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公開日:2019年09月18日 更新日:2025年05月23日

デジタル音声広告とは?市場規模や事例を解説!

デジタル音声広告とは?市場規模や事例を解説!

注目の手法「音声広告」の市場規模は今後も成長していくことが予想されます。この記事では、デジタル音声広告の効果やサービスをご紹介していきます!

  • デジタル音声広告(オーディオアド)とは

    デジタル音声広告とは、radikoやSpotifyなどの音楽配信サービスで流れる音声広告のことを指します。音声での広告といえばラジオ広告でしたが、インターネットを活用したラジオ放送や音楽配信サービスの中には、ターゲティング配信が可能なメニューも登場したことで注目を集めました。

対話型音声広告とは

対話形式の音声広告は、iPhoneのsiriのように音声アシストを広告したものです。
まだ対話形式の音声広告は構想中のフェーズですが、将来的にsiriのような対話形式のデバイスでの広告配信が可能になるといわれています。
一方的な宣伝活動ではなく、ユーザがその場で質問することが可能で、ユーザーのニーズに合わせて提案すつことができるので、コンバージョン率の向上につながることが見込めます。

デジタル音声広告の特徴とメリット

デジタル音声広告の特徴とメリット

完全聴取率が高い

デジタル音声広告を利用することで、完全聴取率が高いメリットがあります。
聴取率とは、デジタル音声メディアなど広告を出稿した際に、最後まで視聴してもらえる確率を指します。無料のデジタル音声メディアに広告を出稿した場合、広告をスキップできないことから非常に聴取率が高いです。自社の広告を確実にユーザーへ届けられるのは、大きなメリットと言えるでしょう。ただし、有料デジタル音声メディアに広告を出稿した場合は、聴取率は非常に低いため、あらかじめ注意しましょう。

ブランド訴求に強い

デジタル音声広告は自社ブランドの目的や理念について、デジタル音声を用いて届けられるため、ブランド訴求に強いメリットがあります。ブランドの内容やメッセージを広告として配信することで、直接商品を見せることがない分、イメージを利用してオーディオブランディングが可能です。デジタル音声広告を活用することにより、ブランドイメージを高めて、効率的に訴求できるでしょう。

広告への嫌悪感が抱かれにくい

デジタル音声広告はテキスト広告やディスプレイ広告に比べて、広告への嫌悪感を抱かれにくいメリットがあります。テキスト広告やディスプレイ広告はユーザーの目に直接触れるため、明確に広告として認識されることになり、内容によっては嫌悪感を与えてしまうでしょう。一方、デジタル音声広告はブランドのイメージやメッセージを伝えることが多いため、広告に対しての嫌悪感を抱かれることなく、スムーズに訴求が可能です。

音声による訴求は覚えられやすい

デジタル音声広告は、視覚的に表示される広告よりも訴求を覚えられやすいメリットがあります。例えば、ディスプレイ広告の場合は、ユーザーの目の前に広告が表示されている場合でも、そのほかにさまざまな情報が表示されているため、広告自体の印象は残りづらいです。
一方、デジタル音声広告の場合は、直接ユーザーに広告を流せるため、広告自体を覚えられやすいです。デジタル音声広告を流している間は邪魔を感じにくいため、無駄なく情報を伝えられます。さらに、音声広告のテンポやリズムを耳に残すことができるため、広告自体がユーザーの印象に残り、高い効果を得られるでしょう。

デジタル音声広告の市場規模

音声広告市場は世界的に年々拡大し続けています。市場拡大の要因の一つにSpotifyなどの音声サービスの普及が挙げられます。国内外での音声広告の市場規模を下記で解説します。

日本での市場規模

出典:デジタル音声広告の市場規模/デジタルインファクト調べ

デジタルインファクトが2020年に実施した調査によると、日本の音声広告市場は、2023年245億円、2024年350億円(成長率約142%)に到達すると想定されていました。実際に、電通の調査結果では、ラジオデジタル媒体は2023年28億円、2024年34億円と約121%の成長が報告されています。なお、デジタルインファクトの調査によると2025年には音声広告市場は420億円に成長すると想定されています。Web広告や動画広告が注目されがちな昨今ですが、音声広告市場の急拡大により、今後もっと身近な存在になると考えられでしょう。
参考:2024年 日本の広告費/電通調べ

米国での市場規模

米国は、ポットキャストの本場と言われているのはご存じでしょうか。2021年に発表された調査によると、音声広告は右肩上がりに拡大を続け、2025年には78億9,000万ドル程度の規模になることが見込まれます。実際に、2024年の媒体収入は前年比8%増の76億ドルとなっており、高い成長となっていることがわかります。 米国においてもアプリを利用したデジタル音声広告や対話型音声広告が主流となり、さまざまなデジタル音声メディアで広告が用いられています。利用者数が増加するとともに、米国のデジタル音声広告の市場規模もさらに拡大していくと言えるでしょう。
出典:US Audio Advertising Forecast 2021

音楽配信サービスの利用増加

日本と米国など世界的に音声広告の市場が拡大している背景には、音楽配信サービスの利用者数増加が関係しています。
ICT総研が2022年に行った調査を見ると、定額制音楽配信サービス利用者は2022年に2,770万人、2025年には3,250万人へと拡大していくことが予想されています。
出典:2022年 定額制音楽配信サービス利用動向に関する調査

日本レコード協会の統計において、2021年国内音楽コンテンツ市場ではオーディオレコード市場が前年比1%減(1,280億円)だったのに対して、配信型音楽市場は前年比14%増(895億円)となった。近年CDなどのオーディオレコード市場が衰退していく一方で、音楽配信サービス市場は反比例して拡大を続けています。
出典:一般社団法人 日本レコード協会

