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公開日:2021年02月16日 更新日:2023年09月15日

SNS戦略とは?効果・事例を解説

SNS戦略とは?効果・事例を解説SNS戦略とは?効果・事例を解説

企業のSNS戦略について

インターネットやSNSサービスの普及、拡大、発展により、企業の広告戦略においてSNSマーケティングは外せない存在となりました。SNS広告ではTVCMなどの従来のマス広告の手法では実現できなかった消費者との双方向な関係性の形成や消費者間の口コミ拡散が期待できます。企業のSNS戦略は今後も重要なキーとなることが予想されます。そのため、本記事では「SNS活用の効果」「SNS戦略の成功事例」「効果的なSNS活用法のまとめ」を掲載しています。是非、企業のSNS戦略にお役立てください!

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SNSの効果

SNSの活用は企業に様々な効果をもたらします。具体的にSNSの効果をご紹介します。

企業と消費者のコミュニケーション

企業SNSは発信だけでなく、消費者と相互にコミュニケーションをとることができます。消費者の近くで発信することで、企業をより身近に感じることができるので親近感を演出できます。また、「この商品が消費者に良くも悪くもどう刺さっているのか」直接的な意見を聞くことができるので商品開発やマーケティングに役立ちます。

広告宣伝効果の測定

SNSではpv数、ユーザー数、エンゲージメント、いいね!数、シェア数など様々な数値が把握できるので、その企画や商品の反響を数値化できます。様々な属性の数値が出せるので、「目的に応じてどの属性の数値を伸ばしていくか」段階を踏んだ施策を講じることができます。そのため、広告宣伝戦略のPDCAが回しやすいです。
【関連記事】SNSを活用した広告と種類について解説!

LTVの向上

上手なSNS運用は一つの商品やサービスの広告宣伝を行うだけでなく、長期的な企業やブランドの愛を形成します。そのため、一回だけの商品購入で終わらず、そのブランドを贔屓リピートし、ファンが自ら口コミを発信してくれる状態になります。このようにSNSは一時的な広告効果だけでなく長期的な利益や信頼効果を生みます。

SNS戦略の立て方

インターネットが発達し、企業の多くはSNSを活用してマーケティングを立案し、プロモーションを行っています。 SNSを活用したマーケティングは手がけやすい反面、期待した効果が見えてこないといった意見があります。 この記事では、SNS戦略の立て方についてどのようにすればいいのか解説しますので是非参考にしてください。

立ち位置を明確にする

効果的な戦略を立てるためには、自社のSNSマーケティングにおける立ち位置を明確にすることです。 SNSマーケティングを実施するのは、これまでのマーケティングではリーチできなかった層の取り込みです。 彼らは潜在的顧客になる可能性があるため、SNSマーケティングで何を実現したいのか明確にすることが重要になります。 SNSは情報が拡散され企業や商品の認知度がアップし集客に貢献します。 また、SNS上で企業と顧客のコミュニケーションが取れるようになれば、顧客のエンゲージメントも強化できるのです。

目標を設定する

SNSを効率的に運用するためには目標(KGI)を設定することが重要です。 KGIとは最終目的である「ブランディング」・「ターゲットの開拓」「売上増加」を指します。 自社のプロモーションに興味を持ってアカウントをフォローしてくれたユーザーにキャンペーンのお知らせや、最新情報を継続的に発信してコンバージョンにつなげることを目標にします。 KGIは例えばコンバージョン率を◯%から◯%にするといった現実的な目標を設定し、SNS を運用するのがポイントです。

競合調査

SNS戦略では競合他社のSNSプロモーションを調査しましょう。 自社のSNSマーケティングを成功に導くためには相手を知ることが大切です。 調査するポイントは、相手の投稿が、誰をターゲットにしているか・どんなコンテンツか・どんなコンセプトか・どのくらいの頻度かなどです。 特に「ターゲット」と「コンセプト」は競合他社の戦略を知る上で重要なポイントになります。 相手を知ることで自社の立ち位置を確認し、SNSマーケティングに活かしましょう。

ターゲティングをする

SNSマーケティングで重要なのはターゲティングの設定です。 売上を伸ばすためなら幅広い層に購入してもらいたいところですが、ターゲットの属性を分類して、ターゲットの趣味嗜好にマッチした広告を出す方が、潜在的なターゲットにもリーチできるのです。 また、ターゲットが明確であれば無駄なコストをかけて広告を配信する必要もありません。 潜在的な顧客をナーチャリングすることでブランドのファンになってもらい、情報を拡散してもらえれば、休眠顧客やこれまで興味がなかったユーザーも優良顧客に育てられるかもしれません。

