公開日:2024年07月04日 更新日:2024年09月03日
ビジネスの伴走者「メディックス」のデジタルマーケティング支援の魅力と特徴
株式会社メディックス
徳田 裕美子 様
新堀 翔 様
株式会社メディックスについて教えてください
現在までの歩みについて
株式会社メディックスは1984年にクリエイティブ・プロダクションとして創業し、今期で40期目を迎えました。
インターネットの登場とともに、いち早くデジタルコミュニケーションの可能性に魅力を感じ、事業の中心をデジタルマーケティング支援に転じて、今日に至っております。
また、現在では当たり前になっているデータ解析の分野で早々に専門組織を立ち上げています。昨今需要が高まっているBtoB 企業へのデジタルマーケティング支援においても20 年以上前から専門的に取り組んでおり、企業の課題解決に向けた伴走型支援を行ってきました。
お客様の「売れる」に貢献できる、ビジネスの伴走者であるために日々挑戦しています。
担当業務について
主にtoCビジネスを行っている顧客への営業組織に所属しており、
その中でも、独自の「サービス開発・研究」、営業業務の効率化を行う「営業推進」、セミナーなどのサービスプロモーションや自社のSEO対策を担っている「新規顧客開拓」、
メディアパートナーとの取引拡大やパートナーシップの戦略的締結に向けて活動している「メディア戦略」など、営業支援を行うマーケティング部での責任者として、企業様の課題解決に向けて様々な取り組みを行ってきました。
サービスの特徴について
弊社は営業であるアカウントプランナーの分業制を敷かず、全領域の把握からコンサル設計、場合によってはアカウントプランナー自身で運用を行うサポート体制を整えています。
この体制を実現するために、アカウントプランナー1人あたりの担当者数は少なく、平均でも2-3社程度です。
さらに、運用や入稿といった作業担当者のサポートもあるため、アカウントプランナー全員が顧客サービスやプロモーションに対して深い理解を以て業務に取り組んでいます。
クライアント体制及び取組み範囲の広さもあり、20代で成長できる企業ランキングに選出されました。*
そういった環境と、クライアントの本質的な課題解決に本気で向き合う企業文化から、アカウントプランナーとしてのスキルやスタンスを早くから身につけられることがこの評価に繋がったと考えています。
他にも、弊社はインターネット黎明期からクライアントのデジタルマーケティング支援を行ってきているため、主要メディアパートナーとも継続的に取り組みをさせていただいてきました。
積極的なアクションを要望いただけるお客様には、パートナー・弊社・お客様の3社での機能活用推進などをご提案させていただいていくこともございます。
私自身もクライアントの位置情報広告や動画広告の先端的な活用をご紹介するために、メディア主催のセミナーやイベントに登壇させていただいたこともあります。
また、運用型広告についての独自の研究やツール開発も行っており、弊社独自の実績に基づいた、単純な媒体推奨とはならない見解での解決策提案も行っております。
貴社サービスを実施した企業様の事例を教えてください
複数の業界にてこういった取り組みはしているのですが、特に強い例としては人材業界や通信業界などのリード案件です。
その施策を行った背景やきっかけ
ROI最大化を目指しているが、CV増加と粗利増加が比例せず、CPA・CVだけでは粗利の増減をコントロールできないというご相談をいただきました。
そのご相談を元に、件数だけでなく獲得リードの価値を高めることを目的に施策を行わせていただいたことがございます。
実施した内容・結果について
最終ゴールを単純な件数評価から単価要素を加味した粗利評価と置き、粗利の増減を構成する要素が何であるかを分析し、KPI変更をしながらROI最大化を目指しました。
クライアントの保有する顧客データと広告データを紐づけて、顧客分析を行い、単価視点で効果が良い施策の検証を進めたのですが、その結果、「ユーザーの利用目的」によって単価が変動することが分かりました。
その分析データをもとに、CPA運用からROAS運用へ切り替え、されにCVに対して重みづけを行いました。
その結果、顧客単価が1.2倍に上がり、獲得リードのシェアも単価の高いユーザー層を増やすことに成功しました。
クライアント様からは、「丁寧な対応と深いコミュニケーションで単なるプロモーションだけでない、マーケティング課題を解決してくれている」や
「パートナーとしての取り組みができている」とのお声をいただいております。
今後の展望についてお聞かせください

弊社は今、転換期にありと思っています。
WEBマーケティングはどんどん高度化、複雑化、多様化しており、「アカウントプランナーが分業制を敷かない」という弊社の強みを発揮しづらくなっているのが現状です。
一方で、弊社がビジョンとして掲げている、「No.1マーケティングパートナー」という考えに基づくと、アカウントプランナーが担当クライアントのすべてを理解できている状態は外したくないと考えています。
ただ、それにこだわるほど属人的になり、サポート品質にムラが出てしまったり、引継ぎ発生時などの連係不具合も生じてしまうこともありました。
こだわりたい強みと、時代や状況に合わせた機能体制との両立を目指すために、既存のサービスやツールだけではなく、自社開発ツールを用いた業務のシステム化を進めています。
例えば、我々の運用ノウハウを標準化した業務のスコアリングシステムや、作業ミスを事前に回避するため検知ツール、生成AIの活用など、様々な業務効率化を行っている最中です。
大手代理店も多くAI周りのサービスや研究を先進領域で行っているかと思いますが、我々はもう少し手前の、目の前のクライアントへの実業務に活かせないかと模索、開発を進めております。
読者に一言メッセージがあれば、お願いします
派手なサービスはなくとも、一度お話しさせていただければ、高いレベルでの会話や丁寧な対応が実感いただけるかと思います。
小さな課題、今はまだ切り替えなどを検討してなくても問題ございませんので、ご相談いただけますと幸いです。
*株式会社東洋経済新報社 書籍『1300万件のクチコミでわかった超優良企業』