公開日:2020年09月25日 更新日:2021年11月24日
「動物病院 × 広告」→「ペット飼い主 × 意思決定者」。TYLが提供する「Ad Space」の唯一性
【提携社インタビュー】
株式会社TYL様
株式会社TYL
事業開発グループ グループ長 岡村公嗣様
御社について教えてください。
当社は「ペットの家族化推進」をミッションに、2017年8月に創業しました。
現在はペット業界で様々なサービスを展開していますが、創業期はペット業界での就職・転職支援を軸に、人材紹介、Web求人、転職フェア、求人誌といったキャリア事業からスタートさせた会社です。
キャリア事業で培った業界最大級のリレーションを生かし、創業より2年半ほど経過した時期に、動物病院の有効スペースを活用した形で、広告事業を開始しました。
広告事業「Ad Space」のビジネスモデルとしては、「
”ペットの飼い主”に対して広告を出したい企業より広告料をいただき、動物病院にプロモーションを委託して謝礼をお渡しする」という構造です。現在は多くの動物病院にご協力いただき、取引規模は順調に拡大しています。
サービスの強みを教えてください。
当社以外の3つのステークホルダーごとにお話しします。
・
動物病院
今までも、ポスターやチラシ、パンフレットなどは、ほとんどの動物病院で設置されていました。
しかし、その多くが各病院長の個人的なつながりからお願いされて、「無償で協力する」というものでした。
よって病院の売上は基本的に患者様からのみ発生するもので、それ以外では発生しないことが当たり前だったんです。
我々は委託の謝礼をお渡しすることで、今まで無償だったものを有償化しています。
ほかの業界で進んでいる
「顧客から直接得られる売上」以外の売上のつくり方の一つを提案することで、ますます変化が激しくなる社会の中で、動物病院の「経営支援」をできることが強みです。
・
広告主
先ほど申し上げた通り、今までは「病院長の個人的なつながり」によるプロモーションがほとんどだったため、ペットの飼い主向けにプロモーションしたい企業からすると、「つながりがない限り、動物病院にお願いできない」、「お願いできても、かなり小規模なプロモーションにとどまる」という問題がありました。
我々が間に入ることで、この問題を解消しています。
つまり、
動物病院と直接のつながりがなくても、規模の大きいプロモーションを行えることが強みですね。
また、広告のターゲットが動物病院の来院者なので、「
100%近くがペットの飼い主」であり、「
家庭内の意思決定者である可能性が高い」点で、高い広告効果を実現できる点も強みです。
そもそも広告で「ペットの飼い主」×「意思決定者」のみにターゲティングすることは非常に難しいと思います。Webメディアや雑誌の読者にも、「ペットは飼っていないが動物好きの方」や、「ペットを飼っている家庭のお子様」といった方へのアプローチも含まれますよね。
そして訴求力を強める要因として、「かかりつけの動物病院にお薦めされる安心感・信頼感」、「動物病院内という、ペットのことで頭がいっぱいの状況下であること」、「同時期にほかのプロモーションと競合しないように当社側での調整が可能」といった点があります。
特に、
「ペットが確実に膝の上やすぐ横にいて、頭の中がペットのことで占有されている」、そしてその場が「いつも信頼しているかかりつけの動物病院である」こと。
このような広告手法は唯一性が高いと自負しています。
・
飼い主
ペットのことを考えているタイミングで、その子のためになるような商品・サービスとの接点ができることです。
目の前のペットについて、今よりもさらに深く考えるきっかけや、その子の生活をより豊かにする出会いを提供できることが、飼い主向けの強みですね。
過去の広告事例をお聞かせください。
ペットフード、ペット保険、ペットのIoTなど、主にペット業界のクライアントが大多数を占めます。
経緯としては、イベントやチラシ配布などの他のリアル媒体から転換されるシーンや、Webからリアルの場へ転換される際にご出稿いただくシーンが多いです。
ペット商材の訴求という面で言うと、今までWebメディアで広告を打たれていた広告主が、新たな切り口として「リアル媒体」×「動物病院」という点に興味を持ってくださることが多いですね。
一度実施すると効果を実感していただけることが多いため、リピートしていただけるクライアントが多く、その反響に驚くと共に、この事業は伸びる!と実感しています。
広告手法としては「ポスター掲載」、「チラシ・パンフレット・リーフレットの配置」、「サンプルの配置・配布」、「実機の試用スペース設置」などがあります。
特に商品サンプリングでは、商品にクーポンコードを掲載すれば効果測定しやすくなるため、飼い主からの反響もよく、クライアントからも好評ですね。
ペット系のイベントと比較して、サンプリングのCVRが約6倍を記録した事例もあります。
これからの展望をお聞かせください。
当社としては、対動物病院の経営支援という観点からこのサービスを運営していますので、多数の広告事例からプロモーションのクオリティ自体をブラッシュアップし、お力になれる動物病院を増やしていきたいと思っています。
それに伴い、より多くの広告主とお付き合いすることで媒体としての知名度を上げていきたいです。
「100%近くがペットの飼い主」、「意思決定者率の高さ」以外のターゲット特性として、「女性比率が約85%」、「ファミリー率が約75%」、「世帯収入が平均より高い方が多い」という側面もあります。
媒体として知名度が上がることで、
必ずしもペット商材でなくても、このようなターゲット特性に当てはまるような商材のプロモーションで、当たり前のようにAd Spaceが使われるようになっていきたいです。
そうすることで、
・動物病院⇒新たな収益源から、安定的に収益を獲得できる
・広告主⇒アプローチしたいターゲットに、的確かつ効果的にアプローチができる
・飼い主⇒大切なペットや自らの生活について有益な情報が得られる
・ペット⇒かかりつけの動物病院が経営され続けることで、入院や検査時の素早い治療を受けることができる
・当社⇒ビジネスとして成長する
という、5者にとってより良い未来に繋がっていくサービスにしていきたいと思います。
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