ターゲットと親和性の高いSNSの選定

SNSマーケティングではいくつかの媒体がありますが、企業の魅力や優れた商品をプロモーションするならターゲット層が利用する親和性のある媒体選びが特に重要です。 特に「Twitter」や「Instagram」はユーザーとコミュニケーションが取れるため、好感度も向上しコンバージョンにつながりやすくなります。 ユーザーはさまざまな情報が飛び交うインターネットで、信頼性のあるインフルエンサーなどのコメントが購入の意思決定に影響することが少なくありません。 例えばファンを引き付けるインフルエンサーを起用してSNSでプロモーションすれば、ターゲット層を獲得できるでしょう。

Instagram

Instagramのユーザーは女性が6割、男性が4割くらいだといわれています。また、Facebookと連携して広告を配信しているため大きな効果が期待できます。 Instagram広告では、下記記事で紹介のようなターゲティングが設定できるのが特徴です。
【関連記事】
Instagramのターゲティングについて徹底解説!

Twitter

Facebookよりアクティブ率が高いといわれるTwitter、特に若い世代での利用が多く日本だけでも4,500万人ともいわれ企業アカウントとして運用すれば影響力は計り知れません。 Twitterマーケティングは、二次拡散がしやすく、ユーザーとの距離が近いのが特徴で、ターゲティングができれば費用効果さらにコンバージョン率向上に期待が持てます。 Twitter広告で利用されるターゲティングは3つです。
● オーディエンスの特性
● オーディエンスタイプ
● 既存のオーディエンス
オーディエンスの特性では、住んでいる場所を言語別に設定できます。端末ターゲティングでは、iPhoneやAndroidなど製品別に分類も可能です。 その他、年齢・性別などペルソナに合わせて自在に設定ができます。
オーディエンスタイプでは、スポーツや音楽など各国で行われているイベントごとに設定も可能です。 また、ツイートの内容や反応ごとにターゲットを細かく分類できるので親和性の高いターゲティングが設定できます。
既存のオーディエンスでは、フォロワーターゲティングやカスタムオーディエンスなどを対象にしてターゲティングを行います。

TikTok

TikTokの動画広告は、広告感があまりないため、ユーザーが親近感を持って受け入れやすいといった特徴があります。 ユーザーが楽しみながら広告に参加できる「ハッシュタグチャレンジ」は、動画の拡散が狙えます。 TikTok広告でのターゲティング属性は、下記の3つです。
● ユーザー属性
● 興味・関心・行動属性
● オーディエンス
ユーザー属性は、年齢・性別・地域・言語です。
興味・関心・行動属性では、旅行・ファッション・金融・ペットなどさまざまな分野ごとに分類でき、ある特定のクリエイターをフォローしているユーザーをターゲットにするなどが可能です。

YouTube

SNSマーケティングはリードを獲得しやすいですが、SNSの中でもYouTubeは利用者が10代〜60代までと幅広いのが特徴です。 動画主体であるためユーザーに理解されやすいといったメリットがあります。 登録者数や視聴回数を増やすことで収益につながるといえるでしょう。 また、YouTube広告は年齢や性別など属性でデータが抽出できるので、オーディエンスターゲティングを利用すればマーケティングに活用できます。

LINE

LINEは日本国内で圧倒的なシェアを持つ媒体で、今や生活のインフラになっているといってもいいでしょう。 利用者の年齢層も幅広く、「LINE NEWS」や「LINE漫画」などLINE社の展開するサービスの広告枠に広告を配信することができます。 ユーザーの属性に基づく配信やリターゲティング、類似オーディエンスもできます。 ビジネスでLINEを活用する際は、「公式アカウント」の作成が必要ですが、友だち登録したユーザーにクーポンを発行したり、最新情報を配信したりできるので高い集客効果が期待できるでしょう。

