公開日:2022年10月17日 更新日:2023年05月19日
プロモツイートとは?Twitterプロモ広告を徹底解説!
プロモツイートとは?Twitterプロモ広告を徹底解説!
プロモツイートとは
現在、世界には数多くのSNSが存在していて、Twitterはその一つのプラットフォームです。
日本国内のユーザー数は4,500万人を越えLINEに次ぐ国内第2位の規模です。
企業にとって多くのユーザーを誇るTwitterは認知度を高め、集客につなげるためには欠かせないプラットフォームといえるでしょう。
プロモツイートとは、Twitterの広告の一つであり、プロモーション目的で広告主である企業がTwitterのさまざまなユーザーにリーチできるメッセージ性の高い有料広告です。
特徴としては、通常のツイートだけでなくタイムラインやリプライ、リツート、いいね、引用リツートなどができます。
投稿の場合は「プロモーション」と表記されて、いいねやリツイート、返信もできます。
設立まもない企業でも低予算で始められ、二次拡散が狙いやすく、フォロワーを獲得できるのがメリットです。
また、ターゲットを絞り込んで情報発信ができるためビジネスやブランドに興味あるユーザーに的確にアプローチできます。
プロモツイートの特徴
BtoBではプロモツイート機能を活用すれば今まで以上に多くの潜在顧客を獲得できる可能性があります。
こうしたことから、企業にとってプロモツイートを理解することが大変重要になるといえるでしょう。
ここでは、プロモツイートの特徴について解説していきます。
ターゲティングをした情報発信が可能
プロモツイートの特徴として、ターゲットを絞り込んで情報発信ができる点があげられます。
広告を配信する際に、ユーザーの「年齢」「性別」「居住地域」「言語」など属性を設定できるため、無駄なターゲットに情報配信する可能性が低くなります。
そのため潜在顧客や関心を持ってくれそうな顧客層にアプローチができるのもメリットです。
自社の商品やサービスに関心が高いユーザーだけを対象にできれば効率的なマーケティング戦略を立てやすくなります。
発信した情報が二次拡散されやすい
プロモツイートのメリットに拡散があります。低予算で広告を出さなければならない企業にとって、無駄な広告は省くべきです。
しかし、プロモツイートを利用して、話題性のある商品やサービスを出稿できれば、ユーザーにシェアされやすく、拡散される可能性が高くなります。
拡散には一次と二次があり、二次拡散からはエンゲージメントに対する課金が発生しません。
宣伝コストも発生しないことからコストパフォーマンスは高いといえるのではないでしょうか。
潜在顧客が発掘できる
企業の広告配信の目的はいかに潜在顧客を見つけ出せるかです。拡散されるプロモツイートは多くの人の目に触れる機会が増えます。
拡散されれば、これまで関心がなかったユーザーも企業の商品やサービスに興味を持つかもしれません。
ファンになってくれれば潜在顧客として育成でき、さらにはコンバージョンにつながりやすくなるのです。
ターゲティングされた広告であれば関心度が低いユーザーには広告が表示されたいため、無駄なコストが省けます。
その結果、コンバージョン率も向上することになるのです。
低予算から実施が可能
Twitter広告には入札最適金額がないため、広告費に予算があまりかけられない企業にとって低予算でプロモツイートを出稿できるのがポイントです。
特に情報が拡散されても、二次拡散以降の広告費は課金されないので少ない費用で高い効果が期待できます。
プロモ広告はオークション形式で、価格は競合する企業の入札額に応じて変わります。
ツイートが表示されただけでは費用が発生しません。ユーザーがいいねやアカウントのフォローなど、何らかのアクションをした際に課金される仕様です。
ブランド認知度やCV獲得数向上に繋がる
ターゲティング設定されたプロモツイートは、もともとある程度関心度があるユーザーがほとんどです。
拡散やいいね、フォローなどアクションして最終目的であるコンバージョンにつながる可能性が高くなります。
