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公開日:2023年03月14日 更新日:2023年08月22日

デジタルポスティングとは?手法や効果を解説!

デジタルポスティングとは?手法や効果を解説!デジタルポスティングとは?手法や効果を解説!

デジタルポスティングとは

 近年様々な場面でデジタル化、DX化が加速しています。デジタル化の背景として、便利であることも一つでが、環境に配慮をした取り組みともいえるでしょう。
  具体例として、銀行の通帳や書籍など、これまで紙を使用していたものをデジタル化して、ペーパーレス化を図っています。電車の中にあったデジタル広告もサイネージ化されており、まさに広告はスマートフォンやパソコンで閲覧するものに変化しつつあります。
 「デジタルポスティング」はまさにその広告の一つの手法です。スマートフォンの位置情報をベースに、ターゲットとする地域でスマートフォンのアプリ内に広告が表示できます。
 今回は、この「デジタルポスティング」について解説します。

従来のポスティング

従来のポスティングは、ターゲットとなる地域に新聞の折り込みチラシで配布を行うほか、その他の紙媒体をポスト投函していました。皆さんも一度は経験があることでしょう。
しかし、紙媒体の広告を作ることは制作費、印刷費、人件費が大きな負担となります。さらに配布の頼みの綱であった新聞についても購読者が減少傾向です。さらには、これまでアパートやマンションなどにも自由にできたポスティングも禁止の物件が増えており、従来のポスティング、チラシの配布方法では、なかなか届けたいターゲットに広告が届きづらくなっているのが現状です。
また、紙媒体の場合には本当にターゲットと定めた顧客にチラシが読まれたかもわからず、効果も実感しにくいところがあります。

位置情報や建物情報でピンポイントセグメント!ジオターゲティング広告「デジポス」 | 株式会社協同エージェンシー

位置情報や建物情報でピンポイントセグメント!ジオターゲティング広告「デジポス」

デジタルポスティングの効果

  にデジタルポスティングの効果はどのようなものかも含め、デジタルポスティングのメリットについて見ていきます。

コストを抑えられる

デジタルポスティングは紙媒体に比べてかなりコストを抑えることができます。広告の政策に関しては、画像の加工やライティングなどは必要になりますが、ターゲットを設定しデータアップするだけで配布が可能です。紙媒体の制作のように、印刷費や配布する人件費などが削減できコストが削減できます。他にもターゲットやその地域を絞り込む調査などにかかる費用なども抑えることができるでしょう。
広告が届きづらいターゲットに対するマーケティング費用についても削減することができ、制作から配布まで様々な面でコストを削減することが可能です。

ポスティングエリアを選定できる

広告の配布は誰にでも配布すれば良いというものではなく、商品やPRしたいもののターゲットやターゲットとなる人が住んでいる地域を絞り込むことで効果が出ます。デジタルポスティングは過去に収集した行動履歴の蓄積されたデータからターゲットとするユーザーの行動を予測できます。そのため、ポスティングエリアを選定し配布することができます。
エリアの選定は最小1mからターゲティングが可能です。また、地図上の距離でターゲティングし、徒歩であれば50〜700m、自転車は半径1〜2km程度で設定が一般的です。

ターゲット層を絞れる

エリアと同じようにターゲットの層も絞り込みが可能です。これまでのポスティングは、基本的に配布をしたいエリアを絞ることはできましたが、配布する人は不特定多数になってしまい性別や年代などは絞ることができませんでした。
しかし、デジタルを活用すれば、エリア、性別、年代などを指定しターゲット設定が可能です。スマートフォンの情報に基づき、位置情報であるGPSや性別、年代をAI解析することにより、設定したターゲット層に広告が配信できるのです。
また、興味関心を持った記事などに関連したターゲットに対してアプローチをするなども可能なため、的確なターゲットに対して広告を打つことができます。ポスティングもエリアを絞ることができますが条件が全く異なります。

新規顧客にアプローチできる

デジタルポスティングは、新規顧客にアプローチが可能です。位置情報やエリア、性別、年代などを指定しターゲット設定が可能である特性を生かし、これまでのポスティングの手法であれば不可能であったターゲットに広告が打てるため新規顧客にも広告が結びつく可能性が高くなります。エリア、性別、年代から新たな顧客を探し出すイメージになります。

ポスティング反響率の向上

しかし、デジタルポスティングであれば、どのくらいの人々に見られたか、何件クリックされたか、何件問合せに至ったのかなど、実際に広告をターゲットが見たのか、数値でみることができます。そのため、今後のポスティング反響率の向上に向けて、ターゲットやポスティングエリアなど調整することができますので、回数を重ねることでさらに効果を上げていくことができます。

デジタルポスティングに関する媒体資料

デジタルポスティングに関する資料を下記にまとめています。 資料のダウンロードは無料ですので、興味のある方は是非ご確認ください!