Facebook

Facebookは世界で29億人を超えるユーザーがおり、国内だけでも2,600万人います。 利用者は30代から40代と比較的若い世代のユーザーが少ない傾向がありますが、いいね数・リーチ数・コメント数・シェア数・クリック数などユーザー属性を分析することができます。 特に実名や顔出しユーザーが多く信頼度が高く、BtoBビジネスでは世界的に利用されているのが特徴です。 国内では利用状況は減少していますが、世界的に多くのユーザーがいるため、外資系をはじめ海外進出している企業で利用しているところが少なくありません。

振り返りスケジュールとKPIの設定

SNSマーケティングは広告を配信すれば終わりではありません。 一定期間広告を配信したら運用データを分析する振り返りが必要です。 そのためには事前にKGI(Key Goal Indicator:重要目標達成指標)とKPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)を設定しておくことが重要です。 KPIは中間指標のことで定期的にSNSを分析することで改善点を見つけ出し、きちんと対応することで社員一同が正しい目標に向かって一丸となり、最終目標であるKGIに達することができます。 つまりKPIを設定することは後に控えるKGIのための重要な鍵であり、KPIを見直しながら最終的にKGIを達成するのです。

SNS戦略によるメリット

スマホの普及にともない、SNSで気軽に検索してリアルな感想や意見が見られるようになりました。 Google検索などが減る一方、ハッシュタグ機能を使った検索が一般的になったのです。 売上を伸ばし、継続して商品を購入してもらうためには、効果的なプロモーションをSNSで展開することが欠かせなくなったのです。

認知が向上する

SNSは拡散力が強く、幅広いユーザーに対して認知を向上させることができます。 不特定多数のユーザーに対して情報を発信できるうえ、ユーザーの自発的な情報共有も期待できます。 例えば、Twitterで一度「バズる」と想像以上の拡散力で一気に情報が拡散していきます。 テレビや広告でプロモーションするよりはるかに費用対効果の高い効果的なマーケティングができ、これまでリーチできなかった層にも関心を持ってもらえます。

見込み顧客の獲得に繋がる

SNSマーケティングで重要なのが見込み顧客(リード)です。 既存顧客だけにマーケティングしていては売上も次第に頭打ちになっていくでしょう。 見込み顧客とは、まだ顧客にはなっていないものの、将来顧客になるかもしれない層のことで、自社の商品やサービスに関心があり、いずれ顧客になる可能性があるユーザーをいいます。 潜在顧客よりもコンバージョンしやすい層といえるでしょう。 こうした見込み顧客へのプロモーションはコストをかけずに、顧客を獲得しやすいのがメリットで、将来的には企業収益を向上させるのに欠かせない存在になります。

情報の発信が容易

SNSは、企業が伝えたい情報がいち早く発信できるというメリットがあります。 時間帯や日時を気にすることなく、タイミングが良い時に発信できるのでタイムラインを眺めているユーザーにアプローチができます。 ブランディングに必要な情報としては、写真だけでなく動画も掲載できるため、訴求効果も高くコンバージョンされやすくなるでしょう。 また、期間限定のクーポンやセールなどの情報を積極的に配信することで、個性をアピールできるのもポイントです。

様々な内容を発信できる

SNSマーケティングでは、商品やサービスの宣伝だけでなく、SNSならではの顧客とのコミュニケーションも可能です。 一方的な情報提供にとどまらず、双方向として直接顧客に触れ合うことで企業に対する親和性・信頼度も高くなります。 また、信頼度が高まれば、ブランディングにつながり、長く優良顧客として取引してくれる可能性がでてきます。 顧客との距離感が縮まることでコンバージョンのハードルが低くなり、他社と比較した際に有利に働くことができるでしょう。

顧客の本音に触れることが出来る

ユーザーは購入した商品やサービスについて、感想や意見をSNSで積極的に投稿する傾向があります。 そうした生の声はほかのユーザーが購入する際の参考になるだけでなく、企業側にも貴重な意見になります。 ポジティブな意見やネガティブな意見など、直接聞くことができない顧客の貴重な声を集め分析することで商品開発に活かしたり、アフターケアに活かしたりもできるのです。 顧客の本音を謙虚に受け止め、改善点に真摯に取り組むことで売上を上げることができます。

SNS戦略のポイント

SNSアカウントを運用する企業が増えている理由は、自社アカウントを作成して投稿することでフォロワー数を増やして、エンゲージメントを高めるためです。 宣伝ばかりではなく、コミュニケーションを通じて自社の商品やサービスを知ってもらい、ファンになってもらうことが重要です。 こうしたSNSマーケティング戦略はユーザーが個人か企業かによっても手法が異なります。

