公開日:2020年10月09日 更新日:2023年11月27日
「趣味教室の先生」から広がる信頼度高い口コミ。趣味なびのプロモーションメニュー
【提携社インタビュー】
株式会社趣味なび様
株式会社趣味なび
セールス&マーケティング 齋藤 摩利恵様
御社の現在までの歩みを教えてください。
事業の開始は2007年です。教室情報サイトとしてオープンし、趣味教室が料金を支払って情報掲載するビジネスモデルでした。
その後、趣味コミュニティオーナー(=先生)たちが持つパワーに着目して、2011年に企業プロモーション事業を開始し、2014年には情報掲載を無料化しました。
現在「趣味なび」は、全国15,000超の趣味教室が登録する、日本最大級の趣味コミュニティプラットフォームに成長しています。
クライアントとなる企業から対価をいただき、コミュニティオーナーたちにクライアントの代弁者になってもらうことで、趣味教室の生徒に商品やサービスのよさを伝えてもらうビジネスモデルです。
もともとは「サンプリング」からスタートした企業プロモーションメニューですが、今では「企業アンバサダー」や「コンテンツ制作」など、多岐にわたって実績があります。
サービスの強みを教えてください。
コミュニティの中で、伝えるプロである趣味コミュニティオーナー(=
先生)の高い表現力を用いて、商品の良さや使い方などが適切に伝わり、口コミとして広がっていきます。
これは、
先生と生徒の関係性がとても独特かつ強固だからこそ成り立ちます。先生の技術や知識を吸収したい生徒達にとって、先生は一番身近なカリスマであり、あこがれの対象です。
先生側は、レッスンそのものにとどまらず、生徒に有益な情報を与えることを使命と考えていることも多く、こうした関係性があるからこそプロモーションが押し付けにならずに歓迎されるのが特徴です。
例えば企業アンバサダーメニューは、まずは先生に勉強会に出てもらい、クライアントから商品やサービスについてのレクチャーを直接受けてもらいます。年間単位での契約形態もあり、日々の生活の中で、生徒に限らず様々な方にブランドを伝えていただくメニューです。
企業からのマニュアル化した説明ではなかなか伝わり切らない部分や、消費者側から質問しづらいような心理的障壁があると思います。そこで、
生徒それぞれの理解力・理解度を把握している「先生」という媒介を通すことによって、一人ひとりに合わせたレベルでの説明ができたり、「先生だったらわかるまで聞ける」のような安心感が生まれたりするんですね。
大体のものが、デジタルで完結させようとすればできてしまう世の中ですが、コロナ禍を経験し、「会いたくても会えない時間」を過ごしたことで、今後一層「会える時間」の価値が高まると思います。人同士の信頼関係や、近い趣味、価値観を持っている人たちの結束力が大切になってくるわけですね。
業務を依頼したとき、ただ仲が良いだけのコミュニティだと、お友達感覚・仲良し感覚で物事が進んでしまって、うまく機能しないということがあるといいます。
ですが、趣味コミュニティでは先生という軸が立つことで、さきほどの信頼関係や結束力の中に、上下関係が生まれ、情報の訴求力が高まります。
先生は個人事業主でもあるので、そういったビジネスの感覚を持っていることが大きなポイントです。
自分の知った情報を、自分の中で加工して、自分の言葉にして伝えられるからこそ、生徒からの納得感が生まれるんです。
趣味教室のコミュニティという環境はかなり独特です。
家族には言えないことを先生には言えてしまうけれど、「お友達」ではない。
ある程度クローズドな環境で、いやらしさのない上下関係があることが、上記の訴求力につながっています。
また、いわゆるインフルエンサーマーケティングとは、一線を画していると考えています。
SNSフォロワーの中に、先生の趣味・嗜好と限りなく近い方が多いのが特徴で、私たちはこれらの人たちを「
類価値フォロワー」と呼んでいます。
こうした価値観が似ている人たちに対して発信するだけではなく、コメントに対して丁寧に返信する方も多いので、エンゲージメント率も自ずと高まります。
生徒から生徒、生徒から家族などへの口コミも期待できます。生徒は様々なコミュニティに属していて、それぞれがネットワークを持っています。
そういったネットワーク内における会話中での、情報源としての先生の存在が、口コミに信憑性を与え、商品への信頼性を醸成すると考えています。
過去の広告事例について教えてください。
3つほどお話しします。
腸活訴求の食品の事例では、先生がモニターとして事前に体験し、その効果実感をもとに生徒へ推奨しながら、お試し用の商品をお渡しする施策を実施しました。
効果を直接謳えない企業にとって、先生からの「私が試した結果はこうだった」という
事実に基づいた推奨をおこなったことで、生徒たちのリピート購入につながりました。
通販限定エイジングケア化粧品の事例では、趣味なびに掲載しているコミュニティの中でもトップの影響力を誇る先生のみからモニターを選出し、一定以上の評価が出た場合、お墨付きマークを活用いただける「
カリスマ先生推奨マーク」をご利用いただきました。
検証の結果、このマークを用いた広告のCVRが、通常のものと比較して1.41倍になりました。
EC需要が増えるこの時代だからこそ、ご活用いただきたいメニューです。
カフェインレスコーヒーの事例では、味へのこだわりを実感してもらうために、先生のモニタリングを行い、「おいしい」「生徒に薦めたい」と回答した教室のみで、生徒への推奨をともなった配布を実施しました。
本当にいいと思った先生にのみ、サンプリングに進んでいただくことで、商品への信頼性を醸成した事例ですね。
その後、生徒も交えた座談会を開催し、コンテンツ制作にもご活用いただくことで、ファン獲得目的での展開にもお役立ていただきました。
これからの展望をお聞かせください。
新しい日常においては、消費者はより一層「自分にとって必要なもの」を選択するために、多くの情報をキャッチし、シビアに判断するようになります。
そして、その後の意思決定のために重要になるのが「
信頼性」と「
ストーリー」だと思います。
趣味なびでは、信頼度の高いコミュニティオーナーの力を活用しながら、じっくりとストーリーを伝えていくことが可能です。
リアルだけではなく、ウェビナー型イベントなどで、オンラインの良さも活用しながら商品やサービスの魅力を落とし込み、クライアントにお役立ていただける取り組みを始めています。
まだまだ小さいベンチャー企業のため、メニューやスケジューリングにおいても、フレキシブルに対応できますので、お気軽にご相談ください。
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