デジタルポスティングの手法

  デジタルポスティングの手法について、どのような場所で広告を打つと効果的なのかも含めて考えていきます。

Webサイト・アプリ

近年、情報の収集や買い物などはWEBサイトやアプリを使用して行うことが増えています。ユーザーが興味のある情報、買い物の傾向、ダウンロードを行なっているアプリケーションの内容などから、ユーザーに合わせた広告を出現させます。Webサイト・アプリは若年層から高齢者まで幅広いユーザーがいるのでターゲットが幅広い年齢層の場合は有効な場と言えるでしょう。
出現する場としては、ニュースの合間やアプリケーションの開かれた時など目に付きやすいタイミングで出現します。

コネクテッドTV

コネクテッドTVは、インターネット回線に接続されたテレビ端末のことです。パソコンやスマートフォンに比べ、テレビ端末で動画を通すと広告がスキップされにくいという特徴があります。大画面だからこその迫力があり広告を早く飛ばしたいと感じる人も少ない傾向にあります。また、広告はインパクトがあるので広告の認知にもつながるとされています。さらに、テレビ端末での広告の視聴は、一緒に見る人と共感、画面の特性などから広告が試聴されるチャンスも多くなります。

SNS

SNSは興味関心が顕著に現れる場所でもあります。美容やファッション、スポーツ、芸能人などユーザーの興味に具体性があります。そのため、ターゲットの趣味嗜好に合わせた広告を打つのには最適と言えるでしょう。また、発信内容やフォロワー、よく検索するワードなどで絞り込みも可能です。SNSは比較的若い世代をターゲットとした場合に有効です。

位置情報ターケティング(ジオターケティング)

位置情報ターケティング(ジオターケティング)は、位置情報データからターゲットをセグメント抽出することで、設定したターゲットにピンポイントに広告配信が可能です。スマートフォンなどがインターネットに接続していることを活用して顧客に広告を届けます。
具体的には、インターネットに接続しているスマートフォンの位置情報をもとに、指定したエリアに特化した情報や広告を配信します。

位置情報を駆使した広告の表示

位置情報で、広告が表示されるのはどういうことなのでしょうか。まず、スマートフォンに搭載されたGPSやBluetooth、接続したフリーWi-Fiのアクセスポイントなどから、ターゲットの位置情報を測定します。スマートフォンは常に身につけているユーザーが多いため、どこにどのくらい滞在していたかという情報が蓄積されます。
次に、そのデータをもとに指定したエリアに頻繁に滞在しているユーザーを判別し、対象者のスマートフォンのアプリに広告を表示できるのです。そのエリアに住む人・今いる人・過去に訪れたことがある人といった対象者を選ぶなど、地図上の空港や住宅展示場の周辺のユーザーなど細かい条件でのターゲットの指定が可能です。
しかし、取得できる情報は位置情報のみ。ユーザーの個人情報は個人情報保護の観点から取得はできません。

位置情報ターゲティングではなにができる?

 では、位置情報ターゲティングではどんな広告を打つことができ、どのようなアプローチが可能なのでしょうか。

潜在顧客へのアプローチ

位置情報ターゲティングは位置情報からのターゲットの選定を行なっているため、ユーザーが検索しなくても広告を表示でき、潜在顧客にアプローチすることが可能です。
一例としてWeb広告で多く見られる「リスティング広告」は関連キーワードに基づいて広告を表示します。つまり、ターゲットが関連することを検索しなければ広告が表示できません。一方で位置情報ターゲティングは、位置情報を利用するためユーザーが検索していなくても広告を表示できます。
このように、検索履歴に関係なく広告を表示することで潜在顧客にアプローチできるのです。

行動履歴を利用した最適なアプローチ

先にも記載したように、位置情報ターゲティングは、位置情報を利用します。つまり、ユーザーがどこに足を運んだかを確認できる特性から、行動履歴をもとに配信することも可能です。そして、複数のユーザーの行動履歴をデータ化していきます。そのことでターゲットがどのような行動をするかを予測し、その予想、データに基づいて最適なタイミングでターゲットにアプローチができます。

配信コストの削減

AIなどを利用し、膨大な行動履歴のデータを収集することができます。そのデータから、ターゲットとするユーザーの行動を予測した上での配信が可能なため、無駄な配信コストを抑えることもできます。
また、ターゲットとするユーザーの行動を予測することで、エリアを絞りやすくなり、ターゲットが訪れやすいエリアのみで広告を配信でき、ターゲット外の人への広告の配信もできコストの削減を可能にします。