BtoCの場合

BtoCの場合、個人客が対象であるため商品やサービス購入までのプロセスは人によっても異なります。 趣味嗜好がそれぞれ違うように、全員に同じコンテンツを発信しても必ずしも同じ反応をするとは限らないのです。 そのため、個人の属性を細かく分析し、ターゲット層を絞ることが何より重要です。 年齢や性別、収入などさまざまな属性ごとに情報を発信したり、見込み客がとった行動履歴を参考に、ピンポイントで情報を発信し続けることで、より的確に顧客にアプローチできるといえます。 BtoCマーケティングでポイントになるのは、ターゲットが利用する媒体でアピールすることです。 例えば、若い世代をターゲットにするならInstagramやTikTokなどが有効です。 また、BtoCマーケティングでは炎上のリスクがつきまといます。 個人が発信するSNSだからこそトラブルに巻き込まれると、信用が失墜する危険があるため企業は発信する内容に細心の注意を払わなければなりません。

BtoBの場合

BtoBマーケティングは、企業間取引であるため購入する企業のことを理解し、その企業にあったコンテンツを配信することで、継続的なコミュニケーションが取れ、自社の売上に貢献します。 BtoBの場合、企業の担当者が広告を見て自社に必要な商品だと認識しても、社内手続きを踏む必要があるため、BtoCに比べて購入まで時間がかかるのが一般的です。 BtoBマーケティングでは、自社のマーケットでの立ち位置、顧客企業の抱える問題の調査・分析と改善提案がセールスでは求められます。 商品やサービスが顧客の求める解決策に適合しているか、費用対効果はどうか、他社に比べて優れている点はどこかなど、戦略立案で顧客にアピールすることが重要です。

SNS戦略の立ち回り方

SNS戦略が立案できたらTwitterやInstagramといったSNSを通じて情報を発信したり、ユーザーとコミュニケーションを取ったりすることが重要になります。 SNS戦略の立ち回り方の良し悪しで企業のブランディングや認知度が左右され、コンバージョンにつながるからです。 そのためには、ターゲットを明確にして、マーケティングに最適なSNSを選ぶこと、そしてPDCAを回してKPIの改善をすることです。 詳しくみていきましょう。

各SNSに適したコンテンツを展開する

ターゲットと目的が決定したら、実際に運用するSNSを決めてそれぞれ合ったコンテンツを展開しなければなりません。 そのためには自社製品やサービスの特徴と相性の良い、親和性の高いSNSを活用しましょう。 また、それぞれのSNSを利用するユーザーの属性を理解することが大切です。 例えば、中高年をターゲットにする商品を若い世代が多いInstagramに投稿しても期待する効果が得られない可能性があるからです。 各SNSの特性とそれを利用するユーザーを理解することが重要になります。

投稿ペース

SNSに投稿するにはタイミングがあります。 いくら良質なコンテンツでも毎日投稿するのはよくありません。継続してユーザーに見てもらうためには、発信する頻度も重要です。 ユーザーが何曜日の何時に一番サイトを訪れたか履歴を分析すれば、その時間帯にタイミングを合わせて発信すればいいでしょう。そうすれば閲覧する確率が高くなります。 また、競合他社の投稿頻度や自社がSNS運用に余力あるリソースが配置できるかも発信のタイミングを見極めるポイントになります。

プロモーションをする

SNSを活用したプロモーションとは、自社商品やサービスに対する認知を高め、販促することです。 SNSプロモーションは低コストで、スピーディーに拡散できることから見込み客だけでなく、新たな顧客も取り込める可能性があります。 また、SNSを通じて企業と顧客がコミュニケーションを図ることで、距離感がなくなり信頼関係が構築できます。 企業は訴求効果が高いコンテンツをユーザーと親和性の高いチャネルを活用して情報発信すれば、コンバージョンにつなげられるでしょう。

効果の測定をし、PDCAサイクルを回す

SNSでコンテンツを発信したら、次は宣伝効果を測定・分析しなければ収益に結びつきません。 そのためには、自社のSNSマーケティングにおけるPDCAを回し、精度を高めることが大変重要です。 PDCAサイクルとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)の頭文字を取ったもので、生産管理や品質管理など管理業務を継続的に改善する手法です。 企業のビジネスに完璧なものはありません。 結果を踏まえて常に改善余地を見いだだし、修正を加えていける企業が、最終的に信頼できる企業であり、収益を大きく伸ばしていくのです。

