モーメントを捉えた広告配信とは?Pontaビッグデータを活用したマーケティング事例【セミナーレポート】
2023年9月11日(月)から開催されていた「メディアレーダーWEEK 2023 秋」に、株式会社ロイヤリティ マーケティングの 東 祐志氏が登壇。『【CVR1.5倍】Pontaのビックデータから視る“モーメント”を捉えた次世代広告配信とは』という内容で、講演しました。
本レポートでは、当日の講演内容の一部をご紹介します。
※本セミナーのアーカイブ動画は、下記ページにて配信しています。ご興味のある方は、ぜひご確認ください。視聴にはメディアレーダーへの会員登録(無料)が必要です。
▼アーカイブ動画
【CVR1.5倍】Pontaのビックデータから視る『モーメント』を捉えた次世代広告配信とは株式会社ロイヤリティ マーケティング
スピーカー

株式会社ロイヤリティ マーケティング
プロダクトプランナー/ADMomentプロダクト統括
東 祐志
デジタル施策からリアルイベントまでの広告施策全般の企画営業、DX支援などを経て2022年にロイヤリティ マーケティング(LM)に入社。LMで保有する1億人超のPonta会員のビッグデータを用いた法人向けのマーケティング商材の企画を担当。ADMomentをはじめとするPontaオウンドメディアの企画開発や、パートナー企業とのアライアンスを推進。
マーケティングにおける「モーメント」とは
「モーメント」という言葉は、もともと「瞬間」という意味を持つ言葉です。マーケティングの世界では、消費者の「意識が高まった瞬間」や「タイミング」を指す言葉として使われます。

消費者が商品を認知してから購入に至るまでのさまざまな過程で、消費者の意識が変化するタイミング、つまりモーメントが生じています。
例えば、「商品を認知したタイミング」「商品に興味を持ったタイミング」「購入検討や実際に購入するタイミング」など、ユーザーの意識が変化するタイミングはさまざまです。データを活用することでモーメントを捉えられれば、より適切なマーケティングを行えます。
広告配信におけるモーメントの重要性
商品・サービスのプロモーションの理想は、「“今”必要としている人」に「適切なタイミングで最適な情報を届ける」ことです。「“今”必要としている人」にターゲティングできれば、実際の購買行動にも結び付きやすくなります。つまり、広告配信において、ターゲットの解像度を上げ「“今”必要としている人」を見つけられれば、配信効率を上げることができるのです。

しかし実際には、「“今”必要としている人」に情報を届けるのは難しいものです。一般的なプロモーションでは、商品の特性や自社顧客の傾向などからターゲットを絞り込み、さまざまな方法でアプローチします。その中には、狙い通りのターゲットも含まれていますが、特に興味を持たない不適切なターゲットも一定数含まれてしまうのが現実でしょう。

そこで、ターゲティングに用いるセグメントにタイミングのデータを追加し、消費者の意識の高まり=モーメントを捉えることができれば、「“今”必要としている人」に対するアプローチが実現するはずです。
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