特にツイートのコメントによって、直接コンタクトが可能になるため顧客満足度を上げることができるのでサービス向上さらにコンバージョン率向上になるというわけです。
また、あまり馴染みがないユーザーでも広告を見ることでブランドの認知度が高まり、潜在顧客として育成できる可能性もあります。
このようにプロモツイートでは、さまざまな特徴を活かすことで市場における企業価値を高められるのです。
ABテストで効果検証しやすい
プロモツイートの効果測定にはABテストがおすすめです。
ABテストはAとBの2パターンのクリエイティブを用意して、どちらの広告の方がより良い効果が出せるのか検証するものです。
プロモ広告には、テキストや画像、動画を載せるのが一般的ですが、例えばテキストだけ修正してABテストをすることで、どのプロモ広告の効果が高いのか検証できます。
ABテスト結果をPDCAでさらに検証を重ね、集客の改善を実施することで、資料請求や成約などコンバージョンに至る可能性が高くなります。
プロモツイートの掲載場所
プロモツイートはTwitterのメインであるタイムラインに表示できます。
一般には、縦にスクロールされるため、自然と視野に入る場所に掲載されるのはメリットがあるといえるでしょう。
ここではプロモツイートの掲載場所について詳しくみていきましょう。
トレンドテイクオーバーの検索結果
プロモトレンドはトレンドテイクオーバーと改名されました。
トレンドテイクオーバーを利用すればTwitterトレンド欄の目立ちやすい位置を独占できるので、注目を集められます。
トレンドテイクオーバーのメリットは「話題を検索」タブのトップに表示されるためリーチが広くなります。
また、固定枠を一日独占できるため24時間いつでも広告枠を自由に利用できるのです。
さらに、ハッシュタグを利用すれば話題作りになり、最新情報に敏感なユーザーの心に刺さる広告として注目されやすくなります。
タイムライン
関連性の高いユーザーのTwitterのタイムラインなどに表示されるツイート形式の広告が「プロモ広告」です。
Twitterのメインでもあるタイムライン上に広告を掲載すればユーザーの目に触れる機会もぐっと増えてきます。
タイムライン上の広告には「プロモーション」というラベルが表示されるだけで、通常のタイムラインに自然な形で掲載されるため、ユーザーに忌避されにくく、気軽にいいねやリツート、返信してもらえます。
新しい情報や気になる情報をタイムラインで見つけるケースが増えていて、商品やサービスに関心を持つきっかけになることがあるのです。
アカウントのプロフィール
プロモ広告はタイムラインのほかにも広告を表示させることができます。
それがアカウントのプロフィールです。広告キャンペーンで設定したターゲティング条件にマッチするプロフィールのユーザーのアカウントプロフィールに表示させられます。
アカウントのプロフィールを利用するためには、プロフィール欄に空白や正しく記載されていないと参加資格が得られないことがあるので注意しましょう。
自己紹介欄に宣伝したいビジネスに関する記述とURLに漏れはないかチェックしましょう。
公式Twitterクライアント
Twitterの公式クライアントを使用していると、広告が表示されることがあります。
公式クライアントは検索機能に特化しているので、ユーザーも短時間で多くの情報を入手できるため、親和性の高い広告が表示されれば関心を示してくれるでしょう。
公式クライアントは、iOS版Twitter、Android版Tritterなど、デスクトップ版やモバイル端末版アプリのことで、最新機能にも対応していて、利便性が高いのが特徴です。
プロモツイートの料金形態
プロモツイートの料金形態は、オークション形式です。
Twitter広告が表示されるだけでは、課金はされず、ユーザーから何らかのアクションがあってはじめて費用が発生する仕組みです。
扱う商品やサービスによっては競合他社が多くなり、価格が変動するため注意しましょう。
オークション形式で決まる料金形態
プロモツイートは、オークション形式で競り勝つことで広告表示できる権利を取得できます。
