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公開日:2025年10月16日

「広告が届かない」時代の次の一手。企業の“想い”を資産に変えるnoteの新しいUGC戦略

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「広告が届かない」時代の次の一手。企業の“想い”を資産に変えるnoteの新しいUGC戦略画像

昨今、多くの企業が運用型広告や刈り取り施策の限界を感じ、次なる一手を探しています。
そんな中、企業の「想い」を生活者の「共感」へと繋げ、新たなブランド体験を創出する手法として注目を集めているのが、noteの「コラボ投稿企画」です。

今回は、note株式会社の山本様にお話を伺い、その全貌に迫ります。


山本様のアイコン

 山本 志奈子(やまもと しなこ)様
  note株式会社 ブランドソリューション

新卒で入社したIT企業にて広告営業や自社のプロモーション企画などに従事。2021年5月にnoteへ入社。現在は「コラボ投稿企画」をはじめとした、法人向けサービスのセールス・企画・商品開発を担当。

メディアプラットフォーム「note」とは?

「note」は、だれでも簡単に文章・写真・音声・動画を投稿して、ユーザーがそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォームです。
日記や体験談など個人による発信はもちろん、企業は公式アカウントで商品情報やブランドストーリーを届けることができます。
生活者との共創やブランディング、情報発信の場として活用でき、「共感」を起点に、ユーザー参加型のストーリーを生み出せるのが大きな特徴です。
ランキングや広告がないため、本当に伝えたい想いや背景が届きやすく、共感を通じたファンづくりやブランド強化に最適なプラットフォームです。
2014年4月にサービスを開始し、約6000万件の作品が誕生。会員数は1000万人(2025年6月時点)に達しています。

「広告が届かない」時代の次の一手。企業の“想い”を資産に変えるnoteの新しいUGC戦略画像

「noteコラボ投稿企画」とは? 販促を超え、ブランディングを加速する新常識

―― 「noteコラボ投稿企画」とは、どのような施策なのでしょうか?

「『コラボ投稿企画』は、一言で言うとnote上で実施するハッシュタグキャンペーンです。
しかし、単なる販促キャンペーンではありません。
企業の伝えたい『想い』やパーパスを、生活者の皆さんが『書きたくなる』ようなお題(ハッシュタグ)に変換して、UGCの投稿を募るブランディング施策だと位置づけています。

この企画の最大の特徴は『ただのUGC』ではないという点です。長文でストーリー性のある、質の高いUGCが数多く集まります。
例えば、審査・表彰を行うコンテスト形式だと、中央値で約6,000件もの投稿が集まりますし、その平均文字数はなんと約1,600字、原稿用紙で言うと4枚分にもなります。
これだけ熱量の高いコンテンツが集まる点は、多くの企業様に喜んでいただいています。」

「広告が届かない」時代の次の一手。企業の“想い”を資産に変えるnoteの新しいUGC戦略画像

「そして、ただUGCが集まるだけでなく、ブランドへの深い共感を生み出すことができるのが、もう一つの大きな特徴です。
ユーザーは、お題に対してご自身の体験や考えを重ね合わせながら記事を執筆してくださいます。この『書く』という能動的なプロセスを通じて、企業の想いがユーザーの中で『自分ごと化』され、ブランドへの深い理解と共感に繋がっています。

【大手実績多数】noteとタイアップ!認知向上/ブランディングに繋がるコラボ企画 | note株式会社
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なぜnoteでは「質の高い長文UGC」が生まれるのか?

―― なぜnoteでは、それほど質の高いUGCが多く生まれるのでしょうか?

「それは、noteというプラットフォームと、そこに集まるユーザーの特性が大きく関係しています。noteのユーザーは20代から40代が中心で、創作意欲が非常に高く、発信に対するモチベーションが高い方が多いのが特徴です。
外部調査でも、『自分が体験した情報は正しく他者に伝えたい』とか、『自分が良いと思ったものは他人に勧めたい』といった傾向が、一般のネットユーザーよりも顕著に表れています。」

「広告が届かない」時代の次の一手。企業の“想い”を資産に変えるnoteの新しいUGC戦略画像

「また、noteはそもそも長文を書いたり読んだりすることに向いているプラットフォームです。
例えば他のSNSでは、今起こっていることや自分の好きなことを短文や写真で投稿することが主流ですが、noteでは、それらの裏側にある『なぜそれが起こっているのか?』や『なぜ好きなのか?』といったストーリーが書かれる傾向があります。
そのため、コンテストでも、企業から投げかけられたお題に対して、『私にはAという背景がありBという体験をしたからCだと思う』、といったようにストーリーとして投稿してくださいます。」

―― それが「共感を起点としたブランディング」に繋がるのですね。

「その通りです。他のSNSのUGC施策との大きな違いは、単なる口コミや短い感想ではなく、投稿者の背景や文脈が丁寧に綴られた『物語』が集まる点です。
企業が伝えたいメッセージが、熱量の高い第三者のリアルなストーリーを通じて語られることで、広告でも広報でもない、新しい形の共感を起点としたブランディングが実現できる。これがnote独自かつ最大の魅力だと考えています。」

既存広告の限界を突破!クライアントがnoteコラボ投稿企画を選ぶ「3つの理由」

―― では、実際にどのような課題を持つクライアント様からのご相談が多いのでしょうか? noteならではの価値が刺さるポイントがあれば知りたいです。

「まさにその『共感を起点としたブランディング』という点に魅力を感じてご相談いただくケースが多いですね。
特に最近増えているのが、既存の広告施策に限界を感じていらっしゃる企業様です。
マス広告も運用型広告もやり尽くして、『次は何をすればいいのか』と頭打ちになる中で、『これは新しい、面白い』と興味を持っていただける事が多いです。
クライアント様がnoteを選んでくださる理由は、大きく3つあると考えています。

