公開日:2018年09月10日 更新日:2024年08月08日
メルマガ広告とは|費用相場・ポイントを解説
メルマガ広告とは
メルマガ広告とは、メルマガ(メールマガジン)に掲載されるメール広告の一種です。広告がメインではなく、配信されているメルマガの上部や下部に掲載されます。配信方法は、メール広告と同じようにテキストメールとHTMLメールがあります。メルマガ広告の料金は、広告の掲載場所や、配信方法によって異なります。
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メルマガ広告のメリット
メルマガ広告とは電子メールで配信される広告のことで、相手先にインターネットを利用してテキスト・画像・動画を配信して商品やサービスのプロモーションをして最終的に購入に至るまでのプロセスを指します。
不特定多数に配信する広告と違い消費者へ直接広告を配信するため、ダイレクトに訴求できるというメリットがあります。
また、内容にボリュームがあってもメール形式であれば自宅などで落ち着いて閲覧してくれる可能性も大きいのです。
それではメルマガ広告のメリットについて詳しくみていきましょう。
即効性のある広告効果
メルマガ広告のメリットとしては、配信リストの準備が不要で即効性のある広告効果が期待できることです。
また、ジャンルを選べば、ターゲットを絞って配信することも可能です。
入稿から配信まで短時間で完了できて、リスティング広告やバナー広告に比べ、情報量が多く盛り込めるので魅力あるといえます。
既存の配信リストへ送信可能
メルマガ広告を配信するときは、自分で配信リストを用意しなくても構いません。
通常Web広告は、配信対象者の属性を分析して配信先を絞り込みますが、メルマガ広告はターゲット層と購読者層が近いメルマガを選べばいいでしょう。
そのためある程度確度が高いユーザーに配信できるのが強みです。
コンバージョンに繋がりやすい
一般的なインターネット広告はターゲットであるユーザーがWebページやホームページにアクセスしなければ広告を見ることはできません。
しかし、メルマガ広告はユーザーのメールボックスに直接配信されるため潜在的な見込み顧客を絞り込んで配信しさえすればコンバージョンに繋がりやすいといえます。
実際に興味関心を持って会員登録したり、事前にインターネットで問い合わせたり、アクセスした履歴があったりすれば見込み客としてセグメントしておけます。
また、メルマガ登録していれば興味ある商品やサービスの最新情報をシェアしてもらえるなどユーザー側にもメリットがあるのです。
こうして配信されるメルマガ広告はユーザーの関心ある情報なのでコンバージョンに至る確率が高くなります。
ターゲティングできる
SNS広告と同じようにメルマガ広告でもユーザーの年齢・性別・地域・関心など属性別に分類しておけば、商品やサービスの広告を配信する際にターゲティングしやすくなります。
例えばECサイトで買い物かごに商品を入れたまま購入していない顧客に対し、「買い物忘れていませんか?」といったメールを配信するリターゲティングメールなどもメルマガ広告といえるでしょう。
このように興味安心を持った顧客にターゲットを絞って広告を配信すればコンバージョンに繋げられるというわけです。
配信に時間がかからない
メルマガ広告のメリットは入稿から配信までの時間がかからないことです。全てオンライン上で完結してしまうので、1日もあれば配信設定までできてしまいます。
メールは約1000文字程度でその日のうちにできてしまうでしょう。
目まぐるしいプロモーション広告の世界は一瞬のうちに情報が駆け巡るため、最新情報の更新および配信は欠かせません。
次に配信のタイミングについてです。例えばビジネスマンの場合、メルマガ広告は通勤時間帯かランチタイムである正午前後が望ましいです。
一般のユーザーであれば午前中からお昼すぎ、シニアであれば朝が早いので午前8時から12時などターゲットの年齢や生活環境を分析して的確にメルマガ配信すれば広告を見てもらえるでしょう。
メルマガ広告のデメリット
ターゲットを絞って配信するメルマガ広告はメリットがあることが分かりましたが、同時にデメリットもあるのです。
ここではメルマガ広告のデメリットや注意点について見ていきましょう。
見られない可能性がある
メルマガ広告のデメリットはユーザーに開封されない可能性があるということです。
日頃多くのメールを受信しているユーザーにメルマガ広告が届けられても気づかずにゴミ箱に移動させられたり、自分に関係のない情報だと認識されたりして開封率が低下するリスクがあるのです。