ただ、同様のオーディエンスをターゲットにしている競合他社と競い合うため落札金額が高くなる傾向があります。
需要が高いオーディエンスに入札する企業は多くなるため入札単価は高くなりがちですが、単にオークションで高い金額を入札したからといって落札できる訳ではありません。
落札に当たっては、広告の掲載は入札額だけではなく、広告の品質スコアも深く関係するため、品質スコアである「共感度」「関連性」「鮮度」のクオリティを高めることが入札するにあたって重要になってきます。
経験の少ない企業は広告代理店などプロのチェックを受けて入札する方がいいでしょう。
落札価格の決め方
落札価格を決める要素は、ターゲティングしているオーディエンスの規模と同じオーディエンスをターゲットにしている競合他社の数です。
オークションで落札できるかどうかは「広告スコア」と呼ばれる要素で決まるため、スコアをできるだけ上げることを目標に出稿しなければなりません。
広告スコアとは、広告の品質に対するスコアのことで、プロモツイートがユーザーにどれくらい共感されているか、新しい情報か、ユーザーの関心度は高いかを根拠に評価されるものです。
これらの3つの要素がバランスよく満たされていることが不可欠であり、品質スコアのポイントになります。
落札価格を決める要素をもとにして3種類の入札方法の中から自社に最適な入札方法を選んでおこないます。
プロモツイートの入札方法
入札方法は3種類ありそれぞれ解説していきます。
● 自動入札
● 上限入札単価
● 目標入札単価
自動入札では、予算内の最小限の費用で最大限の効果が得られるようにTwitterが自動で設定してくれます。新規で広告を掲載する企業におすすめです。
上限入札単価は、広告主が各請求可能なアクションに対し、支払える金額を設定する方法になります。
アクションに対して支払う金額を設定できるため、設定した金額より高い広告には入札しないようにできます。
反面、低く設定してしまうと広告がほとんど配信されないこともあるため広告を掲載した経験ある方におすすめです。
目標入札単価は、1回のアクションに対して支払いたい金額をあらかじめ設定しておきます。
1日の合計支払金額を平均してその金額に近づけるようにTwitterが自動調整してくれる方法です。
金額の上限を設定しつつ、単価が高い広告を落札できる可能性が高いのが特徴です。
プロモツイートの出稿方法
プロモツイートの出稿方法には4つの主なステップがあります。
Twitterアカウントの登録、広告キャンペーンの作成、広告グループの設定、クリエイティブの作成です。
また、プロモ広告を配信するためにはTwitterの審査(1〜2営業日)に合格しなければなりません。
審査のポイントは下記の通りです。
1. アカウントのステータス
2. 広告ポリシーに違反していないか
3. 不適切な表現のコンテンツはないか
4. Twitterの実績が一定期間あるか
5. 広告内容とコンテンツが一致しているか
こうした審査を経てからプロモツイートは出稿できます。
Twitterのアカウント作成
Twitterのアカウントは、ユーザー名に紐づくもので、広告アカウントを作る時はTwitterにログインして広告アカウントを作成しましょう。
Twitterのアカウントを作成するためには、Twitterプロフィールを完成させてからアカウントを設定すればキャンペーン広告の出稿ができるようになります。
アプリをインストールしたら、名前、電話番号、メールアドレス、生年月日を入力します。
企業アカウントの設定には、「生年月日」の設定には注意しましょう。
Twitterを利用できるのは13歳以上の方とされていて、企業の場合、設立してから13年に満たないと、ロックされたり凍結されたりする恐れがあるのです。
そのため企業アカウントの生年月日は13歳以上にするよう意識してください。
アカウント設定を行う
Twitterで広告を出稿する場合は、広告アカウントが必要です。
このアカウントを設定することで、広告の設定・実行・分析ができるようになります。
Twitter広告を出稿したいアカウントにログインしましょう。
メニューの左下にある、「もっと見る」をクリックしてみてください。
