公開日:2022年10月17日 更新日:2024年04月08日
ファミリーマートのサイネージ広告とは?効果・仕組みや媒体資料をご紹介
ファミリーマートのデジタルサイネージとは
ファミリーマートは、全国に約16,600店あると言われ、1日約1,500万人の老若男女が訪れます。そして、そのファミリーマートとデジタルサイネージ・メディア「FamilyMartVision」を運営する株式会社ゲート・ワンが連携して展開しているのが、店内のデジタルサイネージ広告の拡大事業です。
デジタルサイネージ広告は、これまで屋外や店頭などでの設置が多く見られましたが、ファミリーマート店内レジ奥の壁やイートインスペースのレジ上などに大きなデジタルサイネージに設置。そのことで、買い物途中やレジでの待ち時間などの来店客に映像が目に触れる効果があります。
参考:
FamilyMartVision|店内広告|企業情報|ファミリーマート
そして、デジタルサイネージ広告には、下記の様々な点がメリットとして挙げられます。
特にファミリーマートでのデジタルサイネージ広告では、幅広い年齢層を対象に訴求効果があると言えます。
ファミリーマートのデジタルサイネージの設置数
2022年6月27日発表では、全国47都道府県のファミリーマートの中で、34都道府県に設置し、合計3,000店へのデジタルサイネージの設置完了。2023年度中に全国の設置可能なファミリーマートに設置を目指しています。
数字から見ると、ファミリーマート3,000店への段階で、1週間で約1,900万人のお客様が接触可能な広告です。駅の利用者数と比較しても、最も多い新宿駅が1週間で300万人以上の利用となりますが、その6倍近い数がファミリーマート各店舗の利用者数です。さらに全国約16,600店へと設置数が増えた場合には1週間で約1億500万人の利用者への広告が可能。しかも、24時間、様々なお客を対象にできることが特徴と言えます。
デジタルサイネージに出稿できる内容
ここで、デジタルサイネージにどんな内容の広告を打つことができるのかですが、キャッチ―な動画が掲載できるのが大きなメリットです。業種業態によって様々な内容のものを動画で紹介でき、リアルタイムの情報を提供できます。キャンペーンなどすぐに知らせたい内容、早い集客や認知を目指している場合におすすめです。
また、屋外広告の場合には、自治体の「屋外広告物条例」に従って設置しなければなりませんが、屋内のデジタルサイネージの場合では、屋外広告物条例などは関係なく、自由な内容を出稿できます。
デジタルサイネージ広告では、主に下記の内容が掲載されていますので参考にしてください。
ファミリーマートのデジタルサイネージの資料
ファミリーマートのデジタルサイネージをはじめとした関連資料を紹介しております。
ダウンロードは無料となっていますので、お気軽にご活用ください。
ファミリーマートのサイネージ広告を出稿するには
そして、実際にファミリーマートのデジタルサイネージに広告を出すには、ファミリーマートに関連のない一般商材やサービスでも可能で、大学や公共広告など幅広い業種の広告が行えます。
また、広告を出す地域については、全国、各地方エリア別、都道府県別に分けて行うことができます。全国を対象にした広告、エリア別、都道府県別などと、地域や期間を絞って広告を出せます。
出稿地域 | 販売枠 |
全国 | 1枠1週間単位、2週間単位
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各エリアごと | 1枠1~4週間まで1週間単位
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都道府県別 | 1枠1週間単位
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具体的なデジタルサイネージの出稿内容としては、レジ前モニターやイーネットATMのサイネージの静止画広告やチャージスポットサイネージの動画CM、またレジ液晶POP・店内BGMの音楽などを自社で作成する必要があるでしょう。ファミリーマートに素材制作を別途料金でお願いすることも可能です。
ファミリーマートのその他店内メディア
また、ファミリーマートの店内広告メディアとしては、大きなデジタルサイネージ以外にも様々なメディア広告が行えます。
ファミリーマート内広告メディアとしは、下記があります。
・店内放送
・レジ前モニターによる静止画広告
・チラシやフリーペーパーセット
・タイム枠で音楽を中心としたミニ番組提供メニュー
・ファミリーマート店内のイーネット ATM端末上部モニターでの静止画または動画広告と店内レジ液晶POP・店内BGMのセットプラン
様々な店内メディアについて知った上で、デジタルサイネージ広告と一緒に活用するのが効果的です。
