公開日:2023年04月04日 更新日:2024年03月21日
DMとは?ダイレクトメッセージとダイレクトメールの違いを解説!
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「DM」と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?
ソーシャルメディアで友人と交わすダイレクトメッセージ、それともポストに届く企業からのダイレクトメールかもしれません。この二つは
同じ「DM」の略称を持ちながら、使われる場所も目的も大きく異なります。
本記事では、日常生活でよく耳にする「DM」の二面性に焦点を絞り、それぞれの
特徴、利用方法、そして適切な使い分け方についてわかりやすく解説します。
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目次
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DMとは?
DMとは、SNSなどの個人間のメッセージを指す「ダイレクトメッセージ」と、企業や組織がターゲット層に情報を届けるために、ハガキや郵送物を送付する「ダイレクトメール」という2つの意味を持ち合わせています。
ダイレクトメールもダイレクトメッセージも英語の略称が「DM」となるため、主にどちらかを指す言葉として活用されています。
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ダイレクトメッセージとダイレクトメールの違い
ダイレクトメッセージと同じ「DM」という表記が使われる言葉で、ダイレクトメールというものが存在します。ここでは、DMという言葉が持つダイレクトメッセージとダイレクトメールの違いについて解説します。
個人宛に宣伝目的で郵送されるのがダイレクトメール
ダイレクトメールとは、
企業や組織が個人宛に直接郵送物を送るマーケティング手法の一つです。ダイレクトメールでは、個人宛に特定の商品やサービス、イベント、プロモーションを紹介する目的で送られます。
通常、郵便で送られる手紙、カタログ、チラシ、ポストカードなどの形式が取られています。ダイレクトメールで区分される顧客分類は、目的ごとに「顧客獲得」「見込み顧客」「一般顧客」の三つにわかれます。ダイレクトメールについて、下記にて説明していますので気になる方は是非ご確認ください。
【関連記事】
ダイレクトメール(DM)とは?種類や送り方、効果について徹底解説!
SNSのなかで送受信可能なのがDM(ダイレクトメッセージ)
一方で
DMの特徴はというと、
TwitterやInstagramなどのSNS上で送受信可能な点です。基本的に、SNSアカウントさえ保有していれば料金が発生することなく利用できる機能となっています。
また、非公開でのやり取りのため第三者からはメールの内容を見られることはありません。そのため、特定の人に情報を共有したい場合に利用されます。例えばTwitter、Instagram、FacebookなどのSNSでDM機能が利用できます。
DMは、友人や家族、知り合いとのコミュニケーションに利用されるほか、ビジネスやカスタマーサポートのやりとりにも使われます。
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DM(ダイレクトメッセージ)の仕様
次にDMの仕様について紹介します。各種SNSによって、仕様は異なりますので混同しないようにしましょう。
送信可能な文字数
まずは、SNSのプラットフォーム別に送信可能な文字数について紹介します。
主要なSNSで送信可能なDMの文字数については、以下の通りです。
Facebook:制限なし Instagram:1,000文字 Twitter:10,000文字
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現状のSNSでは上記の文字数が一度に送信できる文字数となっているようです。そのため、Twitterの場合は10,000文字、Instagramの場合は、1,000文字を超えてしまうような内容の場合、あらかじめ文章を2文・3文と分けて送るようにしましょう。
参考:
Twitterダイレクトメッセージ文字制限の撤廃について
メッセージの閲覧者
DMの閲覧者は、基本的に1対1でのやり取りになるため、第三者から通信の内容が見られるということはありません。TwitterやInstagramの場合、アカウントから吹き出しのようなものが表示されて会話しているように見えます。
しかし、仲の良いグループや家族などのグループ単位でDMを送ることが出来るので、SNSごとに機能を確認しておきましょう。
SMS(ショートメッセージ)とDM(ダイレクトメッセージ)の違い
次に携帯電話を使用している人は利用したことがあるSMS(ショートメッセージ)があります。一般的に携帯電話で活用するSMSとDMは、何が異なるのでしょうか。ここでは、SMSとDMの違いについて紹介します。
送受信の費用の有無