広告出稿を行うTwitterアカウントは、数週間の投稿実績がないと広告アカウントを作成することができませんので注意が必要です。
次に左側のメニューにある「Twitter広告」をクリックして、「ads.twitter.com」に移動します。
そこでは、「Twitter広告を設定する」を選んでクリックします。ここでは国(Japan)とタイムゾーン((GMT+09:00) Japan Time)を設定します。
終わったら画面右上にあるアカウント名にある矢印をクリックして「クレジットカードを追加する」を選択し、「消費税の請求について」では、「ビジネス」を選択します。
開いた画面に、企業名・住所・クレジットカード情報(支払いはクレジットカードのみ)を登録しましょう。
「次に進む」をクリックして広告アカウントの設定が完了します。
キャンペーンを作成する
プロモツイートを出稿するためには、適切なキャンペーンの目的を設定することが欠かせません。
複数あるキャンペーン候補の中から1つを選ぶのですが、それぞれの特徴を理解して自社に最適なものを選んでください。
キャンペーンの目的には「フォロワー獲得」「ウェブサイトへの誘致数またはコンバージョンの獲得」「ブランド認知度の向上」「ツイートのエンゲージメント化」「アプリのインストール数または起動回数の向上」「動画の再生数の向上」の6種類があります。
また、キャンペーンの目的に応じて課金体系も異なるためしっかり理解しておきましょう。
例えば、「フォロワー数」を選択すると、フォロワー1件ごとに費用が発生する仕組みになっています。
「ウェブサイトへの誘導数またはコンバージョン」を選択すると、クリック1件ごとに費用が発生します。
それ以外のユーザーが行ったアクションに対しては課金されません。
ターゲティングを設定する
ターゲティングは、ユーザーの年齢や性別などの条件を設定することで、広告を見るユーザーを絞り込めます。
ターゲティングをしていない場合、全く興味がないユーザーがネットを閲覧するたびに広告が表示され不快に感じ、企業に対してあまり良い感情を抱かなくなるかもしれないのです。
また、ターゲティングを設定すれば、自社の商品やサービスに関心が薄いユーザーへの露出が減ることで、広告費を削減できる効果もあります。
ターゲティングは狙ったユーザーに効果的なアプローチができるだけでなく、潜在顧客の獲得にも効果が期待できるのがメリットです。
このように自社の商材に関心があれば、ユーザーに忌避されにくくなり、何らかのアクション、例えばいいねやリツイート、返信、二次拡散につながり、広告費も大幅に削減できるでしょう。
予算を設定する
予算を設定する場合には、日別予算と実施期間を指定しなければなりません。
Twitterはこの設定された予算を自動的に最適化するのです。
プロモ広告で一定の成果を出すポイントとしてクリエイティブ、ターゲティング、そしていくら費用をかけるか予算を設定することです。
プロモ広告では、広告を出稿しただけでは費用が発生せず、ユーザーからのアクションがあると費用が発生します。
費用が発生するポイントは、広告に対していいね、リツート、アカウントのフォローなどです。
費用が発生するのは広告の目的に応じて異なるのが特徴であり、例えばフォロワー数の増加が目的のプロモ広告の場合、フォロワー数獲得以外のエンゲージメントについては課金が発生しません。
また、プロモ広告はオークション式となっていて競合他社と競り合うオークションでは最も高い金額を入札した広告が配信させる仕組みです。
クリエイティブ設定する
クリエイティブとは広告として制作されたコンテンツのことで、広告業界では制作されたCM動画、チラシ、ポスターなどの最終的な制作物を指します。
訴求効果の高いクリエイティブは鮮度が高く、ターゲットの心に刺さるものです。
そのためには常に広告効果を改善するクリエイティブを用意して、予算を効率的に運用することが求められます。
クリエイティブにはさまざまな種類があります。クリエイティブの設定について詳しくみていきましょう。
文字ツイート
