公開日:2020年06月29日 更新日:2024年10月25日
オフライン広告とは?オンライン広告との違いや、種類別の費用・メリットを解説!
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オフライン広告とは
オフライン広告とは、インターネットを使用しない広告のことです。マス広告や屋外広告、またデジタルサイネージなどインターネットを活用せずに配信される広告のことを指します。
看板広告や交通広告・マス広告など、1度の出稿で不特定多数の大勢リーチすることができる手法や、同梱広告やダイレクトメール(DM)など、特定層に対してアプローチする手法など、様々な手法があります。
メリットも非常に多くあるオフライン広告ですが、オンライン広告とはどのような違いがあるのでしょうか。この記事では、オフライン広告の種類やオンライン広告との違いについて詳しく解説していきます。また、オフライン広告の広告媒体資料もまとめていますので、気になる方はダウンロードしてお役立てください。
オンライン広告とオフライン広告の違い
オンライン広告とオフライン広告の大きな違いは、配信先の媒体と配信形態が異なることです。
オンライン広告は、インターネットを介した広告のことであり、リスティング広告やディスプレイ広告、SNS広告が当てはまります。
オフライン広告は、広告表示にインターネット回線に必要はなく、テレビCMやラジオ広告、新聞広告、雑誌広告などのマスメディアと、交通広告や看板広告、屋外広告などが当てはまります。
また広告掲載に必要な費用も違い、オフライン広告は確実に一定数以上の人に見てもらえる保証があることに対し、オンライン広告はそのような保証がないことも違いとして挙げられます。
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オフライン広告のメリット3つ
続いて、オフライン広告のメリットについて紹介していきます。オフライン広告には、オンライン広告には無い魅力があります。具体的なメリットについては以下となります。
エリアごとにセグメントしやすい
まずオフライン広告のメリットとして挙げられるのは、エリアごとにセグメントしやすい点です。一口にオフライン広告といってもその種類は多岐に渡りますが、いずれの手法においてもエリアを絞ったターゲティング設定が可能です。例えば、折り込み広告や屋外広告、看板広告などは訴求先のエリアによって効果も全く異なります。
広告の露出が保証されている
オフライン広告の多くは、1ヵ月や半年、長ければ1年などの期間指定による掲載が一般的となります。そのため、広告の露出が保証されている点も魅力の一つです。オンライン広告の場合には、入札価格や広告クリエイティブなどの品質に応じたオークション制が多く、例え出稿したいと思っても、希望する場所や位置に安定して掲載される保証がある訳ではありません。対してオフライン広告では、指定の広告枠を購入することで、契約期間中は必ず広告を掲載させることが可能です。キャンペーンや割引特典がある場合など、広告出稿による機会損失を防ぐ上でも効果的です。
認知されやすい
もう一つオフライン広告のメリットとして挙げられるのは、認知されやすいという点です。テレビはもちろん、ラジオや新聞といったマスメディアは、インターネットの普及に伴い影響力が減少しているとはいえ、まだまだ日々利用しているユーザーは多くいます。このようなユーザーに対して広告訴求することで、数百万人から数千万人規模でアプローチすることも期待できます。また、屋外広告や交通広告などにおいても同様で、通行人が多いエリアでの出稿であれば、そのエリアを利用する通勤・通学ユーザーに対して日々アプローチすることができるため、自然な形でユーザーに訴求することで認知されやすい傾向にあります。このような点もオフライン広告ならではのメリットの一つです。
オフライン広告のデメリット
次に、オフライン広告のデメリットについても紹介していきます。オフライン広告にはメリットだけでなくデメリットも存在します。出稿する媒体メニューによっても異なりますが、これからオフライン広告の出稿を検討している場合には、以下の点は注意点として押さえておくと効果的です。
効果測定しづらい
オフライン広告はオンライン広告に比べて効果測定がしづらい傾向にあります。オンライン広告であれば、画像や動画といった出稿バナーのクリック状況や、そこからランディングページなどに遷移し、購入や申し込みといったコンバージョンが何件発生したのかといった効果を、数値をもとに把握することが可能です。このように具体的な数値での効果検証が、オフライン広告では明確化しずらい点がデメリットです。
単価が高い
オフライン広告はオンライン広告に比べて出稿費用が高くなる傾向にあります。一般的に運用型などのオンライン広告では、クリック課金型を取ることが多く低コストで運用を始めることが可能です。これに対してオフライン広告では、掲載面や掲載期間に応じて費用が発生するため、数十万円から数百万円規模で費用がかかる傾向にあります。特に、テレビ広告やラジオ広告、新聞広告といったマスメディアは、オフライン広告の中でも単価が高い傾向にあります。地方局や地方紙であればまだしも、全国放送の民放キー局や発行部数の多い全国紙などでは数千万円かかるケースも少なくありません。