DMは、SNSのアカウントを保有していれば無料でメッセージの送受信が可能です。一方でSMSはメッセージの送信に費用が発生します。通信業者によって異なりますが1送信当たり3円〜の料金がかかります。そのため、SMSの方が費用発生により悪意のある第三者からのメールが減るためセキュリティが固いです。
SNSは無料でメッセージのやり取りができるため、コストパフォーマンスに優れたマーケティング活動を行うことができます。反対にSMSは、重要な情報などを送りたい場合に使用するのが良いです。
機能の利用範囲の差
DMはアカウントさえあれば、アカウントを保有している相手の誰にでもメッセージを送ることができます。SMSではメッセージを送る相手に制限があります。これにより、友達や知り合いだけでなく、世界中の人々と簡単にコミュニケーションができる利点があります。
しかし、その一方で、不特定多数のユーザーからメッセージが送られてくることがあり、プライバシーやセキュリティの問題が生じることがあります。そのため、プラットフォームによっては、未承認のメッセージを受信する前に承認を求める機能が用意されていることがあります。
一方、SMSは携帯電話の通信網を利用して送受信されるテキストメッセージで、スマートフォンを所有していて相手の携帯電話番号を知っている場合のみメッセージを送ることが可能です。これにより、既知の相手とのコミュニケーションに適しており、不特定多数からのメッセージが送られてくる可能性は低いです。
ただし、SMSの利用範囲は限定的であり、携帯電話番号を知らなければ新たな人々とコミュニケーションを取ることが難しいというデメリットがあります。
セキュリティ対策の度合
DMは、基本的にSNS上にいる人ほとんどすべての人に無料でメッセージを送ることが可能です。そのため、全く知らない人からいきなりメッセージが飛んでくる可能性も考えられます。実際に大阪府に住んでいた小学6年生の少女が、TwitterのDMでのやりとりがきっかけで誘拐されたという事件も起きています。
このように第三者からの連絡は事件の可能性や個人情報漏洩などセキュリティリスクなど様々なリスクが顕在しているため、注意が必要です。
一方でSMSは、第三者からメッセージがくる場合がありますが、費用が発生するため悪意のある第三者からのメッセージは減少傾向にあります。また、SMSでは携帯電話の本人確認のための認証が強化されておりセキュリティリスクの低減を実現させています。
参考:
東洋経済ONLINE「10代の誘拐」がツイッターで相次ぐ悲しい理由」
SNSでダイレクトメッセージを使用するメリット
DMをSNSで利用することで得られるメリットはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、SNSでDMを使用するメリットについて3つ紹介します。
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
フォローの有無にかかわらず送れる
まず、SNSでDMを使用するメリットとして、フォローの有無にかかわらず送れることが挙げられます。SNSでのDMは、相手がアカウントに鍵をかけていない場合を除いてDMをすべての利用者に送ることが可能です。そのため、商品の宣伝をしたい場合など費用を掛けずにアプローチすることができます。
ただし、反対に言えば相手も自分自身をフォローしていないのにメッセージを送ることが可能です。その場合、個人情報漏洩などのセキュリティリスクがあるため、よく相手を見極めてやり取りをするように心がけましょう。
個人・複数人とのメッセージが可能
SNSのDMでは、プライベートのやり取りの他にグループチャットの利用が可能です。個人とのやり取りの場合、基本的にメッセージの内容が公開されず送信者と受信者のみがアクセス可能です。
一方で複数人とのやり取りの場合は、グループチャットを作成してまとめてコミュニケーションを図ることができます。そのため、複数人との情報共有や意見交換が効率的に行えます。
グループチャットでは、参加者全員がメッセージのやりとりや共有されたコンテンツにアクセスできるため、情報がスムーズに共有されます。
コメントと違って他ユーザーに視認されない
SNSのDMは、通常の投稿やコメントと違ってメッセージ内容が第三者によって見られることはありません。そのため、非公開情報などあまり知られたくないような情報をやり取りしたい場合でも問題なく、やり取りすることができます。しかし、勝手に第三者に見られることはありませんが、状況次第では閲覧される場合があるので注意しましょう。
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SNS別のDM(ダイレクトメッセージ)の注意点
DM(ダイレクトメッセージ)は、各SNSごとで仕様が異なるため、利用する際に注意が必要です。
ここでは、TwitterとInstagramのDM(ダイレクトメッセージ)について解説します。
Twitterは、DM機能を利用できるSNSの一つです。Twitterにおいて特に注意しておきたい点は、DMをこちら側で削除したとしても相手のアカウントでは削除されていないところです。