SNS戦略を成功させるためには

SNS戦略ではユーザーが購入に至るまでのプロセスを理解し、各フェースにおける心理状況や決済プロセスを検証することが大切です。 ユーザーのリアルな意見を聞き、問題を解決していくことで将来的な商品開発やサービスの改善につながります。 こうした地道な作業を繰り返すことで、競合他社と比較されたときに優位に働くことが期待できます。 ここではSNSマーケティングを成功させるための手法について3つ解説しましょう。

:エンゲージメントを高める

企業とのユーザーのエンゲージメントを高める方法に、SNSでは「いいね」「RT」や「コメント」などユーザーからのリアクションがあげられます。 企業の投稿内容を見て、どれだけリアクションがあったかを示す指標がエンゲージメント率であり、SNSを運用する上で重要なものです。 エンゲージメント率が高まることは、企業やブランドのファンが増えることであり、最終的に売上の増加に直結します。 閲覧だけしてリアクションがなければ顧客から支持を得られたかどうか判断ができないからです。 エンゲージメント率が可視化できれば、効果ある宣伝を立案することが可能です。

ユーザーからのアクションには小まめに応える

ユーザーからのリアクションがあっても迅速に応えなければ、ユーザーは不安になります。 投稿したコンテンツは常にウオッチし、リアクションがあれば返信や「いいね」するなど意思表示をすれば、ユーザーも企業に親近感を抱いてコンバージョン率も上がるのです。 特にTwitterは企業とユーザーのコミュニケーションツールでもありますから、積極的にコミュニケーションを取ることが欠かせません。 企業が返信ができないのなら代行会社に依頼するのもいいでしょう。

ネガティブな投稿には早急に対応する

企業はネガティブな投稿には迅速かつ公に対応することが重要です。 SNSでは情報を受け取るユーザーはさまざまな反応をしてきます。 一度でもネガティブな投稿をされれば瞬時に拡散して、企業がリカバリーできなくなる可能性があります。 それを避けるためには炎上が起きていないか、何かネガティブなワードが広がっていないかチェックする体制が必要です。 ありもしない中傷や特定の企業を狙った悪質な投稿には、場合によっては法的手段を講じるなど毅然とした態度で望むことも大切です。

宣伝のみではなく、ユーザーの役に立つコンテンツも発信する

企業がSNSで投稿するのは集客が目的ですが、宣伝のみではなく、ユーザーに有益な情報を提供する運用を行うようにしましょう。 ユーザーは、商品を通して提供された有益な情報に対して好感度や信頼度を持つのです。 そのため生活やビジネスに有益な情報を発信し続けることで、やがて企業のファンになり、信頼されるようになります。 その結果、ユーザー自らが情報を拡散して売り上げに貢献してくれるようになります。 そうすれば企業が持つブランドやコンセプトなどが共感を得て、競合他社に負けない優位性を保てるでしょう。

SNS戦略の事例

実際に行われたSNS戦略の成功事例6つをご紹介します。

SNS戦略例①マクドナルド

2014年頃、マクドナルドは異物混入事件や期限切れの食材が問題となり業績が顕著に落ちていましたが、緻密なSNS戦略によって2016年からV字回復に成功しました。当時、マス広告に莫大なお金を投資できなかったことと自社発信の宣伝は先の問題もあり消費者に信用されにくいことから「SNS」に目を付けました。SNSの中でも若者の拡散力の強いTwitterで斬新なキャンペーンを打ち出してSNS上や口コミで話題を広め、「面白そうだから行ってみよう」「そんなに話題なら食べてみよう」という消費者心理を動かし続けてきました。各キャンペーンでは商品や企画にちなんだハッシュタグとクイズやお題などが設定され、それに対する回答を引用RTやコメントを促しユーザー間での拡散を図っています。


(出典:マクドナルド公式Twitterアカウント@McDonaldsJapanより引用)
季節に合わせたキャンペーンツイートで3000件弱RTされています。起用タレントの広告画像も可愛らしくてついツイートしたくなりますね!