また、今までの広告内容や配信回数からユーザーが開封せずにそのままゴミ箱に移動させてしまう可能性も否定できません。
また、ユーザーがスパムや迷惑メール設定をしている場合、そもそも目に留まらないケースもありえます。
HTML形式メール、画像や装飾しているテキストがユーザーの方で表示されないケースもあるため配信する前に確認しておきましょう。
こうしたメルマガ広告はユーザーにとっては見たい情報が表示されないためイライラして迷惑メール設定してしまう可能性が高くなるのです。
配信可能な媒体が限定的
メルマガ広告のデメリットは、Web広告に比べ掲載できる媒体が少ないことです。
リスティング広告やディスプレイ広告と違い不特定多数の人をターゲットにすることができません。
メルマガを読んでいる人にしかリーチできないため特定の人にしか情報が配信できないのです。
また、自社でメルマガを配信するのは無料ですが、広告を掲載すると費用がかかります。
顧客リストは配信会社に管理されているため、リード情報が得にくいといったデメリットもあります。
メルマガ広告の料金相場と課金方式
メルマガ広告の料金形態には「配信課金」と「成果報酬型」があります。
課金方式 | 料金相場 |
配信課金
| 5〜100円/件
|
成果報酬型(クリック課金型)
| 100〜数十万円/成果
|
一斉配信契約
| 1円前後/件
|
それぞれ詳しく解説します。
配信課金
配信課金方式とは配信数で料金が決まる課金方式で、配信数が多くなればそれだけ料金が高くなる仕組みです。
配信課金方式ではメールが開封されなくても課金が発生するため広告主のリスクが高まるのです。
配信課金方式の料金相場は1件あたり5〜100円です。
成果報酬型(クリック課金型)
成果報酬型とはWebサイトやメールマガジンを通じて商品購入に至った時点で、購入金額に対して一定の比率の報酬が支払われる仕組みです。
売上に対して一定の広告料が支払われるので、広告の費用対効果が算出しやすく、無駄のない広告費管理ができるのです。
成果報酬型の料金相場は1成果あたりの料金は「100〜数十万円」程度です。
一斉配信契約
一斉配信契約とは、メルマガ登録者全員に配信するもので、メルマガ登録者数に、1通あたりの広告単価を乗じた金額が、広告費用となる課金方式です。
計算方式が単純なので、予め広告費用が明白になる利点があります。しかし、クリック課金型とは異なり、成果が発生しなくても費用が発生する点や、配信課金型と異なり、登録者属性によりターゲティングできない点がデメリットです。
そのため、料金相場も他の課金方式に比し安価になっており、1通あたりの広告単価が1円前後となっています。
ターゲット層を絞らず広く認知を獲得する広告戦略には最適な課金方式です。
メルマガ広告の最適な配信先の選び方
メルマガは、オンライン広告を配信している他のメディア以上に、配信者の能力にその成果が左右されると共に、取得できる広告データが限定されます。そのため、Webサイト広告やSNS広告以上に、配信先の中身を精査することが必要です。具体的には以下のような点を確認し配信先を選びましょう。
配信先にターゲット層がいるか
メルマガは、登録手続きと日々の開封作業という負担が生じるので、一定の必要性を感じたユーザーのみが受信するサービスです。そのため、登録しているユーザーには、年齢や性別、趣味嗜好など特定の属性に固まる傾向がみられます。従って、広告主の商材や企業ブランドにマッチしたターゲット層が配信先にいなければ、まったく成果が上がらず、逆に、マッチしたターゲット層がいれば、即効性と高い成果が期待できるのです。配信先選定にあたり、受信者属性データの確認は必須です。
掲載箇所の視認性の高さ
メルマガ広告は、視認性の高い箇所に掲載することが重要です。
メールの配信枠全てを借りる場合と違い、一部広告枠を借りて掲載する場合は目に留まりやすい視認性の高い箇所に広告を掲載することが必要です。
単価が安いメルマガ広告は、読者の目に留まりにくい箇所が少なくないため、クリック率やCVRを加味して選定することをおすすめします。
例えば、SNSでは媒体によるテーマカラーを使い、まとまりのあるデザインにするなどです。
問い合わせ先の置き方も背景のカラーを考えすっきりした配置が望ましいです。
CPAは許容できる値か
次に大切なのはCPAを合わせられるメルマガを選ぶことです。
CPAとは顧客獲得単価のことで「Cost Per Action」をいいます。