例えば、自身の友人にあるメッセージを送信したと思って確認すると会社の上司に送られていた場合を考えます。Twitterではこの場合、焦ってメールの送信を取り消したとしてもこちら側ではメッセージが削除されていますが、相手からは見えたままです。そのため、会社の上司には送信したメッセージは常に見えている状態になってしまいます。
TwitterでDMを送る際は相手を間違えていないか内容に問題がないかよく確認して送るようにしましょう。
特に、マーケティングで個人にPRしたい場合などで気をつけておかなければ失敗するリスクが考えられるため、留意しておく必要があります。
InstagramのDM(ダイレクトメッセージ)の注意点
InstagramもDM機能が搭載されている若者を中心に人気を集めているSNSです。
まずInstagramでDMを利用する際の注意点として、既読がついてしまうことに注意しましょう。LINEのように既読をつけずにメッセージを確認することができないため、既読無視などのトラブルが発生してしまう可能性があります。
また、既読の有無は設定で変更することができません。そのため、InstagramでDMを利用する場合はこまめな返信を心掛けるようにしましょう。もし仕事や用事などでこまめに返信が出来ない場合は、事前に相手にいつまでに返信をすると伝えておくと印象が良くなるでしょう。
また、Instagramでは、現在アプリを利用中であることが相手に把握されてしまう点に注意する必要があります。例えば、ある友人から電話が来たけど無視してInstagramを利用していた場合、友人にその状況が把握されてしまいます。この場合、最悪喧嘩などのトラブルに発展する可能性があるため注意が必要です。
ログイン状況が見られたくないという方は、Instagramの設定からオンライン表示の設定をオフしておきましょう。
DM(ダイレクトメッセージ)の送り方
実際にSNSでDMを送るにはどのようにすれば良いのでしょうか。
ここでは、TwitterとInstagramのDMの送り方をそれぞれ解説していきます。
まずは、TwitterでのDM送信の手順を解説します。
参考:
ダイレクトメッセージについて
まずは、Twitterのアプリを開いて画面右下にある封筒のアイコンを押下してDMの一覧表示を展開します。
DMを送信するための画面を開いたら、次に画面右下にあるメッセージアイコンから新規で文章を作成します。
新規作成の画面を表示させたら、アドレスボックスに送信先を入力します。送信先には、文章を送る相手のアカウントか名前または利用者名を入れます。この際、グループメッセージを活用する場合は上限50人まで追加可能です。
最後に相手に送信予定のメッセージを作成して送ります。送信は、入力したメッセージの欄にある紙飛行機のマークを押下して送信します。DMは、受信した際に通知が来るように、プッシュ通知、SMS通知、メール通知の設定をしておくことをおすすめします。
Instagramの場合
次にInstagramでDMを送信する場合の手順を解説します。
①ホーム画面上右上の吹き出しマークをタップ
初めに、Instagramアプリの右上にある吹き出しマークを押下してDMの一覧表示画面を展開します。この時、Instagramを左にスライドすることでもDMの一覧表示の展開が可能です。
②DM(ダイレクトメッセージ)の画面右上にある鉛筆マークをタップ
DMの画面を開けたら、次に画面右上にある鉛筆マークをタップします。鉛筆マークを押下するとDMを送る予定の利用者のリストが表れます。
③検索欄に送信先を入力
DMを送信する利用者一覧の画面が開いたら、実際にDMを送りたい相手を検索欄に入力します。
④チャットからメッセージを作成、送信
送信先を入力したら、「チャット」をタップして相手のチャット画面を開きます。そして、チャット画面が開いたら自分の送信したい内容のメッセージを作成して送信します。
相手のアカウント画面のメッセージからでも可能
また、上記以外にもDMを送信したい相手のアカウント画面からメッセージを送ることが可能です。この場合、相手のアカウント画面を開き「メッセージ」を押下することでチャット画面を開くことができます。チャット画面が開いたら、送りたい内容のメッセージを作成して相手に送ります。
おわりに
DM(ダイレクトメッセージ)は、SNS上において利用者間でメッセージの送受信を行うための機能です。DMはSMSと異なり、メッセージに料金がかからないところが魅力的です。費用を掛けずに相手にアプローチすることが可能です。
しかし、第三者から個人情報が盗まれるセキュリティリスクが顕在します。また、SNSの種類によって送れる文字数に制限があったり、機能に違いがあるため利用する際はそれぞれ理解しておくことで便利に利用することが可能です。
DM(ダイレクトメッセージ)に関する資料
最後に、DM(ダイレクトメッセージ)に関する資料を下記にまとめました。
また、ダイレクトメールに関する資料は下記から確認できますので、気になる方は是非ご確認ください。
DM(ダイレクトメッセージ)に関する媒体資料一覧