店内放送とレジ前モニターによる静止画広告
店内放送とレジ前モニターによる静止画のCMもとても有効的な広告と言えます。耳と目の両方から情報が得られて効果的です。耳で聞いた情報を目でも確認できるため認知度が上がるでしょう。
特にレジ前モニターは、レジに並ぶお客様が待ちながら見ています。また店内BGMも店内にいる間繰り返されることで自然に耳に入ってきます。来店者の7割ほどが見聞きしていると言われるほど効果的です。
レジ前モニターに広告を出す場合は、レジ待ちや店内を歩くお客様からでも見えるように、離れた位置からも確認できるインパクトのある静止画像や大き目のフォント、シンプルな内容がおすすめです。
チラシ・フリーペーパー設置
レジ周りの什器に置かれているチラシやフリーペーパー、パンフレットも、レジ液晶POPや店内BGMと一緒に連携したものを置いたりすることで、持ち帰ってもらえる効果が高まります。
レジ周りなどは、商品と一緒に入れて持ち帰る可能性が高くなります。A4版のチラシやフリーペーパーと小さめのリーフレット版の2種類のサイズが設置可能です。1クール3ヶ月以上の設置で、地域限定でも置けるためターゲットも絞れておすすめです。
保険や自動車免許、季節商品やサービスのカタログなど、幅広い年齢層を対象にしたものにいいでしょう。特に保険や自動車免許などの資料は、わざわざ取り寄せるのは面倒といった人にもコンビニに設置することで持ち帰る可能性が高くなります。
タイム枠 番組提供メニュー
コンビニの平均的な滞在時間6分に合わせてタイム枠で、音楽中心のミニ番組も作られています。旬の音楽に耳を傾けると同時に、商品やサービスの案内をしてみるのもおすすめです。
時間帯を決め、1時間に2回のレギュラー枠、1回のショート枠、深夜帯に3回で6回放送する特殊枠などが可能。その他にも、レギュラー24時間枠などがあります。
ロングターンで商品やサービスの認知度を上げたり、地域での認知度を高めたりするのに良い広告です。「ファミリーマートで聞いたことある」と思ってもらえるでしょう。
実際に番組提供の広告をする場合ですが、収録会社との打ち合わせをした後に収録となります。実施週の5週間前にはスケジュール調整が必要です。計画的に事前準備をして広告を行う必要があります。
各店内メディア導入までの流れ
ファミリーマート各店内メディアを導入するためには、次のような流れが必要なために計画的に取り組んでください。
これらの広告掲載はファミリーマートで販売していない商品も可能ですが、出稿の注意点もありますので知っておいてください。
出稿不可の業種
・ファミリーマートおよび取引先と競合関係の業種
・ 許可・認可を要する業種で、許可・認可を示すものが明記されていない場合
・ 政治・宗教団体
・ 興信所・調査・探偵
・ その他ファミリーマートが出稿不適切と判断した業種・業態
出稿不可な商品・取引内容
・ ファミリーマートおよび取引先と競合関係にある商品
※店頭で販売されている商品であっても、販売状況や時期によりご出稿をお断りする場合がございます。
・ 法律、条例、条約に違反、もしくはその恐れがあるもの
・ 権利関係や取引の実態が不明確なもの (いわゆる悪徳商法の類、また懸賞サイト等、収集した個人情報の提供先・利用目的が不明確なもの)
・ 危険を生ずるもの
まとめ
ファミリーマートのデジタルサイネージ広告の効果と仕組みについて見てきました。全国約16,600店があり、1日の利用者も全国で約1,500万人の利用者です。ここで、効果的にデジタルサイネージ広告ができるのは大きなメリットと言えます。
レジで待つ時間、コンビニでの滞在時間を利用して、デジタルサイネージ広告が見られる確率は高いものです。最近では様々な媒体を利用する人がいますが、ファミリーマートのデジタルサイネージ広告は、継続した効果があり、商品やサービスのブランディングをするのに特におすすめです。
そして、老若男女に24時間の広告を打つことが可能。地域や時間帯を絞った広告を打つこともできます。地域の行事やイベント、活性化にも貢献できる情報発信が行えます。
これまで設置した例では、デジタルサイネージに広告料金を掛けることで、商品売上が平均2割以上アップしているという結果も見逃せないものです。
ライタープロフィール
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メディアレーダー 運営事務局株式会社アイズ
- 広告・マーケティングに特化した媒体資料のポータルサイト「メディアレーダー」のマーケティング担当。
BtoBマーケティングを始め、Web広告やリード獲得目的の施策を展開中。
「めでぃつぶ」では、広告業界の方、マーケター必見のマーケティング知識・ノウハウを発信しています。
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