SNS戦略例②スターバックス

スターバックスの価値を伝えるべき場所は「店舗」にあるという企業のスタンスを背景にスターバックスはテレビCMなどのマス広告を使わず、店舗外で消費者と直接つながるためにSNS運用を行い商品の宣伝をしています。また、スターバックスのコーヒーは400円前後で、コンビニの100円コーヒーに比べると少々値段が高いです。しかし、スターバックスは「コーヒーを飲む場所」ではなく「インスタ映えする場所」と枠組みを変えることで値段に左右されない価値を提供しています。このような背景でInstagramを活用し、ハッシュタグを作成、自社投稿のみならず顧客にも投稿を促し消費者の商品やブランド認知を形成しています。実際にこのスターバックスの提供価値を支持する女子大生や若い女性を中心にInstagramにはたくさんの投稿が毎日アップされています。
Instagramで「#スタバラ部」の検索結果では17.9万件の投稿が出てきます。キャッチーなハッシュタグがとても印象的ですね!

SNS戦略例③ユニクロ

ユニクロはInstagramを活用したSNSマーケティングに力を入れています。Instagramは元々若い女性ユーザーが多く、写真映えしやすい「ファッション」ジャンルとの相性がいいSNSです。ユニクロのInstagram活用戦略の中で最も注視すべきアカウントは「UNIQLO GINZA店(@uniqlo_ginza)」です。このアカウントの商品写真はほとんど一般の人が撮った写真です。日常のワンシーンの中で子供と一緒にユニクロの服を着ている写真や、中にはインフルエンサーがおしゃれな場所に似合うユニクロコーデで撮った「映え」な写真など様々です。一般消費者が発信することで日常でのリアルなコーディネートを知ることができたり、インフルエンサーの世界観の中にユニクロの商品が使用されていたり、多角的な発信が集約されることで消費者に異なる角度で購買意欲を強く持続的に刺激することができます。また、購買意欲を掻き立てるだけでなく「次はどんな投稿されるかな」と投稿を待つユニクロのファンが生まれたり、「自分も取り上げられたい」とユニクロのコーディネートを自ら発信するユーザーが増えたりとブランド強化の効果もあります。


(出典:UNIQLO銀座店公式Instagramアカウント@uniqlo_ginzaより引用)
おしゃれな投稿が並んでいますが、一般の方の投稿なんて信じられないですね!コーディネートを考えるのも楽しくなります!

SNS戦略例④ローソン

ローソンはTwitter、Facebook、LINE、Instagramを中心に複数のSNS、さらに海外向けにWeChatやWeiboなどアジア各国の主要SNSのアカウントを運用しています。ローソンの公式キャラクター「ローソンクルー♪あきこちゃん」をアイコンマークにブランドの統一化を図りながら、各SNSの特性に応じて発信するコンテンツを使い分けています。ローソンでは、宣伝を行うプロモーション部と商品開発を行う商品部が連携し、SNSで認知されやすい商品名を考えたり、SNS映えしやすいパッケージを作成したり、「SNSで発信することが前提」で新商品の開発が行われています。このような背景もあり「悪魔のおにぎり」「バスク風チーズケーキ」などの人気商品の話題性を呼ぶことができました。


(出典:ローソン公式アカウント@akiko_lawsonより引用)
ローソンの公式アカウントはローソンクルー♪あきこちゃんのアカウントです!まるで友達のようなアカウントで親近感が沸きますね!

SNS戦略例⑤シャープ

シャープのSNS戦略といえば「Twitterの中の人」です。今まで企業のアカウントは「堅苦しい真面目なツイートばかりで面白くない」「宣伝ばかりでつまらない」というネガティブな印象を持たれていましたが、シャープのユニークなTwitter運用で企業アカウントのイメージが変わりました。宣伝ではない一般人のようなツイートをしたり、時世にあったタイムリーなツイートをしたり、ユーザーからのリプライに必ず答えたりと、まるで身近にいる人のようなTwitter運用がユーザーの心を掴みました。また、自社にとってマイナスなことでもはっきりと言うスタンスや、ユーザーからの家電に関する質問で自社商品に該当しない場合は競合他社の商品を勧める正直な姿勢がツイートからユーザーに伝わり、企業に対する透明性や信頼性などブランディング強化に繋がりました。


(出典:SHARP公式Twitterアカウント@SHARP_JPより引用)
フォロワー数82万人とファンがたくさんいます!最新のツイートはゾンビ映画のツイートでした!誕生日まで登録されていてまさに「神は細部に宿る」ですね!