一つ目は、『広告では伝えきれない想いやストーリーを届けたい』というニーズです。
企業のパーパスやブランドメッセージをCMなどで発信しても断片的な情報しか伝えられず、『本当に生活者に届いているのだろうか』という疑問をお持ちの担当者様は少なくありません。
周年事業をきっかけに企業やブランドの新たなファンを獲得したい、といったご相談もこのケースにあたります。

二つ目は、先ほどお話しした『既存の広告施策をやり尽くし、頭打ちになっている』という課題です。
CPAの最適化にも限界が見え、次の一手を探している中で、生活者を巻き込んでストーリーのあるコンテンツを生み出すという新しいアプローチが評価されています。個人のリアルな体験談は、熱量が高く共感を呼びやすいことから、AIに代替されない貴重なコンテンツです。
特に最近は、そういったUGCを基軸としたマーケティング手法に、各社様が注目し始めている兆しを強く感じています。

そして三つ目は、『noteアカウントの新しい読者を増やしたい』というケースです。
企業がnoteアカウントをお持ちの場合、投稿企画の参加者は、記事を投稿する際にそのアカウントを自動でフォローする仕組みになっています。つまり、ハッシュタグ=企業の想いに共感したユーザーを、自社の発信の拠点に連れてくることができます。
その後もnoteでコンテンツを発信し続けることで企業理解が深まり、ファン化したり商品やサービスの購入意向者になったりする可能性を持っています。
そういった観点でも、マス広告や運用型広告の代替施策となり得ると考えています。」

ブランド好意度も向上!noteコラボ投稿企画がもたらす「具体的な成果」と「効果測定」

―― 具体的な成果についても教えてください。

「まず量的な成果として、審査・表彰を行う『コラボコンテスト』形式では、中央値で約6,000件ものUGCが集まります。記事の総PV数は約50万PVに達します。
さらに、オプションで実施可能なアンケート調査では、ブランドリフト効果も明確に現れています。
過去の調査では、参加者の89.5%が『企業のメッセージに共感した』と回答し、59.7%が『ブランドへの好意度が上がった』と答えています。
また、84.0%が企画参加後に公式サイトを訪れるなど、具体的な行動を起こしていることもわかっています。」

「広告が届かない」時代の次の一手。企業の“想い”を資産に変えるnoteの新しいUGC戦略画像

―― 数値以外の成果はありますか?

ライオン様の事例では、パーパスとして掲げていらっしゃる『習慣』について生活者と一緒に考える機会として企画を実施いただいたのですが、参加者から『人生は日々の習慣の積み重ね。素敵なハッシュタグをありがとう』といった感謝の声が自由回答で数多く寄せられ、ご担当者様が『涙が出そうです』と感動されるほどでした。
このように、企業の想いが確かに届いていることを実感できる定性的なフィードバックが得られるのも、この企画の大きな価値です。
効果測定については、企画終了後に投稿数やPV数などの定量データと、投稿内容の傾向を分析した定性レポートを提出します。
多くの企業様は、投稿数という『広がりの指標』と、アンケートによる『好意度の変化』を合わせて総合的に評価されています。」


「さらに、ROIの観点でも非常に効率的です。例えば、コラボコンテストでは数千件規模の長文UGCが集まり、1件あたりに換算した制作コストは一般的なSNS広告の約1/15以下に収まります。 つまり、通常なら高コストになりやすい『生活者の体験ストーリー』を、大量かつ効率的に獲得できるということです。
この効率性に加え、さらに共感度のアンケート調査や二次活用による波及効果も見込めるため、単なる広告費ではなく『中長期的なブランド資産への投資』として評価いただいています。」

集まったUGCを最大限に活用!「二次利用」と「継続実施」でブランド体験を深化させる

―― 集まったUGCは、note内だけで終わるのでしょうか?

「集まった質の高いUGCは、企業の貴重なブランド資産となります。多くの企業様が、noteの外で『二次利用』することで、さらに共感を広げていらっしゃいます。
例えば、受賞作品を人気声優さんが朗読してラジオドラマ化したり、冊子や新聞広告、屋外広告(OOH)として展開したり、自社のオウンドメディアやSNSで紹介したりと、活用方法は多岐にわたります。」

―― 1回きりの施策ではなく、継続することも重要ですか?

「1回の実施でもブランド理解を深める効果はありますが、継続することで、さらに大きな成果が期待できます
同じメッセージをもとに年1回など定期的に開催することで、『企業として語り続けるテーマ』として生活者に認知され、新たなファンを獲得したり、メッセージをより深く浸透させたりすることが可能です。実際にSMBC日興証券様やマイナビ様など、複数回実施される企業も増えています。」

目的と予算で選べる「noteコラボ投稿企画」4つのプラン

―― 数値以外の成果はありますか?

「ご予算や目的に合わせて選べる、計4つのプランをご用意しています。
一つは、集まった作品を審査・表彰する『コラボコンテスト』。もう一つは、投稿募集のみに特化したシンプルな『コラボテーマ』です。そして、それぞれにnoteで人気のクリエイターを起用するプランと起用しないプランがあります。
伝えたいメッセージや、企画を通じて達成したいことなどをお伺いしたうえでプランニングをさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談いただけると嬉しいです。」

noteコラボ投稿企画の手順や事例、プランの詳細は下記資料をチェック!

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