文字のみを使用したもので、全角140文字以内、半角280文字にまとめなければなりません。
リンク先URLを貼り付けた場合、それも文字数に含まれるため注意しましょう。
制限文字以上ツイートした場合、超えた部分はピンク色で表示されてしまいます。
どうしても140文字以内におさまらない場合は、自分のツイートに自分でスレッドを重ねて投稿する方法もあります。
見た目が普通のツイートと変わらないことから、広告感を出さずにタイムラインに広告を掲載できるのがポイントです。
画像ツイート
文字に加えて、画像を1〜4枚付けた広告で、文字だけの広告よりもユーザーにインパクトを与えられるメリットがあります。
画像を挿入することで、ツイートの縦幅が大きくなり、ユーザーにスルーされてしまう可能性が少なくなります。
画像を活用することでクリエイティブが強調され、ユーザーを自社サイトへ遷移しやすくなるのです。
TwitterはPNGとJPEGのファイル形式を推奨していて、BMPとTIFFは使えません。また、ファイルサイズは最大5MBまでとなっています。
画像カード
画像カードは複数枚の画像を追加できるため、自社の商品やサービスを複数プロモーションできるのが特徴です。
テキストだけでは伝えにくい、色・形・音・動きなど画像を利用すれば、直感的なアプローチが可能です。
画像カードを用いることで、認知度が向上しユーザーのアクションを促す起爆剤になるといえるでしょう。
画像カード情報は記事公開後に内容を変更してもカードにはすぐに反映されません。
こうしたタイムラグを避けたい場合は、Card Validatorという公式ページから変更後のURLを入力すれば内容が変更されます。
Webサイトカード
Webサイトカードは、Twitterから任意のサイトに遷移させるのに有効な手法として利用されています。
画像カードを利用すれば、画像や記事タイトルを際立たせる効果が期待でき、閲覧するユーザーの印象に残りやすいといったメリットがあります。
Twitter広告では140文字までしか書くことができませんが、画像カードを利用すれば画像に書かれた文字さえも情報として届けられるため、ビジネス戦略上欠かせない手法といえるでしょう。
アプリカード
アプリカードは、ツイート上に「インストール」のボタンが表示されるので、ユーザーに行動を促すことができます。
アプリカードを利用すればユーザーがボタンをタップし、アプリストアに遷移された回数がわかるため分析や戦略改善にも役立ちます。
また、アプリの評価や価格も表示できることも特徴のひとつです。
例えば、自社で開発したゲームアプリをプロモーションしたい場合、ゲームのプレイ画面やキャラクター、世界観を画像や動画にすることで、インストールのモチベーション喚起に繋がりやすくなります。
画像アプリカード
画像アプリカードとは、テキストと画像や動画を一体で表示できるカードで大きいサイズの画像が付けられるクリエイティブです。
Twitter上でアプリをインストールを促すために有効的なものとして幅広く利用されています。
ツイートの本文にリンクを入れて広告配信したり、ウェブサイトカードを作成したりして広告に挿入する手法があります。
文字数は116文字と少ないですが、その分、添付される画像で訴求力が高められるのが特徴です。
プロモ動画
プロモ動画は動画を駆使した広告で、テキストや画像よりもユーザの目に留まりやすいため印象に強く残ります。
プロモ動画は、ユーザーが広告を表示させると自動で再生が始まる広告のため、ユーザーが再生ボタンを押す手間がなく、気軽に見てもらえるのが特徴です。
また、音声はミュートが初期設定なので、音が出せない環境にいても安心して再生ができる仕組みです。
そのため音声なしでも内容が理解しやすいコンテンツにする必要があります。
自動再生された動画はクリックすれば、音声を出したり、フルスクリーンで視聴したりすることが可能です。
動画アプリカード
ユーザーが自発的にタップやクリックしなくても再生される動画広告は、詳細に商材を説明するのに有効な手法です。
そのためエンゲージメント率が高いビジネスを展開できるといえるでしょう。