1顧客を獲得するのにどの程度広告費用がかかったかを示す値で、配信コストが高いメルマガであれば多くの顧客を獲得する必要があります。
また、メルマガの開封率も大切です。
一斉配信型の課金方式の場合、多くの読者にメールは配信されますが、読まれずに削除されてしまうとCPAだけが高騰することになりかねません。
そのため開封率は広告媒体の担当者に確認することが重要になります。
複数媒体で比較検討する
メルマガ広告を配信する媒体選びはきちんと比較検討して選びましょう。
媒体によって読者層は異なり、広告費も大きく違ってきます。
初めてメルマガ広告を配信する方は、どの媒体が最適か検討しなければなりません。
成果が出るかどうかは配信してみなければわかりませんが、比較検討して自社に合う媒体で広告を配信しましょう。
一方、メルマガ広告を配信する場合、相性だけでなくクリエイティブの良し悪しもポイントになります。
どうしても媒体をひとつに絞れない場合は、複数媒体に配信して成果を分析するのもおすすめです。
メルマガ広告を出稿できる媒体一覧
メルマガ広告に関する資料を下記にまとめています。資料のダウンロードは無料ですので、ぜひご活用ください。
MarkeZine
MarkeZineはマーケター専門メディアで広告・マーケティングに関する情報を提供しています。
「AltoMarketing|email」はPC・モバイル対応のSaaS/ASP型のメール配信サービスで、メールマガジンの開封からコンバージョンまでトラッキングできるサービスです。
電子署名を付加したメールを送る機能や配信削除リスト設定機能などがあり、キャンペーンや資料請求なども可能です。
また、モバイルでの空メールを利用した登録フォームへの誘導もできます。
MarkeZineでは進化し続けるメールマーケティングの現状を紐解いて、最新情報から具体的なテクニックまでお届けします。
参考:
MarkeZine
日経ビジネス
ビジネスパーソンを中心に日経ID会員を対象にメールを使いプッシュ型の広告媒体として活用されている日経ビジネス。
配信属性は年齢や役職といったものから、テーマである配信内容、配信時期、メール原稿の体裁といった要素にフォーカスしてクリック率を上げられるように対応しています。
クリック率が想定より低い時は4つの要素を見直すことで改善が期待できるのがポイントです。
例えば受信トレイ内で訴求内容が伝わる文言を冒頭や前半に持っていくことが重要です。属性表示では「役職」「職業」「部署」が明記されている方が有効だったというデータもあります。
また、同じ属性の相手に広告を配信する際はその都度件名の表示を変えるなどして目新しさをアピールするのも有効です。
参考:
日経ビジネス
日経ビジネス電子版 | 株式会社日経BP社
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nissen
株式会社ニッセンが提供するオンラインメニューに「ニッセンダイレクトメディアサービス」があり、ニッセン会員に向けてのアプローチが可能です。
ニッセンの会員の約8割が女性で年齢層は30〜50代が約70%を占めていて、いずれも通販への関心が高い顧客です。
会員向けにNOLバナーには1社単独のメールマガジンを会員に向けて配信できます。
ニッセンは紙媒体・テレビ・Webなどさまざまなプロモーションサービスを提供していて、与信審査をクリアした信頼できる会員にサービスを提供するため安心して紹介できるメリットがあります。
カタログ同送、商品同梱、DM発送代行、WEB広告、メルマガ広告、モバイルメルマガ広告、請求書同送、カタログ綴じ広告などがサービス対象です。
参考:
nissen
1か月で実施できる!!ニッセン プロモーションサービス | 株式会社ニッセン
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マイナビ
マイナビが提供するオンライン広告サービス「TECH+」はSEO効果による集客とメディア事業でこれまで培ってきたコンテンツ力を活かして、ターゲティングする顧客層にアプローチできます。
特にテレマーケティングによるプッシュアプローチは会員属性に限らない幅広い顧客に訴求できるため高評価されています。
マイナビ主催のBtoB向けオンラインウェブセミナーではこれまで集客が期待通りでなかった企業に対して企画・運営サービスを提供し、さまざまな角度から訴求効果を高められると期待されています。
