公開日:2024年03月13日 更新日:2024年04月04日
LINE友だち追加広告(CPF)とは|特徴・事例・コツを解説
LINE友だち追加広告とは
LINEアプリ利用者9600万人にあて、友だち追加を促す広告を配信できるのがLINE広告。
LINEというSNSの枠を超えた、現代に欠かせないコミュニケーションツールだからこその高いターゲティング制度で費用対効果も十分に見込めます。
LINE友だち追加広告の詳細を見ていきましょう。
LINE友だち追加広告の特徴
LINE友だち追加広告は以下の3つが特長です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
LINE公式アカウントの友だちを増やす
LINE上でお友だち追加を促す広告を掲出できるのがLINE友だち追加広告です。
ユーザー目線でみてもタップするだけ、と手軽で負担もないため、気軽に友だち追加を促せます。
安く簡単に始められる
LINE友だち追加広告は、月額費用や初期費用はかかりません。
広告費用は、掲出開始時に設定した費用内で、実際に友だち追加された分だけ課金される仕組みです。
無駄なコストをかけることなく、公式アカウントの友だち獲得ができます。
精度の高いターゲティングが可能
LINEというツールの特性上、それぞれのユーザーの属性、興味関心のあるもの、行動履歴など含めた高いターゲティングができるのも、LINE友だち追加広告を利用するメリットです。
エリア・年齢・性別・興味関心などで絞り込み、広告配信ユーザーをピックアップ可能です。
LINE友だち追加広告の配信面・配信方法・費用・手順
LINE友だち追加広告を配信するにあたって知っておきたい、配信面・配信方法・費用・手順などを見ていきましょう。
配信面
LINE友だち追加広告が配信されるのは、以下のシーンなどです。
LINEを利用していて目に付く、様々な画面で広告配信されます。
配信方法
LINE友だち追加広告の配信は、公式アカウントの管理画面から簡単に操作できます。
管理画面のホームメニュー下部にある、「友だち追加広告」をクリックし、友だち追加広告のページが表示されたら、「利用を開始する」と表示された緑のボタンを押下してください。
次に表示される画面で「作成する」のボタンを押下し、広告内容・ターゲット設定・予算設定・クリエイティブ設定などを画面にしたがって行うだけの簡単ン操作で、審査まで申し込みできます。
審査が完了すると、設定した内容に従い広告配信が開始されます。
配信費用目安
広告配信費用の課金方式は、友だち追加ごとに課金される従量課金制と、広告の表示回数により課金されるインプレッション課金方式があります。
入札を自動にした場合は従量課金が採用されますが、手動とした場合はどちらかを選び設定できます。
最低費用は10,000円から、ワンクリックあたりの相場は30円です。
配信手順
友だち追加広告の配信手順は以下です。
- LINE公式アカウントの開設はこちら
手順3までは初回のみの作業です。
広告アカウントの作成まで済んだら、4以降の手順を広告出稿時に繰り返し行うこととなります。
配信種類
LINEで配信できる友だち追加広告は、LINE公式アカウントから配信する友だち追加広告と、LINE広告から配信する友だち追加広告の2種類があります。
両者の大きな違いは、LINE広告からの友だち追加広告では、オーディエンス配信が可能で、ターゲティング機能の違いがあります。
属性だけでなく、LINE上でのユーザーの行動データに基づいたセグメントもできるためより精度の高いターゲティングができる点は大きなポイントです。
LINE友だち追加広告についての資料
EC関連のものと相性の良いLINEは、友だち追加を目的とした広告はもちろんのこと
それに加えた売上アップも見込める相性の良い広告媒体となっております。
日常的に利用するLINEには、
広告フォーマットも多数存在し、LINE関連アプリにも配信できるため、
多くの人の目にも触れやすいです。
ECでの売上に悩んでいるEC担当者様に特におすすめの内容となっております。
【サービス概要】
日辰広告は、Web広告は手段の一つに過ぎないと捉えており、Web広告運用に限らず、
アクセス解析やSEOなど様々な手段で、貴社の利益に貢献したいと考えています。
■取り扱い媒体一覧
・リスティング広告(Google、Yahoo)
・ディスプレイ広告(Google、Yahoo)
・ショッピング広告(Google、Criteo)
・動画広告(YouTubeバンパー広告、TrueView、インストリーム広告)
・SNS広告(Instagram、Facebook、Twitter、LINE、LinkedIn)
・ネイティブ広告(Outbrain、logly、logicad、PopIn、bypass)
■ご提供サービス一覧
・Web広告運用代行
・BIツール導入(Googleデータポータル、Power BI、タブロー、Tableau)