広告内容の変更が効きにくい
広告内容の変更が効きにくいということも、オフライン広告のデメリットの一つです。
広告を出稿した後では、広告内容の修正や変更を行い辛いため、商品やサービスの入れ替わりが激しい業界や、トレンドの変遷が多い業界ではネックになってしまうでしょう。
宣伝内容と広告媒体の相性をしっかり見極めることが大切です。
オフライン広告の媒体資料まとめ
ここでは、オフライン広告に関する媒体資料をまとめました。
気になるものがございましたら、ぜひダウンロードしてご活用ください
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オフライン広告の種類
続いて、オフライン広告の種類について紹介していきます。オフライン広告の種類は多岐に渡り、それぞれ特徴や強み、ターゲット層などが異なります。ここでは代表的なオフライン広告について特徴とともに紹介していきます。
新聞広告
新聞広告とは、新聞の紙面に掲載できる広告のことです。
新聞社の審査に通過しなければ掲載されないため、広告としての信頼性が非常に高いことが特徴です。
また、地域に絞って広告出稿することができるため、費用対効果が高いことも魅力です。
メリット | ・信頼性が高い
・読まれる可能性が高い
・特定の地域を選んで広告出稿が可能 |
デメリット | ・リーチできない層がある
・出稿費が比較的高い
・効果測定が難しい |
新聞広告の費用相場
- 全国紙で全15段:約200万円~480万円
- 突き出し広告:100万円
- 記事中広告:85万円
- 題字下広告:86万円~150万円
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雑誌広告
雑誌広告は、雑誌の誌面や裏表紙などに掲載される広告記事のことで、文章や写真、イラストを用いて読者に向けて商品やサービスを訴求します。
雑誌広告は、雑誌ごとに読者層の年齢や性別、趣味嗜好などを絞ることができるため、自社のターゲット層に対し高い確率で訴求できる特徴があります。
メリット | ・特定層への訴求が可能
・社会や読者からの信頼度が高い
・再独立が高い |
デメリット | ・発行部数が雑誌によって異なる
・広告効果が可視化しずらい
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雑誌広告の費用相場
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ラジオ広告
ラジオ広告とは、消費者のお出掛けや買い物に繋がる車や電車の移動中に配信する広告です。
その他のマス広告と比較すると比較的安価で広告出稿をすることができ、人気のラジオ番組であれば、毎日、もしくは毎週視聴するリスナーも多く、一定の広告効果があるでしょう
メリット | ・エリアを絞れる
・マス媒体の中で比べると費用が安い
・視聴者に受け入れてもらいやすい |
デメリット | ・視覚的なアプローチができない
・若年層にリーチしずらい
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イベント出展の費用相場
- 東京の放送局(スポット):2万円~10万円
- 地方局(スポット):2000円~5万円
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テレビ広告
テレビ広告は、番組中や番組と番組の間に放映される広告のことであり、15秒、30秒、120秒のテレビCMや、5分の短い番組、通販企業が利用しているインフォーマーシャルがあります。
消費者からの信頼性が非常に高く、瞬発的な拡散力やブランディング力は非常に優れており、全国ネットでのテレビ広告であれば全国各地へ露出することができるため、商品やサービスの認知向上に期待できます。
メリット | ・幅広い層にリーチできる
・視覚と聴覚での訴求が可能
・購買行動につなげやすい |
デメリット | ・出稿コストが高い
・ターゲットがセグメントしづらい
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テレビ広告の費用相場
- 東京キー局:40~80万円
- 関東独立局:4万円
- 地方ローカル局:3~4万円
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折り込み広告
新聞の折り込み広告は、新聞購読者が日常的に接している習慣性の高い、世帯訴求型の広告です。
消費行動に直結しやすく、即効性の高い広告メディアであることが特徴です。
毎日決まった時間に届けられるため、販売日やリリースのタイミングに合わせて、一日で広範囲に配布したい場合に最適です。
地域を限定して広告配信することができるため、無駄なく低コストで大きな効果が期待できるでしょう。
メリット | ・エリアが指定できる
・ターゲットが絞れる
