズムや動きなどがバズることで広く拡散します。TwitterやInstagramなどのSNSでの拡散スピードも早いことがメリットです。
②広告への反応が見られる
TikTokは、流行に敏感な10代~20代が多く見ているため、トレンドの発信拠点になっていると言われます。TikTokで流すことで、広告への敏感な反応が見られることもメリットです。
③実際の行動に繋がりやすい
TikTok広告では、通常の動画と同じように、気軽にコメントをしたり「いいね」をしたりする人が多くいます。ブランドの魅力がユーザーに伝わりやすく、実際の行動、アクションにも繋がりやすい傾向があります。TikTok広告で新商品や情報を集めたいという人も多いため、企業や商品についてすぐに検索する場合も多い傾向です。
④広告感なく受け入れられやすい
TikTok広告は、広告らしさが少なく、他の動画と同じように見てもらえることが大きなメリットです。広告という先入観や抵抗がなく見てもらえ、楽しい広告や役立つ広告にすることで、リズムに乗った5秒から60秒と短い広告が受け入れられやすいでしょう。
TikTok広告を成功させるポイント4選
TikTokは他の動画プラットフォームと比較して、コンテンツの受け取り方が受動的で、TikTokならではの特徴があります。そのことを踏まえると、広告出稿の際に気を付けなければならないポイントがいくつかあります。
①訴求ターゲットの確認
まず、自社の商材のターゲットユーザーがZ世代であるか?は気にした方がいいでしょう。Z世代以外のユーザーがいないわけではありませんが、TikTokユーザーの中でも圧倒的なボリュームを占める若年層にマッチする商材でないと、広告成果が充分に出ないリスクが高まります。
②ユーザーが参加しやすいかの確認
また、広告動画を制作する際、特にユーザー参加型のコンテンツを作りたいときには、「ユーザーが真似しやすいかどうか」も考えた方がいいかもしれません。真似するのが難しいものや、社会通念に反するものなどは、うまく拡散されなかったり炎上したりする可能性が出てきます。
③動画の長さの確認
そして、動画の長さはなるべく短くした方がいいでしょう。短すぎると印象に残らない可能性がありますが、短く端的にまとまっていて且つインパクトが大きい動画をつくることで、視聴完了率を高められるかもしれません。
④「TikTokクリエイティブセンター」を活用する
TikTokクリエイティブセンターは、TikTok上で実際に配信されている広告事例を見ることができます。実際のクリック数やコンバージョン数を閲覧することも可能となっているため、様々な角度からTikTok広告の知見を得ることができます。広告出稿の目的や、業界別、そして種類別に見ることができるため、TikTok広告出稿をご検討中の方は参考にすると良いでしょう。
参考:
TikTokクリエイティブセンター
TikTok動画広告の外注先の選び方
TikTok動画広告を外注する際は、可能な限り失敗は避けたいものだと思います。
ここでは、代理店選定の際に役立つ7つの項目を一覧表にまとめました。
ポイント |
説明 |
業界経験と実績 |
外注先があなたの業界や関連業界で成功したキャンペーンを手がけた実績を持っているか。 |
クリエイティブ力 |
TikTokのクリエイティブなコンテンツ制作能力。 |
戦略と分析能力 |
ターゲットオーディエンス分析、キャンペーン最適化、ROI追跡の方法。 |
料金体系と透明性 |
サービス範囲、料金体系、追加費用の明確さと予算内での価値。 |
コミュニケーションとサポート |
定期的な進捗報告、問題発生時の対応、プロジェクト管理のコミュニケーション質。 |
ポートフォリオとケーススタディ |
過去のプロジェクトや成功事例を通じたスキルと経験の確認。 |
フィードバックと評判 |
既存または以前のクライアントからのフィードバックやオンライン評判の調査。 |
TikTok動画制作おすすめ企業
下記では、TikTok広告に使える動画制作を行う企業の資料をご紹介しています。
是非ご活用くださいね。
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まとめ:TikTok動画広告の活用で成果最大化を!
TikTokがどの世代にも受け入れられている現状、縦型動画広告のポテンシャルは計り知れません。上手な活用ができれば、求める目的を達成し、成果を最大化することも可能でしょう。
ただし広告を出稿する前には、TikTokという媒体の特徴を十分に理解し、本当に自社が抱えている課題解決、あるいは目標達成に寄与できるかなどを検討することが大切です。
ライタープロフィール
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メディアレーダー 運営事務局株式会社アイズ
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