SNS戦略例⑥K-POPアイドル「BTS」

K-POPアイドル「BTS」のSNS戦略で注目すべきはYouTubeです。BTSの持つ複数のSNSの中で最も登録者数が多く、「Big Hit Labels」は5,110万人にフォローされています。BTSのYouTubeは公式ミュージックビデオが配信されている「Big Hit Labels」とバックステージやダンス練習動画などBTSを深く知ることができる動画が配信されている「BANGTAN TV」の2種類あります。さらに国やプロモーションに合わせ他にも複数のチャンネルを所有しています。アイドルのファンはライトな層からコアな層まで厚く、「折角音楽が聴きたいのに、裏側がいきなり出てきてMVがどれかわからない」など棲み分けがされていないアカウントでは興味を持ったライトな層を逃がすリスクがあります。実際に多くのアイドルのアカウントはコアな層を対象にしたコンテンツが多いです。BTSのYouTubeアカウントは「ファンの熱」にインサイトを見出しこのような施策が講じられています。


(出典:公式YouTubeアカウント「Big Hit Lables」より引用)


(出典:公式YouTubeアカウント「BIGBANGTV」より引用)
アカウントが分かれているにも関わらずメインアカウントの両方ともチャンネル登録者数が5000万人前後いてすごいですね!

SNS戦略例⑦嵐

日本の国民的アイドルの嵐は2019年にTwitter、Facebook、Instagram、TikTok、WeiboのSNSアカウントを開設しました。各SNSは目を見張る勢いでフォロワーが二次関数的に増加していきましたが、中でもTikTokが特徴的でした。新曲としてリリースした曲を入れ込んだ「#TurningUpDanceChallenge」というハッシュタグでユーザーのダンス投稿を促しました。真似したくなるような簡単で楽しい振付でユーザーからユーザーへ拡散していき、日本のみならず世界中へこのハッシュタグが拡散していきました。これにより嵐活動休止前と20周年を祝う熱狂を盛り上げ、特定のコアなファンに加え多くの大衆を巻き込むことに成功しました。

役立つSNS活用法のまとめ

下記では、SNS活用に関するマーケティング資料やサービス資料を掲載しました。資料のダウンロードはいくつでも無料なので、SNS運用を検討・実施中の方は是非ご活用ください!!

SNSの情報モラルと炎上事例

SNSの利用はブランディングや拡散などの良い効果がある一方で、悪いうわさも直ぐに広まるリスクもあります。「冷蔵庫に入ってみた!」のような悪質なケースもありますが、意図的でなく悪い情報が拡散されることが多いです。情報モラルは個人の線引きによって異なるので、企業側で統一されたルールを設けて社員教育を行う必要性があります。

飲食店の炎上

飲食店では通称「バカッター」と呼ばれる店内での悪ふざけをSNSにアップする従業員が問題に挙げられます。冷蔵庫に入る、食器でふざける、ごみ箱に捨てた食材を再び使うなど衛生問題に関わることが掲載されることが多いです。学生のアルバイトが責任なく掲載した画像や動画か拡散され企業ブランドを傷つけて大きな損害を出します。このような企業にとって大迷惑な炎上を防ぐために採用条件の厳格化、社員教育の徹底が求められます。

看護師の炎上

手術中に記念写真撮影を行い、SNSに投稿した看護師が炎上しました。手術中の患者に許可なく撮影し、センシティブな画像を投稿し、看護師のみならず病院を巻き込んで問題になりました。特に写真に写っている人の確認はとったか、状況的にアップしてもいいかなど社会通念に照らし合わせてアップすることが必要になります。職場での出来事は軽率に大衆が閲覧できるSNSにあげないことを勧めます。

SNSと名誉棄損

SNSでの名誉棄損行為が近年罰せられるようになりました。SNS上の侮辱的な書き込みから自殺する芸能人や子供が多く規制が強化されました。これは個人だけの問題ではなく、法人に対する名誉棄損行為でも訴えることが可能です。SNSの書き込みから自社ブランドの悪いうわさが広まったり、明らかな被害を被った場合書き込み主の開示請求が容易にできます。被害を受けた場合は泣き寝入りせずに強い姿勢で訴えましょう。

【関連記事】SNSを活用した広告と種類について解説!関連資料のまとめ

ライタープロフィール

ソーシャルメディア 事業部株式会社アイズ
SNS広告運用代行やSNSを活用したクチコミマーケティングを提供
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