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デメリット | ・情報量に限度がある
・リーチしにくい層がある
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折り込み広告の費用相場
- 1枚当たり:3.3~9.7円
- ※配布地域、広告サイズ、枚数によって変動
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屋外広告
屋外広告は、屋外にて一定期間公衆に対して提出する広告物のことであり、ビル看板やロードサイン、屋外看板などが挙げられます。
新商品の宣伝や、企業の知名度向上、店舗への誘導に効果的で、通行量の多い場所や多くの人が日常的に利用している場所で掲示します。
メリット | ・設置場所によってターゲットを絞れる
・視認性が高い
・反復効果がある
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デメリット | ・ターゲットのセグメントが難しい
・他の看板に埋もれてしまう可能性がある
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屋外広告の費用相場
- 1か月単位:7万円~30万円
- 1年単位:60万~250万円
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交通広告
交通広告とは、電車やバス、駅など交通に関係する媒体に掲示出来る広告のことです。普段利用するバスや電車などの広告枠に掲載されるため、視認性や反復効果があります。また、交通手段の利用者層に合わせてターゲティングしやすい点も特徴です。
メリット | ・視認性・接触率が高い
・エリア・属性でのセグメントがしやすい
・反復効果がある
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デメリット | ・出稿費が比較的高い
・効果測定が難しい
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交通広告の費用相場
- 電車広告(ポスター):1万円~
- 電車広告(ステッカー):5万円~
- 電車広告(車体):8万円~
- サイネージ:10万円~
- バス:3万円~
- タクシー(サイネージ):週25万円~
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フリーペーパー
フリーペーパーとは、一般雑誌として販売されているものとは異なり、掲載企業からの掲載料で運用されている印刷物で、読者へ無料で届けられます。
広告掲載の費用が安価で、ターゲットに直接届きやすいことが特徴です。
メリット | ・特定層に強い
・エリア・属性でのターゲティングができる
・コストを抑えて出稿できる
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デメリット | ・効果が一時的になる可能性がある
・多くの情報を載せることができない
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フリーペーパーの費用相場
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DM(ダイレクトメール)
DMは、企業から個人、もしくは法人宛に直接届けられる広告であり、商品案内やキャンペーン案内、カタログ、パンフレットなどがあります。
費用対効果が高い広告手段として多くの企業に採用されており、ターゲットやニーズを絞り込み、ピンポイントで広告宣伝を行うダイレクトマーケティングの一種です。
メリット | ・情報を直接届けることができる
・顧客の情報に合わせてリーチできる
・他のオフライン広告と比較して効果測定しやすい
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デメリット | ・未開封の可能性がある
・配信リストを作成する必要がある
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DMの費用相場
- 葉書サイズ:1枚当たり約70円~
- ※発行部数やサイズによって異なります
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同封・同梱広告
同封・同梱広告とは、チラシやサンプルなどの広告物を同封、同梱し、商品やカタログと一緒に顧客へ届ける手法です。
顧客が注文した商品と一緒に手元に届くため、非常に高い確率での開封率が期待できます。
メリット | ・ダイレクトに訴求できる
・ターゲティングしやすい
|
デメリット | ・広告出稿の時期が決まっている
・効果測定がしずらい
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同封・同梱広告の費用相場
