公開日:2023年11月28日 更新日:2023年12月06日
【X(旧Twitter)広告の事例10選】攻略法もあわせて紹介!
【X(旧Twitter)広告の事例10選】攻略法もあわせて紹介!
X(旧Twitter)広告とは
X(旧Twitter)広告は、拡散力に特徴があるX(旧Twitter)上に表示させることができる広告です。
プロモーションツイートやアカウントプロモーションを通じて、リーチやエンゲージメントを向上させ、製品やサービスの認知拡大を促進します。
日本国内で普及しているSNSであるTwitter上で広告配信ができます。
事例内容を追加しています。
若年層に向けてサービスや商品の宣伝をお考えの方や、広告予算が少なく低コストでの配信を希望される方などにおすすめの内容となっております。
特に、Twitter広告の場合は2次拡散以降のリツイート分からのクリックに関しては、費用が発生しないため、抽選プレゼントやフォロー&リツイートキャンペーンなどで良い実績が出ています。
【サービス概要】
日辰広告は、Web広告は手段の一つに過ぎないと捉えており、Web広告運用に限らず、
アクセス解析やSEOなど様々な手段で、貴社の利益に貢献したいと考えています。
■取り扱い媒体一覧
・リスティング広告(Google、Yahoo)
・ディスプレイ広告(Google、Yahoo)
・ショッピング広告(Google、Criteo)
・動画広告(YouTubeバンパー広告、TrueView、インストリーム広告)
・SNS広告(Instagram、Facebook、Twitter、LINE、LinkedIn)
・ネイティブ広告(Outbrain、logly、logicad、PopIn、bypass)
■ご提供サービス一覧
・Web広告運用代行
・BIツール導入(Googleデータポータル、Power BI、タブロー、Tableau)
・アクセス解析(Google Analytics、Adobe Analytics)
・タグマネジメント(Googleタグマネジャー、Yahooタグマネジャー)
・SEO対策
・SNSアカウント運用(Instagram、Twitter、Facebook、LINEのアカウント運用)
※※※事業主様向けの実践的なノウハウについて記載しておりますため、
代理販売、競合調査目的のDLは固くお断りいたします。※※※
本資料は今からWeb広告・X(旧Twitter)広告を始められるご担当者様に向けた資料となっております。
こんな方はいらっしゃいませんか?
・これから自社でデジタル広告の運用を始める方
・SNS広告、特にX(旧Twitter)広告で課題を抱えている方
・WebプロモーションにX(ツイッター)の活用を考えている方
上記に当てはまる方はぜひ資料をご覧ください。
特に「広告アカウントの作成から配信設定をしたいが、
項目が多い上に最新の情報が無く、どう設定すれば良いか分からない。」
といった悩みを抱えている方におすすめです。
【資料構成】
1.X(旧Twitter)広告のはじめかた
・広告アカウントの作成
・キャンペーンの作成
・広告グループの作成
・クリエイティブの設定
2.デジタルマーケティング支援サービス
・デジタルマーケティング支援サービスに関して
・サービスの流れと運用について
X(旧Twitter)広告事例
X(旧Twitter)広告は、様々な業種や業態で幅広く活用されている広告です。
リツイートなど拡散を起こしやすい機能も搭載しているため、他のSNSより発信した情報が広がることが期待できます。
様々な事例をチェックし、効果的な取り組みに繋げましょう。
NTTドコモ(@docomo)
通信大手のNTTドコモは、1年間でフォロワーの数は約20万人増加し、1ヵ月当たりのリツイート数も4,000件から3万件近くと大きく伸びるという結果が生まれました。
フォロワー数はもちろん、エンゲージメント、アクティブフォロワー数、合計のリーチ数をKPIとして、日々の運用を行っています。
プロモーション施策として、フォロー&リツイートキャンペーンを複数回行いながら
、通常投稿でのキャラクターコラボやモーメントを押さえた投稿でエンゲージメントを高めています。
参考:
NTTドコモ(@docomo)
Qoo10(@Qoo10_Shopping)
オンラインマーケットプレイス大手のQoo10では、日本で初めてX(旧Twitter)でライブコマース配信を行いました。