さらに、CDなどを購入することなく、好きなアーティストの楽曲を視聴できる手軽さから注目を集めているのです。このことから、今後もデジタル音声配信サービスの利用者数が増加していくと考えられるでしょう。

デジタル音声広告を配信できるメディア

Spotify radiko YouTubeオーディオ広告 ニッポン放送
ポッドキャストオーディオアド
TBS Podcast 朝日新聞
ポッドキャスト
週刊文春
Podcast
秒数 最大30秒 15秒~60秒 最大15秒 要問い合わせ 20秒~5分 要問い合わせ 5~10分程度
最低出稿金額 なし 3.5万円~
(20秒)
要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ

Spotify

Spotifyは世界最大級の音楽ストリーミングサービスであり、2016年の日本進出後、現在でも大きく会員数を伸ばし、apple社の提供するApple Musicと肩を並べるほどに成長しています。
資料ダウンロード(無料)

こちらもチェック

radiko

radikoは日本最大級のネットラジオ配信サービスです。有料会員になれば日本中のラジオ番組が聴き放題になるほか、タイムフリー機能を使えば過去1週間に配信されたラジオを逃さず聴くことができるという魅力的なツールを持ち合わせたサービスです。
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YouTubeオーディオ広告

YouTubeオーディオ広告は、YouTubeおよびYouTube Musicの音声コンテンツ中に配信される広告で、ユーザー属性や興味関心、地域、デバイスなどを基にした精密なターゲティングが可能です。映像制作が不要なため、コストを抑えつつ効果的なブランディングが期待できます。また、DSPを活用することで、他の音声メディアと連携した広告配信も実現できます。

ニッポン放送 ポッドキャストオーディオアド

ニッポン放送が提供するポッドキャストオーディオアドは、人気番組「オールナイトニッポン」シリーズなどの音声コンテンツに、プログラマティックな音声広告を挿入できるサービスです。配信日時や地域、デバイスなどのターゲティングが可能で、再生数に応じた課金モデルを採用しています。Apple PodcastsやSpotifyなどの主要プラットフォームに対応し、柔軟な広告出稿が可能です。

TBS Podcast

TBS Podcastは、月間再生数2,500万回を超える国内最大級のポッドキャストステーションです。インプレッション指定やエリアターゲティングが可能で、従来のラジオ広告では難しかった柔軟な広告配信が実現できます。また、出演者によるホストリード広告や、クロスデバイス分析を用いた効果測定ツールも提供されており、初回限定のトライアルプランも用意されています。
資料ダウンロード(無料)

朝日新聞ポッドキャスト

朝日新聞が提供する音声コンテンツで、政治・経済・社会のニュースを記者の肉声で深掘り。代表番組「ニュースの現場から」や「朝日新聞アルキキ」などをApple PodcastsやSpotifyで配信。忙しい日常でも手軽に最新情報を聴取可能です。
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週刊文春Podcast

週刊文春Podcastは、週刊文春編集部が提供する音声コンテンツで、電子版の記事内容を分かりやすく解説しています。政治、社会、芸能などのスクープ記事を取り上げ、記者やデスクがその舞台裏や取材の裏話を語る「文春記者トーク」も特徴的です。Apple PodcastsやSpotifyなど、主要なポッドキャストプラットフォームで配信されており、無料で聴取可能です。
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デジタル音声広告の費用形態

音声アプリメディアでは、クリック課金のように、広告を視聴したユーザー数ごとに費用が発生します。詳細は媒体資料をダウンロードのうえ、ご確認ください!
音声広告の資料一覧

音声広告の事例

Spotifyを活用した音声広告の事例

2019年に公開された映画『Diner ダイナー』では、Spotifyのデジタル音声広告が活用されています。主に30秒のノンスキップ広告を採用しており、Spotifyの無料プラン利用ユーザーに対して訴求を実施しています。Spotifyの広告にはコンパニオンバナーと呼ばれる、アプリ専用表示の広告があるものの、基本バナーは見られない前提で作成されていました。具体的には、主演の藤原竜也さんが叫ぶなど、映画の特徴的な3つのシーンを抜き出して、広告として採用しています。音声はトレイラーをそのまま抜き出すのではなく、バイノーラル化して用意することで、Spotifyの一般的なデジタル広告のCTRに対して、2倍以上の実績を出しています。

Google Play Musicを活用した音声広告の事例

米コンサルティング会社では、toC向けのデジタル音声広告として音声メディアのGoogle Play Musicを活用しています。クライアントが希望した音声広告と商材を用意することで、750万インプレッションとCTR0.11%、7,500クリックの獲得など、高い成果を得ています。普段から利用する音声メディアでデジタル音声広告を配信するだけで、ユーザーに抵抗感なく商材の訴求が成功していると言えるでしょう。

デジタル音声広告の出稿手順

デジタル音声広告の出稿手順 デジタル音声広告を出稿する手順は、①媒体を選定する→②音声データを用意する→③審査・配信開始、の3ステップです。音声データは、各媒体の入稿規定に沿ったデータを用意しましょう。また、媒体選定の完了から配信開始までは1~2か月程度余裕を持っておくと安心です。


ライタープロフィール

メディアレーダー 運営事務局株式会社アイズ
広告・マーケティングに特化した媒体資料のポータルサイト「メディアレーダー」のマーケティング担当。
BtoBマーケティングを始め、Web広告やリード獲得目的の施策を展開中。
「めでぃつぶ」では、広告業界の方、マーケター必見のマーケティング知識・ノウハウを発信しています。
メディアレーダーについて詳しく知りたい方はこちら
https://media-radar.jp/about.php

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