エンジニアやIT管理者でなくても分かりやすく理解できる広告サービス、それが「TECH+」です。
参考:
マイナビ
【BtoB企業向け】情報システム部門を中心にリーチ!IT系専門メディアTECH+ | 株式会社マイナビ
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オイシックス
Ad Oisixとは月間120万UUを誇るECサイトOisix.comは、会員数約18万世帯へアプローチできる広告出稿サービスです。
自社の商品やサービスを30〜40代の女性をターゲットにして認知したい、または子育て真っ最中のママに向けて販促したい方におすすめです。
サービスにはセグメント同梱サンプリング・バナー広告・メルマガ広告があります。
貴社商品を利用したタイアップを実施することで認知度アップを図る実施期間が1ヶ月の「タイアップ基本プラン」をはじめ、「タイアップ販売プラン」、「サンプリング+アンケートプラン」、「アンケートプラン」など実施期間も相談可能です。
参考:
オイシックス
NEW!Oisixの同梱チラシ・メルマガ・サンプリングで富裕層女性にPR! | オイシックス・ラ・大地株式会社
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まぐまぐ
メルマガ広告するなら必ず候補に入る日本最大級のメルマガ配信プラットフォームです。
まぐまぐは、約2万人の専門家や有名人、研究者のメルマガが読める配信プラットフォームで、ニュースやビジネス情報からエンターテインメントまで多岐にわたる分野を取り扱っていることに強みがあります。
メルマガ広告は、配信媒体ごとに抱えている登録者属性が異なるので、商材や企業ブランドにマッチするメディアを探し絞り込むことに、課題があります。
この点、まぐまぐは、メルマガポータルサイトとして、約6,500誌のメルマガ数、約750万の読者、約3億通の月間配信メール数を誇り、様々な属性を持つ登録者を獲得しているので、広告戦略に沿うメルマガ広告媒体を探す必要がない点にメリットがあります。
メルマガ広告実績も、投資分野や健康食品、不動産、法人向けサービスなど多種多様に及び、はじめてメルマガ広告を配信するなら必ず候補になる媒体です。
参考:
まぐまぐ
【投資経験者が多い】記事広告で個人投資家にアプローチ!MONEY VOICE | 株式会社まぐまぐ
資料ダウンロード(無料)
メディアレーダー
企業のマーケット担当者やメディア関連企業に広告を配信するなら必須の媒体です。
メディアレーダーは、国内最大の媒体資料ポータルサイトで、広告やマーケティング関連資料をダウンロードできるサービスを提供しています。登録資料は約8000件、登録会員数は10万人を超えています。
扱っている資料がメディアや広告、マーケティング関連なので、会員登録しているのは企業のマーケティング担当者やメディア関連企業です。資料をダウンロードするにはアンケート回答が必須なので、集客に課題を抱えている企業担当者にアプローチできます。
また、資料を提供しているマーケティング関連企業も、見込客獲得のためメディアレーダーと提携しているので、高い開封率を期待できます。
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ユアマイスター
持ち家をもつ年収の高い世帯や子育て中の共働き世帯にアプローチするのに最適な媒体です。
ユアマイスターは、ハウスクリーニングやカバン・靴の修理等に地域の専門家を紹介するポータルサイトです。そのため、モノを大事にする思考を持ち、家庭の細々とした課題をお金で解決できる世帯年収の高い層が会員登録しています。
富裕層をターゲットとするファッションや不動産、金融商品などの商材や、旅行や外食など余暇を有意義に過ごすサービス、教育や習い事など子供のための投資に関連する分野のメルマガ広告を出すのに最適な媒体です。
月ごとの割引キャンペーンや季節ごとの特集サービスを実施しているので、高いメルマガ開封率も期待できます。
口コミ情報も日々更新されているので、高い成長性もうかがえ、安心です。
参考:
ユアマイスター
創業手帳
起業家や創業者、多面な事業を展開している中小企業経営者に広告を配信するなら最適な媒体です。
創業手帳は、日本で毎月起業している約1万5千件の企業に無料で届く経営ガイドブックです。起業したばかりの企業が直面する様々な経営課題の解決方法や資金調達情報が掲載されたビジネス誌で、公官庁や全国の金融機関で利用されている高い信用性も有します。