ライブ配信では、33万件を超える視聴数、ライブ配信中のXにおけるQoo10の会話量は4倍以上になるなどユーザーとのコミュニケーションが活性化しました。
また、ライブコマースの実施前には紹介される商品をプレゼントするリツイートキャンペーンを実施することでユーザーの熱量を高める工夫も見逃せません。
参考:
Qoo10(@Qoo10_Shopping)
コスタコーヒー(@CostaCoffee)
英国のコーヒーメーカー大手のコスタコーヒーは、毎年クリスマスに発表している限定フレーバーの認知拡大のため、X(旧Twitter)を活用したプロモーションを実施しました。
具体的には、発表前には予告ツイートへの「いいね」で発売時に通知され、発売当日には「話題を検索」タブの上部に情報表示し、認知獲得を最大化する取り組みです。
更に、カルーセル広告やアプリインストール広告などを駆使することで、コーヒー100万杯無料プレゼントキャンペーンを広く展開しました。
参考:
コスタコーヒー(@CostaCoffee)
Bloomberg(@business)
大手金融情報メディアであるBloombergは、X(旧Twitter)上から自社WEBサイトへの流入に課題を抱えていました。
そこで、X広告の配信方法の一種である「サイト訪問数最適化」を活用し、サイトへの流入が見込めるユーザーに広告を表示する取り組みを始めます。
メディアとして発信したい特集コンテンツを広告として活用し、親和性の高いユーザー層に表示していった結果、アクセスはもちろん滞在時間も増加することに繋がりました。
参考:
Bloomberg(@business)
ハイネケン(@Heineken_UK)
アルコール飲料大手のハイネケンは、2020年のサッカー欧州選手権に合わせて、X(旧Twitter)を活用したプロモーションを行いました。
まずはテレビCMと組み合わせた施策によってX上でも動画広告によって認知を獲得する所からプロモーションを開始します。
そして、中立な立場をキープしつつ、Xのプロモーション投票機能によってユーザー同士のコミュニケーションも活性化に成功します。
ハッシュタグも活用し、対戦相手同士の掛け合い動画を拡散することでキャンペーンの注目を集め、店舗での商品販売まで繋げられました。
参考:
ハイネケン(@Heineken_UK)
JINS(@JINS_PR)
アイウェア大手のJINSは、X(旧Twitter)のアカウントを、ユーザーとのコミュニケーションに重きを置いて運用しています。
ユーザーが自らコンテンツを生み出す「UGC(User Generated Contents)」を増加させることを念頭に、クリスマスに行うキャンペーンはXトレンドの上位になるほどです。
ユーザーの眼鏡の収納方法や、不便に感じている点についてコミュニケーションを深めるなど、徹底したユーザー目線によってアカウント運用を成功させています。
参考:
JINS(@JINS_PR)
Philadelphiaクリームチーズ(@PhiladelphiaUki)×BuzzFeed UK(@BuzzFeedUK)
人気クリームチーズであるPhiladelphiaを展開するモンデリーズと、オンラインメディアのBuzzFeed UKは、若年層向けの認知獲得を目的にタイアッププロモーションを行いました。
施策のポイントはX(旧Twitter)広告のAmplifyキャンペーンを活用し、buzzfeedが運営する人気料理動画メディアのTastyのオリジナルレシピコンテンツをターゲットに表示させることです。
明確なターゲットに対して、高品質なコンテンツを配信することで、グルメに関心の高い若年層へのリーチとエンゲージメントを向上させる結果となりました。
参考:
Philadelphiaクリームチーズ(@PhiladelphiaUki)×BuzzFeed UK(@BuzzFeedUK)
LINEマンガ(@LINEmanga)
LINE社が提供するLINEマンガでは、アプリに連動した大型キャンペーンを実施することで、DAU(Daily Active User)の増加を実現しました。
施策の特徴は、X(旧Twitter)のプレゼントキャンペーンを活用し、フォロー&リツイートに加えてアプリを起動することで抽選できる仕組みも組み合わせ、DAUを向上させることです。
また、キャンペーン自体の認知を獲得するために告知や新規ダウンロードを促す広告も配信し、包括的な施策を実施しました。
参考:
LINEマンガ(@LINEmanga)