・アクセス解析(Google Analytics、Adobe Analytics)
・タグマネジメント(Googleタグマネジャー、Yahooタグマネジャー)
・SEO対策
・SNSアカウント運用(Instagram、Twitter、Facebook、LINEのアカウント運用)
日本の人口の8割が使用しているLINE。
年齢・性別問わずユーザーが多く、今や生活に欠かせないプラットフォームとなっています。
実店舗への集客などでよく使われるのが「LINE公式アカウント」です。
クーポンの配布やキャンペーン情報の発信で来店を促すために活用されます。
しかし、それらの発信は「友だち登録」をした方にしか届かないため、
LINE公式アカウントに友だちが少ないと、お得な情報を送っても来店を増やすことができません。
LINE公式アカウントの運用だけではなかなか友だちが増えないので、
まず必要なのは「LINE広告」で友だちを増やすことなのです。
◇こんな方にオススメ◇
お店への来店数を増やしたい
リピーターを増やしたい
自力でSNS運用をしたが効果を感じない
LINE友だち追加広告事例
LINE友だち追加広告の成功事例をご紹介します。
参考:
LINEの友だち追加広告事例
熊本ラーメン 黒亭
熊本ラーメン「黒亭」では、販促・集客のために、ECショップ・実店舗でそれぞれ公式アカウントを開設し運用しています。
ブランドイメージを伝えつつ、顧客のライフサイクルに合わせた配信内容とタイミングで、友だち限定クーポンの配信なども行うなど、積極的にLINE公式アカウントを活用中です。
一時期は友だち登録者数が500人程で停滞していたとのことですが、友だち追加広告の活用も始め、約7倍の3,700名まで友だち登録者数を増やすことができたということです。
株式会社JR小倉シティ
JR小倉駅隣接の複合商業施設、小倉シティでは顧客の消費動向が受動的なものから、能動的なものに変化したことから、公式アカウントを開設しチラシの代替えとして運用開始しました。
運用開始したものの、友だち追加数が伸び悩んだことから、LINE友だち追加広告の配信をスタートし、結果として獲得単価180円で13日間という短い期間に、1,650人ほどの友だち登録者数を実現。
紙媒体を中心としていたころと比較しても、タイムリーな情報発信ができるようになり、短い期間で想定以上の効果が得られたとのこと。
その後も順調に友だち登録者数が伸び、少ない予算でもここまでの成果が出せたことに驚いていると、満足の声を寄せていました。
株式会社UZUZ
第二新卒者向けの転職支援サービスを展開する「株式会社UZUZ」。LINE公式サービスのチャットボットも併用しつつ、友だち追加広告を出稿し、面談予約率の向上に成功しています。
高いPVを誇るオウンドメディア経由での面談申し込み数が伸び悩み、LINEという第二新卒者のみならず利用者の多いSNSの強みが自社サービスにも良い影響をもたらすのでは、ということで運用スタートされたのだそうです。
自社の転職支援サービスへの集客を目的として運用を開始したLINE公式アカウントは、チャットボットを利用し楽に面談予約できる仕組みとしたこともポイントではないかと分析されていました。
LINE友だち追加広告運用のコツ
LINEの友だち追加広告の運用で成功するためのコツをみていきましょう。
友だち追加するメリットの記載
友だち追加をただ促すのでは、ユーザーの警戒心をあおってしまうばかりです。
なぜ友だち追加するのか、するとどのようなメリットがあるのか、を明確にアピールしましょう。
大事なことが一目でわかるように
訴求ポイントを絞り、パッと見てどのような強みがあるのか、友だち追加するメリットはどのようなものか、わかるようなクリエイティブになるよう意識しましょう。
SNSという媒体では、長文でなく短文が好まれます。キャッチコピーとも取れるような短い文章でポイントをわかりやすく浮き彫りにすると、伝わりやすくなります。
ポイントとなる部分の文字色を変える、文字の大きさを変える、というのも視認性が高くおすすめです。
結果分析をする
LINE公式アカウントの管理画面の「分析」で「友だち追加(経路)」を確認すると、どの媒体・方法で友だち追加されたのか、分析できます。
細かく見ていくと、経路だけでなく、友だち追加された日にち・媒体毎の流入順位まで確認できますから、友だち追加広告の効果としてどの程度の数字が獲得できたのか見ていきましょう。
何パターンか広告クリエイティブを出稿し、どのようなものが一番反応が良かったのか、効果測定しましょう。
まとめ
LINE友だち追加広告で想定する効果を得るには、上でお伝えしたコツを抑え、しっかりとPDCAを回していくことが大切です。
ご紹介した成功事例も参考にしながら、どのように戦略を打ち出し友達登録者数を増やせるか、検討に役立てていただければ幸いです。
ライタープロフィール
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