株式会社デジタルガレージ
マーケティングテクノロジーカンパニー
パフォーマンスマーケティング本部
OOH推進部長 諸石 真吾様
シニアマネージャー 川筋 直樹様
マーケティングテクノロジーカンパニーは、広告代理店機能に加え、ターゲティングや分析等を駆使した広告の効率化やクリエイティブ制作、アプリ開発、CRM施策、「CONNECT BAY®」等の独自サービスなど、様々な業界のクライアントに向け、デジタルとリアル領域を一気通貫した適切なマーケティングソリューションを提供してきています。
新規市場の開拓及び事業の多角化を目的として、DOOHという成長市場への参入について検討を重ね、2020年8月より全国のヘアサロンの顧客を対象に動画コンテンツと広告を配信するヘアサロンに特化したデジタルサイネージメディア「サキザキテルコ」の提供を開始しています。
ヘアサロン(美容室・美容院)は、お客様の滞留時間が長く、専用端末をお客様が着座する鏡の前に設置するので、施術中に必ず端末が視界に入り、また周囲のノイズが少ないという、DOOHメディアの設置環境として非常に魅力的な要素が整っています。サキザキテルコは1席1台設置するので、お客様に対し1対1でじっくり向き合えるデジタルサイネージメディアです。また、お客様がリラックスできる、“ここちよい”コンテンツにこだわり、情報を受け入れやすい姿勢と視聴環境を醸成します。
電車広告や看板広告のように、生活者が普段から目にしている既存のメディアと違い、新しいメディアをヘアサロン内に設置した場合は、生活者が情報を受け取る場として慣れておらず、配慮が必要ではとないかと考えました。そこでメディアに親しみやすい雰囲気を取り入れる必要性を感じ、オリジナルキャラクターとネーミングを開発しパーソナリティを持たせました。
「サキザキテルコ」は、ヘアサロンのお客様が「知りたい情報」と、広告主が「伝えたい情報」の仲介役として機能します。お客様の友達のような存在として情報をシェアする立ち位置を意識しています。ヘアサロンのお客様、美容師、「サキザキテルコ」のキャラクターの3者によって、ひとつの商品やサービスに焦点をあてた会話が生まれ、情報提供と認知、そして共感の場を創出します。
一般的に、いわゆるスキッパブルな動画広告であれば、十数秒の視聴時間を確保することさえ難しいとされています。しかし、ヘアサロンの施術中に過ごす時間であれば、30秒~90秒の長尺の動画広告を観てもらえます。
さらに、「サキザキテルコ」は着座確認による効果測定機能を搭載しています。美容サロンはお客様が立ったり座ったりを繰り返すので、着座を判定してから動画を再生することが現実的ではありません。そのため本端末は、着座関係なく動画を再生し続けますが、着座した状態と空席を判断します。つまりビューアブル再生をレポートできる、美容サロンに最適化した端末です。
「サキザキテルコ」はローンチから現在まで、ヘアサロンと親和性の高いスキンケアやメイクアップなどの化粧品ブランド、日用品を中心に、VOD・映画などのエンターテインメントや食品、住宅設備など、様々な業種の実績があります。当初の想定よりも非常に幅広い業種の広告主にニーズがあることがわかりました。
また、へアサロンで働く美容師からは、「様々な種類の広告が流れるので、お客様との会話のきっかけになる」という声が多く届いています。広告が配信されているVODの作品を視聴した美容師が、登場人物やストーリーについてお客様に補足し、会話が盛り上がったという事例があります。動画視聴のみの場合よりも美容師との会話により、お客様の意識に情報が残りやすく、認知向上に繋がります。
さらに、ビューティ・ファッション・エンタメ・ライフスタイルを中心に、お客様の日々の暮らしをより良く自分らしくアップデートできるような、広告以外の役立ち情報コンテンツも拡充しています。コンテンツがお客様にとって有益な情報であるため、結果的に動画広告への興味関心に繋がっています。
ファーストステップとして全国約3,000店のヘアサロンにデジタルサイネージ端末18,000台の設置を目標としています。まずはリーチ数を確保し、さらにコンテンツの最適化による広告のエンゲージメント向上を目指します。
また、サンプリングメニューやコンテンツパートナーとのコラボレーションによる広告プランも開発しています。ヘアサロンを集客の場として捉え、ターゲットにリーチするサービスを充実させていきたいです。
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