動画アプリカードは、動画を埋め込んだアプリケーションの広告カードです。
動画だけでなくタイトルや広告の内容説明、さらにインストールへ誘導するボタンがセットになっていて、ユーザーをスムーズに遷移させるのに効果的です。
タイトルの文字数は最大70文字で50文字以下なら全ての端末で全文が表示されます。
説明文は200文字で、アプリストアから取得された情報を含みます。
ファイルサイズは最大1GMですが、Twitterでは30MB未満を推奨しています。
カンバセーショナルカード
カンバセーショナルカードとは、画像付きツイートや動画付きツイートにハッシュタグ入りボタンを追加した広告です。
自動入力ツイートやユーザーが拡散した時にお礼として表示されるお礼コメントの設定が可能です。
ユーザーのアクションで広告が拡散されていくため、費用対効果が高いというメリットがあります。
文字数は最大280文字、ファイルサイズは最大1GB、再生時間は最長2分20秒ですが15秒以下が推奨されています。
プロモツイートの事例
低予算で始められるプロモツイートは、認知度の上昇に高い効果があります。
二次拡散効果は思わぬ広告効果を産んで、「バズり」状態になるとこれまで範疇になかったユーザーを取り込める可能性もあるのです。
多くの企業でTwitterを活用した広告が広がっていく中、プロモ広告で成功した企業の事例を2つ紹介しましょう。
プロモツイートの事例①
Daigasグループの大阪ガスが行った「Daigasグループのキャンペーン」を紹介します。
この広告は2020年4月に設立されたDaigasグループの大阪ガスマーケティングが企画・立案したものです。
大阪ガスは、2021年に「大阪ガスの電気」の料金新プランを立ち上げました。
それが「契約期間中はずっと大阪ガスがAmazonプライム年会費を負担し続ける」という「スタイルプランP」です。
それまでDaigasグループでは広告を出稿する場合、検索連動型広告が中心でした。
今回は動画を使ったTwitterのプロモツイートを使用することで、潜在層へのアプローチを試みたのです。
動画はテレビCM用に作った広告素材を活用し、他社のTwitter広告を参考に、動画領域の上下にキャンペーン情報の帯を付け、この情報がお得であることを訴求しました。
さらにテキストで「Amazonプライム年会費を大阪ガスが負担」と書くことで、動画を見る前にユーザーに訴求することで、注目を集めることに成功しました。
プロモツイートの事例②
株式会社マイナビは転職サービスを展開する企業で、転職アプリのダウンロードを増加させるためにプロモツイートを活用しました。
マイナビはこれまで蓄積された情報をもとにターゲットに合わせたキーワード選定やクリエイティブを立案しました。
特に、ターゲットになるビジネスパーソンが注目する「出勤」「退勤」「在宅勤務」「リモートワーク」に関連した広告を展開したのです。
「出勤」「退勤」では交通情報に関するキーワードや、遅延情報を発信しているTwitterアカウントのフォロワーへ配信する工夫もおこないました。
また、ゲームやエンタメ系に関心があるユーザーにはマンガや動画、ロールプレイングなどの感度の高いクリエイティブを用意しました。
こうした戦略の結果、アプリダウンロードは驚異的な数字を叩き出し、同社のTwitterへの出稿金額は右肩上がりに増加しています。
ターゲットになるユーザーに付加価値のあるサービスを提供したことで費用対効果が高いビジネス展開ができるという成功例です。
プロモツイートに関するサービスの比較
下記にプロモツイートに関するサービス資料を掲載しています。資料は無料で無制限にダウンロードできるので、気になる資料がございましたら、お気軽にご利用ください。
ライタープロフィール
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ソーシャルメディア 事業部株式会社アイズ
- SNS広告運用代行やSNSを活用したクチコミマーケティングを提供
SNS広告やSNSを活用したクチコミマーケティングの詳細はこちら
https://www.eyez.jp/business/