Dairy Queen(@DairyQueen)×Children's Miracle Network Hospitals(@cmnhospitals)
人気スイーツの「ブリザード」を提供するDaily Queenは、毎年恒例の募金活動を活性化させるために、X(旧Twitter)とテレビを組み合わせたプロモーションを実施しました。
イベント開始前から高品質なコンテンツでプロモツイートを行い、認知を獲得しながら有名なインフルエンサーのリツイートによって拡散を強化します。
さらにテレビCMにより、ハッシュタグを更に拡散させ、イベント当日は担当チームがXをモニタリングし、ユーザーとのコミュニケーションを行いました。
参考:
Dairy Queen(@DairyQueen)×Children's Miracle Network Hospitals(@cmnhospitals)
Adidas España(@adidas_ES)
スポーツ用品大手のアディダスは、スペインのAdidas Españaで主力スパイクのプレデターのユーザーイメージを変化させるため、X(旧Twitter)でプロモーションを行いました。
スポーツに親和性が高いユーザーのニンチを獲得しながら、スポーツコンテンツの前にはインストリーム配信で広告を表示し、ターゲットに更に訴求を行います。
また、興味を持ったユーザーの購入促進を行うため、ウェブサイトへの送客を行い、商品購入まで繋げました。
参考:
Adidas España(@adidas_ES)
X(旧Twitter)広告の攻略法
X(旧Twitter)広告は、他のSNSと比べて拡散力に特徴があります。
また、様々な種類の広告配信も可能なのでそれぞれの特徴を把握することが重要です。
商品やユーザーの親和性を中心にプロモーションプランを立てましょう。
商材とXの相性を考える(ターゲットや話題性に言及)
X(旧Twitter)は拡散性の高いSNSですが、10〜20代のユーザーは70%を占めているため、若年層に取り上げられる商材は特に相性が良いでしょう。
また、最新情報や話題の出来事を調べる目的で利用されることが多いのでそもそも話題になった情報の拡散や話題作りといった考え方で運用を検討するとスムーズです。
ターゲティングを明確に行う
X(旧Twitter)では、様々な属性によってターゲティングが可能です。
特に認知獲得を目的にする場合は年代や性別だけでなく、コンテンツや商材に親和性が高いユーザーを明確に設定し、拡散しやすい広告クリエイティブを発信する手法が効果的でしょう。
もちろん、広告戦略によっては幅広いユーザーに当てることも問題ありません。
拡散されやすいポストの作成
X(旧Twitter)には、引用ツイートという機能があり興味を持ったユーザーが簡単に第三者に情報を拡散することができます。
広告も同様で、ユーザーが面白さを感じてくれることで拡散が期待できるでしょう。
また、単に拡散されただけで終えるのではなく、ユーザーの拡散投稿に対して更にコミュニケーションを図ることでより幅広いユーザーの目に留まる可能性が高まります。
アクションしやすいXの機能を活用する(動画・アンケート等に言及)
X(旧Twitter)では静止画やテキストだけでなく、リッチな表現が可能な動画コンテンツの発信やユーザーを巻き込んだアンケートも可能です。
動画によってユーザーの商材理解を促進したり、アンケートによって情報を発信する一方的なプロモーションではなく、ユーザーを巻き込んだ双方向のコミュニケーションも実現できます。
複数の種類の広告を使用する
X(旧Twitter)には、様々な広告フォーマットが準備されています。
ターゲットに情報を届けられる「プロモツイート」や、コンテンツパートナーが配信する動画の冒頭に表示する「Amplify」など様々なパターンでの広告発信が可能です。
ユーザーの拡散まで設計した上で、商材に適した広告の種類を決定しましょう。
X(旧Twitter)広告の種類
X(旧Twitter)広告は、商材や発信したい内容に応じて様々な種類の配信手法が準備されています。
SNSの中でも拡散性の高いプラットフォームなので、どんなユーザーにどう拡散してもらうかまでをイメージして適した広告を選びましょう。
参考:
Twitter広告のフォーマット
プロモ広告
プロモ広告は、画像や動画、カルーセルなどの表示を用いてターゲット設定したユーザーに情報を届けられる広告です。
X(旧Twitter)のオーガニックツイートの中に表示することができるので、ユーザーもコンテンツとして違和感なく情報を受け取ることができます。