ユーザーの来店有無の確認が可能

位置情報ターゲティングは、ユーザーが実際に店に来店したかどうかも確認することもできます。ユーザーの来店の有無だけではなく、ユーザーの来店動機も調べることができます。来店したユーザーが配信した広告のバナーをクリックして来店したのか、またはクリックはせず広告の表示だけで来店したのか確認できます。
来店動機を知ることで、ターゲットの絞り直しやエリアの絞り込みが可能となり、無駄なコストの削減も可能にします。

デジタルポスティング成功事例

 企業で、実際に行われるデジタルポスティングについてどのようなポスティングが行われ、成功しているのか、成功事例を見てみましょう。

株式会社讀宣

「ヨミレター」は、関西主要エリアの新聞無購読層に対し、毎週金曜日の夕方から翌土曜日の朝9時までにポスティングを行う媒体です。
内容は、新聞折り込み広告と組み合わせることで生活者への情報の到達率を上げることができる媒体として生まれました。 同社によるとデジタル広告の「ヨミレター」は20代から40代が73%を占め、また64%が女性であり、子育て世代が中心で、アンケートからスーパーなどの生活に密着したチラシが求められていることがわかりました。配布は読売新聞大阪本社の協力体制のもとYC(読売新聞販売店)が担い、世帯をもらさずに完全配布する能力と、長年にわたり蓄えた新聞購読者情報。
この2つによりYCは新聞無購読世帯に対して高い精度で配布することができること、YCの選別配布の能力がヨミレターの強みとなっているといえるでしょう。

参考:購買力の高いニューファミリー層へ 地域情報を届けるポスティング

株式会社ダイエー・LINE株式会社 共同

現在、LINEの全世代の利用率は92.5%となっており、生活には欠かせないツールとなっていると言っても過言ではありません。そのLINEは、より手軽に閲覧されやすい環境で、効率的にチラシをユーザーへリーチさせ、集客につなげることが可能になりました。
閲覧時や来店に対してインセンティブを付与することで、チラシ閲覧や店頭でのLINEの起動を習慣化させることができる特性を掴んで広告を打ちます。
また、来店・購買データの取得についても、LINEがもつユーザーデータと紐付けたデータ分析や効果測定が実現しています。さらに、配信コンテンツのエリアターゲティングの活用により、店舗の実ユーザーへ向けての効率的かつ精緻にデジタルチラシを配信しています。 
参考:LINEとダイエー、デジタルチラシを配信し来店計測

デジタルポスティングで注意したいこと

 デジタルポスティングでは注意しなければいけない事項もあります。どのような事項か確認します。

クレーム対策

デジタルポスティングは、 AIなどを利用し機械的に広告を出現させるため確実にそのターゲットに対して広告を打つことができるのがメリットです。その反面、機械的であることから出現に調整がきかないのがデメリットになります。あまりにも同じ広告が繰り返し出現したり、いつでもどこでも同じ広告が打たれることはクレームの対象になりますので細かな調整をするなど注意しましょう。

費用対効果の設定

これまでのポスティングより、デジタルポスティングの方がコストを抑えることができることを説明してきましたが、設定によっては逆転することもあるので注意しましょう。ターゲットを絞ったデジタルポスティングであっても必ず効果に結びつくという保証はされていません。月払い発信件数や文字数、出現させる人数などによって広告の価格は変動します。予算に合わせてスタートさせてみて、リーチ率やデータを見て費用対効果でその後の検討を行う、先に費用対効果の分岐点の設定を行なって広告を打つなど対応を考えておくことも必要です。

ターゲットの範囲

ターゲットの範囲については絞り込むことで効果を得ることができます。しかし、絞り込みを行い過ぎることで、広告を打ちたいターゲットに対しても広告が届かない現象が起こってしまいます。絞り込みすぎには注意します。

まとめ

 この記事では、「デジタルポスティング」について解説してきました。「デジタルポスティング」広告の一つの手法でスマートフォンの位置情報をベースに、ターゲットとする地域でスマートフォンのアプリ内に広告を表示する手法です。
 これまでのポスティングと比べ、経費を削減することや紙媒体を減らすなどの環境にも配慮した手法と言えます。デジタル化が進み、その人が必要な情報を必要な時に必要なだけあれば良いという価値観がさらに加速するでしょう。そのような価値観の中で「デジタルポスティング」は今後ますます発展していくことが予想されます。

ライタープロフィール

メディアレーダー 運営事務局株式会社アイズ
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