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イベント出展
イベント出展とは、セミナーや講演会、周年イベントやパーティ、展示会のブース出展、商品やサービスのPRなどです。
イベント出展を行うことで、消費者が実際に目で見て、触れて、商品やサービスを体感することができるため、使用時のイメージがしやすく購買意欲が高まりやすくなります。
メリット | ・宣伝効果やブランディングに繋げやすい
・一度で多くの顧客と接することができる
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デメリット | ・出展に広告費や人件費がかかる
・準備に時間がかかる
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イベント出展の費用相場
- セミナー・講演会:50万円~
- 展示会ブース出展:100万円~
- パーティー:150万円~
- PRイベント:200万円~
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オフライン広告の費用相場まとめ
上記でもご紹介した、オフライン広告の費用相場を表にまとめました。
種類 | 掲載・期間・サイズ | 費用相場 |
新聞広告 | 全国版の新聞の紙面1/2
| 約300万円~ |
雑誌広告
| 4色刷りの1ぺージ
| 約90万円~240万円~ |
折り込み広告
| チラシ1枚 | 約3.3~9.7円×配布枚数 |
屋外広告
| 渋谷駅(Q'S EYE)、1週間 | 約100万円~ |
ラジオ広告
| 約20秒のラジオ広告 | 約25万~
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テレビ広告 | 東京キー局/約15秒を1回
| 約40~80万円~ |
交通広告
| デジタルサイネージ | 約10万円~ |
フリーペーパー
| A4
| 約50万円~ |
同梱・同送広告
| チラシ1枚あたり | 約5円~15円×送付数 |
イベント出展
| セミナー・講演会 | 約50万円~ |
DM(ダイレクトメール)
| 葉書サイズ | 約70円~×発行数 |
オフライン広告を選ぶポイント
次に、オフライン広告を選ぶポイントについて紹介していきます。オフライン広告は、オンライン広告に比べて効果検証がしづらい傾向にありますが、その中でも効果を高めるためには、以下の点を押さえておくと効果的です。
訴求したい属性に合わせる
まずは、自社の目的やターゲットを明確化し、そのターゲットに則した広告を出稿する必要があります。例えば、地方の1店舗しかなく、その来店促進を図りたいのであれば、全国放送のテレビCMや全国紙に広告出稿しても意味がありません。対象エリアに則した屋外広告や交通広告、もしくは折り込み広告などの方が効果につながる可能性が高まります。費用対効果を高めるためには、訴求したい属性に合わせたオフライン広告を選定することが重要です。
効果検証しやすい媒体を選ぶ
また、可能であれば効果検証しやすい媒体を選定することも効果的です。オフライン広告であっても、上手く活用することで効果検証を行うことが可能です。例えば、折り込み広告のチラシに割引クーポンを明記しておけば、来店時にクーポンを活用したユーザーは広告効果と判別することができます。また、同様に新聞広告などであれば購読数や配布数などから効果を測定することも可能になります。このように、オフライン広告であっても効果検証しやすい媒体を選ぶことも重要です。
売上獲得までの導線を作る
最後に、売上獲得までの導線を作ることも重要です。オフライン広告は、認知度向上やブランディング効果が期待できますが、一般的に自社の最終目的は売上増加や利益拡大にあります。そのため、オンライン広告などとクロスメディア戦略をとり、売上獲得までの導線を構築しておく必要があります。デメリットの広告でも一部ふれたように、専用の電話番号やQRコード、検索窓などを明記するとともに、オンライン広告と組み合わせながら施策を講じていくと効果的です。
オフライン広告の効果測定方法は?
オフライン広告は、訴求したいターゲット層、そしてエリアを絞ってストレートに情報を届けることができますが、その一方で効果測定が難しいということも考えられます。
オフライン広告の効果測定方法を詳しく見てみましょう。
定量的な調査
定量的な調査とは、一定数のユーザーを対象にアンケート調査を行い、広告を見る前と見た後でどのような変化が生まれたのか、それを「はい、いいえ」もしくは「○、×」というような解凍形式で調査する方法です。
かなり王道な手法で、マス広告全盛期から行われていた手法です。
定量的な調査により、広告認知度の伸びや、競合他社との印象の違い、広告を見てどう感じたか、どのような行動を取ったのか、など多くの観点から広告効果を測ることができます。
定性的な調査
定性的な調査とは、定量的な調査と同じように一定のユーザーを対象にアンケートを行います。
主にユーザーが広告を見る前と見た後の意識の変化を調査するのですが、定量的な調査のような二者択一回答ではなく、具体的な意見を聴取していきます。