創業したばかりの企業には、切実な課題も多く、競合も少ない環境でアプローチできるので、高い広告成果が期待できます。
既に10万名を超える会員には毎月4000社が入会し続け、創業手帳の高い成長性を示しているので安心です。
この媒体を通じて配信される広告も、1社あたり月500件以上の資料請求という成果を出しており、高い費用対効果を実現できます。
参考:
創業手帳
【会員11万人にPR】起業家・経営者向けのメルマガなら「創業手帳」!! | 創業手帳株式会社
資料ダウンロード(無料)
日本人材ニュース
大手企業や上場企業の人事責任者にアプローチするのに最適な媒体です。
日本人材ニュースは、1989年の創業以来、大企業及び上場企業の人事部長向け専門誌として経歴を重ねてきました。企業人事に役立つ情報プラットフォーム「日本人材ニュースONLINE」も運営し、高い信頼を得ています。そのため、配信されるメルマガの開封率も高く、メルマガ広告のターゲットへの優れたアプローチ率も期待できます。
アプローチできるのが人事部長等部門責任者であるため、メルマガ広告の即効性と高い成果が実現できる点も魅力です。
人材紹介や人材育成、研修、eラーニング、人事システムなど、大企業を相手とする継続的な高額サービスにマッチした数少ない専門媒体として日本人材ニュースは貴重です。
参考:
日本人材ニュース
大手/上場企業の人事責任者へ1社単独配信「メール広告」 | 株式会社日本人材ニュース社
資料ダウンロード(無料)
メルマガ広告のCPAを合わせるコツ3つ
メルマガ広告のCPAを合わせるコツについて解説します。
メルマガ広告で重要な指標は顧客獲得単価「CPA」です。
1件顧客を獲得するのにいくらかかったかを示す指標で、広告がクリックされても目標を達成できなければ意味はありません。
Web広告のコストは高騰しており、採算が見合うかどうかは大変重要になっています。
内容とタイトルを一致させる
メルマガ広告を配信する場合、普段媒体が送っている件名に似たタイトルが良いです。
普段と違うタイトルだと、読者がスルーしてしまう可能性があるからです。
メルマガ広告は、媒体の広告枠に出稿する際、配信面に最適なクリエイティブを制作することが重要です。
それと同時に、媒体の特徴や内容、属性に合わせることがスルーされないためにも大切といえます。
媒体と親和性があれば、気になる読者はなんだろうとクリックする確率が高くなります。
メディアやSNSと連動させる
メールからサイトに遷移しても商品購入に至らなかったら意味がありません。
そのため、WebサイトやSNSなど他の媒体と連動させておくことが大切になります。
メルマガとSNSでは伝わる情報の性質が異なるため、それぞれに合わせることがポイントです。
連動させれば、コストをかけずにWebとSNSでさまざまな読者にアプローチができます。
情報を手軽に仕入れたい方にはスマホが便利ですが、パソコンの大きな画面で情報を見たい方にもアプローチできます。
CTR・CVRなどを詳細に分析・改善する
クリック率を示すCTR、商品購入を示すCVRなどKPIを細かく測定することも欠かせません。
メルマガで目標を達成するためには、アクセス解析ツールなどを活用し、開封率、クリック率、コンバージョン率など効果測定をして指標を改善することが重要です。
読者の心理を考え、どのようにすればクリック率、コンバージョン率があげられるか検討します。
そのためには、メルマガ広告の媒体会社と連携してそれぞれのデータを解析して、施策の効果を高めるようにしましょう。
メルマガ広告の配信形式
メルマガ広告には大きく2つの配信形式があります。
テキスト形式とHTML形式の2種類です。それぞれについて詳しく解説します。
テキスト形式
テキスト形式とは絵文字や文字の色など装飾ができない形式のため見た目はシンプルで読みやすいイメージです。
訴求効果が高いとされる動画やバナーのような掲載はできません。
メールの場合は送信先のメールツールに依存しないので、送信先が使用しているメールツールによっては絵文字や装飾した文字が正しく表示できない可能性がありますが、テキスト広告ならその心配はありません。
テキスト形式はシンプルなため印象が弱いといったデメリットがあります。
HTML形式
HTMLは絵文字や文字の色などが装飾できる形式で、背景色やフォントなど多く使えるので訴求効果の高いメールが作成できます。
テキスト形式では利用できない動画やバナーも利用可能です。
HTML形式はテキスト形式と異なり動画やバナーも使えるため訴求効果が高くなり、コンバージョンに繋がる可能性があります。