また、リツイートで拡散された分は課金が発生しないため、ユーザーの話題になればなるほどコストをかけずに情報がより多くの人に広がることも期待できるでしょう。
Twitter Amplify
Amplifyは、X(旧Twitter)が認定するコンテンツパートナーが配信する動画をユーザーが閲覧する際に、冒頭に表示できる動画広告です。
コンテンツパートナーは、報道機関など優良なメディアを中心に200社を超え、ユーザーの興味関心に応じて様々なメディアを選択することができます。
配信方法としてはブランド認知やイベントに効果的なプレロールと、特定のパートナーなど一対一の取り組みを発信するのに効果的なスポンサーシップがあります。
Twitterテイクオーバー
テイクオーバーは、X(旧Twitter)の話題タブや検索時に上部に表示されるなど、多くの閲覧者が期待できる配信面に表示される広告です。
ユーザーがXを見て、その日の最初に目にする位置など、Twitter上で最も目立つ広告枠に配信することが可能で、非常に多くのリーチやインプレッション、情報の拡散性が期待できます。
Twitterライブ
ライブは、X(旧Twitter)上でリアルタイムに情報を届けることができる広告手法です。
動画広告の形式でライブ映像を発信する方法と、イベントページを作成して動画を発信する2つの方法があります。
特に、イベントページを利用する場合は、ハッシュタグによってライブ配信に言及しているツイートを一覧で表示させられるなど、ユーザーとの双方向にコミュニケーションを取ることが可能です。
ダイナミック商品広告
ダイナミック商品広告は、商品のデータフィードを元にユーザーに合わせた情報をレコメンドできるタイプの広告です。
決まった内容ではなく、ユーザーの興味関心によって動的に表示される商品が決められます。
ただし、事前にショッピングマネージャーを利用して商品情報の登録が必要なため、運用までに準備期間がかかることは理解しておきましょう。
コレクション広告
コレクション広告は、メイン画像に加えてサブ画像をまとめて表示させられる広告手法です。
ブランドの世界観を様々なクリエイティブで表現することができます。
また、それぞれのクリエイティブごとに独自のランディングページを設定することができるので、ブランドごとにまとまった複数商品の訴求など様々な場面で活用できるでしょう。
Twitter広告の機能
X(旧Twitter)広告は、様々な広告フォーマットが準備されていますが、投票やカンバセーションといった機能もあります。
投票によってキャンペーンの結果を決めたり、カンバセーションによってユーザーが選択するだけで指定の文字が入りリツイートを促すことができる機能です。
一方的なプロモーションではなく、会話などコミュニケーションを深めて、ユーザーのファン化を進め、自発的な拡散を期待しましょう。
X(旧Twitter)広告の出稿方法
X(旧Twitter)広告を出稿するには、Xのアカウントが必要です。
アカウントにログインした状態で設定画面に遷移し、「X広告を設定する」を選択します。
次に運用する国とタイムゾーンを選びますが、変更はできないため注意して設定してください。
それから支払いのためのカード情報の登録や、広告出稿の目的を選択します。
予算やスケジュール、目的に応じた課金体系を選び、ターゲティングを設定して広告用クリエイティブを準備すればあとは広告キャンペーンを実施するだけです。
まとめ
X(旧Twitter)は、拡散性に優れたSNSプラットフォームです。
広告もユーザーとのコミュニケーションを図るための機能や、ユーザーの目に触れる様々な配信面など情報を届けるために効果的なSNSといえるでしょう。
特に若年層ユーザーが多いため、コンテンツとして面白さを感じてもらえれば、リツイートによる二次拡散も期待できます。
紹介したように、多種多様な企業でXの運用で効果的な取り組みが生まれているので、商材の特徴やターゲットユーザーとの親和性を検討し、Xでの効果的なプロモーションを実現しましょう。
ライタープロフィール
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メディアレーダー 運営事務局株式会社アイズ
- 国内No.1媒体資料ポータルサイト「メディアレーダー」を運営中。
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