ユーザーの意識の変化を詳細に捉えることで、課題に対する具体的な解決策のヒントが見つかったり、新たなニーズの発見に繋がります。
ですがこのような主観的な回答をデータ化することは非常に困難なため、手間がかかる作業になることが多いです。
オンラインを活用した調査
定量的な調査や定性的な調査を行うことで、ユーザーの広告に対する意識の変化を知ることができますが、ユーザーが何をきっかけに商品やサービスを購入したのか、という購買動向を探るという面においては結果が分かりにくいことがあります。
これを解消するために行われる調査が、オンラインを活用した調査です。
たとえば新聞広告を行った後、どのくらいのユーザーがWebサイトを訪れたのか、ということを分かるようにしておくと、オフライン広告の即時的な効果測定を行うことができます。
調査会社への依頼
オフライン広告の効果測定は、調査会社へ直接依頼することも一つの方法です。
予算に余裕がある場合には、調査会社へ依頼することで、確実な調査結果を得ることが出来る上、知識やノウハウを教えてもらい、アドバイスを受けることができます。
調査会社によって、料金やリサーチの手法、調査結果の報告までの期間が異なるため、依頼する場合は自社にとっての重要な条件とポイントを洗い出して、自社と相性が良い会社を選ばなければなりません。
オフライン広告の活用事例
オフライン広告は、古典的な手法と思われてしまいがちですが、デジタル媒体にはない独自の強みがあるため、今でも多くの企業が活用しています。
オフライン広告の活用事例をご紹介しますので、広告活動の参考にしてください。
インフルエンサー×ラジオの事例
株式会社TBSラジオが手掛けた大手飲料メーカーのラジオ広告では、1週間日替わりでインフルエンサーに紹介していただく企画を行っています。
また、この企画に出演していただいた元モー娘。の高橋愛さん、元AKB48の板野友美さん、元AAAの伊藤千晃さん、山賀琴子さん、小室安未さんは知名度も人気も高いインフルエンサーで、TBSラジオならではのタレントブッキング力を活かしキャスティングを展開。
「ラジオ」を媒介することでラジオ予算での広告出稿となり通常のSNS施策と比較して広告予算を抑えることができました。
【関連記事】
ラジオ業界の先駆者 TBSラジオのメディア変革と今後
オフライン広告を扱うオススメ代理店
オフライン広告を取り扱っている企業をご紹介します。
株式会社春光社
株式会社春光社は、交通広告を取り扱う広告代理店です。
電車広告や駅広告、バス広告、新幹線広告、駅看板、空港メディア、タクシー広告、デジタルサイネージなどを取り扱い、交通広告の分析を行っています。
路線や駅、ニーズからエリアを絞ることができるため、効率よくターゲット層の目に留めることができるでしょう。
交通広告は媒体接触率が高いメディアであるため、特に首都圏の交通広告では東京通勤圏の生活者の半分以上にアプローチすることができます。
mark&earth株式会社
mark&earth株式会社は、エレベータにデジタルサイネージを導入し、広告配信を行っています。
多くの人が日常的に利用するエレベータでデジタルサイネージでの広告配信を行うことで、エレベータの利用者に繰り返し情報を届けることができ、広告とユーザーの接点をより深いものにすることができます。
広告だけでなく、天気予報やニュース、建物ごとの案内、エレベータの点検予定日の案内など様々なコンテンツ情報が配信されるため、エレベータ内をより有益で魅力的な空間にします。
参考:
mark&earth株式会社
株式会社オリコム
株式会社オリコムは、オフラインに強みを持つ広告代理店です。
調査分析から、ブランドやプロモーション戦略設計、クリエイティブ開発まで、徹底的に生活者起点から考えられたコミュニケーション設計により。最適なメディアプランニングで確実に届けるプロモーションが展開されます。
オフライン広告とオンライン広告を一括管理し、イベントや展示会、店頭SPなどの多様なタッチポイントで生活者と最適な関係性を構築することに重視しています。
参考:
株式会社オリコム
まとめ
デジタルが進む今の時代でありながらも、今のビジネスにはオフライン広告が非常に役に立つことをお分かりいただけたでしょうか。
オフライン広告には様々な種類があるため、自社の目標や商品、サービスと相性が良いオフライン広告を配信することが大切です。
オフライン広告配信から売上獲得までの導線をしっかり構築し、より効率的な広告配信を行ってください。
ライタープロフィール
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メディアレーダー 運営事務局株式会社アイズ
- 広告・マーケティングに特化した媒体資料のポータルサイト「メディアレーダー」のマーケティング担当。
BtoBマーケティングを始め、Web広告やリード獲得目的の施策を展開中。
「めでぃつぶ」では、広告業界の方、マーケター必見のマーケティング知識・ノウハウを発信しています。
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