HTML形式のデメリットはテキスト形式に比べて料金が高いこと、受け手のメール状況によってはテキストメールと違い正しく表示できない可能性もあります。
メルマガ広告の掲載場所
メルマガ広告にて配信される広告は、どこに掲載されるのか。主な掲載場所を説明します。
単独広告
| 配信するメール全体を広告として配信するメルマガ広告です。
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ヘッダー広告
| 配信されるメルマガの上部に掲載される広告のことを指します。
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センター広告(記事中広告)
| 配信されるメールマガジンのコンテンツ内に掲載される広告で、記事中広告と呼ばれることもあります。
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フッター広告
| 本文の最下部やコンテンツの下部に掲載される広告です。
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弊社では「リード獲得」を目的としたメルマガ広告を配信しています。
こちらは、実際にメディアレーダーが配信しているメルマガです。
メルマガ広告の成功事例
実際に、メルマガ広告に関連した成功事例をご紹介します!
メルマガ広告の導入をお考えの方は、ぜひ一度ご覧ください!
株式会社カルテットコミュニケーションズ様
こちらの企業は、リスティング広告をはじめ、Web広告媒体の運用代行サービスを運営しています。メルマガ広告を配信した翌日は、リード獲得件数が3~4倍になることもあると成果が出ています。
詳しいインタビュー内容は、下記からお読みいただけます!
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導入事例 株式会社カルテットコミュニケーションズ様
アクセルマーク株式会社様
メディアレーダー会員向けのメールマガジン内に出稿できる通常メルマガ内広告経由で、多くのメインターゲットリードを獲得できています。
導入当初、「メディアレーダー内の資料掲載順位を上げると、リード数増加に繋がりやすい」というノウハウを担当者の方から共有いただいていました。 メディアレーダー内の資料掲載順位は「資料リード単価」×「直近7日間の資料ダウンロード数」に基づくスコアによって決まるため、当社ではスコア決定要素でもある「資料ダウンロード数」を強化すべく、通常メルマガ内広告を実施しました。
広告出稿したメルマガの特集内容が、当社のサービスとマッチしている「YouTubeマーケティング特集」だったため、
狙いたいターゲット層のリードを効率的に獲得できたと感じています。
今後も定期的にメルマガ広告を出稿していきたいと考えています。
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導入事例 アクセルマーク株式会社様
株式会社コンビーズ様
こちらの企業は、自社で開発したメール配信システムを提供しています。 一括管理ではなく営業担当者がメルマガを発行できるようにしたところ、お客様に寄り添った内容になり、購読解除率の低下に繋がったとの成果が出ています。さらに、営業担当者自身がお客様へのプロモーションを自発的に行えたことが大きなメリットとなったそうです。
詳しいインタビュー内容は、下記からお読みいただけます!
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メールマーケティング/ 株式会社コンビーズ【広告・マーケ事例インタビュー】
まとめ
メルマガ広告では、消費者に直接訴求できるメリットがあります。ターゲット層に絞って配信が可能で、即効性や高いコンバージョン率が期待できます。一方、開封されないリスクや配信可能な媒体の限定性がデメリットです。メリットデメリットを使い分け、自社に合ったメルマガ広告を配信しましょう。
ライタープロフィール
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メディアレーダー 運営事務局株式会社アイズ
- 国内No.1媒体資料ポータルサイト「メディアレーダー」を運営中。
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